2009/11/26 - 2009/11/27
2274位(同エリア3746件中)
きっちーさん
京都・壬生にある、清宗根付館を見学しに、不眠不休0泊2日のひとり旅を敢行中です。
早朝、6時代から時間つぶしに伏見稲荷大社の山中を彷徨い歩きました。
ですが、そろそろ他の施設もオープンしてそうなので、御山をおりることにいたしやす。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 徒歩
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-
清宗根付館が開くのは10時から。
お稲荷さんの総本山を散々歩いても、まだ9時近くなので、伏見稲荷大社近くの東福寺へ行くことに致します。
ぜったい歩くまいと思っていたのですが、『京都一周トレイルコース』の誘惑に好奇心が負け、四ツ辻の脇道へと入ります。←悪い癖だ -
ものごっつ急な坂道をくだります。
かなり山道くさくて、『ひとり歩きに注意しましょう。とくに女性』みたいな看板が立っています。
そういうことは、入り口に掲げとかんかいっ。
と、ココロで突っ込みつつ、坂道をおります。
あらわれたのは、めちゃめちゃ立派な豪邸がならぶ住宅街。
付近にお寺があるようには見えません。
オイラは、どこへ出てしまったのだ・・。
案内板も無くなってしまい、困って豪邸の庭園(笑)の植木の剪定に来ていた職人さんに、「すいません〜。東福寺を探しているんですけど」尋ねると、「ちょっと説明しずらいんだけど・・」と、言って「あそこを曲がったら、ひたすら坂道をくだってください」とアドバイスしてくれます。
かなりアバウトな説明ですが、教えてもらった通り、坂道を探して歩くと・・・。
お。
なんかそれっぽくない? -
伸びあがって、塀の向こうをのぞくと、あった!
寺じゃ、寺じゃ♪ -
どこから入っていいのか分からず、いったん坂の下まで行きますが、どうやら塀の途中にあった門から入ればいいみたい?
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東福寺です!
-
でか!
建物でか!
東福寺へ来たのは、中学の修学旅行以来でしょうか。
屋外の長い渡り廊下があったってこと以外、全然っ覚えてないや〜(笑)。 -
室町時代の三門。
国宝です。
でかくて写真に収まらなかったです(涙)。 -
境内にはどういった理由か、警備員さんの姿が目立ちます。
つか、やったらいます。
なんだろ?? -
まあいっか。
平らな場所は良いのう〜。
歩きやすいのう〜。
お稲荷さまの山めぐりで、ちょっと笑っている足をけだるく動かしながら写真を撮ります。 -
そこで注目したのが、コレ!
『特別公開 国宝・龍吟庵』
って、なに〜?! -
わかんないけど覗いてみるか。
期間限定公開かも知んないし! -
川にかかる、橋廊を渡ります。
-
こちらも、あまり紅葉が見えないが・・。
-
ちいさい秋、見つけました(笑)。
-
そもそも、『龍吟庵』がどんなものなのか分かってないのですが、チケットを買って建物に入ります。
渡されたパンフレットによると、室町時代初期の建物で、日本最古の方丈建築だそう。 -
木造の小さな玄関をくぐると、小さな家屋を取り囲むように、白砂の敷き詰められた庭園が伸びています。
重森美玲さんという人が手がけた三庭で、1964年の作品だそう。
ほー。 -
し、渋い・・っ!
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白砂の中に、石枠と黒砂で雲が描かれています。
そこに、思わせぶりに岩が配されています。 -
ある程度、見物客が集まったところで、スタッフの女性が解説を始めます。
黒雲の間に突き出ている岩は、雲のなかに見え隠れし、とぐろを巻いて昇天する龍の姿を現わしているんだそうです!
この西庭(龍の庭)は、『龍吟庵』にちなんだもの。
建物自体は、撮影禁止。
そうなっちゃうと見ものはお庭だけのようですが、この建築は平安貴族の寝殿造から、禅の影響を受けた書院造への移行期に創建されており、融合建築としてとっても珍しいものなんだそう。 -
たしかに僅かでしたが、もみじの重なるお庭は美しい。
ついでなので、中学生時代に観た渡り廊下を辿ろうと、うろ覚えな方向へ向かうと、驚くほど長蛇の列!
