2009/11/07 - 2009/11/16
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おじょまんさん
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グラナダ、マラガ、ミハス、コルドバ、マドリッドの旅
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-
11/12(木)
朝食の近所のパン屋で買ったパンと隣のスーパーで買ったヨーグルト。
マラガ駅へ。
昨日のことがあったのにもかかわらず、ケチんぼの夫は「バスで行く」と言う!
「歩いて20分ほど距離だし、道も把握できたし、本来の予定では”歩く”予定だったんだからね。バスに乗れるだけありがたいと思いなさい」と。
「絶対反対!」「タクシー、タクシー!」と強硬に反対する。
チェックアウトを済ませると、レセプションの女性は「タクシー?」と聞いてくれた。
つかさず「Yes,please!」と答える私。
へっへーーん!
(タクシー代 5ユーロ) -
駅のに停まっていたAVE(新幹線のような列車)。
しかし、私たちが乗ったのはこれより格下のAVANT。
マラガ⇔コルドバ間は約1時間の距離。どちらに乗っても時間的に大きく変らないのに値段は倍以上もするので。(この選択には逆に夫から「ケチ」と言われる)
9:10マラガ発10:15コルドバ着
(1人20ユーロ) -
コルドバ駅からホテルまでもタクシー!
(ケチケチ夫は嫌そうだったけど、ホテルまでの道のりは非常に入り組んでいて迷ったかも。タクシーで正解。)
Hotel Conquistador
(エクスペディアで予約 1泊11282円)
今まで泊ったホテルと比べると大差ないレベルのホテルなのに高い!メスキータの目の前という場所代が高いのかな?
鍵をもらって部屋へ。
カードキーを差し込んでも明かりがつかない。
近くで掃除をしていた女性を呼んで調べてもらうが・・つかない。(調べると言っても、差し込んでは叩き、差し込んでは叩き・・しただけ)
レセプションで修理の人を呼んでもらう。 -
やってきたオジサンは部屋にある電化製品のプラグを抜いてはブレーカーを入れ直し「おー、惜しい」と落胆しながら、別のプラグを抜いてブレーカーを入れ直す。
いい加減こっちも疲れてきて「部屋を変えて」って頼んでみるも、「大丈夫」「次はこれを抜いて・・」と、原因探しに一生懸命。(なんか、とってもイイ人っぽい)
ようやくテーブルランプが原因であることを突き止めて満足気。
テレビの電源を入れ、わざわざ中国語番組に変えてくれる。(違うってば!)
「あとで代わりのものを持ってくるから」と言い残してランプを持ち去った。が、代わりがやってくることはなかった。
部屋のセーフティーボックスの鍵はレセプションで借りる。
保証金として20ユーロが必要。(ちゃんとチェックアウト時に返してくれます)
写真は部屋のバルコニーから見える中庭。 -
話はそれるけど、
昨日、現金が底をついたのでATMでお金を引き出した。
200ユーロ・・と入力。
出てきたのは巨大な紙幣2枚のみ。
一瞬、目が点になった。
100ユーロ紙幣なんて初めて見た。存在すら知らなかったです。(今でも何度か引き出したことがあるけど・・お目にかからなかった)
で、これを使うのが大変。
1枚目は大きめのスーパーで。(紙幣をチェックする機械がある)
2枚目はこのホテルでセーフティボックスの鍵の保証金を支払う際に。
どちらの場合も100ユーロ紙幣に一瞬「えっ!」という顔をされる。
「今後は190ユーロずつ引き出そうね」と夫と確認し合う。
100ユーロ紙幣2枚じゃ、使いたくても使えない場所がほとんどで不便。おまけに出す時もドキドキするし。 -
話を戻して、メスキータ見学。
(入場料・1人・8ユーロ)
入り口で日本語のパンフレットをもらうが、翻訳機にかけたような日本語で、読んでいても頭の中に染み入ってこない。 -
アホみたいにたくさんの写真を撮ったのに、これっていう良い写真がない。技術不足。
-
イスラム教とキリスト教の融合。
世の中もこんな風に上手く交わえればいいのにね。 -
中心に位置するキリスト教の大聖堂部分。
きらびやかです。 -
ユダヤ人街を散策。迷いっぱなし。
「花の小道」で記念撮影。 -
昼食。
Meson Bodega SanBasilio
ガイドブックに載っていた庶民的な店。
外から見ると立ち飲み屋のよう。たくさんのオヤジがたむろっている。
フランス人のグループもやって来て中を覗いていたが(彼らの持っていたガイドブックにも紹介されていたようだった)、なにやら話し合った末に去っていった。
夫が中に入って昼食が食べられるかどうか聞いてくれる。(ちなみに彼は只今スペイン語の勉強中)
食べられるけど、2時からだそう。
まだ15分ほどあるので近くのペンチで時間をつぶす。
そしてようやく食事!
