山梨でε-(´▽｀) ﾎｯ

2009/11/13 - 2009/11/14

束の間の休息をとる為に一路甲斐の国へ。
最近の車での国内旅行パターンは大体決まっていて、雰囲気の良い地元の人に人気の飲食で食事して、産直の野菜や玉子を購入。美味しいパン屋さんを見つけられたらラッキー！といった感じ。物心ついてから初めて足を踏み入れた勝沼は辺り一面葡萄棚に囲まれてとっても素敵なところだった。もちろん、素敵なレストランも見つけたし、満足いくお土産もゲットしましたよ！
旅のメイン、信玄の菩提寺や隠し湯もなかなか風雅でよござんした。何より東京から近いのがイイね。

エリア 山梨

うちを出てから中央高速で1時間ちょっと、談合坂PAでコーヒーブレイク。

このナリでスタバより高いとはね・・・

勝沼ICを降りると道沿いには無数の果樹園が。
シーズンを過ぎた平日ということもあって閑散としているのが寂しい。

お昼は事前にチェックしていたワイナリー併設のカフェ「カーサ・ダ・ノーマ」へ。
思っていた通り、入口から雰囲気抜群です。

白壁の立派な蔵とわずかに残った柿の実がベストマッチ。

ワイナリーに一歩入ると、ほれこの通り♪いい雰囲気！右手の建物の１Fがワインの販売、２Fにカフェがあります。

お会計は前金制で。

車なのでワインはお預け、、、葡萄ジュースで我慢！！

天井は高いですが、梁は低いので男性はご注意を。
強かぶつけている男性を目撃しました〜

お待ちかねの食事は「パンのきまぐれブランチ」1600円也。キャパと手間を考えるとこの値段で仕方ないかな？ワインのおつまみとしてや女性には喜ばれそう。カボチャのスープもっと沢山頂きたかったな〜

