旭川行ってきたよ～(^^)　②美瑛＆富良野　風のガーデン

2009/09 - 2009/09

旭山動物園の次は、北海道らしい景色を求めて美瑛、そして富良野　風のガーデンに行ってきました。

この日は本当に効率よく回れました～(^^)

２泊３日で楽しめる旭川。
２日目後半です(^^)/

エリア 北海道

旭山動物園を出て、一路、富良野方面を目指します。

ガイドブックには、
「美しい丘陵台地が続く北海道の中心地を満喫する」
う〜ん、でっかいど〜、ほっかいど〜（＾◇＾）
（またかいな．．．）

道はこんな風に、びゅ〜〜〜〜っとまっすぐ。

ちょうど麦が一面に実って、本州より一足早い実りの秋を迎えていました。

小一時間走って、美瑛の駅に着きました。

今の駅舎は1952年に改築されたそうですが、石造りでとても趣のある駅です。
ここにたくさんの人が降り立ち、そして旅立っていった全てを見てきた駅、そんなたたずまいです。

そして車で、パッチワークの路へと向かいます。

ここは広大な丘陵に作られた畑の中を、１本の路がずっと走っています。家もあまりなく、路はひたすら畑の中を上り下りしながら走っていくのです。

そして、周りに広がるのが、北海道の原風景とでもいうような、こうした風景です。

そしてこれが「セブンスターの木」です。

タバコのセブンスターのパッケージに使われた木、ということなのですが、よくよく考えてみるとセブンスターの箱は☆マークがたくさん並んでいるだけで、木はなかったような．．．

調べてみるとどうも以前に発売された観光タバコの箱だったようで、別にセブンスターの木、でなくてもいいような気が．．．

でも、風景としては実に素晴らしい、ワンダフル！

これはセブンスターの木のそのすぐ先の木立ですが、青空に映えて、何時間でもぼおっとしていられそうです。

観光釣り文句に負けてるような気もしますが、え〜い、もう一本いっちゃえ。

これが「ケンとメリーの木」
もはやどれだけの人が、ケンとメリーが分るでしょう？　私もリアルタイムでは知りません(^^;

でも名前なんてなんでもいいんです。
この木の佇まい、存在、それが素晴らしいです！

これ何だろう(?_?)
たぶんテンサイかな〜。さとうきびと同じように砂糖の原料になるものだそうです。

この辺りにはいろんな作物が植えられています。
カルビーの契約農家が沢山あって、ポテトチップス用のポテトを栽培しているとか。
アラポテトの丘、というのもあるそうで(^^;

本州の人間が最も北海道をイメージしやすい光景、それが美瑛ですが、これとて自然そのものではなく、その上に人間が作り出した、途方もない努力から生まれた光景です。

美瑛について調べていく中で、美瑛の風景に魅せられて移り住んだ写真家の方が何人も作品を発表されていることを知りました。その中の、中西敏貴さんのＨＰのURLを書いておきます。四季の、特に冬の景色には圧倒されてしまいます。
http://www.northern-works.com/gallery.html

今度は風のガーデンを見に、新富良野プリンスホテルにやってきました。

風のガーデンは、2008年10月よりフジテレビで放映された、富良野を舞台にした倉本聰ドラマです。

緒形拳さんが子供をガンで亡くす父親役で出ていたのですが、無情なことにご本人が放映直前にガンで亡くなられてしまいました。私も見ましたが泣けるいいドラマでした。

そんなドラマの舞台になった風のガーデンがその後公開されているということで、見に行ってきました。

ゲートをくぐって少し歩くと受付があって、入場券を買うことになります。

そして、実際の風のガーデンまでは、こんなワゴンでピストン輸送。

パークゴルフ場の中を車は進みます。
風のガーデンの直前は未舗装の道路があって、これが結構揺れる(^^;

ベネツィアの水上バスに匹敵するほどの揺れでした
（←ちょっと大げさ(^^:

風のガーデンの入口に来ました。
なかなか大きな場所で、ホテルやパークゴルフ場からも奥まったところにあるので、観光客（私たち(^^;　がいなければ本当に静かなところです。

庭にはいろいろな花が咲いています。
イングリッシュガーデンのの仕立てになっているようですね。

花の名前には詳しくないのですが、こういう地味な花も心打たれますね。

池もあったりします。
秋ということもあってか、花は咲き乱れる、というより落ち着いた感じのものが多かったですね。

中にはこんな建物があって、あれ正装した人がパラパラいるぞ、と思うと．．．

この日はなんと！、風のガーデンで結婚式があるようでドレス姿やタキシードの方々が集まっていました。

プリンスホテルさん、商売上手ですね！(^^♪

ゲートの近くにはちょっとしたギフトショップがあります。

それから風のガーデンには車ではなく歩きでも行けるようです。15分ほどのようなので、片道は歩きでゆっくりというのがいいような気がします。
風のガーデンはいいのですが、ワゴン車送迎がちょっと興ざめかな、と思うので...

とか言いながら結局往復ワゴン車に乗ったのですが
(^^;

おなかすいたのでプリンスホテルのレストランに入ると、「富良野カレー」の文字が！
これは頼まないと！！

じゃ〜ん、これが富良野カレーです。
オムカレーなんですね(^^)

調べてみると富良野カレーには決まりがありました。
第１条 お米は富良野産を使いライスに工夫を凝らす
第２条 卵は原則富良野産を使いオムカレーの中央に旗を立てる
第３条 富良野産の｢チーズ(バター)」もしくは｢ワイン｣を使用する　　　　　
第４条 野菜や肉、福神漬（ピクルス）なども富良野産にこだわる　　　　　
第５条 富良野産の食材にこだわった一品メニューと「ふらの牛乳」をつける
第６条 料金は税込み１，０００円以内で提供する　

プリンスホテルの富良野カレーもちゃんと旗が立ってて、ふらの牛乳が付いておりました(^^)
見かけよりあっさり目で、ペロッとおいしく頂きました(^^♪

ホテルの売店をウロウロしていると、シロクマ君発見！　旭山動物園効果でしょうか。

帰りは、芦別市・赤平市を通って帰ります。

途中、赤平でお城発見！
なんだろね〜と言いながら通り過ぎ、後で調べるとなんと人形屋さんが建てた「徳川城」という建物であることがわかりました。
う〜ん、なんでお城なんだろう？

北海道の夕暮れは本州より少しだけ早い感じ。
夕焼けが出迎えてくれます、もう少しで札幌です。

帰ってきました〜、いままでの自然いっぱいの北海道から、人でいっぱいのもう一つの北海道です。

明日はもう帰らないといけませんが、その前にちょっと早起きして、北大キャンパスに行ってみます。

☆３日目に続く☆