立ち飲みカウンターの奥にテーブル席があった。時代を感じさせる古い造り。
ランチセットは紙に書いたメニューがなく、店のおじさんがスペイン語で説明してくれる。前菜の「サラダかスープか?」までは理解できたものの、メインの説明には全くちんぷんかんぷん。おじさんも困り顔。
仲間と飲んでいた英語が話せるおじさんがやってきた。献立を英語に訳してくれようとしてくれるが、この手の説明は難しく断念。
メインは2品からの選択だったので、店のおじさんと客のおじさんが勝手に話し合って、両方1品ずつってことに。
まずは前菜。
スープはグラナダでも食べたガスパチョ。ここのは生ハムとチーズが載っていた。グラナダの店のものよりも庶民的でお母さんの味っぽい。味もはっきりしている。おいしい!
サラダはサラダ。こっちもドレッシングの味がはっきりしている。 -
お昼のセットには飲み物もついていた。
喉が渇いていていたのでビールを選んだのだが、
先ほどメニュー選びを手伝ってくれた(結果的には手伝ってないけど・・)おじさんが再び現れた。
「なーんだ、ビールを飲んでいるのかーー、ここのワインは美味しいんだぞ!」とおじさんがワインをご馳走してくれた。
このおじさんの娘さんは大阪に住んでいるのだそう。
で、日本人が大好きって。(嬉しい!)
メイン。
1品は小魚のフリッター。マラガで食べたものと同じだ。
シンプル・イズ・ベスト。
もう1品は、レモンとにんにくでマリネにした白身魚をフリッターにしたもの。味がしっかりと付いている。
アイオリソースが添えられている。
薄味の小魚と、しっかり味の白身魚。半分ずつシェアしてちょうどイイ感じ。 -
もうお腹がいっぱいで胃袋に余分な隙間は無かったのだが、せっかくなので1品はデザートに。もう1品はコーヒー。
デザートはカスタードクリーム。オールスパイスを振りかけて、「マリー」ならぬ「マリア」ビスケットが載っている。
クリームの水分を吸ってしっとり。
どこか、インスタントっぽい味がしなくもないが、こういうものならお腹がいっぱいでも美味しく食べられる。
以上で1人8ユーロ。
入り口にクレジットカードのシールが貼られていたのだが、なにやらの理由で(聞き取れませんでした)使えず、ニコニコ現金払い。 -
アラブ浴場を見学。
(入場料・1人・2ユーロ)
昔はこんな風に使われていたんですよ・・という説明のビデオを見せてもらう。
その後に見学。
あまり広くはなく、短時間で見学終了。 -
正直、今一歩興味が持てなかったが、
唯一、興味を覚えたのがこれ。天井に開けてある空気穴。
お尻の穴みたい(?) -
ローマ橋を渡った所から見るメスキータ。
橋のたもとは只今工事中。 -
またまたユダヤ人街を何度も迷いながらシナゴガへ。
(入場料・1人・0.3ユーロ)
この地方にはもうココだけにしか現存しないそうです。 -
シナゴガの隣にあるアンダルシア博物館。
(入場料・1人・2.5ユーロ)
昔の人々の生活を知ることが出来ます。 -
メスキータの中はもちろん素晴らしいけど、外壁も美しいです。
-
夕食
メスキータ東側の通りと、裏側のcardenal gonzalez通りが交わる所にあったレストラン。(名前を忘れてしまいました)
なぜここに入ったと言うと、ここのメニューはどれも3段階(タパス・ミドル・フル)のサイズが選べるから。
まだ昼食が消化しきれていなくて軽く食べたかったので。
手前はコルドバ名物のフラメンキン(Flamenquin)。
これはフルサイズしかなかった。
エビを芯にして、生ハム、チーズが豚肉で巻かれている。
表面には脂のネットでも巻いてあるのか、パリッパリに揚がっています。
外はパリパリ、中は柔らかくジューシー。
添えられている緑色のアイオリソースがまた旨い。
奥は、これもコルドバ名物のrabo de toro(牛テールの煮込み)。
これはタパスサイズ。
ガイドブックにはドライフルーツと一緒に煮込まれていると書かれているので甘味かと思っていたけど、この店のものは甘くなく普通のデミグラスソースっぽい味。
徐々にお客さんがやって来て、私たちが店を出る頃には満席に。
(ほとんどが観光客のようでしたが)
ちょうどお腹いい加減に、美味しい食事が出来て満足!
+飲み物2杯で16.3ユーロ
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