2009/09/13 - 2009/09/16
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Lahiriさん
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日本から来る友人と合流するためにイタリアへ
少し早めにピサに入り、
そのままフィレンツェに数日滞在
天気が少しぐずついて、
降ったり止んだりの繰り返しの今回の旅行、
雨の中出歩くのは嫌いだけど、
濡れた街並みを撮るのは好きかな・・・
2009年10月20日
写真少しだけ追加しました。
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朝、雨の降る音で目が覚める。
今日はフィレンツェ最終日、
昼頃の電車で南下するとして、
さて、それまでどこに行こうか・・・
とりあえず部屋を片付け、
荷物をひとまとめにして
部屋を後にする。
ホテルから少し歩くとドゥオモが見える。
始めは緩やかだった雨足がどんどん強くなり、
引き寄せられるようにジョットの鐘楼に入る。 -
ほとんど朝一で入ったので、
周囲は少し響く私の足音と、
雨の音が静かに聞こえるだけ・・・ -
実は、この鐘楼を登るのは今回が初めて。
向かいのドゥオモのクーポラには
登った事があるのだけれど。 -
少し休んでは足を止め、
また少し休んでは・・・の繰り返し。
雨はまだまだ降っているようだ。 -
とはいえ、薄い雲の間から
仄かな光が射し始めている。
もうじき雨は止むのかもしれない。 -
414段あるという階段を
のんびり登りながら、
途中ところどころある部屋で休憩。
部屋というより、吹きさらしの足休めの場所
というべきか・・・ -
ここでようやく1人旅と思しき
男の子がいた。
彼も高そうなカメラ機材を抱えて黙々と撮影。
カメラでは負けるけど、
意気込みでは負けないとばかりに私も参戦。
彼はどんな風景を切り取っただろう・・・ -
さらに細い階段を登っていくと、
小さな小窓があって、外の景色が覗ける。
クーポラの高さを見る限り、
どうやらまだまだ階段は続くらしい。 -
ようやく屋上?に到達。
思ったよりは疲れなかった。
多分ドゥオモに登るよりは全然楽だと思われる。
なにより、
あの優美なクーポラが目の前に広がる景色は
ここでなければ見られない。
それにしても何と気品溢れる建物なんだろう・・・ -
晴れていると普段は優しい赤色をしている
乾いたレンガが雨に濡れ、
少し暗い落ち着いた色に変化し、
重厚感が一層増していた。
普段は主張しすぎることなく
控えめな色合いで楽しませてくれている
大理石も、水気を含む事で
いつもより色が際立つようだ。
低く立ち込めた薄い雨雲に覆われた
白い空の下で周囲の街並みと
溶け込むようになじんでいる。
しっとりと佇むその様に
ただただ見惚れてしまう・・・
このハートの落書した人も
同じ気持ちなのかもしれない・・・ -
ドゥオモのクーポラは
そこにいるだけでロマンチックな気分になれるけど、
(例の小説の影響かしら)
景色だけ楽しむのなら、
私は断然ジョットの鐘楼かな・・・ -
名残惜しさを感じつつ、
そろそろ下に降りることにする。
小さな小窓から見えるドゥオモのクーポラが好き。 -
足元に気を付けながら
のんびりと下に降りると雨が上がっていた。
水の下に広がる世界も、
あっという間に消えてしまうだろう。 -
ジョットの鐘楼に登る前、
ドゥオモの周辺を散歩していたら、
出勤前と思われる人たちが
ひっそりと出入りをしていた。
毎日の習慣、日々の暮らし、
フィレンツェでの生活ってどんなものだろう・・・ -
さっきまで登っていたジョットの鐘楼からの景色を
思い出しながら、フィレンツェを後にする。 -
雲の隙間から、
少し太陽が覗き出した。
今日のフィレンツェは
これから晴れるのだろうか。
これから向かうオルヴィエートは
どんな町かな・・・
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