南紀白浜　小さな宿「白南風」レポート①

2009/11/03 - 2009/11/04

白良浜の丘陵地に建つ、小さな宿「白南風（しらはえ）」。
元は（おそらく）企業の保養所だった施設に手を加えた
本当に小さな小さなお宿です。

上記のような理由で、施設利用には多少の制限がありますが
４部屋だからこそ出来るおもてなしの心を感じます。

今回で３度目の利用。
クエが美味しくなる季節ですが、私の誕生日もあり「記念日プラン」を選択（苦笑）。

どんなお料理かな～。

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

南紀白浜へは阪和自動車道「みなべＩＣ」から更に南へ伸び、今は「南紀田辺」というところまで開通しました。
御坊ＩＣから国道を走っていた時代に比べると
かなりのショートカットです！

必ず立ち寄る「とれとれ市場」。
♪とーれとれ　ピーチピチ・・・って、それかに道楽！

１６時過ぎチェックインします。
部屋から見える大海原には、毎回圧巻されます。

残念ながらお宿から夕陽は望めません。

今回のお部屋は・・・

「あさなぎ」といって、二間あるお部屋です。

部屋に通されてすぐ、お茶とお茶請け、そして
お香３本と浴場に行く際のカゴを持ってきてくれます。

小さな館内だけど、こんな気遣いが嬉しいです。

夕食まで時間があるのでお風呂に入ります。
お風呂は全部で３ヵ所。
その為、夜９時までは予約制の貸切風呂になります。

今日は一番大きい「星の湯」に通してもらいます。

味気ない館内を、さり気なく間接照明でライトアップ。

「星の湯」には寝湯が出来る作りになっており
夜は大きな窓から星空を見る事が出来ます。

今は夕方なので大海原の太平洋を楽しみます。

「星の湯」の脱衣所。
ここ「星の湯」は、夜９時以降は女湯になります。


信楽焼きの洗面ボール、いいな〜。

ちなみに、こちらは２番目に大きい「月の湯」。
男性なら定員２名といったところです。
星の湯に比べて、少しお湯が熱いです。

夜９時以降は「男湯」になります。

このスペースで見知らぬ男性と入浴するのは
やはり「気まずい」とオットが白状していました・・・。

ここは新しく増設された「和の湯」。
職人さんお任せで作られたお風呂は、信楽焼きの
浴槽が特徴です。

家庭のお風呂位の大きさなので
二人浸かると、少し狭いかな。

どのお風呂にも大きな窓があり
展望浴場というだけあって
眼下に広がる景色を楽しむことが出来ます。

お風呂から上がってしばらくすると、お待ちかねの
夕食です。

部屋食なので、家族だけで気兼ねなく
ゆっくり食事が出来ます。

まずは食前酒の梅酒と前菜。

籠に入った盛り付けが可愛い！

お造りの盛り合わせ。

オサレーなガラスのプレートに乗っかってきましたよ！

この帆立が甘くてとろけるようにウマイっ！

甘海老も居ます。

ただの殻なんだけど
それすら美味しく見える盛り付けです。

お次はコレ。

待ってました！熊の牛ステーキ！！！

ハーブ塩かわさびを付けていただきます。

この肉厚・・・たまらん〜。

お次は季節の天ぷら。

これまた、オサレーなガラスの器に盛られています。
太刀魚の天ぷらが最高に美味しい！

箸休めに丁度良い、カニとキュウリの酢の物。

海老入り茶碗蒸し。

何度か女将さんがご挨拶に、料理の説明にと
顔を出されます。

会話に華が咲いて、茶碗蒸しが冷めちゃった・・・

まだまだあるよ〜。

こちらは熊野牛のしゃぶしゃぶ。

しゃぶしゃぶの薄いお肉と違い
結構厚みがあるので、お鍋へ放り込み？ます。

はあ〜。うまそ〜。

どんどん入れます〜。

そして最後のシメは・・・

鶏肉の炊き込みご飯と、ハモのお吸い物。
もーお腹いっぱいです〜。

おしぼりにも宿名が・・・

禁煙では無いため
室内に空気清浄機が置いてあります。

奥には湯沸しポット、そしてお茶セットが配置されています。

たらふく食べた後、食後のデザートとして
今回のメイン「記念日プラン」に含まれてる
ケーキがっ！

しかも、なんとホールケーキ！！！

女将さんから直筆のメッセージカードが挿された
ハーブティーセットも一緒に！

ただ出すだけでなく
こんな風にディスプレイされて
出されると嬉しいですね。

こんなキャンドル立ても
一緒にセッティングしていただきました☆

記念日プランには、記念撮影（写真立て付）があったり
貸切風呂が２回利用出来たりします。

もちろん、この後
「月の湯」を貸切って温泉三昧です！

良い誕生日ダーっ。