'07リスボン～夜はファドに酔って熱く？！～ポルトガルその10

2007/04/27 - 2007/05/06

リスボンの街の中を車で走るのは避けたいと言うドライバーの希望で、レンタカーはエヴォラで返し、バスでリスボンへ戻りました。

リスボン滞在の３晩ともファドを聞きに行くつもりでいたのに初日のCasa de Linhares で　熱い歌声を聞いているうちに、
体も熱く意識もとろけて･･･ホテルに戻った頃には明らかに発熱していました。

リスボンへのバスがやたら寒くて、２時間の間に冷え切ってしまったのがいけなかったのでしょうか。
持参の風薬を飲み、翌日の回復を祈りました･･･

エリア リスボン(ポルトガル)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: ヴァージン アトランティック航空

Ponte 25 de Abril
テージョ川と４月25日橋

翌朝の私、空模様の如く、いまいち気分が優れません･･･

夜中にもう一度飲んだ薬の効き目で熱は下がって、食欲もあったので、とりあえず行け行けでベレンへ向かいました。

ベレンの塔

発見のモニュメント

モニュメントの前にある世界地図

うちはここ！

Mosteiro dos Jeronimos
発見のモニュメントのてっぺんから見たジェロニモス修道院

どこからどこまでなんだか、分からないくらい大きい！！

修道院右手にあるサンタ・マリア教会の内部

サンタ・マリア教会のステンドグラス

ジェロニモス修道院の中庭から見る回廊と教会の鐘楼

装飾の美しい１階の回廊の柱

修道院室内のアズレージョ
ポルトのものとはだいぶ趣が違っています。

回廊の２階から

１階と２階の設計者が異なるのでデザインがかなり違います。

修道院から出てみたら･･･

警備関係のパレードだったようです。
騎乗警官から白バイ隊まで、
語弊があるかもしれませんが、
日本ではなかなか見られないかっこいい行進でした。

Pasteis de Belem
エッグタルトのベレン

お決まりのコース
パステル・デ・ナッタ（エッグタルト）と
ビッカ（エスプレッソコーヒー）

この後、南蛮屏風を見ようと国立古美術館へ行きましたが、
なんと入ったとたん、屏風は今展示していないと
言われてしまいました。

あまりにがっかりした私は寝込んでしまいました。
じゃなくて、大事をとって昼寝をすることにしたのです。

リスボン初日に行ったファド・レストラン

Casa de Linhares Bacalhau de Molho
ファド・レストラン　　バカリャウ・デ・モーリョ

リスボン２日目のディナー
シーフード・レストラン　ガンプリヌス　Gambrinus

バカリャウで一番おいしかった　コキール

Ameijoas
アサリの酒蒸し

とにかくこれがおいしくて！！

スズキのグリル

ナイフとフォークでみごとにさばいてくれました。

真ん中に見えているのがサンタ・ジュスタのエレベーター
低地の部分から高台に上がるのにエレベーターがあるのです。

サン・ジョルジェ城から見るバイシャ地区

昼寝の甲斐もあって、翌日は元気に復活！
ぶり返さないように薬は飲み続けました。

リスボン・アルファマ地区から散策再開です。

Castelo de Sao Jorge
サン・ジョルジェ城

有料の城址公園になっているせいか、よく手入れされていてきれいです。
特にこういう場所でのトイレとしては清潔でびっくりしました。

リスボンのシンボル、黄色い路面電車

ポルトでは走っていなかったので、感激！！
狭い坂道をぐいぐい走って行きます。
またそこに計ったように路上駐車の車があって、
路面電車はすり抜けて行くけれど、
歩行者はどこに逃げたらいいか分からない時があります。

アルファマの案内図もアズレージョ

Largo das Portas do Sol
ポルタス・ド・ソル広場からアルファマ地区

Se カテドラル
大聖堂の中

大聖堂の回廊
中庭は発掘調査中

サンタ・ジュスタのエレベーターの展望台から見たペドロ４世広場

白い建物はドナ・マリア２世国立劇場

Cinvento do Carmo
カルモ教会

リスボン大震災の記憶を留めようと崩壊したまま保存されています。

サンタ・ジュスタのエレベーターの展望台から見た
サン・ジョルジュ城

カフェ　ブラジレイラ

ポルトガルはブラジルの元宗主国なのでした｡
コーヒーがおいしくて、安いわけです。

今日もランチは　ビッカとパステル・デ・ナッタ

似たようなペストリーがたくさん並ぶショーケースの前で夫が困っていると、おばちゃんがこれとこれ！と指さしておすすめを教えてくれました。

Paraca Luis de Camoes
カモンエス広場

ポルトガルで最も有名な詩人、ルイス・ヴァス・デ・カモンエスの銅像が立っています。

街のあちこちで微笑んでいるクリスチアーノ・ロナウド
サッカー・ポルトガル代表選手です。
マンチェスターユナイテッドで大ブレイクし始めていました。

このポスターが欲しかったけど、無理そうなので、一面広告で載っていた新聞を持って帰って来ました。

サッカーグッズのお店で、ロナウドやデコの名前を出すと大喜びしてくれました。

ビカのケーブルカー

私たちが行った時はここのケーブルカーしか動いていませんでした。
なかなか発車しないので歩いた方が絶対早いんですけど、
おばあちゃんたちはじっと待っていました。
私たちもね。

あんなにオープンな乗り物なのに、ちゃんと駅があります。

LISBOA A NOITE
レストラン　リジュボア・ア・ノアテ

最後の夜はグリルドロブスターを！！

重さで値段が決まるといわれて、ちょっとドキドキ

「彼女の名前はルイーズだ。お別れを」と
テーブルの所に持って来られた網に入った
ロブスターを見た瞬間、
夫と覚悟を決めました。

料理となって運ばれてきてからは、
その美味しさに値段も忘れて食べ尽くしました。

その夜のファドは　O FAIA オ・ファイアで
ファドが始まるのは夜遅く、その多くがレストランなので、
ファドだけ聞く場合は予約を入れた方がよいようです。

ミス・ルイーズとその仲間たち

たいへんおいしゅうございました。

O FAIA
ファド・レストラン　オ・ファイア

Hotel Pestana Palace
ホテルペスターナパレス

名前の通り、国の史跡に指定されている19世紀末の宮
殿です。ここに３泊しました。

ドアマンのおじいさんがとっても素敵なんです。
フロントもコンシェルジュもみんなとても気さくで
気取った感じのないホテルでした。

体調を崩していてホテルの写真が少ないのがとても残念です。