2009/07/12 - 2009/07/12
113位(同エリア178件中)
まみさん
2009/07/12日 クリミア半島4日目(現地英語ガイド&車付)
・改装が終わったばかりのヤルタのホテル・マリーノ内を見せてもらう
・ヤルタの聖アレクサンダー・ネフスキー寺院にてミサを見学(聖パウロ聖ペテロの日)
・マサンドラ宮殿
・ヤルタのチェーホフの家(外観と庭のみ)
・フォロス村(Foros)のイエス復活教会
・デスバレーのクリミア戦争記念碑
・バラクラバ湾
・セバストポリのナヒモフ広場と港
・ヘルソネス遺跡とウラジーミル教会
・シンフェロポリ駅の市場めぐり
【一等寝台泊:クリミア半島のシンフェロポリからオデッサまで】
セバストポリでの観光は本当に大急ぎでした。
ガイドと車付きでも、せめて半日は日程を割けばよかったです。
特に、セバストポリが舞台となった戦争(おそらくクリミア戦争と第二次世界大戦)の巨大なパノラマの絵だけが展示されてあるというドームは、外観だけしか見られなかったのは非常に残念でした。
巨大な戦争画しかないパノラマ・ドームということで、3年前の2005年のポーランド旅行のヴロツワフで行きそびれたラツワヴィツカのパノラマのことを思い出したから余計に。
現地ガイドのニーナいわく、私が興味あると言ったから、予定にはなくて時間はないけど、外観だけでも見るために寄ったということでした。
まあ、確かにそうなんですけどね。
今回のクリミア観光での旅程は、私が現地代理店の担当者のオリガとメールでやりとりして決めたものです。
その私が、このパノラマ・ドームがあることに気付かなかったのだから、少なくとも立案中にLonely Planetその他で下調べしたときには興味を持たなかったのですから、プランに盛り込みようがありません。
ラツワヴィツカのパノラマの公式サイト
http://www.panoramaraclawicka.pl/en/what_to_see.html
パノラマに行けなかったけどヴロツワフの旅行記
「2005年夏のプラハ・ポーランド旅行20日間 その10 ヴロツワフ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10032281/
セバストポリ市内は、他には中心となるナヒモフ広場と港を見たきりです。
バラクラバ同様、外海からは見えない、軍港として絶好の地形を見ましたが、そこでもゆっくりできたわけではありません。
本日の観光はセバストポリで終わり、そして4日間のクリミア観光もこれで終わりです。
今晩のオデッサ行きの寝台列車は19時25分発です。
余裕を見て18時に始発駅のあるシンフェロポリに着くようにするにしても16時に向かえばよいと言ったのはニーナなのに。
何をそんなに急いでいるんだろうと首をかしげていたら。
あったんですよ、セバストポリ最大の(?!)のみどころ、ヘルソネス遺跡が、旅程の最後に残っていました@
これも、私はころっと忘れていました。
今回のウクライナ旅行の立案の際に、現地ガイドに案内してもらう手前、クリミア半島の観光プランを真っ先に決めました。それが4月半ばですから、2ヶ月前です。
しかも、現地ガイドに案内してもらえばいいやと受身だったから、アクセス方法とか、気持ちよく観光するために気をつけなくてはならないこととか、クリミアについては全般に、あんまり詳しく下調べしませんでした。
なので、そういえばヘルソネス遺跡も旅程にも盛り込んだんだ、と遺跡に着いてから思い出しました。
ニーナもセバストポリでの最大のみどころはヘルソネス遺跡と思っていたようです。
ニーナは考古学が好きですし、以前、ドイツ人の考古学チームを案内したとき、彼らはぶっ続けで18時間も遺跡で過ごしたのに、それでも満足できなかったくらいの遺跡なのです。
ニーナはそのときに、彼らをガイドするだけでなく、逆に専門家の彼らから遺跡についてガイドされたので、話したいことがたっぷりあるようでした。
でもヘルソネス遺跡でも、大急ぎの見学でした。
ウラジーミル教会の中が見学できたのは、教会好きの私には嬉しかったですが、海岸沿いまではとても足を伸ばす時間はありませんでした。
ちなみに、ウラジーミル教会は、ロシアのプーチン大統領が廃墟跡を訪れて惜しんだおかげで再建が急速に進んだそうです。
なので、2年前に完成したばかりの、まだ新品ぴかぴかの教会でした。
この教会が捧げられているウラジーミル大公は、988年に東方正教会を導入してキエフ大公国をキリスト教化しましたが、この教会は、そのウラジーミル大公の洗礼にちなんで建てられました。
「トルストイの物語で知られる町セヴァストーポリ
セヴァストーポリはギリシャ語で「高い都市」という意味。紀元前5世紀には、古代ギリシアの殖民としヘルソネスが建設された地域として知られる。1783年にはロシアが占領、現在の都市を創建した。1804年ロシアの黒海艦隊の基地となり、クリミア戦争ではトルストイの『セヴァストーポリ物語』で有名な349日間の包囲攻撃に耐えた。また第二次世界大戦では、ドイツ軍に250日間包囲された後、町が破壊されている。(後略)」
(「地球の歩き方ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、コーサカスの国々」('08〜’09年版)より)
※2009年ウクライナ旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2009年ウクライナ旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10359084/
