2009/07/09 - 2009/07/09
113位(同エリア177件中)
まみさん
2009/07/09木 クリミア半島1日目(現地英語ガイド&車付)
シンフェロポリからヤルタへ向かう途中
・チュフート・カレ洞窟都市とユダヤ墓地
・岩壁の被昇天教会
・バフチサライ宮殿
・アイ・ペトリ山頂展望台(1,234m)
【ヤルタ泊:ホテル・ブリストル(Bristol)】
思えば7年前から引きずっているかもしれません、岩壁教会へのあこがれと未練は。
2002年秋のドイツ旅行で、宝石博物館のあるイーダーオーバーシュタインを訪れたとき、駅に降りて真っ先に目に飛び込んできた、岩肌にめりこんだ白い教会!
しかし、どうやって行ったらよいか分からなかったし、時間に余裕はなかったので、泣く泣くあきらめました。
あれから7年。
ウクライナのクリミア半島に、鉄道のターミナル駅のシンフェロポリからクリミア随一のリゾート都市ヤルタへ向かう途上、車でなら簡単にアクセスできるところに、イーダーオーバーシュタインの岩壁教会を思わせる岩壁のマリア被昇天教会があると知ったとき。
その瞬間に、クリミア半島観光では車をチャーターすることに、私の中で決まったようなものです。多少高くても。
そして岩壁教会を旅程に組み込むことに決めたからこそ、チュフート・カレ洞窟都市に行くことを決めたようなものです。すぐそばですから。
岩壁教会へは、チュフート・カレ洞窟都市の帰りに訪れました。
というのも、チュフート・カレ洞窟都市散策は登山になるので、通常ならもっと朝早く、涼しい時間帯に行くものだからだそうです。
チュフート・カレに向かって歩きはじめたのは10時前で、10時半頃に洞窟都市に着きました。
そして洞窟都市だけでなく、ふつうの観光客がめったに訪れず、クリミア半島の人もその存在を知らない人が多いという、古いユダヤ墓地も案内してもらいました。
1000年以上もの古い墓地で、こんなに古い墓地はイスラエル本国にすら残っていないそうです。
だからイスラエルからわざわざ巡礼に訪れる人たちもいるとか。
ユダヤ墓地とあわせてチュフート・カレ散策に3時間半。
戻ってきたのは13時半頃。被昇天教会はちょうど昼休みが終わったところで、グッド・タイミングでした。
岩壁にめり込んだような白い建物は、教会本体ではなく、鐘楼みたいなところでした。
教会はもろに岩の中にありました。
岩をくり抜いた中にイコノスタシス(聖職者しか入れない礼拝堂のある聖なる空間と信者のいられる俗世界との境界となっているイコンの壁)がありました。
岩の中なのでとっても涼しくて、天井も壁も床も歪んでいて、ちょっとだけガウディの建物を思い出しました。
この旅行記では、チュフート・カレ洞窟都市散策の後編ともいうべきユダヤ墓地参詣と、あこがれの岩壁教会の写真を集めました。
教会の中は撮影禁止ですが、岩壁にめり込んだような姿はカメラに収めることができました。
※2009年ウクライナ旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2009年ウクライナ旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10359084/
詳細版「2009年ウクライナ旅行の詳細旅程」(もう1つのブログ「まみ’s Travel Diary」より)
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2009/07/2009-2271.html
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チュフート・カレ洞窟都市の第三のゲートから外に出た後
いままでのぼこぼこの道ではなく平らな道が続いたおかげで、ぐんと歩きやすくなりました。 -
1000年以上昔のユダヤ墓地へ
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ヘブライ語が刻まれた、ユダヤ教徒らしい墓
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乱立状態!
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あまりに時がたったので、もはや自然の中に溶け込んでいるよう!?
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右手前の石棺は、いかにもユダヤ人の墓らしい
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苔むして石の色すら変わっている
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なかなか風情ある景色@
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静かな眠りを感じさせる墓地
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森林浴の帰り道・その1
帰りは洞窟都市に戻らず、外の森林の中の道を行きました。 -
森林浴の帰り道・その2
足下は柔らかい歩きやすい土の道です。
だんだん強烈になってきた日差しを森が遮り、空気も美味しいです。
そして3時間近い散策で、気分が高揚していたせいか疲れは感じなかったのですが、朝、寝台車の中でウェハースをつまんだだけのおなかは、キュルキュル。 -
森の切れ目からチュフート・カレの城壁を見上げる
さっきまで、あんな高いところにいたんですねぇ。 -
森の切れ目から、宗教が違うのに隣り合わせの希有な2つの教会を見上げる
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出発地点にだいぶ近づいた頃
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2つの教会を中心にズーム
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森が切れた後の道を振り返って
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洞窟都市の入口のところから2つの教会を見上げる
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再び修道院の門のところに戻ってきた
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いよいよ被昇天教会へ
この建物は鐘楼でした。
教会の礼拝堂は、この白壁の中の廊下を進んだ先の、もっと奥、もろにくりぬかれた岩の中にありました。 -
付属の菜園
現地ガイドのニーナは、菜園の手入れをしていた女の子に、女の子が食用とは思っていなかった花の葉っぱの調理法を、自ら指南していました。
そんなかんじで、ニーナは、ガイドらしく外交的で、おせっかいと紙一重でまわりの人に口を挟まずにはいられない、昔かたぎのおばあちゃんでした@
それを現代の都会の日本人でやられたら、たいていの人はおせっかいと思ってしまうかもしれませんけどネ。
ウクライナはまだまた人々が気さくともいえるし、私がニーナと歩き回ったところは観光地で田舎がほとんどでしたし、ニーナは博学のプロのガイドですから、たいていの人が喜んで耳を傾けていました。 -
被昇天教会と迫る岩壁
左手の壁にぺたぺた貼られたプレートは、寄進者の記録とかだったと思います。
その上の白い2層の壁の左の突き当たりの岩の中に教会があります。 -
被昇天教会の鐘楼
中のフレスコ画がうっすら見えるでしょうか。
この中に描かれた聖人の一人は、まるで「モナリザ」みたいに、鑑賞者の動きにあわせて視線が動いて見えます。 -
被昇天教会の鐘楼前からの見晴らし
真ん中に、岩を屋根にした鶏小屋が見えます。 -
被昇天教会の鐘楼前からの見晴らしを外灯とともに
かつて教会があった岩のくぼみが見えます。 -
被昇天教会の鐘楼前からの見晴らし
いまいるところの屋根となっている岩の影と一緒に。 -
下の鐘楼と見晴らし・その1
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下の鐘楼と見晴らし・その2
写真を撮っていいのはここまで。
このあとは撮影禁止です。 -
被昇天教会を出て
この外灯、気に入ってしまいました@
「2009年ウクライナ旅行第5日目(3)クリミア半島:バレエで知ったバフチサライ宮殿」に続く。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10381759/
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