2008/07/06 - 2008/07/22
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まみさん
夏のヨーロッパの嬉しいところといえば、日照時間の長さ以外では、花に溢れていることでしょう。
それまで年に一度の海外旅行を冬や秋や春に出かけていたときには知りませんでした。
ヨーロッパの夏は日本の春のごとく花が咲き乱れているということを。
初めて夏にヨーロッパを旅行したとき(2003年オーストリア旅行)、街中や野原に溢れる花に驚嘆!
今年のブルガリアももちろん、例外ではありません。
見かけた花、気になった花をメモしてきました。
バラ
ひまわり
スイバ
熊手のような黄色い花(ビロードモウズイカ)
アザミ
青いジジバリのような花(チコリ)は少なめ
立葵
ムクゲ
ときどきポピー
びっくりするぐらい大きなガマ
レースフラワーは少なめ
ときどき小ぶりのユリ(たぶんコオニユリ)
アジサイ(ハイドランジア)
アジサイによく似た白いアロエの花
ピンクのふさふさ(ヤナギラン)
ろくろくっ首のようなマガーレキシ・ボディル(ロバの鼻)
ノウゼンカズラ(キタイスカローザ)
白い小さなグランドフラワー(名前が分からない)
日本でも夏の花としてよく見かける花もあれば、咲いているでしょうけど私の身近では余り見かけない花もありました。
見覚えあるけれど名前の分からない花もありました。
花だけの写真を撮るのはなるべく控えるようにしましたが───無理に我慢することはないでしょう。そそられればカメラを向けました。
特にその背景にブルガリアらしさが出せるのであれば。
少なくとも海外で撮ったのが分かるようであれば。
せめて、近所ではなかなか得られない背景の写真になりそうなら。
今回のブルガリア旅行では、前半がガイドと車で回りました。
なので、移動途中でも、野の花を撮るために気軽に車を止めてもらうことができました。
そうして否応なく貯まった花の写真のうち、ブルガリアといえば……のバラと、楽しみにしていたひまわり畑、それからすっかり気に入った熊手の形の黄色い花(ビロードモウズイカ)以外を集めてみました。
50枚を超えたので、旅行記は2つに分けました。
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アザミとビロードモウズイカとポプラの木
日本でいうなら、まるで春の野のよう!
これがヨーロッパの夏ですね。
2008.07.07(月)、ベオグラドチックへ向かう途上、もうすぐバルカン山脈も終わりの道路脇にて撮影 -
ひまわり畑を背景に、チコリとスイバ
ずっとずっと気になっていたこの青い花。
去年のルーマニアでもさんざん目にしていて、ずっと名無しのごんべぇのままでした。
手持ちの花の本の写真をなにげなく眺めていて、見つけました!
「チコリ」と判明。
野菜のチコリ。たぶん、食べたことはないけれど。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12717468/
関連の旅行記
「2007年ルーマニア旅行第5日目(4):短い晴れ間の午後のシギショアラ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10180036/
2008.07.07(月)、ベオグラドチックへ向かう途上、モンタナの街の近郊にて撮影 -
あじさいとブドウ棚のあるお宅
ブドウ棚は日陰を作るために好んで植えられているとのこと@
ガイドに聞いたところ、紫にならない、緑のままのブドウが多いようです。
食用にしないのかなぁ。これでワインは作らないようですが。
それから7月のブルガリアでは、あじさいのあるお宅をたくさん見かけました。
もっとも、いわゆる日本の「あじさい」ではなく、「ハイドランジア(=西洋あじさい)」の方でしょう。
白いあじさいもあったのですが、それは「アロエ」だと言われました。
2008.07.07(月)、ベオグラドチックからソフィアに戻る途中で撮影
「ハイドランジア(ユキノシタ科)別名=せいようあじさい
花言葉=移り気
英名=hydrangea
日本原産の落葉低木あじさいが、中国を経て1789年にヨーロッパに伝わり、改良されたのがハイドランジアです。ふつうのあじさいも青色や紫色の美しい花ですが、ハイドランジアのほうは、花が大きく、花色も濃紅色、濃紫色などよりはなやか。花弁の縁がフリル状やスカラップ状のもの、花が覆輪のもの、白、ピンク、紅色、紅紫色と次々に色が変わるものなど、さまざまな園芸品種があります。あじさいと同じく花色が変わるのを心変わりにたとえて「移り気」という花言葉がつきました。」
(「花言葉【花図鑑】」(写真&監修 夏梅陸夫)より) -
チコリの咲くヴィトシャ山
首都ソフィアを見下ろすヴィトシャ山エリアも、いまやソフィア圏内です。
場所によってはごみだらけだったり、工事のやりかけのような美しくないところもあったのですが、ソフィアから南に向かったこの日は、ヴィトシャ山の美しい姿を見ることができました。
冬になるとスキーもできるみたいですよ。
2008.07.08(火)、ソフィア近郊ヴィトシャ山中にて撮影 -
バラの咲くおじいさんの家のアロエ
白いアジサイ!