窓の外は素敵な瓦屋根と葡萄棚。ちょっと横溝正史感じます〜（嫌いじゃないのよ♪）

10月末まではガーデンカフェもやっているそうな。

電信柱の「ハーブ庭園」の文字に誘導されて寄って見ることに。

何しろ無料、ってのが気に入った！

おじさんの向こうに見事な紅葉。

クレソンの茂る小川には仲良し生デコイが。

紅葉とクリスマスのコラボ。
このモミジ、肉眼ではもっともっと赤かったのになぁ。

夜はイルミネーションがきれいなのかな。

園内いろんな所にこういうのがありまして・・・

こんな写真が撮れまっす！
高圧線が邪魔ーー

温室の中では、いい香りと共にカワイイお花も観賞できる。これはノボタンコートダジュール。

こちらはローズリーフセージ。

激辛ハバネロもハーブの一種なんだ。

もう季節外れだと期待していなかった紅葉がまだまだ残っていて良かったぁ〜

「ハーブ庭園」からすぐのところにある「ワイングラス館」にも寄ってみることに。あまり興味のあるものはありませんでした。

宿へ行く途中にある信玄の菩提寺、恵林寺へ。
重要文化財の四脚門。信長に焼かれて家康に再建された1606年製。

県文化財の三門。

こちら、ありがた〜い三重塔かと思いきや比較的新しく出来た納骨堂とのこと。

武田不動尊には拝観料を払って本堂から入らないとお目にかかれません。
ためしにこの奥へ行くと・・・

大きな忠魂碑が。

折角ここまできたので拝観することにしました。拝観料300円也。

入口脇にこれ見よがし置いてある鬼瓦のデカイこと！！

おなじみ「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」〜

美しく整えられた枯山水を眺めると心が落ち着きます。

ひろ〜いのに驚くほどきれいにしてある境内。見習わないと。。。

電気の配線むき出しはご愛敬。

キュイィ〜キュイィ〜と鳴くうぐいす廊下の先に武田不動尊が。
写真には撮りませんでしたが、この上なく凛々しいお姿でした。

信玄公のお墓は大きな大きな杉の木に囲まれています。

霊木に負けず劣らず立派な杉の木。

東照宮を彷彿とさせる風景。徳川繋がりか。

先ほどの鬼瓦が屋根に乗るとこんな感じ。やっぱり大きいわ。

清らかな流れを脇目に進んでいくと、、、

素晴らし庭園にでます。
ここにも紅葉が残っていて良かった〜〜

この庭を作った夢窓国師は後に京都の西芳寺（苔寺）や天龍寺の庭を手掛けたそう。勉強になるわ〜

何気ない風景も素敵でした！

秋の京都みたいに人でごった返してないのも良かったわ。

「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング（JOJG）」の人に教えてあげたいもんだ。

もろこしだんごが非常に気になったけれど、お店が定休日でｶﾞｯｶﾘ。
（巨峰ソフトの幟のお店じゃありません。）

外の庭も紅葉してます。

ココにも生デコイが。こちらは三角関係？
ﾁｮｺﾁｮｺおちょくったこと書きましたが素晴らしいお寺さんでしたよ〜。

恵林寺の前を走る国道140号を北上すること車で20分。
今晩のお宿、川浦温泉にある山県館に到着。
突然ですが写真はそのお部屋。

部屋からの眺め。笛吹川沿いに素晴らしい紅葉が残っていました。

全体がこの色だったらどれだけ美しかったことか。

ゆっくり温泉に浸かったあとはお待ちかねの夕飯。
まずは甲州ワインを。最近あまり飲まなくなったので、ハーフ１本でほろ酔いになってしまった。。。

どうしても、お造りにマグロを入れたいのね。胡麻豆腐はネットリモッチリ系の方が好みでした。こちらのは胡麻風味の普通の豆腐のような食感。

兎角野菜の少ない旅館の食事でほうれん草や菊の和え物が２種類でてくるのはとてもありがたい。

とろろ蕎麦と豚角煮。味のしみた大根が美味しい。

岩魚？の塩焼きは残念ながら冷めてパサパサしてました。
この日だけは明け方猫に起こされずにぐっすり眠れました。極楽、極楽〜

翌朝、目覚ましをかけないのに６時半には目が覚めた。長年の習慣なのかはたまた年をとったせいかしら…（涙）
日の出から朝の８時までは女性専用となる（他の時間は混浴！）信玄公の露天風呂へむかう。

この日は生憎の雨。屋根にあたる雨音を聞きながら露天風呂へ。

この屋根の下にお風呂があります。先客があったので写真はなし。基本的に川沿いの露天が大好きなのでココのお風呂はとても気に入りました〜

脚が悪い人やお年寄りにはちょっとシンドイ長い階段。

雨で紅葉もシットリ。

昔は晴れ女だったのに、乾季のランカウイやこの夏の伊香保や房総でも雨に降られてるからついに雨女になっちまったのかも。視界がかすんでるから霞女かも？霧女とか靄女とか・・・変換って便利で良かった〜♪

朝御飯は大広間で。取り立てて珍しいものはなかったな。葡萄ジュースが付くのは山梨っぽいですね。

折角のなめこ汁にお麩は入れないで欲しいのよ。

あまり高級感を感じない寒々しい共用スペースですが皇族もお泊りになってる宿なんですよ、これが。
３０年ぐらい前の話みたいだけど、、、（汗）

チェックアウト後に喫茶スペースでモーニングコーヒーをいただきましたがなかなか美味しゅうございました。
部屋の窓から見えた見事な紅葉はホテル前の駐車場脇にありました。大雨の中でも鮮やか。

宿としてはやや寂れていましたが、源泉かけ流しの温泉はややぬるめでなが〜〜〜くゆったりと浸かることが出来てとてもよかったです。どのお風呂にもコップが置いてあっていくらでも飲めるっていうのも珍しい。夜暖房を切ったら寒いかな？と思ったけれど、夜中体がホカホカして目が覚めたほど後からじんわり効いてくるお湯でお薦めです。
「日本秘湯を守る会」の向こうをはる「源泉湯宿を守る会」の会員さんのお宿です。

本来ならば西沢渓谷まで足を伸ばすところですが、土砂降りだったので来た道を戻り「ワイングラス館」近くにある産直の店へ。
朝掘りたての大根、やや距離はあるけれど山梨繋がりの忍野の水で作ったおぼろ豆腐、そして主力商品のトマトなどを買い込む。

昨日寄った「カーサ・ダ・ノーマ」にパンを卸しているパン屋さん「パンテーブル」でも大量買い。くるみパン最高！！！

またしても電信柱に誘導されて、ワイナリー「ルミエール」へ。

勝沼まで戻ってくると雨は止み、日も差してきた！

葡萄畑の中に可愛らしい屋根の家を発見し、飲食店かな？と期待したけど普通の民家でした。
素敵なロケーションの家で羨ましい。

やはり山梨と言えば信玄餅。ということで最後に桔梗屋アウトレットへ行きましたが時間的に出遅れて（11時半…）信玄餅入れ放題は終わっていました。大型バスが何台も乗りつけて駐車場もいっぱいだもんね〜賞味期限本日限りってのは少々きついですが、安いからしょうがないですね。

桔梗屋の隣にはウエストの工場が。こちらでも１０％オフで商品が購入できるのですが桔梗屋と比較するとイマイチお得感が無い。しばらくリーフパイとにらめっこしてみたけれど購入するのをやめました。
ケーキも売ってたら買ったんだけどな〜販売は贈答用の焼き菓子のみでした。

羽を伸ばせたお一人様の旅もあっという間に終わり。
最後の食事は高円寺のお気に入りのらーめん屋さん「旅の途中」で塩らーめんに味玉を。