詳細版「2009年ウクライナ旅行の詳細旅程」(もう1つのブログ「まみ’s Travel Diary」より)
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2009/07/2009-2271.html
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セバストポリの路線バス
都市間を結ぶ長距離バスよりもずっときれいです。 -
トロリーバス
都市間を結ぶトロリーバスよりもずっときれいです。 -
戦争を描いた大パノラマだけがあるというミュージーアム
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モスクワから来ている水兵さんたち
ニーナが「どこから来たの?」と簡単な世間話をしたので分かりました。 -
水兵の塔
鐘の代わりにセバストポリの歌が流れるそうです。 -
ナヒモフ広場、港への入口
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セバストポリ港とイーグル・コラム
イーグル・コラム(鷲の柱)は、1854年にソ連船が敵船の港への侵入を阻むためにわざと沈没した事件を記念して1904年に建てられました。 -
沈没船の記念碑のイーグル・コラムと桟橋
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ナヒモフ広場と港
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遠景に第二次世界大戦のモニュメント
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第二次世界大戦のモニュメントと港
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セバストポリのシンボル的な橋
お団子のようにふっくらな形のアーチ@ -
ナヒモフ広場からマトロスキー広場に抜けて
たくさんの現地ツアー・コースあり。
ただし、おそらくロシア語オンリーで、英語のツアーはほとんど見つからないだろうと思います。 -
ナヒモフ広場の港への入口
これよりぐっと右手に南湾が細長く続いています。 -
セバストポリ南湾
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ナヒモフ広場の隅の記念碑に……
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なんとATM!
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ヘルソネス遺跡
いったん車に戻ってから、到着しました。
この写真を撮っている段階では、「あら、絵になる遺跡!」と思ってシャッターを切っただけで、これがヘルソネス遺跡とも、我々がヘルソネス遺跡に向かっているとも気付かず、のん気に構えていました。
今日の観光がこれで終わりとは、まだ早いんじゃない?───なんて思いながら。 -
ヘルソネス遺跡とウラジーミル教会
これも車窓から撮ったものです。
駐車場にはあとで入れればよいですし、ドライバーのビクターは見学しないので、入口のすぐ手前まで車で移動しました。
車を下りてようやく、かの有名なヘルソネス遺跡に来ていることに気付きました。
鈍い私@ -
海沿いに広がるヘルソネス遺跡
入口ではチケット売り場に行列が出来ていたのですが、ニーナは「時間がないから」と、観光協会か何かの証明書を見せながら、先に入れてもらうように門番に交渉して、行列をすっとばしました。
自力で旅行していたら、とてもできない芸当です@ -
海沿いに広がるヘルソネス遺跡
このあたりは歩きながら写真を撮っただけで、素通りしています。 -
案内マップ
さきほどまでの素通りしたところの写真は、この地図でいうと、右上の10や11や8や12と番号がふってあるところです。
見学したところは、4番の劇場跡、5番の教会跡、3番のコインの池、2番の古代のモザイク・コレクション、そして20番のウラジーミル教会です。
そのあと、16番あたりから海に向かって広がる遺跡を眺めてから戻りました。
黒海沿いにある18番の鐘は、ヘルソネス遺跡のシンボルだそうです。
「東西文化の交流ヘルソネス
クリミア半島は紀元前6世紀に古代ギリシアの植民地となった。その都市遺跡がセヴァストーポリにあるヘルソネスである。遊牧民であったゴート族、ハザール人、ペチェネーグ人などがヘルソネスを通過点として東西を行き来して、地中海やエーゲ海からの船がヘルソネスに立ち寄り、漆器や彫像、織布、鏡、宝石類をもたらした。
城壁で囲まれた都市跡は、現在野外博物館とゆなっている。広いし基地内には円柱が立つ神殿、半円状の劇場、床のモザイク画、造幣局などが残っている。また内部には古代ギリシア・ローマ博物館と中世博物館のふたつの博物館があり、ヘルソネスや近郊で発掘された肖像画、円柱の上部、モザイク画などが展示されている。」
(「地球の歩き方ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、コーサカスの国々」('08〜’09年版)より) -
古代ギリシャの劇場跡
ギリシャ時代の劇場が、ローマ時代にはコロセウムとなり、後にそれらを無視するようにビザンチン教会が建てられています。
手前の花はアーティチョークですね。