かと思ったらアロエだそうです。
食用にしないアロエ。
ブルガリアであちこちで目にしました@ -
バラの咲くおじいさんの家の畑
小さな家庭菜園。
これがブルガリアの庭@
手前がネギで、奥は何でしょう。
2008.07.08(火)、ソフィア近郊ヴィトシャ山中のお宅にて撮影
おじいさんちのバラの写真はこちら@
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328477/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328478/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328479/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその6:ブルガリアのバラ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10262840/ -
山の景色を撮るために車を降りたのだけど
まだ青いけれどプラムがたくさん!
背景に写っているのはリラ山脈です。
2008.07.08(火)、リラ山脈とピリン山脈の境目のシミトリ町の郊外、国道1号と19号の交差点にて撮影 -
たくさん果実がなっているのって、どきどきします@
2008.07.08(火)、リラ山脈とピリン山脈の境目のシミトリ町の郊外、国道1号と19号の交差点にて撮影 -
ブドウみたいにたくさんのプラム@
2008.07.08(火)、リラ山脈とピリン山脈の境目のシミトリ町の郊外、国道1号と19号の交差点にて撮影 -
黄色いアザミを手前に、メルニック近郊の村とピリン山脈
もうすぐメルニックという地点で。
周辺は、よく日が当たりそうななだらかな丘陵が続き、ブドウ畑がたくさんありました。
さすが、ワインの名産地であるメルニック近郊です@
丘陵の間に見え隠れする町の姿を撮りたかったので、車を止めてもらいました。
これは手前の花に注目した写真@
2008.07.08(火)、メルニックに向かう途中にて撮影 -
マガーレシキ・ボディル(ロバの鼻)とメルニック近郊の丘陵
美しい丘陵地帯を撮るつもりでしたが、この花も気になりました。
ろくろくっ首のような花!
マガレーレシキ・ボディル、「ロバの鼻」という意味だそうです。
薬草になる花で、ガイドのおばあさんはよく作っていたそうです。
後にお店でこの花のハーブティーを見かけました。
2008.07.09(水)、メルニックからバンスコに向かう途中、サンダンスキ手前にて撮影 -
マガーレシキ・ボディル(ロバの鼻)と丘陵
そろそろピーク過ぎなのか、枯れた花の方が多かったですけど@
2008.07.09(水)、メルニックからバンスコに向かう途中、サンダンスキ手前にて撮影 -
マガーレシキ・ボディル(ロバの鼻)と丘陵
茎がとげとげなので、うっかり触れると痛いです@
2008.07.09(水)、メルニックからバンスコに向かう途中、サンダンスキ手前にて撮影 -
庭のピーチとベラシッツァ山
バンガお婆さん(ババ・バンガ)の教会と生家を見学しに行きました。
彼女はブルガリアではとても有名で、比較的最近聖人に序せられた人だそうです。
バンガお婆さんの生家の庭は、花や果物がたくさん!
ステキな田舎の家というかんじでした。
2008.07.09(水)、ブラゴエフグラッド州ルピテ村のババ・バンガ教会のそばの生家の庭にて撮影 -
ブルガリア語で「デュリャ」って言うんだって@
すっぱい果実なので、コンポートなどにして食べたりするそうです。
2008.07.09(水)、ブラゴエフグラッド州ルピテ村のババ・バンガ教会のそばの生家の庭にて撮影 -
たぶんピーチ
バンガお婆さんの生家とベラシッツァ山を背景に。
2008.07.09(水)、ブラゴエフグラッド州ルピテ村のババ・バンガ教会のそばの生家の庭にて撮影 -
青空と青リンゴ@
2008.07.09(水)、ブラゴエフグラッド州ルピテ村のババ・バンガ教会のそばの生家の庭にて撮影 -
もこもこひまわりとベラシッツァ山
2008.07.09(水)、ブラゴエフグラッド州ルピテ村のババ・バンガ教会のそばの生家の庭にて撮影 -
ひまわりだと思うんですよね
2008.07.09(水)、ブラゴエフグラッド州ルピテ村のババ・バンガ教会のそばの生家の庭にて撮影 -
こんなひまわり、見たことあるもん!
似てる花、過去の写真から見つけました@
「テディベア」っていうんです。
ただ、「テディベア」はとても背が低かったけれど、バンガお婆さんちのこのひまわりは、見上げるように高かった……。
2008.07.09(水)、ブラゴエフグラッド州ルピテ村のババ・バンガ教会のそばの生家の庭にて撮影
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11230487/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11230488/
関連の旅行記
「昭和記念公園に行ってきました@その3:まだ見応えたっぷりでした、ひまわりたち」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10087656/ -
お隣さんちの緑溢れる庭
ペンションといってよいホテルのテラスから、ホテルの庭とお隣さんちの庭が見下ろせました。
花や畑の植物でぎっしりです。
ルーマニアの地方都市でも思ったのですが、ブルガリアでも、庭が家庭菜園のようになっているところが多かったです。
私の目からすると庭っぽくなく、洒落っ気があまり感じられない……といったら失礼ですね。
決してお洒落にしていないわけでも、手をかけていないわけでもないと思いますから。
実用的というか、素朴なかんじがします。
2008.07.09(水)、バンスコのホテル・セマの部屋のテラスから撮影 -
目を引く赤くたわわなチェリー
2008.07.09(水)、バンスコ、昼の散策中に撮影 -
チェリーのあるお宅の庭
金網から覗いてみました@
今度は立葵が目を引きます。
どこか奔放なかんじが、ブルガリアらしい!?