団体さんかと思いましたが、個人客の方がほとんどのよう・・。
すごいなー。
「みどりのチケットをお持ちの方は、そのままお進みくださーい!チケットをお持ちで無い方は、窓口でご購入のうえ、お通りくださーい!」
さきほどの警備員さんたちが、ハンドマイクを片手に、入場者をさばいています。
にゃるほどー。
警備というよりは、誘導のスタッフだったのだな。
それにしても、大盛況! -
チケットを買って、勝手知ったる木造の廊下へ足を踏み入れると・・。
わーっ!
すごっ!! -
人も、すご(笑)。
日本だけでなく、中国やコリアの観光客の方が結構いらしているようです。 -
ようやく観れたんじゃないですか?
The 紅葉!!
うつくしかぁー・・。 -
燃える、というよりは、包み込むような赤。
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国籍を問わず、みなさん即席カメラ族です(笑)。
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負けねーぜ。
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勝った。
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誰にだよ。
根拠がナイ(笑)。 -
ついさきほどまで、紅葉らしい紅葉を見られていなかったので、全開になっております!
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どこを撮っても、ふわっふわの木々が眼下に広がります。
来てよかったナリ・・・v -
東福寺は、建物自体がとても素敵なんですけど、こうしてアップしてみると、ぜんぜん撮っていませんね(笑)。
もう、そんだけ夢中になっていたって事なんでしょう。 -
同じような写真ばっかでスミマセン。
この、桃色がかった赤いもみじと、みどりの芝が幻想的で目が離せません。 -
自然に出来た光景ではなく、植木職人さんや、造園職人さんが丹精込めて、ここまで創りあげたんでしょう。
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自然を相手にした造形って、どんな感じなんだろう。
少なくとも、こんな静かな衝動を巻き起こす美しさに、敬意をおぼえます。
すごいよなあ〜。 -
東福寺の庭園デザインはノリノリです。
こちらは、開山堂のお庭。
江戸中期の作だそうですが、球体の植木がどことなく近未来っぽくて。
UFOのようです。 -
開山堂も行列です。
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内装は、中国ちっく。
なんだか、懐かしい感じがしました。 -
庭砂も、お洒落!
いいのかな、お寺がこんなに凝っていて(笑)。 -
これ、相当手間じゃないですか?
たかが砂ですが、こんだけキレイにされると、踏み込んで蹴散らかす人もいなさそう!
割れ窓理論じゃないですけど、キレイにしとくと手が出しにくいというか(笑)。
キレイなものは、それだけで迫力があります。 -
中学生のころは『京都でお寺巡り』なんて、おのぼりさん気分だったけど、大人になってもおのぼりさん気分は変わりません(笑)。
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ただただ一生懸命、写真を撮りまくる、と。
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天気が薄曇りでしたが、うっすら青空が覗き始めます。
青空が出ると、白い雲が黒い建物に映えて、とても綺麗です。 -
休みや 休みや 休みや 嬉しいな〜(涙)。
忙しかったから、こんなまったりした空気の中にいると、マジ癒されます。 -
あー、早く冬休みになんねえかなあ〜。
秋の涼しい光をうけて、芝生に落ちたもみじが折り重なっていきます。
・・みどりと赤って、意外と相性のいい色なんだなあ? -
ちょっと気になっていた事がありました。
しかし、私以外にも同じ感想を持った人がいらっしゃいまして・・。
前を歩く女性たちが、大声で話しています。
「京都のもみじって、ちっちゃくない?」 -
そう。
関東人には、京都のもみじがやけに小さく見えます。
しかし、もともと紅葉を愛でるような風流人ではない為、「そんな気はするけど、こういうもんなのかも・・?」と、思っていたところでした。
やっぱ、そうですよねー? -
さて、11時になったので、もう清宗根付館もオープンしているのですが、万全の態勢を整えて挑むために、ブランチへ行きます!
美術館のきゃふぇてりあへ!! -
なんやねん。
はよ、行けや。
と、突っ込まないように。
せっかく京都へ来たんですもの。
いろいろ野望があるのだ!
京都行きを決めた直後に、ヤフオクで『ボルゲーゼ美術館展in京都』の招待券を落札していたのだよ。
ふふのふ。 -
食う前に観る!(さっきの話はどこへ・・?)
