2009/09/22 - 2009/09/28
132位(同エリア311件中)
moguさん
2009年9月22日から7日間で貴州を回りました。
深センから出発し、茘波−凱里−朗徳−西江−鎮遠−黄果樹−貴陽を経て深センに戻りました。
大自然・少数民族・古い街角
これだけの行程を7日間で回るのはきつかったです。もっと的を絞るか、より時間をかけて滞在すべきだったと思います。
まずは一日目の旅行記です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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深セン空港から9:00発の深セン航空ZH9895便で貴陽に向かいます。往復で950元でした。
貴陽予定到着時刻は10:35。貴陽で乗り換え11:30発の同じく深セン航空で茘波に向かうチケットを購入していました。
同じ深セン航空なので深セン空港でのチェックイン時にトランジットの手続きができるかと確信していましたが。カウンターのお姉さんからは「貴陽から先は知ったことではない」とのお言葉。一挙に茘波行きに乗れないとの危機感が…。お姉さんの忠告にしたがい、荷物はすべて機内持ち込みに。
9時に予定通り搭乗したものの、空港が混んでいるため離陸できず、待つこと30分。9:40にようやく離陸。もう乗れないとあきらめざるを得ず、一日目から予定変更を迫られました。 -
地元の航空会社なので、多くの深セン航空の機材が泊まっています。
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離陸間もなく機内食が出ました。
あんかけ面、ザーサイ、干しブドウ。
味は聞かないでください。 -
貴陽に近づき棚田や集落が見えてきました。
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11時に貴陽空港に到着しました。
茘波行きのフライトまで30分しかありません。チェックインはもう締め切られているはず。やはり予定変更必至ですか。 -
飛行機からのバスを降りて手荷物の受け取り場所に入ると、すぐ右側になんとトランジットカウンターがあるではないですか。
茘波行きフライトの予定時間まであと20分。一か八か航空券を出してみるとなんと、搭乗券が出てきました。フライトが遅れているために手続きしてくれたようです。
言われた8番ゲートまで行ってみるとやはりフライトは遅れていました。本当にラッキーでした。 -
ゲート前で待っていると金色の旅客機が到着しました。
中国国際航空の機材でした。 -
1155搭乗開始です。機材はEMBRAER190。航空会社は深セン航空の子会社の鯤鵬航空です。
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乗客は15名程度、これでは完全な赤字路線。
購入価格は45%引きの230元でした。 -
機内ではショッピングもでき、深セン航空アテンダントのフィギャーも売っています。4体で200元。
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離陸間もなく貴陽の街並みが見えてきました。
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30分後降下し始め茘波の街並みが見えてきました。
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茘波空港に到着しました。かわいい空港です。
一昨年に開港したばかりで、周囲のカルストの山々を削って台地にした上に作られています。
深センや広州からの直行便が飛んでいた時期もありましたが、現在は貴陽から往復1便だけだそうです。
あとで知りましたが、貴陽でこの便のチケットは最低99元で販売していました。更には茘波空港で搭乗券と引き換えに観光地の入場券がもらえるとのことです。 -
空港バスで茘波の街に向かいます。街に近づくと少年たちがビリヤードをしていました。
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茘波で最も高級と思われる三力酒店
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ほぼ30分で茘波バスターミナルに到着しました。
ここでバスの車掌さんから小七孔と大七孔のチケットを150元で購入。本来なら195元の代物です。 -
バスターミナルには深セン行きのバスもありました。何時間かかるんだろう。
このターミナルの各地への便の時刻表はクチコミで紹介しています。 -
8元で小七孔までのチケットを買い、この小型バンで向かいます。
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茘波の街中でお客を拾いながら小七孔に向かいます。
街中には他の街とは異なり、あまり人がいません。 -
運転手さんに宿の相談をすると、小七孔のそばの田んぼの中の民宿に直接連れてきてもらいました。
このへんには他にも民宿がありますが、この隆福山荘が一番大きかったです。
詳しくはクチコミで。 -
周囲には昔の日本の田舎を思わせる風景が広がっています。
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民宿に荷物を置いて、さっそく小七孔に向かいます。
入場券は110元、そのほかに観光バス代20元、保険代5元が必要です。
小七孔は基本的に観光バスと電気自動車を乗り継いで回りますが、六十八級瀑布と水上森林はバスがなく、歩かなければなりません。 -
まずは六十八級瀑布です。1.6kmの間に68の段差があり、滝が連なっています。
最初に驚いたのはその渓流の水がきれいなところ。これまで中国では濁った水しか見たことありませんが、ここまで来るとさすが水はきれいなことがわかりました。 -
道路のわきにも滝があります。「拉雅瀑布」といわれます。
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1.6kmの間に68の滝があります。
時々手前のように岩を模倣した遊歩道があり、河水が間近に感じられます。 -
河のなかの水藻も透けて見えます。
日本の渓流では普通でしょうけど、中国では初めてです。 -
68級瀑布が終わると電気自動車で亀背山の停留所まで行きます。
そこで竹筒飯をいただきました。写真はありませんが、竹筒にもち米を入れて焚いたものです。
5元でした。 -
ここから水上森林と呼ばれる渓流の遊歩道をあるきます。この間は車に乗れません。
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渓流沿いに遊歩道が作られています。
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清らかな渓流がずっと続いています。
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見たこともない蝶やトンボが飛んでいます。
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水上森林を出るとまた電気自動車に乗り、翠谷瀑布に着きます。
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やさしい感じの滝です。
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次の見どころの臥龍潭に着くと道端で地元の人たちが串焼きを売っていました。
斑鳩(ジュズカケバト)の丸焼き(中央)、小鳥串焼き(右)、干し豆腐(中央上)をいただきました。
どれも辛かったです。頭を除いてすべて骨までバリバリ食べました。しめて8元。 -
臥龍潭は人口のダムによって作られた湖ですが、湖の水源は地下河流から来ているそうです。
湖が碧いのはここの水には特殊な成分が含まれているからだそうです。 -
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臥龍潭の下流側です。ここから鴛鴦湖まで遊覧船があるようですが、もうすでに5時半なので、運行していません。臥龍潭での観光客も私たちだけで、電気自動車が待っていてくれました。
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最後の見どころ鴛鴦湖です。ボートに乗って回れるのですが、もう6時、ボートはやっていませんでした。
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6時を回り、私たちともうひとグループが最後のお客だそうで、本来は車に乗ってはいけない区間も車に乗せてくれて、出口まで一気に下りてきました。
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6時半に民宿に戻ってきました。
小七孔の橋は見逃してしまいました。 -
民宿の食堂で晩餐です。
手前はニガウリのあえ物、奥は「黄豆燜土鶏」。大豆と鶏の鍋です。鶏は奥から生きたものを連れてきて、「これでいい?」と。すぐさまつぶしたものです。
ご飯はぼそぼそでおいしくありません。貴州にいる間ずっとこのご飯でした。このへんはこんなお米しかとれないんだ。 -
晩酌は「漓泉啤酒」。桂林のビールです。
その日は疲れでそのままベッドに倒れました。
11時頃目を覚まし、夜空を見上げると、満天の星。天の川もくっきりでした。
あんな星空、麗江にいく途中で見上げた星空以来でした。
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