2009/07/05 - 2009/07/05
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Poppyさん
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【四国八十八ヵ所を巡る第2弾!母の代参と第1弾のリベンジを兼ねる一人旅】
4月に母と第1弾として5カ寺を訪れ(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10357702/〜http://4travel.jp/traveler/poi/album/10382693/)、すっかりハマってしまったからには、“鉄は熱いうちに打て”ならぬ“札所は行けるうちに打て!”というわけで(笑)。
第1弾では香川・高知・徳島の3県を訪れたが、まだ1カ寺も訪れていない愛媛県に足跡を残すこと、また第1弾で訪れて“是非もう一度”と思った場所を、第2弾では巡ろうとプランニングした。
足が悪く、殊に暑い夏は家に籠もってモグラを決め込んでいる母を連れ出す気など毛頭なく、お尻をペンペンして間に合わさせた写経と納経帳を預かって、今回は1日辺りの訪問札所数もちょっと増やしてみた一人旅。バテなきゃ良いけれどね・・・(笑)。
【メンバー】
一人旅。
【ルート】
7/5 伊丹空港−<JAL>−松山空港−〔レンタカー〕<R196・R33>−松山IC
−<松山自動車道・今治小松自動車道>−今治湯ノ浦IC−<R196>
−道の駅・今治湯ノ浦温泉−<R196・県道38・県道156>−国分寺
(以上の旅行記⇒本編)
−<県道156・県道155他>−仙遊寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10400981/)
−栄福寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10401101/)
−<県道155・R317他>−泰山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10402196/)
−<R196他>−延命寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10402232/)
−南光坊−<R317>−フェリーターミナル−レンタカー営業所〔レンタカー返車〕
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10402548/)
−今治市内
7/6 今治−<JR予讃線・特急しおかぜ>−
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10404316/)
−観音寺−〔レンタカー〕<県道8他・ロープウェイ>−雲辺寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10405995/)
−<県道241・R377他>−大興寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10406828/)
−<R377・県道5・R11>−さぬき豊中IC−<高松自動車道・瀬戸中央道>−坂出IC
−<R11・県道194他>−郷照寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10408170/)
−<県道33>−金倉寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10409079/)
−<県道33・R11・県道48他>−弥谷寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10409315/)
−<県道48他>−甲山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10409332/)
−<県道48・県道25・R319他>−琴平温泉
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10412357/)
7/7 琴平温泉−金刀比羅宮
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10416464/)
−<県道208・R319・県道25・県道48>−出釋迦寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10418200/)
−曼荼羅寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10418877/)
−<県道48・R11他>−本山寺−<県道5他>−琴弾−観音寺〔レンタカー返車〕
−<JR予讃線及び瀬戸大橋線・特急しおかぜ>−岡山−<山陽・東海道新幹線>−京都
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10419228/)
【表紙の写真】
第59番札所・国分寺境内の「握手修行大師像」とガッチリ握手!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 私鉄
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■8:00 伊丹空港に到着
第1弾は母連れの旅だったのでマイカーで出掛けたが、今回は一人旅。