上野じゃ、まずコミコミだろうという事で、京都でゆったり観たかったわけです。
もちろん、上野にも行くつもりですわよ。
展示作品は、ラファエロ、ボッティチェリ、ベルニーニ・・・そして敬愛なるマエストロ!カラヴァッジョの作品がそれぞれ1点ずつと、あとその他って感じですが(←コラ)、ゆっくり何度も観れて大満足ですvv
絵画、彫刻、美術品関係は、総じて肉眼で観ないとダメなんです。
画集は確かに便利なんですけど、実物を前にしたときの吸い込まれるような魅力は、表現しきれません。
だからこそ、本物をみることが素人ながら、私には重要です。
とくに、大好きなカラヴァッジョとボッティチェリの未見の作品が観られるわけですから。
ハイになっちゃいました(笑)。
ボッティチェリはゴッホと同じく、現物をみるまで下手くそなイラストレーターくらいにしか思っていなかったのですが、フィレンツェで生を観てから機会があれば観たいと思っています。
それこそ、印刷では全然わかりませんよ?
こーいう話は尽きません(笑)。
よっしゃ!
御飯だ!! -
あ・・。
ちょっと泣きそ・・。
不眠不休で、京都を歩きまわっていて、やっと一食目です(涙)。
ご〜は〜んん〜っ。
おいしかー(幸)。
美術館のキャフェで、炭水化物をおかずに炭水化物の主食。
そして、炭水化物のデザート・セットを選ぶ、場違いな人間です。
ビコーズ!うどんに・ご飯セットなのだ!
お餅スィーツつき(笑)。
さすが、京都の美術館。
上品なお味でございました♪ -
充電完了。
いざ、清宗根付館へ!!
二条駅で降りて、てくてく壬生方面へ歩きます。 -
壬生寺の黄土色の壁のつづく通りには、なんだか昔なつかしい感じの木造家屋が軒を連ねます。
-
どうやら、人も住んでいるもよう。
-
京都ではなく、東京の下町を歩いているような気分です。
-
そして、ついに・・!!
来ちゃったv
目立つ看板もなく、ガードマンさんが2人もいるので、ぶっちゃけメチャメチャ入りづらいんですけど。
壬生寺の入り口、むかって斜め前にある、『清宗根付館』です。
http://www.netsukekan.jp/index.html
その名の通り、日本で唯一といっていい、根付の博物館。
いやあ〜。
ホントに来ちった! -
清宗根付館の建物自体が、「旧神先家住宅」という京都市指定有形文化財だそう。
そのための、ガードマンさん?
フツーに入っちゃって良いものなのか、戸惑っているとガードマンのおじさんが爽やかに「どうぞ、どうぞ」と招き入れてくれます。
おじゃましまーす。 -
根付とは、江戸時代に最盛期をむかえた、印籠・煙草入れを和服の帯からぶら提げるための、「留め具」です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E4%BB%98
帯に引っかけるものなので、最初はテキトーな身近にあるものが使われていたようですが、徐々に発展してお洒落で凝ったものが作られるようになりました。
うちの旅行記に登場する、狐ちゃんとかネ。 -
すみませぬ。
『清宗根付館』は内部撮影禁止のため、ワタクシの狐ちゃん根付で、失礼します。
なかをご覧になりたい方は、実際に足をお運び頂くか、公式ホームページをどうぞ。
http://www.netsukekan.jp/index.html
形彫根付からハマったくちなので、あまりほかの種類をみたことがなくて、とても残念なのですが・・。
根付にこだわらず、広く『彫刻』で括るならば、おっきいものなら、たくさん見てきてはいるんですが。
なぜか好きなのは、このちっちゃいのに迫力あり、愛嬌あり、哲学あり、洒落のある、根付ジャンルになってしまいました。
不思議です。
上野でだっていいのに、心のままに、京都まで来ちゃったもんなあ〜。 -
狐ちゃん、ズーム(笑)。
江戸時代の終焉、そして和装から洋装への移行とともに、根付需要もかげりをみせます。
けれど、和装がほとんど見られない現代においても、真摯に根付に向き合い、製作を続ける根付彫刻家の方たちが、少なからずいらっしゃいます。
個人的な話で恐縮ですが、職場で仕方なく持つことになったケータイ・アクセサリーとして、ヤフオクで目にしたのが、たまさか現役の根付作家さんの作品だったのですけど。
ようは、この写真の狐ちゃんに出会ってから、ハマったものですから。
知ってからきわめて日は浅いんです〜。
