遥かなるメコン（７３）ワット・ナコンパノム。

2009/04/25 - 2009/05/10

パスポートの有効期限が１０月までで、残存期間が既に半年を切っているので、タイ入国に際して、何かひと悶着あるかも知れないと危惧して入国手続きを済ませたが、タイ語で書いた名前、国籍、などにより、好意的に見てくれたのか、税関係員は少し考えるそぶりを見せながらも、「バタン」と入国スタンプを押してくれた。ここから又Uターンしてビエンチャンの日本大使館まで戻るのは、実際勘弁してもらいたかった。

さて次の問題が今晩の泊まる場所。ナコンパノムは余り外国人観光客の訪れない町のようで、ゲストハウスも見当たらない。取り敢えずツクツクで町の中心まで出て、ホテルを案内してもらう。ホテル自体もそれ程多くなく、４００バーツもやむを得ないか。

リュックをホテルに置き、これから早速ワット・ナコンパノムの見物に行く。この町に来た最大の理由は、イサーン地方で最も美しいと言われているこのワット・ナコンパノムを見ることであったが、町の中にあると思いきや、ここから３０キロ以上も離れた、別の町にあることが分った。

タイへ戻ってほっとするのは、何とかタイ語で話すことも出来、自分の目的を伝えることが出来ることだが、色々と教えてもらって、ワットにはソンテウで行くことが出来るとのこと。

午後２時。まだ時間は充分あり、そのソンテウに乗ってワット・ナコンパノムまで出かける。３０分程かけて行ったところが、ラッキーなことに今日は丁度お祭りの日に当っていて、着飾った善男善女が大勢集まっていて、仏教行事をやっている。珍しい衣服や飾り。思いっきり写真を撮らせてもらった。

エリア ナコーン・パノム(タイ)

ナコンパノムの町からワットまではソンテウに乗って行く。３５バーツ。

タイの田園風景はラオスに較べると遥かにリッチだ。

ソンテウに乗って約３０分。漸くワットの前に着いた。

美しいワットの尖塔が目の前に見えてきた。

今日は何かお祭りのようで、山車がワットの前を行列している。

タイのお祭りを見るのも久し振りだ。

お金持ちの着飾った善男善女。見ていても綺麗だ。

子供達まで一緒になって着飾っている。

市長夫婦なのか何なのか、これから山車を降りて、ワットの境内に進んでいく。

正門を通して、奥にワット・ナコンパノムの尖塔が見える。