2009年シンガポールGP観戦2日目

2009/09/26 - 2009/09/26

バンコクで約4時間の乗り継ぎ時間を経て、シンガポール行きの便に乗り込みます。

エリア シンガポール(シンガポール)

ソファに座ってうとうとしている内に、夜も明けて周りが段々と明るくなってきました。晴天というのにはほど遠いですが、バンコクに到着したときしとしと降っていた雨も止んでいるようです。

搭乗時間が近づいてきたので、ラウンジを出て搭乗口に向かいます。SQ971便の搭乗口はラウンジから近い場所にあり、あっという間に到着しましたが、まだ搭乗は始まっていなかったので、近くにあった喫煙所で一服して時間を潰しました。

SQ971便の使用機材はB777-212ERで、去年のマレーシアGP観戦の時以来の搭乗となります。喫煙所で一服していると優先搭乗が始まったので、喫煙所を出て優先搭乗で機内へと入りました。座席に座って出発準備が整うのを待っている間に、次から次へと搭乗客が機内へと入ってきて、最終的には満席近くになったようです。

座った席は非常口座席の次の列でした。満席に近かったので、隣の２席は人が座りましたが、前の列が２席しかないので、あまり圧迫感を感じる事はありませんでした。この便にはパーソナルモニターが付いているので、後で何か映画でも見ようと思います。

バンコク−シンガポール間は約2時間のフライトにも関わらず、離陸して1時間ほどで機内食が出てきました。今回も2種類のメニューを言われたけど一つしか聞き取れず、聞き取れた方のオムレツを頼みました。オムレツは少し味付けが薄かったので、コショウを掛けて食べましたが、味の方は可もなく不可もなくといったところでした。

機内食が出てくる少し前から、モニターで映画「トランスフォーマー・リベンジ」を見ていたのですが、飛行時間が短いため、最後まで見る前にサービスが終了してしまいました。シンガポールの天候は雨は降っていないものの、どんよりと曇っています。このままなんとか夜も降らずに耐えてくれたら良いのですが・・・

着陸してゲートへ向かう途中、窓から外を見るとシンガポール航空のA380が2機並んで駐機していて、また少し離れた所にもう2機駐機してありました。確かシンガポール航空は4機のA380を保有しているはずなので、これですべての機体を見た事になります。

シンガポールはタバコの免税枠が無いので、飛行機を降りたときに持っていた1本のタバコは、入国審査の前に吸っておくことにしました。喫煙所は屋外にあるためかなりむっとしていましたが、飛行機を降りてきたばかりだと思われる人で賑わっていました。

バンコクからの便が到着したのはターミナルの一番端の方だったので、イミグレまではかなりの距離を移動しなければなりません。

ターミナルを移動中トイレに立ち寄ると、窓から目の前にA380が見えました。こんな近くで見たのは初めてなのですが、思っていたよりかなりずんぐりむっくりに見えました。

長い距離を移動してようやくイミグレに到着しました。この時間は到着便が少ないのか、そんなに並んでいる人はいなくて、5分ほど並んだだけですんなりとイミグレを通る事が出来ました。ちなみにイミグレでは何一つ質問される事はありませんでした。

イミグレを通過すると、次は預けていた荷物の引き取りです。途中でタバコを吸ったり、トイレに寄ったりしていたので、SQ971便の荷物はすでにターンテーブルに出て回っていました。少し待っていると、僕の荷物も回ってきたので、引き取って税関に向かいます。

税関では何も申告する物がないので、グリーンの方へ進みそのまま出ようとしたら、荷物をすべてX線の機械を通すように言われました。その際にタバコとお酒を持っていないか聞かれましたが、どちらも持っていないので、特に問題になることもなく税関は通る事が出来ました。この後は両替をして、ホテルに行くため地下鉄の駅に向かいます。

シンガポールの地下鉄には日本のsuicaのようなカードがあるというのを事前に調べていたので、まずはそのカードを手に入れます。最初に尋ねたチケット売り場では扱っていなくて、扱っている場所を教えてくれたので、その売り場へと向かいます。F1マシンがデザインされた限定カードもあったようですが、売り切れていてノーマルデザインのカードになりました。最初に支払う金額はカード発行手数料5ドルを含めて15ドルでした。

改札を通って中に入ると、地下鉄の路線図がありました。一応家でプリントアウトしたものを持ってきていましたが、デジカメで撮っておけば何かの役に立つかもと思い、写真に納めておきました。シンガポールの地下鉄は4つの路線しか無く、複雑な乗り継ぎもなさそうなので、簡単に利用出来そうな感じがしました。

駅のホームは少し薄暗い感じがするものの、天井が高くてとても広い空間になっていました。この駅はターミナル3とターミナル2の間にあって、市内中心から見ると終点の駅になります。空港の駅というのはもっと混雑しているイメージがありましたが、周りに電車を待っている人はあまりいませんでした。

車両はまだ新しいようで、車内もシンプルですっきりしたデザインでした。空港で乗る人は少なかったものの、途中の駅から乗ってくる人が多くて、だんだんと車内は混雑してきました。目的の駅までは途中2回の乗り換えがありますが、路線ごとに色分けされた表示のおかげで迷うことなく目的の駅まで行く事が出来ました。

目的の駅に着いて出口から外へ出ると、むっとした熱気が襲ってきます。関空を出てから基本的にはずっとエアコンの効いた室内にいたので、よけいに暑く感じます。

駅から5分ほどで宿泊するホテルに到着しました。そのときに丁度目の前を、全面にナイトサファリのラッピングを施されたバスが通りました。ナイトサファリはそこそこ有名なので、今回は行く機会がありませんが、次に来る機会があれば是非行ってみたいものです。

今回宿泊するホテルはシェラトンタワーズ・シンガポールで、去年もマレーシア、上海と一緒に海外観戦に行ったMさんと同宿です。Mさんは金曜日にシンガポール入りしてすでにチェックインしているので、部屋番号を聞いて直接部屋へと向かいます。