私の中のブルガリア・ステレオタイプが後押しされてしまいました。
2008.07.09(水)、バンスコ、昼の散策中に撮影 -
山にたくさんあったピンクのふさふさの花
バンスコ半日見学のはずのこの日は時間が余ったので(散策くらいが見どころ町歩きは、ガイドと一緒だとやや時間を持て余したので)、予定外でしたが世界遺産である国立公園ピリン山脈に連れて行ってもらいました。
帰国後、このピンクの花はヤナギランと判明しました@
2008.07.09(水)、ピリン山脈のスキーリフトコースにて撮影 -
山中で見つけたフジに似た花とマメの葉を持つ可憐な花
ピリン山脈の名物、樹齢1300年の木を見に行きました。
ブルガリアでは樹齢の長い木の幹に抱きつくと、エネルギーを分けてもらえると信じられているそうです。
そのそばで見つけた花。
車窓からもあちこちで見た気がします。
日本でも咲いている気がしますし、あるいは本かネットで見たことがある気がしますが、名前が分かりません。
2008.07.09(水)、ピリン山中にて撮影 -
フジに似た花を持つピリン山中で見つけた草花
2008.07.09(水)、ピリン山中にて撮影 -
テラスに成る実
バンスコのホテルはベッドルームとリビングが分かれている、家族で滞在してもよさそうな部屋でした。
テラスをたどったら、お隣の部屋にたどり着いてしまいましたけど@
お隣への行き来を遮るのは、この植物だけ!?
ブルガリアで泊ったところの写真のハイライト旅行記も作成しますよ〜。
2008.07.09(水)、バンスコのホテル・セマの部屋のテラスにて撮影 -
立葵がたくさん@
夕食前に、一人でバンスコの街を散歩しました。
バンスコにはブルガリア民族復興時代の様式の家並みを保存しているエリアがあるんです。
このあたりはテラスもペチュニア系と思われる花で飾られていて、特にお洒落な界隈でした。
車が邪魔だけど……車という現代の要素とのコンビネーションもだんだん面白く見えてきました。
2008.07.09(水)、バンスコ、夕方の散策中に撮影 -
遥か丘陵に見える家と
ピンクの花は、ヤナギランかな。
なかなかステキなスポットだったので、ドライバーが車を止めてくれました。
2008.07.10(木)、ロドピ山脈を越えてプロヴディフに向かう途上、ユンドラ村の近くにて撮影 -
グラデーションの丘とロバの鼻こと「マガーレシキ・ボディル」
ヤギさんに出会うきっかけの、美しいグラデーションの丘です。
薬草になるマガーレシキ・ボディルも雑草なみに繁殖していましたが、いまの若者世代はもうその薬草を手作りする時代ではなくなってしまったようです。
どこの国にもありそうな事情ですし、私自身も人のことを言えた義理ではないですが、やっぱ、ある意味、宝の持ちぐれかも!?
2008.07.10(木)、バンスコからプロブディフ方面に向かう途上のロドピ山中、スヴェタ・ペトカ村近くにて撮影
この付近で出会ったヤギさんの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14276446/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14276452/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14276453/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14276454/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14276455/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその3:ブルガリアのその他の動物」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10260540/ -
遠目では菜の花に見えたラピッツァ畑
ブルガリア語でラピッツァです。ハムではありませんよ。
トラキア平原に出ても、期待していたひまわり畑にはなかなか出会えなかったときです。
一面の黄色い畑を見て、ひまわりがダメならアレ!と思って車を止めてもらいました。
2008.07.10(木)、バチコヴォ僧院に向かう途中のトラキア平原にて撮影 -
遠目では菜の花に見えたラピッツァ畑
遠目には見事な黄色でしたが、近付くと、ちょいとイメージが違いました。
一面の写真を撮ろうにも、どうにも雑然としてしまいます。
2008.07.10(木)、バチコヴォ僧院に向かう途中のトラキア平原にて撮影 -
遠目では菜の花に見えたラピッツァ畑
菜の花というよりレースフラワー(ハナウド)の黄色版のような気がします。
つまりはセリ科の黄色い花ですかね。
ミシマサイコが似ているかなと思ったのですが、ちょっと違うような。
2008.07.10(木)、バチコヴォ僧院に向かう途中のトラキア平原にて撮影 -
少し離れたところから見たラピッツァ畑
ガイドいわく、ガソリンになる花だそうです。
オイルの間違い?
このラピッツァは、もしかしたらセリ科のディルかもしれません。
ガソリンではなく、ハーブや香辛料になるようですが。
2008.07.10(木)、バチコヴォ僧院に向かう途中のトラキア平原にて撮影
つづく
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