背景を、勉強中ってことで。
ともあれ、普段めったに目にすることの出来ない根付を、ガバッとみられる博物館・・・根付ドリーム幻視中です・・vv -
イメージ・キャラ、あっし(笑)。←むりやり
間が持たないスよー。
なか、撮らして下さいよー。
いや、ホント、味のある建物なんで。
是非、お近い方は行ってみてほしいです。
オフ・シーズン制なので、やってない時のほうが多いので、ホームページで確認してから行くことを強くお勧めします。
この時は、齋藤美洲さんという根付作家がメインで展示されていました。
すごかったですよー。
口では説明できないですよー(笑)。
ただ、展示の位置が低いため、午前中に苛め抜いた足を再度しゃがんだり立ったりで・・・泣きそう・・・。
江戸時代の価格がどんなモンだったのか、不勉強で分からないのですが。
清宗根付館に値段は載っていないものの、現代作家さんの作品は基本非常にエクスペンシブです。
気軽にはチョットって感じ・・。
狐ちゃんも猿くんも(http://4travel.jp/traveler/need/pict/17615001/)、持ち主の方の厚意でウチに来たようなものですから、実際はホントに美術品ですね。
作品のレベルも金額も。
根付作家さんの中には、もっと気軽に使ってもらいたいと、プロの方が銘を変えて、カジュアルに金額も押さえた製作をといった、挑戦をされていらっしゃる方もいますが、こう世情が厳しいと作家さんのそういう試みも、生活かかってるし大変だなーと思います。 -
安くも高くも、広く庶民のあいだに存在していたものが、現代では持てる人しか持てないコレクターズ・アイテムになってしまっているのは、残念です。
ところで話は変わりますが、尊敬する加工師匠のお写真も、この清宗根付館に飾られております!
なのにですねー。
ここの写真は、なぜかちょっと投げやりで・・(笑)。
写真入りで人を紹介しているのに、手だけしか写ってなくて、顔ないのとか、そんなのまであります。
加工師匠も、写真加工師匠なのに、ものすごい素の顔で撮られていました。
も、もうちょっと、笑顔のとか画質良いのを飾ってあげればいいのになあ〜。
せっかく、加工師匠なのに・・。
ご本人に持って来てもらった方が、いいんじゃ・・。
イヤ、まて・・。
加工師匠の写真だけ、うしろお好きだというバロック風とか、ひとりだけメチャメチャ凝っていたら、浮きまくりだよなあ?
やっぱ全員、撮り直しで。うん。
展示してある根付たちも、環境も素晴らしいので、細部までこだわって欲しい、ファン心理です。 -
見届けた・・!
満面の笑みを浮かべて出てきたところで、忘れずに写真、写真。
ガードマンの男性2人に「建物バックで、あっしの撮ってくだしゃい〜」とお願いすると。
「どこからみえられました?」
「横浜です」
「いやー。横浜で有名になっちゃったら困るから、我々はどいてますね!はははっ!」
・・・・京都といえども、やはり関西のオトコだなあ・・。
面白キャラな、ガードマンさんたちでした。 -
地元のことは、じもちーにきけ!
レアなご当地情報をゲットしようと、
「このあたりに、ここ(根付館)のような施設ってありますか?」
尋ねてみます。
「ありますよ」
「えっ!あるんですか!?」(びっくり)
「いま、地図をお持ちしますね」
「あ、ありがとうございますー!」
ガードマンさんが持ってきたのは、商店街の地図・・・?
「新撰組に興味がおありですか?」
「え・・・いや、別に・・」
「そうですかー。すぐそこにある壬生寺も新撰組で有名なんですよ?」
ちょっと残念そうな、ガードマンさん。
気を取り直して、
「美味しい店も載ってますから、どうぞこの地図をお持ちください!」
根付関係の施設を教えて頂きたかったんですが、ガードマンさんがあまりに親切だったので、うっかり新撰組ゆかりの壬生グルメマップを受け取ってしまいました。
これも思い出(笑)。
せっかくなので、壬生寺にもお参りを。 -
あれ?
思ったより閑散としています。
それに、あっちにも入口があったような??
お寺がふたつ並んでるのかなー?
敷地も、もっと広いのかと思いました。
まあ、東福寺を観たあとだったので、そう感じるだけかも知れません。
そか。
そしたら、最後にあそこへ寄るかなー? -
さあ、どこでしょう(笑)?
-
これで、お分かりの方もいらっしゃるかも。
そう!