今後も何度かに分けて四国へ渡ることになるので、一人旅の場合はマイカーを使わず、現地でレンタカーを借りるパターンにしようと決めた。
今回はまず、第1弾では未踏の愛媛県から巡ろうと思い、早々とゴールデンウィーク明けに手配を始めたところ、運良く“定額給付金”のバーゲンフェアを利用することができた。
暑い時期なのだが、第1弾で訪れた場所で日にちを限って行なわれる行事があり、その7月の日程が愛媛県から巡り始めれば丁度良いタイミング。
これは、「この日程でいらっしゃい」とお大師様に呼ばれたんだなんて勝手に解釈し(笑)、夜な夜な写経や納め札の準備に追われてきた。
何となく“成果発表会”に赴く感覚があるような・・・。 -
■ラウンジオーサカ
とりあえずこの出発点に着いたら、時間の許す限りはラウンジで一服。 -
■旅装
今回の旅は2泊3日。
荷物はキャリーケースとビジネスバッグ各1個のみ。
これだけ見れば、出張と思われて当たり前。
第1弾の旅で見かけたお遍路さんたちは、大抵遍路バッグ(山谷袋)を肩から提げて、一見してお遍路さんと分かるスタイルが多い。
しかし、へそ曲がりの私は(笑)、“遍路らしくない遍路”を目指すべく、納経帳2冊に白衣1枚・写経と納め札を入れたファイル・ご朱印料金や賽銭などお釣りが要らないように札所の数だけ両替してきた小銭(これが相当重たい)・線香・蝋燭・数珠・輪袈裟といった参拝グッズすべてと、貴重品・旅の資料・カメラと携帯電話が、機能別にポケットを分けて収納でき、1つで収まるスタイルを求めたらビジネスバッグがピッタリだったというわけ。 -
■搭乗口へ
松山への便は20番の搭乗口。
先端まで歩かなくてはならないので、早目にラウンジを出て荷物を預けたら真っ直ぐ搭乗口へ。 -
■20番搭乗口
通路の突き当たりにある搭乗口は、出発の20分前だがまだゲートは閉まっていた。 -
■ボンバルディア
出発10分前にゲートが開き、階段を降りた先に待っていたのはボンバルディア。
プロペラを見るのって、ものすごく久し振りのような気がする。 -
■プロペラ
座席は8A、窓からすぐにプロペラが見える位置。 -
■おやつ調達
機内で配られるキャンディーは、現地に着いてからのドライブのお供にしよう。 -
■座席
機内はあまり混んでおらず、一人客の隣はほぼ空席、大き目の手荷物の“指定席”に早変わり。 -
■上空①
離陸した飛行機は、瀬戸内の海岸線に沿うように飛んで行き・・・。 -
■上空②
肉眼では高速回転で見えないのに、カメラを通すとプロペラってはっきり写るのねと感心し・・・(笑)。 -
■9:53 松山空港に到着
ほとんど揺れを感じることもなく、1時間足らずで松山に到着。松山空港 空港
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■松山空港
「ようこそ」とお出迎えは有り難いのだけれど・・・。松山空港 空港
-
■外は雨!
ゲゲッ!
そう、着いてみたら生憎の雨なのよねぇ・・・(泣)。 -
■レンタカーを借りに
荷物を受け取りゲートを出て、予約しておいたレンタカー会社のデスクで迎えの車を待つ。
空港のロビーには「牛鬼」の展示。
やるべきことがある時はウシミツ時でも起きているウシ女、う〜ん、他人とは思えない(爆)。 -
■10:25 レンタカーで出発
レンタカー会社の車が迎えに来る頃には、松山到着時に降っていた雨が止み、時折薄日が差し込むようになった。
“晴れ女”とまでは胸を張れないが、“not雨女”のはず。
それなら、6月の平泉(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10391445/)は?と聞かないで。
あれは雨だと分かっていて行ったのだし、却って風情があったじゃない(と強がってみる 笑)。 -
■高速道路で移動
松山市内にも札所はあるのだが、今の時間帯から夕方17時に納経所が閉まるまでに回り切れるエリアとして、今回の旅の最初に選んだのは今治地域。
松山ICから松山自動車道、更にいよ小松JCTから今治小松道に分岐して・・・。 -
■11:28 道の駅・今治湯ノ浦温泉に到着
現在の最終ICとなっている今治湯ノ浦で高速道路の旅を終え、今治小松道と並行している国道196号を戻る方へ向いて1つ目の信号、最初の目的地である道の駅・今治湯ノ浦温泉に到着。道の駅 今治湯ノ浦温泉 道の駅
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■相棒
遅ればせながら、今日の相棒をご紹介。
松山空港から今日一日走り回ってくれるのはプリウス君。
とっても物静かなヤツ。
だって、エンジンがかかっているのかどうかも分からない程だもの(爆)。松山空港 空港
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■道の駅・今治湯ノ浦温泉
改めて、道の駅の探索を始めよう。
(⇒クチコミ「道の駅・今治湯ノ浦温泉−湯けむりモニュメントがお出迎え」
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/ehime/imabari/imabari/tips/10139078/)道の駅 今治湯ノ浦温泉 道の駅
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■湯けむり
駐車場脇にあった「湯けむりのモニュメント」は、“温泉地なんだぞっ!”の自己主張感たっぷり。
国民保養温泉地にも指定されているのだとか。 -
■産地の野菜
建物の外では、地元で採れた野菜などを販売する一角も。 -
■レンタサイクル
周辺には見所いっぱいのようで、レンタサイクルも準備されているらしい。 -
