灼熱。夏のエジプト（５日目・アスワン～アブ・シンベル）

2009/09/05 - 2009/09/14

灼熱のエジプトを写真好きな一学生が綴るフォト旅行記。全10日。

5日目は、アスワンを出発し、エジプト南端アブ・シンベルに向けて、砂漠のど真ん中を陸路移動します。

見どころは、ひたすら続く砂漠と、世界遺産「アブ・シンベル神殿」です。

エリア アブ・シンベル(エジプト)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 大韓航空

今日の朝食も、宿泊したピラミサ・イシス・アイランドにてバイキング。

さすが高級ホテル。パンもバラエティー豊富です。

今日は、ファルーカではなく、ホテルの船でアスワン市街地へ渡りました。

午前10時30分。

さぁ、エジプト南端、アブシンベルへ出発！

・・・と思ったら、11時まで、切りかけのオベリスクの前のモータープールで足止め。

実は、アブシンベルまでは見通しの良い一本道で、観光客を乗せたバスも多く、国境も近いため、テロを警戒してエジプトの観光警察の車が、バスを先導するのです。

その出発時間は、11時。出発まで、一緒にアブシンベルに向かう車を待ちます。

アブシンベルまでひたすら砂漠の中を走ります。

バスはエアコン全開ですが、それでも車内は暑い。
多めに用意しておいたペットボトルの水がどんどんなくなります（笑）

時間は正午。蜃気楼も見え始めました。

午前中は移動だけに費やしました。

そして、アブ・シンベルの宿「ネフェルタリ・ホテル」に到着！

午後1時半、レストランにて昼食。

ネフェルタリ・ホテルの玄関前ロータリー。

ここのホテルの従業員の方は、皆さんとっても親切でした。

ネフェルタリホテルの部屋。

それにしても、外が熱すぎる。さすがエジプト南端。

アブ・シンベル神殿の観光は3時からということになったので、冷房全開にして、ホテルの部屋に立て篭もります（笑）

そしてやってきた、アブ・シンベル神殿の入口。

ブーゲンビリアの花がきれいです！

ここでも例外なく、入り口ではセキュリティーチェックを受けます。

難なく通過・・・かとおもいきや、X線検査の係員に呼び止められてしまいました。

リュックを開けて、「何も危ないもの持ってないよ〜」って言ったら。カプセル状の"アレ"を指さして、「これは何だ！」って。

ええ、アレとは、一眼レフ用のブロワーです（笑）　確かに見かけは手榴弾そっくり。シュポシュポしてみせると、その場大笑い。

歩いて神殿のある方向に向かいます。

この砂山の反対側が大神殿です！

アブ・シンベル神殿の前で日本語で解説してくれる現地ガイドさん。

いやぁ、初日から思ってることですが、ほんとに日本語が上手い！

現在は、神殿内は撮影禁止です。

残念！

でも、中の警備員さんにバクシーシで、なんとでもなる、という噂も（汗）

こちらは、小神殿です。

こちらも、中には入れますが、撮影禁止。

友人Ａを、小神殿前でパシャリ。

再び大神殿前。

大神殿ははじめ人が多かったので、先に小神殿を見てから大神殿内を見学しました。

中の様子は、いろんなところで紹介されてますので、是非探してみてください。

荘厳です。

アブ・シンベル神殿の前は、アスワンハイダムによってできた「ナセル湖」が迫っています。

当初はこの湖に沈むはずだったアブ・シンベル神殿は、ユネスコの手で今の場所に移設され、事なきを得たのです。

さぁ、夜になりました！

今回の旅行で唯一の「音と光のショー」を見るため、アブシンベル神殿へ向かいます！

ってか、いちいちバスに乗らなくても、アブシンベルは小さな町なので、神殿はホテルから歩いて5分なんですけどね・・・。

足元が暗いからか、わざわざバスを用意して下さいました。

音と光のショーで、青くライトアップされる、大神殿。

カメラ手持ちで、三脚がなかったので、これが限界です。

ショーの途中は、めまぐるしく、さまざまな色にライトアップされます！

ショー終了。

色つきよりは、普通のライトアップの方が、僕は好きだな。

こちらは小神殿。

ショーから帰って、夕食です。

今日はスープが塩が効いてて美味しかったです。ずっと暑いと塩辛いものが欲しくなります。

明日は、超早朝にアブ・シンベル神殿から日の出を見た後、再び陸路アスワンに戻ります。