一昨日のヤルタのニキーツキー植物園で見ました。
そのときは初めて見たと思ったのですが、去年(2008年)のブルガリア旅行中には、現地ガイドに「マガーレシキ・ボディル(ロバの鼻)」って教わった花と、よく考えたら同じではないかしら。
でも、この花がアーティチョークだと知ったのは一昨日が初めてです。
昨日のヤルタのニキーツキー植物園で撮ったアーティチョークの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/17599324/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/17599325/
関連の旅行記
「2009年ウクライナ旅行第6日目(5)ヤルタ:花のタイミングは微妙だったニキーツキー植物園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10386229/
ブルガリア旅行でマガーレシキ・ボディル(ロバの鼻)と教わった花
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14357815/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14357816/
「2008年ブルガリア・ハイライトその9:花と実り豊かな夏のブルガリア・その1」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10264144/ -
古代ギリシャの劇場跡
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紀元前3世紀の古代ギリシャの劇場だったときの平面図
劇場の図の上に、10〜12世紀の正教会の平面図が重なっています。 -
ローマ時代のコロセウムの想像図
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ビザンチン教会跡の一部
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6世紀のビザンチン教会の想像図
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コインの庭
ニーナいわく、様々な珍しいコインが発見されたからそう呼ばれているそうです。
というより、造幣局があったところ?
その出土品はおそらくヘルソネス遺跡内の博物館に展示されていると思いますが、見学せず。
そんなにゆっくりしている時間はなかったし、私自身もあまりコインには興味がないですしネ。 -
コインの庭の説明看板
「コインの庭」って、これの直訳じゃん、ニーナ!
説明はロシア語のようです。見覚えのある単語があるから。
最初の文は、紀元前4〜3世紀の建築物と書かれてあります。
最後の文は、1904年に発掘されたと書かれてあります。
残りは……辞書を片手に一日くらいうんうんうなれば翻訳できるかも!?
(そこまでする根性はないので、あしからず@) -
ローマ時代のモザイク・コレクションの展示より
ヘルソネス遺跡は美しいモザイクが残っていることでも有名だそうです。 -
この地方の生産物であるブドウや果物
こういうモザイクが作られた、かなり初期の例だそうです。 -
ハート型の葉っぱ@
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モザイクで描かれた鳥
ニーナがとなりにいた見学者からミネラルウォーターをもらって、水をかけました。
するとみるみる色鮮やかに!
そんなことが堂々とできちゃうのも、ニーナが正規のガイドだから@ -
貴重な色のあるモザイク
緑のモザイクが使われたのはここが初めてだそうです。 -
ヘルソネス遺跡のシンボルの鐘と黒海
鐘は、数年前までパリに持ち去られてノートルダム寺院に置かれていのですが、最近、返還してもらったそうです。 -
ヘルソネス遺跡と黒海
こっち向き、逆光でした。 -
住居跡とコバルトブルーの黒海
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2年前に2年間かけて大急ぎで再建されたウルジーミル教会
まだ再建されたばかりなので、新品ぴかぴかです。 -
ポストカードより、ウラジーミル教会内部
イコノスタシス(聖なる空間と俗なる空間の境界であるイコンの壁)とその向こうの礼拝室(聖職者しか入れない聖なる空間)の天井です。
かなり規模の大きい教会でした。
ウクライナ正教会もロシア教会同様、イコノスタシスは建物に比して低く、その向こうの礼拝堂の天井がよく見えるのが特徴のようです。
それに対して、ルーマニアやブルガリアの正教会のイコノスタシスはもっと天井近くまで高いのが多かったですネ。 -
ポストカードより、ウラジーミル教会内部
おそらく階下の礼拝堂のイコノスタシスです。
ポストカードは1枚2.00グリブナでした。
(2009年7月現在、1フリヴニャ=約14円で換算) -
教会前、ウラジーミル公がキリスト教に洗礼した場所の跡
「2009年ウクライナ旅行第8日目(6)クリミア半島:シンフェロポリめざしてクリミア最後のドライブ&駅前の市場めぐり」へと続く。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10402872/
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