2009/08/28 - 2009/08/29
198位(同エリア465件中)
ふみこさん
楽しく過ごしたモンゴルもいよいよ今日が最終日。明日の朝には日本行きの飛行機に乗らねばなりません。
ということで、まずはここブルドから約300キロ先のウランバートルへ車で移動しなくては。
ガイドのヨナちゃん(仮名)がウランバートルで私たちに見せたいものはたっくさんあるらしい。
なので、観光時間をできるだけ多く取るためにブルド出発を早くしたかったヨナちゃん。
しかし、ツーリストキャンプを出発したのは結局8:30過ぎ。
ヨナちゃん「運転手さんがねー、朝早いのをイヤがるんです(苦笑)」
モンゴルの運転手さんは個性がいろいろだとかでヨナちゃんは毎回苦労してそー。
さて、モンゴル最終日。ヨナちゃんとの旅を締めくくりましょう!
◆ツアーの日程◆
【1日目】札幌→成田→ウランバートル(ウランバートル泊)
【2日目】ウランバートル→飛行機で南ゴビ(ツーリストキャンプ泊)
【3日目】南ゴビ観光(ツーリストキャンプ泊)
【4日目】南ゴビ→飛行機でウランバートル(ウランバートル泊)
【5日目】ウランバートル→四駆でブルド(ツーリストキャンプ泊)
【6日目】カラコルム観光(ツーリストキャンプ泊)
☆【7日目】ブルド→四駆でウランバートル(ウランバートル泊)
★【8日目】ウランバートル→成田→札幌
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- ミアットモンゴル航空
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-
ブルドを出てしばらく走っていると、運転手さんが外を見ながら何か言っている。
ヨナちゃん「ここが横綱・白鵬のお父さんの出身地だそうです。」
へー、そうなんだー。
・・・って、ここって、どこ!?
※このあたりの遊牧民だったそーです。 -
ブルドから1時間半ほど走ったところの道端でストップ。
運転手さん、急いで降りて走っていった。
ヨナちゃん「おなかが痛いそうです・・・」
おぉ、それは大変だ(苦笑) -
ここはトイレポイントらしく、他にも複数の車が停まっていました。トイレの建物もあるのだけれど、みんなが使うのは青空トイレー。
ここのトイレ、建物のトイレより青空の方がきれいなんだとか。ちなみに私と旦那はお昼のランチタイムまでトイレはガマンっす。 -
さあ、2日前にも通った未舗装区間に来ましたよ。
今日は晴れているので走りやすいといいな。 -
未舗装区間途中の草原でたくさんの馬を放牧している場所に遭遇。ほんとにすご〜いたくさんの馬。
旦那「もしかしてこの馬たちの持ち主ってお金持ちですか?」
ヨナちゃん「そうですねー、ものすごいお金持ちですね。」
モンゴルに何日もいるせいか、何となく察しがつくようになってきた。 -
30分ほどの未舗装区間を越えてさらに進む。
前方に道を遮るヤギ出現。 -
さて、ウランバートルまでホントに少し。
そんな郊外で道端に写真のようなかたまりがたくさん並んでいるところを通りました。
ヨナちゃんに聞いてみると地方で採れたヤギや羊の毛を業者にこんな風に売っているんだとか。
わたしがこの間買ったカシミヤのマフラーもこんな風に売られていた毛から作られたのかも。 -
13:00ちょっと前、ウランバートルに到着。
この門は舗装された国道からウランバートル市内に入るためものだそうです。
この後、なぜか黒い服を着た人であふれてるレストランに行きランチ。(※法事後の食事だったそう)
ヨナちゃんは食事をとりながら観光スケジュールを考え中。
ヨナちゃん「別料金になりますけどモンゴル伝統芸能のショーは見ますか?」
見る場合はショーの開始に合わせて他の観光スケジュールを組むらしい。うーん、せっかくだから見たいかも。
ヨナちゃん「私としてはぜひ見てほしいですね。」
モンゴルの文化にできるだけ触れてほしいというヨナちゃんの想い。これは行くしかないでしょ!