権天使しゃんの心を揺るがした、行楽シーズン真っ盛りの、清水寺でございます。 -
山の中より、日当たりが良いところのほうが、紅葉しやすいんでしょうか??
キレイだ〜vv -
陽炎のようにさざめく赤が、境内にまき散らされています。
-
カレンダーにでも出てきそうなリアル風景に、しばしカメラ小僧。
-
ああ、しまった。
ここには、ガードマンさんズがいない・・。
(自分写真を撮っちくれるヒトがおらん〜) -
ガッカリ。
しかし、そうこうしているうちに、時間は3:20!
4:29京都駅発の『早割ひかり』の切符を押さえてあるので、それに間に合うように駅へ到着せねばなりません!
でもでも・・・せっかく、清水寺へ来たんですもの・・。
アレが見たい・・。 -
向かった先は、そう。
清水の舞台っ!
過去に本当に飛び降りた人が少なくない(!)、おっかない舞台です。
(でも、致死率は低いそう)
時間ねーですけど、やっぱ拝んでおきたかったのだ〜。 -
おうっ・・!
ここも、すごい人だ〜(汗)。
舞台、落っこっちゃったりしないんスかね?! -
朝のニュースでもやっていた紅葉を撮ろうと、ベストな撮影ポイントを探しますが・・・。
くっ・・!
隅っこじゃ、撮れないじゃん(泣)! -
何とかもぐりこんで、スペースをキープ!
負けないっ!
頑張りましたが、これしか撮れず。
無念でござる。
でも肉眼で観たし、ヨシとしやう。 -
それにしても、すんごい人出。
有名なのは知ってましたが、ここまでとは。
きっと、市内のホテルなんかも満員御礼でしょうね。 -
本当はこの先に、まだまだ続いているんですけど、タイム・アウト!
すでに、3:30です。
4:29に新幹線が出てしまいます。
乗り遅れたら大変なので、そろそろ駅へ引き返さなくてはいけません。
ぶーぶー。
清水寺の最寄り駅である、清水五条駅まで五条坂をくだって戻るのに20分くらい。
清水五条駅から、京都駅まで15〜6分で行けるか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと、もう時間的にヤバイか?
心配になってきたので、タクシーで駅まで行こうと、五条通りで行きかう車を見つめますが、空タクシーが通らないっ。 -
やばい!やばい!やばい!
タクシーを拾うのに見切りをつけ、あわてて清水五条駅へと走り出すと、角からひょっこり空車タクシーが信号待ちで停まっています。
おこないが良いから!!←すでに嘘イチ
「すいません。京都駅までお願いします!!」
「ハイ、京都駅ですねー。どっちぐちですかね?」
「ええと、新幹線側で・・」
「ハイ、新幹線のほうね」
ベテランそうな運転手さんで助かりました。
夕方のラッシュのなか、すいた裏道を次々すり抜け、あっという間に京都駅へ到着です。 -
これ、往きのバスが停まった改札方面だな。
「あ、しまった!」
清算しようとすると、運転手さんが素っ頓狂な声をあげます。
「え?なんですか?」
「メーター倒すの忘れちゃったよ!」
「じゃあ、だいたいの相場でいいんで、おっしゃってください」
「いいよ!いいよ!年かな〜?さっき、走り出した時に、信号かわりそうだったでしょ?焦っちゃうと、ついねえ・・」
結局、ワンメーターぶんだけで、あとはサービスしてくれました。
時間もまだ、4時ちょっとすぎ。
おみやげ買えるじゃん!
走り去るタクシーのうしろ姿に、感謝!
なんか、悪いことしちゃったような・・。
私の時間に焦ってたのが、うつっちゃったのかなあ?? -
空を見上げると、暮れはじめた空に、うっすらと月が顔をのぞかせていました。
日本屈指の観光地、秋の京都に夜が訪れようとしています。
あわただしくも、充実した1日・・もとい、0泊2日。
・・・・・あとは駅弁!買っていこう、なのだ。ふふふのふ。
そして――購入された駅弁は、撮影されることなく、ひかり車内にて早々に完食されてしまったのでありました〜っ!(だって健診終わったんだもん)
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!
いずれ、もっかい行ってみたい、清宗根付館です。
「行ってみようかな」と思われた方、ぜひ!
再チャレンジの時に、私も参考にさせて頂きます(笑)。
それでは、また!
ありがとうございました!!
きっちー
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