2009/09 - 2009/09
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ドクターキムルさん
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JR茅野駅の上りホームには子牛ほどの黒曜石がある。旧石器時代後期や縄文時代には黒曜石の代表的産地である長野県霧ヶ峰周辺や和田峠があり、JR茅野駅から北に直線距離で20km以内に位置している。この時代には黒曜石は包丁やナイフの用途で使われ、生活必需品であった。文字通り旧石器時代、新石器時代=縄文時代と時代を示す道具であり、最も切れ味の良い石器の源材料として黒曜石が重宝された。その中でもこの長野県霧ヶ峰周辺や和田峠で産出される黒曜石が国内では最も良品位なものとして他の産地とは区別され、ブランド化していた。そのため、東北地方までに流通していた。関東地方の博物館を巡っても、この時代の石器としては小さなものが殆どで、その源材料の黒曜石塊も出土したものはサッカーボールほどの大きさもない。数100kmも離れれば握り拳大がせいぜいである。しかし、原産地では産出された黒曜石が大量に使用された。黒光りする黒曜石のナイフも大型だ。しかも大量に出土する。それを象徴するかのように駅のホームに黒曜石塊が鎮座している。関東地方や東北地方の博物館の学芸員に、茅野駅ホームの黒曜石塊のことを話すと皆がビックリする。しかし、もっとすごい黒曜石の産地がある。北海道白滝村だ。ここの遺跡では黒曜石がザクザクと大量に出土すると聞いた。一度見に行きたいものだと思っているが中々行く機会がない。
余談になるが、数年前の夏休みに埼玉県立博物館(現歴史と民族の博物館)で、先着で子供たちに刃を欠いた黒曜石製のナイフを配布していた。ちょうど長崎で小学生の女子児童が同級生をカッターナイフで切り殺した事件があった直後であった。黒曜石は欠けばまた切れ味が良くなる。学芸員を配慮がないと叱り、即刻中止するように勧告した。所詮刃物である。親に渡して注意すべきことを説明したのであれば、親の判断で子供に触らせることも有り得よう。太古の道具が現代では用を成さないとは限らない。良く考えよう。
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