ということで、14:00過ぎ、超駆け足のウランバートル観光をスタート! -
14:10、ガンダン寺に到着。大きな観音様にお会いしました。ここの観音様は第8代活仏ボグドバーンが自分の目の治癒を祈願して作ったそうです。
ここ、ガンダン寺の観光では、黄色い建物の大講堂も見るのが普通らしいのだけど、
ヨナちゃん「他にもっと見るべきところがあるので行きません」
ということでカット!ガンダン寺の滞在時間は15分でございましたー。
以下、写真を撮ることもなく回ったので箇条書きー。
●14:30〜15:30 民俗歴史博物館
・モンゴルの歴史や地域性を語る民族衣装や生活用品など
・説明中「静かに!」って西洋人にべったりの美人ガイドに言われムッとするヨナちゃん
・「ガイドが説明して何が悪いんでしょうね」
・負けずにしっかり説明(OKです)
●15:40〜15:50 メルクーリ・ザハ(市場)
・ヨナちゃんオススメ岩塩購入
・旦那がツマミ用に欲しかった干しチーズ購入
・絶対に安すぎるぞキャビア購入
●16:00〜17:15 ボクドハーン宮殿博物館
・こちらは第8代活仏ボクトハーンの冬の宮殿
・活仏さまが実際に使った部屋やゲルの再現が見事
・モンゴル版洛中洛外図を発見
・この旅で見たモンゴルのいろいろな景色や風習が
・みんなで見入っていろいろ発見
・私たちの様子に満足そうなヨナちゃん -
こちらはボクトハーン宮殿博物館の門。
この1週間ほどのモンゴルの旅の中でふれた仏教や風習、遊牧民の生活。それらを見た上でこの博物館で観光を締めくくることができでほんとによかったなあ。
そして、南ゴビではまるで観光客だったヨナちゃんも、ブルドやウランバートルではとっても一生懸命にモンゴルの事を伝えようとするよきガイドさんでございました。
さて、見るもの見たし、ヨナちゃんオススメのモンゴル伝統芸能ショーに向かいましょう! -
ショーは18:00から。席は早い者勝ちとのことなので、17:20には到着。
ヨナちゃん「真正面がオススメですから。」
はーい。
ヨナちゃんにチケットを用意してもらい、入口の列に並びます。ヨナちゃんのおかげでほぼ先頭っす。 -
開場後、ヨナちゃんのオススメどおりほぼ真ん中席ゲット♪
西洋人も日本人(※某旅行会社のクーポンを持ってました)もそれなりにいます。開始時間前にはほぼ満席。人気なのかな? -
おっ、暗くなりました。
いよいよ始まるのねー。 -
お面をかぶった人たちが踊ったり、民族衣装を着た男女数組が軽快に踊ったり。
-
いろいろな楽器を弾いたり。
ちなみに左から3番目の女性の演奏にとても惹かれました。(後から旦那も同じ感想を言っててびっくり) -
モンゴルと言えばホーミー。
もちろんホーミーも聴くことができました。(※この写真がホーミーの方だったかどうかは覚えておりませぬ) -
この後、若い女の子のアクロバットなどもあったりして1時間ほどでショーはおしまい。
ツアーとは別料金(二人で30ドルほど)だったけれど、少しでも民俗芸能にふれることが出来てよかったです。
さらに、歌や踊りがどんな意味なのかが少しでもわかればもっとよかっただろうな。 -
座席はこ〜んな感じでした。
ヨナちゃん曰く、ここの会場は他と違ってマイクを使わずに歌うのでけっこう人気なんだとか。
さすがヨナちゃん。できるだけよいものを・・・というヨナちゃんの想いを感じましたよ。
◆Tumen Ekh(推定)◆
ヨナちゃんが「トムンギヒュ」と言ってたので英語のガイドブックとにらめっこして見つけたのがこの名前だったのですが、違ってたらゴメンナサイ。2〜3箇所ある興行場所のうちの小さめの方の会場とのことです。 -
時間は夜7時過ぎ。天候は雨あがり。
相変わらず渋滞のウランバートルです。
さささ、ヨナちゃんと最後の夕食に行きましょ。 -
来たところはバーベキュー屋さん!
バイキング形式で好きなお肉や野菜をお皿に採ったら、お店の奥の鉄板で好きなソースで焼いてくれます。しかも食べ放題〜。
お店は大繁盛&大賑わい!西洋の方、日本の方、モンゴルの方々でいっぱいだー。 -
で、焼いてもらったのがこちら。
ヨナちゃんと毎日夕食を食べていても一緒にお酒を飲むことがなかった私たち。ここでヨナちゃんに「おごらせてください」とビールをオススメしてみた。
たぶんお仕事中だからお酒を飲んじゃダメなんだろうけど、ヨナちゃん、ニッコリ笑って受けてくれました。わぉ、うれしいな♪ -
最後の夕食は、3人でこの数日の旅の思い出を話しながら楽しく過ごしました。
途中で野菜サラダとか取りに行って戻って来ると何やら小さなグラス2つに透明な液体が。
ヨナちゃん「ぜひモンゴルのウォッカを飲んでってほしいですねー」
酒好きの旦那、一気にクイッ。・・・相当効くものらしい。
ヨナちゃん「ふみこさんも飲んで下さーい☆」
う〜ん、私はねえ、あまり深酒しないのよ。ちびちびやるし、会社の飲み会でも2〜3杯目からはウーロン茶なのよー。
旦那「悪酔いするからやめとけよ」
そうよねー。でも不思議。何だか飲めそうな気がするのよねー。 -
で、1分後。グラスは空。
そして、そこには「きゃはははははーーー!」といつにも増して上機嫌&よくしゃべる女が約1名できあがっていたのでした。 -
ということで、モンゴル最後の夕食、無事に終了。ビールとウォッカは別料金なので残っていたTg(トゥグルク)でお会計。・・・Tg、余った。これは日本に持ち帰っても日本円には戻せませんよ。さぁどーする?
