北欧旅行（ヘルシンキ１）

2008/05/31 - 2008/06/09

デンマーク（コペンハーゲン）→フィンランド（ヘルシンキ）→エストニア（タリン）→スウェーデン（ストックホルム）→オランダ（アムステルダム、デン・ハーグ）→ベルギー（ブリュッセル、アントワープ、ブリュージュ）

現地で友人と合流して、一人旅から二人旅へ。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 航空会社: スカンジナビア航空

3日目、コペンハーゲン発9:35のSASでヘルシンキヘ。ヘルシンキ着は12:10です。すごく遠いように見えますが、約1時間半のフライトです。コペンは日本の7時間遅れですが、ヘルシンキは6時間遅れ。（サマータイム時）

シェンゲン協定内は国内線扱いの為、パスポートチェックのありません。移動がスムーズ。

それからSASの欧州内路線は機内サービスは一切なし。
いや、あったのですが、全て有料です。
サンドイッチ等の軽食はおろか、ドリンクさえも・・・。

2カ国目とうちゃ〜く！！！

フィンランドはムーミンの国です。スナフキンがお出迎え。

ヘルシンキ空港から市内まではバスに乗ります。
バスに乗るとすぐに風景が変わった。

森林の中を走ってる！！！さすが「森と湖の国」です。デンマークでは全く見られなかった光景に感激！！

ヘルシンキ中央駅に到着

駅から海は近いのでしょうか？
カモメがたくさん飛んでいます。

ヘルシンキ中央駅

トラムだぁ！

駅からホテルまでは５分くらい。
地図を見ながら二人で歩いていきます。

同じ北欧でも、コペンハーゲンとヘルシンキはちょっと雰囲気違います。

コペンは茶色や赤レンガの建物が多かったのですが、
ヘルシンキは白い建物が多いです。

ホテルに着きました。
チェックインしたらさぁ観光です！

まずはヘルシンキの観光スポット、マーケット広場へ。

ヘルシンキには本当にカモメがたくさんいます。マーケット広場は特にカモメが多いですね。

頭上にはカモメが飛び交い、マーケットを歩いていると、カモメの低空飛行に襲われそうになりました。

マーケットの魚をカモメが加えていくシーンも見てしまいました。

まさに「お魚くわえた・・・」です。

「かもめ食堂」はヘルシンキが舞台の映画です。その名の由来はやっぱりこの街にカモメが多すぎるから？

こんなものがありました。

その先にはここにもカモメが。

いろいろなお店が並んでいます。まさにマーケット。

お魚や野菜、イチゴやブルーベリー（フィンランドは有名ですもんね）などの食品、屋台、民芸品まで。

夏なのに毛皮のお店もありました。トナカイの皮の。

マーケット広場の屋台でランチです。
サーモンと野菜の盛り合わせ。

お値段10ユーロ（当時1,700円）

フィンランドよ、やっぱりオマエもか！！
北欧にいる間はきっとずっとこんな調子でしょうね・・・。

マーケット広場近くの高台にある「ウスペンスキー寺院」に向かいます。

ウスペンスキー寺院は、北欧最大のロシア正教の教会です。

ところが、この教会は午後4時まで。
私達が着いたときはちょうど4時をまわったばかりでした。ガイドブックをチェックしておくべきでした。。。

美しい内部を見たかったです。

でも、いいこともあったよ。

教会へ行くまでにこんなに美しい木が！大きな木ですが、まるで藤の花のような花が咲いています。すごくきれいな紫色。

後でライラックの花と知りました。

ウスペンスキー寺院からトラム乗り場へ向かう途中、大統領官邸がありました。

ヘルシンキのトラムといえば、
「かもめ食堂」の始めのシーンで、ミドリ（片桐はいり）が乗ってましたね。

ヘルシンキの町はトラムでの移動がとっても便利。
ヘルシンキを網の目のように走っています。

私達が乗ったのは３Ｔという路線。同じルートは逆向きに走るのは３Ｂ。これらは環状線になっていて、１時間で１周します。

３Ｔで「テンペリアウキオ教会」へ向かいます。

あった〜！！テンペリアウキオ教会が見えてきました。

てっぺんが緑色のドーム上になっていて、岩でできているユニークな外観の教会です。
この教会はルーテル派の教会で、今から４０年ほど前に完成したまだ新しい教会です。

内部は明るい。光が差し込んできれいです。

教会ですからね、パイプオルガンもちゃんとあります。

緑色のドームの天井だけど中から見上げてビックリ！！
銅でできていました。

このペンギンはヘルシンキの名物アイス屋さんの看板です。おいしかった〜！

教会の近くで、蓮華草のような花が咲いていました。
これもキレイな紫です。

再びトラムに乗りマーケット広場へ。

これは、待ち合わせスポットとして有名な「バルト海の乙女像」。

ヘルシンキ大聖堂。ルーテル派の大聖堂です。

その前は、元老院広場。

ここがヘルシンキで最も有名な観光スポットでしょうか。白い建物に、緑色の屋根がきれい。

ヘルシンキにはこういった白い建物がとにかく多い感じがします。清潔感があり爽やかなイメージの街です。

反対側はこんな感じ。

市庁舎が見えます。

ヘルシンキ大聖堂の中も白で統一されています。

これは宗教改革のマルティン・ルターの像ですね。ルーテル教会の創始者ですもんね。

次にヘルシンキの目抜き通り「エスプラナーディ通り」に向かいます。

エスプラナーディ通りには、ムーミンの食器でもおなじみの「イッタラ」（アラビア）のショップや、
「マリメッコ」本店、ブランドショップなどが並んでいます。

ここにも白っぽい建物が多い。

オープンカフェが似合いますね〜。

「アカデミア書店」

映画「かもめ食堂」のファンの方ならもうお分かりですね？

サチエ（小林聡美）とミドリ（片桐はいり）が出会ったカフェの入っている建物なんです。二人でガッチャマンを歌ったカフェです。

実はこのカフェ、それだけではありません。日本人だけに有名な訳でもないし。

この建物自体が価値あるものなんです。

ここは、現代建築家＆デザイナーとして活躍されているアルヴァ・アアルトが手がけた建物なんです。

本当にオシャレ〜！とっても本屋さんには見えませんよ。

そして、奥に見えるのが例のカフェ。

カフェのは「カフェ・アアルト」。
アアルトの名を唯一冠しているカフェということです。

とてもガッチャマンの歌を歌えるような雰囲気ではありませんでした。

再びトラムに乗りました。

慌てて向かった先は、ひと気のない淋しい道。
地図で見るとこの辺りなんだけどなぁ・・・。

あった〜！！

かもめ食堂！！！

が〜ん！すでに営業時間が終わっていました。

まだこんなに外は明るいのに〜！！！

ってことで外観だけ撮影。

ちゃんと映画のポスターも貼ってありました。

フィンランド語で書いてある。こっちでも公開されたのだろうね。

このレストランの名前です。

中はこんな感じです

仕方ないので、夕食は近くでシナモンロールを買って帰り、ホテルで食べることにしました。

ここでシナモンロール食べたかったよぉ。

おまけ