2009/09/22 - 2009/09/28
247位(同エリア311件中)
moguさん
貴州の旅三日目です。
朗徳の苗族村を散策した後、バスで雷山経由千戸苗寨の西江に到着しました。
西江も苗族の街ですが、朗徳に比べて開発されており、素朴さはなくなり始めており、雲南の麗江と同じような古都を商業化したような雰囲気を醸し出しています。
来年の上海万博の別会場となるため、更なる開発が進んでいました。ここにも商業の波が押し寄せている感じでした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
PR
-
朗徳の苗家楽に泊まった次の朝は、苗家楽のおばちゃんのご近所との話声で6時40分に目が覚めました。
ご近所はもうすでに朝食の準備をする薪を燃やす煙が立ち始めていました。
早速散策に出かけました。 -
昨晩は真っ暗でわかりませんでしたが、村には他にもたくさんの苗家楽がありましたが、お客さんはいないようでした。今日の村のお客さんは我々だけ?
-
集落の中の道はすべて石畳、山の勾配にある集落の家々は石垣を築いてその上に家屋を建てています。
-
改装中の家もありました。すべて木造でつくるのですね。
-
地元の人がふいごでモミの選別をしていました。
手前の鶏は、ふいごから飛ばされたり、おばさんがつまみ出した虫を食べるために待ち構えているのです。 -
集落を登って高い場所から見下ろします。
川の向こうには田んぼが広がっています。 -
たくさんのトウモロコシが干されています。
どの家にもトウモロコシが干されていますが、最初は単なる飾りと思っていましたが、泊まった苗家楽でもご近所からトウモロコシをもらっていたので、やはり食用なのでしょうか。 -
トウガラシもしっかり干されています。
-
出勤前の馬さんです。
-
集落の中ほどにお祭りをする広場がありました。
お金を払うと踊りを踊ってくれるそうですが、今は収穫で忙しいのであまり受けたくないと苗家楽の女将さんが言ってました。 -
でも今はもみの干し場になっています。
-
集落を下り、入口の道路まで下りてきました。
ここの風雨楼は比較的新しいです。2005年に修復されました。 -
昨年には北京オリンピックの聖火がここにも来たようです。
-
稲が刈られていない田んぼがまだ残っています。
-
集落を今度は下から見上げます。
-
-
観光案内所もありましたが、昨晩も今朝も開いていませんでした。
と、ここで村中にアナウンスが。
苗族の言葉で何を言っているかわかりませんでしたが
あとで宿の女将に聞いたところ、「今日の午後観光客が来るので、みな家の前をきれいに掃除しておくように」との放送だったそです。
たしかに集落の中にはゴミが全く落ちていなかったです。 -
集落のはずれには村への入り口の門がありました。
-
収穫の時期です。河原にはイネやトウモロコシを干す準備が始まっています。
でもこのお米あまりうまくないのです。
橋の向こうには新築の家も建ち始めています。 -
川を渡ってお米を干しに行きます。
-
昨晩泊まった苗家楽のベランダです。
-
苗家楽では民族衣装などのお土産も売られています。中央と左の写真に写っているのはこの宿の女将さんです。
西江までの行き方を尋ねました。中国のHPで調べた朗徳から西江までのバスは今はないとのこと、必ず雷山まででなければいけないようです。 -
女将さんに電話で雷山への車を呼んでもらいました。とりあえず下朗徳で客待ちですが、パンクを発見し、パンク修理で10分程待たされました。
雷山まで一人5元でした。 -
朗徳のお役所も木造でした。
-
お役所の前に朗徳賓館というホテルもありましたが、営業していないようでした。
-
下朗徳から雷山と上朗徳に行く道の分かれ道。案内図が掲げられてます。
写真の方向は上朗徳。
これから我々は左方向に進んでいきます。 -
朗徳を抜けると再び昨日と同じ工事中道路が続きました。走って30分もすると渋滞で車が動かなくなりました。片側交互通行のところを両側から車が入りお互いに譲らず立ち往生していました。
工事関係者と運転手達が口論しています。「お前らが交通整理の指示に従わないからだ。」「交通整理なんてしていたか!」の応酬です。 -
結局20分近くすったもんだした挙句、ようやくバスが後退して道を譲り、車が動くことができました。
-
口論している脇でやっていた工事の様子。
道路の擁壁はすべて石積みなのですよ。 -
上朗徳からミニバンに乗ること2時間、工事中の道路を走ったり止ったりしながらようやく雷山に到着。
ミニバンを降り、西江行きのバスに乗るためにバスターミナルを探していると、西江行きのバスが通りかかり、飛び乗りました。一人10元。
そして今度は舗装された山道をバスはゆっくり進み、約1時間後に西江に到着しました。
西江では村に入る前に60元の入場券を買わされます。本来は100元ですが、2010年4月までは60元だそうです。
ここで今回の旅のスケジュール変更をしました。本来は昨晩のうちに西江に到着し、その後鎮遠、黄果樹を見て27日に深センに帰る予定でしたが、そのスケジュールだと今日中に鎮遠に入らなければなりません。西江をものの1・2時間しか見れません。ここまで来てもったいない。
