泉州への旅 ― 昔日の海のシルクロードの港を訪ねて ①

2009/11/27 - 2009/11/29

福州からバスで3時間程の泉州を訪ねました。ここはかっての海のシルクロードの出発点だったところで、今でもその面影が随所に残っています。

エリア 中国

福州からバスで泉州に着いたのは昼過ぎで、バスセンターから直接タクシーでホテルへ向かいました。
ホテルは泉州刺桐飯店という名前で、予約は入れていませんでしたが、案内書などを見て、大体よさそうだと思ったので、直接来てみました。部屋は空いていて、すぐチェツクインをすることができました。

チェツクインを済ませ、少し休んだ後ホテルの近くにあるレストランで食事をしました。3種類の料理を頼んだら、びっくりするような分量で、とても多すぎてそんなに食べられません。
この料理はアヒルの首先を煮込んだもので、勿論食べるのは初めてです。

食事をして、ホテル内をぶらぶらしていたら、3時30分位になり、この時間では遠くに行くのは無理だと思い、すぐ近くある東湖公園に行ってみました。

「祈風閣」という名前の楼閣です。かって清朝時代の乾隆帝がここに立ち寄ったそうです。

東湖公園は面積がかなり広く、ゆっくり歩いていると1時間以上もかかりました。11月下旬だというのに泉州では、日中はかなり温かく、公園内にはいろいろな花が咲いていました。この花は福建省内でよく見かけますが、「紫荊花」(バウヒニア）という名前の花のようです。

金魚にエサをあげている家族がいました。棒の先にエサがついているのでしょうか、金魚がたくさん群がっています。

池のほとりでは地元の青年が２人ギターを奏でながら、歌を歌っていました。

ホテルでもらった地図に「美食一条街」というレストラン街がでていたので、夕食でもと思い来てみました。

一条街の様子です。あまり通行人は多くありませんでしたが、いろいろなレストランがあり、客でにぎわっていました。

夕食は昼ごはんが多めだったので軽くすまそうと思い、麺類専門店で麺類を食べることにし、卵麺を注文しました。　

ホテルに戻ると、２組の結婚披露パーティがあるようで、入り口で２組のカップルが来客を出迎えていました。

最近の結婚式は派手で、かなりお金をかけているようです。

次の日は車をチャターしてあったので、早めホテルを出発し、蟳埔村、天后宮、祟武古城、洛陽橋へ見学に出掛けました。
先ず最初に訪ねたのが、蟳埔村です。

泉州大橋です。

次に訪れたのは、「天后宮」です。

寺の中には「散財童士」といわれる子供の像が２体置かれています。

熱心に祈っている人がいました。

これは「魚巻」で、魚をすりつぶし、かまぼこのように固めたものです。この辺の特産品のようです。

この旅行記へのコメント （1）

• びっぱワンさん 2017/11/10 07:40:44

  きれいな写真ですね

  お誘いいただき、泉州、福州の旅行記にお邪魔させていただきました。
  どれも、きれいな写真が多くて、しかも、人物の表情がいきいきとして、
  楽しく、読ませていただきました。
  あと、世界中を旅されているようで（羨ましいです。）、
  また、ときどきお邪魔させていただきます。