■情報コーナー
今治やしまなみ海道に関する情報展示があったり、パンフレットが並んでいたり。 -
■売店
今治特産のタオルも、ハンカチサイズから様々揃っている。 -
■フードコーナー
さて、ここで腹ごしらえをしてから札所巡りを始めることにしよう。
麺類や釜めしが中心のメニュー、何にしようかな・・・。 -
■昼食
あまりお腹が一杯になっても動き回るのが辛くなるので、シンプルなうどんとおにぎりがセットになったうどん定食(560円)をチョイス。
だしが効いたうどんは、札所巡りのパワーの源。 -
■12:30 道の駅を出発
その後、自動販売機の缶コーヒーでシャキッとしたところで、いよいよ本日の札所巡りに出発。 -
■12:40 国分寺に到着
国道196号線からほぼ並行して走る県道に入って間もなく、第59番札所・国分寺の駐車場に到着した。
札所に近付くと、案内標識が多くなるのでとても分かりやすい。国分寺 寺・神社・教会
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■国分寺
天平の時代に、聖武天皇の命で各国に建てられた寺で、ここは伊予の国分寺。
四国には、阿波・土佐・讃岐にも国分寺があり、すべてが札所になっている。
なので、四国巡礼の話をしていて「国分寺」と言うと、「どこの?」になるから要注意。国分寺 寺・神社・教会
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■参拝開始
日曜日なので、参拝バスツアーに遭遇する可能性もあるが、今のところは駐車場も空いていたし、落ち着いて参拝できそうだ。
目の前の石段ぐらい、山形・山寺の石段(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10396076/)に比べりゃ軽い・軽い(笑)。 -
■足元注意
しかし、遠くで見るより手強いのがこの石段。
長い年月でずれてしまったのか、高さバラバラ、しかもデコボコ。
景色に見とれて踏み外さないように気を付けないと。 -
■手水舎
石段を上り切って境内に入ったら、まず手水舎で手を清め・・・。 -
■蝋燭
本堂の前で蝋燭に火を灯し・・・。 -
■線香
線香と賽銭を供え、写経と納め札を納めて参拝。 -
■本堂
2度の戦火に遭い、現在の本堂は江戸時代に建てられたものだそう。 -
■大師堂
続いて大師堂にも、本堂と同じ手順でお参り。 -
■握手修行大師像と薬師のつぼ
既に何周も巡っておられるお遍路さんの中には、本堂と大師堂にお参りし、納経所でご朱印を受けると、次の札所を目指してダッシュ(笑)する方もおられるようだが、初めて巡る私は、時間の許す限り境内にある他の堂宇や仏像も見て回ろうと思う。
この伊予の国分寺で見逃したくない所と言えばここ。
大師堂の手前に、片手を差し出した大師像と、黒光りする壷がある。
(⇒クチコミ「伊予の国分寺−お大師様と握手しよう!」
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/ehime/imabari/imabari/tips/10139080/)国分寺 寺・神社・教会
-
■握手修行大師像
左側の大師像は修行姿。
右手を差し出しておられる。
なになに、握手してお願い事ね・・・。 -
■忙しいので
お願いするのは一つだけ・・・。
ウケたなぁ、「お大師様も忙しいですから!」の一言(笑)。
確かにそうよね、四国の霊場だけでなく、日本にはお大師様を祀る場所がたくさんあるのだし、参詣する人も多数。
それが皆でたくさんのお願い事をすれば、お大師様も“いっぱい・いっぱい”(爆)。
さてと、困った・・・。
本堂と大師堂で同じように3つのお願い事をしている私、ここで1つに絞り込まなければならないが、どれも捨てがたいお願い事ばかり。
うーん、うーん・・・そうだ! -
■一つだけ♪
周りに誰もいないのを良いことにニッコリ笑って近付いて、ガッチリ握手してお願いしよう。
「本堂と大師堂でお願いしたこと、ぜ〜んぶかなえてくださいっ!」
ねっ、一つでしょ?(爆) -
■薬師のつぼ
国分寺のご本尊は薬師瑠璃光如来。
「薬師のつぼ」には、頭や足など身体の部位名が刻まれていて、病気を治したい部分を撫でながら、つぼの蓋に刻まれている薬師如来のご真言を唱えると良いそう。
頭はもちろんなんだけれど(笑)、目もそろそろ老眼が気になるし(笑)、膝もたまに痛いかな(笑)・・・。
あ、隣のお大師様に釣られてたけれど、こちらは一つじゃなくて良いんだ。
それなら、一周全部撫でちゃえ〜(爆)。国分寺 寺・神社・教会
-
■納経所①
空いているうちにご朱印を頂こうと納経所へ。 -
■納経所②
入口には、札所の位置が分かるマットレス。 -
■ご朱印
今回の旅で一つ目のご朱印。 -
■境内
納経所を出ると、左に本堂、正面に大師堂。 -
■石段を下りる
上りより下りの方が気を遣うデコボコの石段。 -
■駐車場へ
民家の間の道を通って駐車場へ戻る。 -
■13:05 国分寺を出発
国分寺に着いた時、“ここじゃないの?”と紛らわしかったのがこの看板。
元々入口にあったのだろうが、足元が腐食して奥へ移動させたもののようだ。
プリウス君、お待たせ〜。
次、行ってみよ〜〜〜(笑)。国分寺 寺・神社・教会
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■今回のルート
1日目:伊丹空港〜松山空港〜道の駅・今治湯ノ浦温泉〜国分寺(黄色線)。
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