今晩もここに泊まり1日旅行を延期したいと思い、というより昨日も半日バスに揺られ、今日も午前中バスに揺られ、もう今日は移動したくないとの気持ちから、深センの旅行会社(といってもチケット手配だけ)に電話して貴陽−深センのフライトを28日に変更してもらいました。 -
バスターミナルから西江のメインストリートを歩いて行くと通り沿いには苗家楽や土産屋等が並んでいます。朗徳に比べかなり観光化されているところです。
とりあえず昼食をとるために、食堂に腰をおろします。 -
とりあえず昼飯です。
昨晩の自家製サラミの味が忘れられず、ここでもサラミを頼みました。
+スープ、中国セロリと豚肉の炒め物。締めて45元。 -
食事が終わって一休みしていると、隣の蘆笙場と言われる民族踊りをやる広場から音楽が流れてきました。
ラッキー。どこかの団体さんが手配したショーを拝見させていただきます。 -
まずは歓迎のお酒から。
後で知りましたが、この時に杯を持つと「俺は飲めるぞ」と言っているようなもの。飲めない人は杯を持たずに飲ませてもらうのです。 -
点滴を受けている孫をおぶったおばあちゃんもやじ馬で見に来ていました。
すごい風景でしょう。 -
ショーは小一時間やっていました。
メインのお客様は海外の中国語TV局のお偉いさんがたでした。
それではしばらく民族舞踊をお楽しみください。 -
-
司会進行役です。
-
へそ出し、ミニスカですか。
今っぽくないですか? -
草笛の名人さんです。
-
また新たな衣装で。
-
-
みなさんプロなんでしょうか。
ちょっと化粧が濃すぎません? -
踊り子さん以外にも街中に民族衣装を着た人がいるのね。と思ったら、観光客でした。貸し民族衣装は5元也。
-
ショーを見終わって、宿探しです。広場の前にも苗家楽があります。この「百家客桟」は外国人の泊まっているらしく、案内は英語で書かれており、無線LANも使えるらしいですが、今回はパス。
西江の苗家楽の案内がバスターミナルの前にありました。詳しくは口コミで。 -
あちこち見て回って、結局この苗家楽にしました。
-
1ベッド20元。二階から上は木造で、それも建てつけが悪いので歩くたびにギシギシ。
-
部屋外のベランダからは先ほどの広場が見えます。景色は抜群。夜はここから夜景をみます。
-
ここが共同のトイレ兼シャワー室。3階の客が我々だけだったので、よかった。これでお客がたくさんだと争奪戦になりますね。昨晩の朗徳の宿は電気湯沸かし器の容量が小さかったですが、ここは大容量だったので、思う存分シャワーを浴びれました。
-
宿が決まったところで、散策です。メインの通りを歩いて行くといろんなお店があります。ここは電気屋さん二階は苗家楽。
-
新築の家も建てていました。
-
街中に流れている河を渡り、西江の入口となる観景台に上ります。
-
街中の川には合計4本の風雨楼がかかっています。
-
川では学校帰りの子供たちが水浴びをしています。それも素っ裸で。でも、一頃に比べ水が汚くなったと地元の子供が言っていました。
-
地元の子供に案内されて坂を登っていくと、稲刈りをしていました。
-
振り返るともうこんなところまで登ってきました。
-
地元の子は途中の井戸で一服。
-
観景台に着きました。新しい建物へのペンキの吹き付けをやっていて、臭かった。
-
観景台からの景色をお楽しみください。
-
集落の向こうの山には棚田が広がっています。
-
高・中学校です。朝は6時に学校のチャイムが鳴り、夜は10時ごろ補習から帰ってきました。
-
-
-
-
観景台を後にして、集落までおりていきます。まだ古い建物が残っています。
-
ここでも道端にトウガラシが干してあります。
-
川では髪の毛も洗っています。
-
明日のバスの情報収集にバスターミナルに寄りました。
バスの情報については口コミで。 -
歩き疲れたのでバスターミナルに一番近い風雨楼で一休みです。
-
近くの田んぼでは稲の収穫が始まっています。
-
手前のおじさんは籾取りをしています。収穫の時期でも田んぼには水がはられているんですね。
-
街中にはスケッチブックを抱えた学生がたくさんいました。貴陽の美術学校の学生で研修に来ているそうです。作品を撮らせてもらいました。
-
6時になりました。野良仕事から皆帰ってきます。
-
皆本日の収穫をかついで、軽快なテンポで帰ってきます。
-
さて、街中で食事する場所を物色しますか。
途中変わった煙突を発見しました。 -
お土産屋さんで発見した炊飯器。黒いものは何かと近づいてみると、なんと蝿でした。
-
つきたてのお餅も売っていました。お餅で砂糖とピーナッツを砕いたものをくるんで食べます。甘すぎー。
-
日も沈み、夜景になってきました。
-
あちこちブラブラしましたが、結局昼食を食べた飯屋にたどり着きました。
-
本日のメニューは酸湯魚。貴州の名物とか。山椒+トウガラシの薬味をつけていただきます。
-
プラス「マオタイビール」をプラスチックコップでいただきます。しめて40元。味は?大しておいしくない。フツウ。
-
宿に帰ってきました。我々が泊まっているのは3階です。
-
宿のベランダから撮った夜景です。しかしこの電気一晩中点いているのかな?もったいない。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
中国 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
83