情熱のスペイン・コルドバ・メスキータの旅

2008/07/12 - 2008/07/19

２００６年に続き、二回目のスペイン旅行。
夫婦だけで行く予定が、息子と娘も同行し楽しい旅と成った。
ＮＨＫのスペイン語講座で挨拶程度は大丈夫だが、少し不安で思い出の多い旅でした。

マドリード、プラド美術館とスペイン広場とトレド巡りの旅
コルトバ、メスキータ見学の旅
グラナダ、アルハンブラ宮殿とミハス巡りの旅
セビリア、フラメンコとカテドラル見学の旅
バルセロナ、サグラタファミリア聖堂とグエル公園と美術館巡りの旅

エリア コルドバ(スペイン)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

国際列車が発着するスペイン鉄道の要、マドリードのアートチャ駅。
使われなくなったホームを植物園に改装している。

構内に建つこの銅像は誰だろう？

各階に繋がるエスカレータから植物園が見渡せる。
三階のテラスには、出発を待つ乗客が多い
一階にある商店街では、旅で必要な食料品から衣料品まで売られている。
娘がユーロを使って、初めてガムを買った。

発着時刻を表示する列車案内。
テロ対策のため航空機並みの手荷物検査があるので、早めに駅に行った方が良い。

スペイン語が解からなくても時間は解かる。
何処にいても時計の針を見ると何故か落ちつく。

スペインの都市を結ぶ新幹線ＡＶＥ、初めて乗車する。

スペイン語で、小文字の（ａｖｅ）は鳥を意味する。

コルドバ駅からグラナダまで乗った観光バス。
メルセデス・ベンツ凄いと思ったら、車体の大きな傷痕をガムテープで補強している。乗っても大丈夫かな？
スペインのドライバーは、運転が荒くスピードを出すと言う。
多少の傷は気にしないのか？でも多少では無かった。

コルドバ駅に到着。
マドリードからコルドバまでは、荒涼とした大地にオリーブ畑が点在している。
何故か収穫期なのに、どのオリーブ畑にも人影が無い。

離れた場所からメスキータを眺めると、建物全体が要塞のように見える。

城壁外側の公園は、地元の親子や若者達が寛いでいた。

ユダヤ人街の近くに有った、外壁が赤く錆びた建物。
近代的な建物なのに、歴史的な街並みに溶け込んでいる。

この大きな石造り門を潜るとユダヤ人街。

白壁の家並みが続くユダヤ人街
後ろ手を組んだ日本人ガイドの後について、だらだらと街を歩く。

ぼそぼそと小さな声で説明は続くが、少し離れると聞こえない。
聞いてもすぐ忘れるから、大して役にも立たない。

紀元前にローマ帝国によって建設されたコルトバは、10世紀、西カリフ国の時代に全盛期を迎える。寺院には学問を学ぶ場ができ、多くの知識人を輩出した。

Ｃａｔｅｄｒａｌ　ｄｅ　Ｃｏｒｄｏｂａ
（Ａｎｔｉｇｕａ　Ｍｅｚｑｕｉｔａ）
メスキーター大聖堂　入場料８€
世界でも最大級のモスクの一つ。
総面積は、２２，４００平方メートル、６，６００坪以上はある。

オリイブの中庭の回廊

オレンジの中庭（パティオ）

メスキータの入口付近

丸天井の装飾が見事

馬蹄形のアーチを二本の柱で支えている。
白い石と赤いレンガで組み合わされアーチは、アラブの独特な雰囲気を漂わせている。

高い天井を支えるため、アーチが二段構造に成っている。

785年、後ウマイヤ朝を開いたアブデラマン1世によって建てられ、増築が重ねられたモスク。13世紀にキリスト教聖堂に転用、16世紀には内部にカテドラルが建立され、複雑な構造に成った。

ステンドグラスから差し込む光が、荘厳な雰囲気を造っていた。

皮製品の店、日本語の案内もある。

店内に飾られた皮の壁掛け
一枚ぐらい買えば良かったと思う。

花の小路、季節が過ぎて寂しい飾り付けだが、絵ハガキを買って我慢。

Restaurante Almudaina
14004 Cordoba Espana

http://www.restaurantealmudaina.com/index_en.html

レストランに有ったステンドグラスの天井

ニンニクのスープ

特徴のない野菜サラダ

アンダルシア風鶏の照焼きとポテトスティク

レストランの前に止まっていた馬車。
今度訪れたときは、馬車に乗って街を巡りたい。

昼食が終わり、ガムテープで補強した観光バスに揺られてグラナダへ向かう。グラナダまでは１７０ｋｍ。右側の道路標識に、日本でも御馴染のカルフールが書かれていたが、機会が有ったら覗いてみたい。