・・・おっ、お会計横におあつらえ向きの募金箱。うむ。そんなに大金ではないけれど、どうぞお役に立ててくださいましね。キャハハハー♪(←酔ってます)
こちら、バーベキュー屋さんの前でヨナちゃんと3人で記念写真。ヨナちゃんは真ん中っすー。
◆bd's Mongolian Grill◆
http://www.gomongo.com/ -
夜9時過ぎ、ホテルに到着。
ヨナちゃん「明日は4:30出発ですから」
はーい。・・・ってことは3:30起きかあ。
とりあえず、たとえ酒が入っていたとしても明日の朝の時間が短縮できるよう旦那をシャワーへ無理やり押し込む。出てきたところで、さらに無理やりヨナちゃんに頼まれた旅のアンケートを書かせ、おやすみなさーい。
私はその後一人で荷物をまとめ上げ、準備万端整えた。よっしゃー、寝坊さえしなければノープローブレム!私もシャワーに入って寝るぞー!・・・うっ、お湯が全然出ねえ・・・(泣)
ツーリストキャンプでは何かとシャワーにやられてましたが、最後の最後でここ、ウランバートルでもシャワーにやられたのでした。 -
翌朝。無事3:30に起きました。眠いけど。
そして、こちらのKHABU HOTELを出発したのは4:30過ぎ。真っ暗でございます。
空港までは車で30分ほど。ヨナちゃんと運転手さんと4人で向かいます。
ヨナちゃん「何だかさみしいですね・・・」
おお、ヨナちゃん。そんな事を言ってもらえるなんて。こちらこそ楽しかったですよ〜。これからも日本人観光客さんたちのことよろしくお願いしますね♪ -
空港到着。ヨナちゃんが搭乗手続きをしてくれました。
ということで、1週間案内してくれたヨナちゃんとはここでホントにお別れ。握手して、手を振って別れました。
ヨナちゃん、バエラルラー!!(ありがとう) -
搭乗までは時間があるのでお土産屋さんをうろうろ。
うーん、惜しい。お金使う気はあるのにほしい物がないわ。しかたがない。次の旅行のために取っておこう。(しかし予定はない) -
さて、搭乗時間が近づいてきた。
飛行機に向かいましょうか。
ああ、朝焼けがきれい。 -
ということで、飛行機は7:00ちょっと過ぎにウランバートルを飛び立ち、日本へと向かったのでした。
最後にヨナちゃんから私たちへ伝えられたのはこんなこと。
ヨナちゃん「もしもこの旅でモンゴルをよかったと思ったら、日本の皆さんにそれを伝えてください。私たちの旅行会社を使わなくたっていいんです。もしもモンゴルに来てくれる人が増えたら、私はそれが一番うれしいんです。」
そんなヨナちゃんの想いがこの旅行記で誰かに届くといいな。 -
そんなわけで千歳空港に着いたのはその日の夜8時半。成田には12:30に着いたのに〜。
でも成田→千歳の飛行機は午後は19時しかないのよー。羽田までお金と時間かけて荷物持って行くのはメンドーだったのよー。
羽田のハブ空港化、アタクシ賛成でございます。(成田と千歳の超増便でもいいけどー♪) -
自宅到着22:30。つかれたー、つかれたー。でもとっても楽しかったー♪仕事で疲れきっていた旦那ものんびりとリフレッシュできたようで何よりでございました。
ま、1週間しか持たなかったけどな。
写真はモンゴルで買ってきたお土産いろいろ。
これぜ〜んぶで20000円くらいです。
モンゴルかあ。行く前はちょっと不安なところもあったし、ガイドさんがどんな人かも心配だったけれど、ヨナちゃんのおかげでモンゴルが身近に感じられるようになりました。
これからどんどん発展していくであろうモンゴル。これから先、私はそのモンゴルを何となく気にしながら人生を送っていくんだろうなぁと思う今日この頃です。
◆◆ モンゴルの旅 おしまい ◆◆
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この旅行記へのコメント (2)
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- c.makotoさん 2011/01/05 23:48:18
- おおお!この写真いいですね!!!
- 2番目の直線道路と4番目の未舗装道路
4番目の写真あんなの見たことないなァ〜
馬が盛りだくさんいる写真もなんだか良かったなァ〜
それにしても白鳳のお父さんの出身地って、
..........ええええ!!!?
次は、2008年のモンゴル見に行きます。
- ふみこさん からの返信 2011/01/09 14:17:34
- RE: おおお!この写真いいですね!!!
- こちらもごらん頂きありがとうございます♪
> 4番目の写真あんなの見たことないなァ〜
ほんとにすごい道でしたー。
こんなのが十数キロ続くのですが、だんだん道の範囲が横へ横へと広がって行くんです。
めずらしいなあと思って何枚も写真を撮ったのですが、でこぼこ道なのでぶれまくりでした。
ちゃんと撮れたのはこの1枚くらいです(汗)
> それにしても白鳳のお父さんの出身地って、
> ..........ええええ!!!?
ほんとに「えーーー!?」ですよね(^-^)
ちなみにお父さま、今はウランバートルで暮らしているそうです☆
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旅行記グループ 2009年8月 ツアーで行くモンゴル ~ 南ゴビ、ブルド、カラコルム、ウランバートル
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