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古き佳きアメリカを尋ねて・・。 Vol.6

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2009/06/24 - 2009/07/04

3500位(同エリア4190件中)

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miyabi-do

miyabi-doさん

 2日目。

 ゆっくり出掛ける準備を進め、AM:8:22にスタート。
 101号線を少し南に戻り、オックスナードの旧市街地へ向かった。

 今回の旅のテーマである、"古き佳きアメリカ"にぴったりなスポットを発見した。
 19世紀から20世紀初頭に建てられた家が1ヶ所に固まった、ヘリテージ・スクエアなる場所がある。

 毎日am10:00からpm7:00まで、ガイドツアーがあるようだが、時間が早すぎて観光案内所も開いてない。
 朝早すぎて誰もいないが、その分ゆっくり見て回ることが出来た。

 ヘリテージ・スクエアにある建物は、事務所や歯医者として使っている家もあれば、レストランになっている家もあったが、自由に中に入れる家もあった。
 家の数は、全部で14軒。それにプラスして、給水塔が建っていた。

 日本で言うなら、茅葺き屋根の家を集めた古民家園のアメリカ版だろうか・・。
 建国200年余りのアメリカにとって、築100年の建物は歴史遺産に違いない。

 空が曇っているのは霧のせいで、am8:00からam11:00くらいの間に消えて、それ以降はカリフォルニアの青い空が現れる。
 霧のある間は、初春のような肌寒さだが、霧が晴れると一気に初夏から真夏の気候に変化するので、長袖も必要だし、半袖も持ってないと安心できない。

 オックスナードの旧市街地エリアから、海辺に出てみることにした。
 しかしビーチには、人っ子1人見あたらず、北を見ても、南を見ても、地平線と水平線が交わる辺りかその先まで、茫漠としたビーチが続いている。

 川が海に流れ込む所を再開発したのか、防波堤と共に陸地を掘削したのか、軽く1000艇以上のプレジャーボートが係留されているエリアの先には、釣りをする人がちらほら・・。

 野生のペリカンが砂浜にちょこんと居たり、犬と散歩する人、ジョギングする人、カフェでお茶する人など、アメリカ西海岸では当たり前の日常的な朝の光景が、次々に目に飛び込んでくる。
 こんな長閑な光景も、アメリカの田舎町が好きな旅人のお気に入りでもある。

 オックスナードの旧市街地を一巡して、ロータリーになっている広場に差し掛かると祭りを開催していた。
 周辺の農家の人たちが、簡易テントの店で採れ立ての野菜や花を売っている、"ファーマーズ・マーケット"風の様相に加えて、その場で作るポップコーンを売りの店には行列が出来ていた。

 目立つのはメキシカンの人たちで、彼らが奏でるマリアッチのような民族音楽と、アメリカのロック・ミュージックが、交互に流れていた。
 祭りの名前は、Oxnard Salsa Festivalだというが、なぜかサルサの音楽は聞こえてこなかった。

 子供達は芝生ではしゃぎ回り、杖や車椅子の老人まで、あらゆる世代が地元の祭りを楽しんでいる様子がいい。

 パサディナのローズパレードも、サンフランシスコのゲイ・パレードも、この目で見たことがあるが、規模的には日本の"村祭り"といった感じで、どことなく寂れた感じも漂っている。

 いずれにしても、旅の空で遭遇する祭りは、旅人の気持ちをウキウキさせてくれるが、この場での自分はエトランゼであり、異邦人であることに変わりはない。
 オックスナードの海辺と、オールドタウンと、祭りを堪能した後は、隣町ベンチューラへ。

 わざわざフリーウエイに乗る必要がないくらい、近い隣町だが、こちらの方が白人の高所得者が住んでいるため、メキシコ人はあまり見かけない。
 数年前、ロスで暴動が起きた事件は、この町と深く関係している。

 無抵抗の黒人に集団で暴行する警察官が、ビデオに撮られたことがある。
 その裁判を、わざわざロスではなく白人の多いこの町で開き、警察官が「無罪」を勝ち取った瞬間、その判決に納得がゆかない黒人が、ロスで暴動を起こすきっかけとなったわけである。

 ロスの街は無法地帯と化し、店に押し入って電気製品を略奪したり、それを防戦しようと町中で拳銃を撃ちまくる、韓国人の姿がニュースで流れたりした。

 ベンチューラの海沿いに広がるハーバー・ビレッジには、オックスナードより大きく豪華なプレジャーボートが係留されていて、その一番奥まった所にチャネル・アイランド国立公園のビジター・センターがある。

 ここから船に乗って国立公園に行きたい所だが、英会話力に欠ける日本人としては、別の機会に譲るしかない。
 ビジターセンターでは、そろいの制服を着た小学生が、これから団体で島に渡る準備をしている所だった。
 よほど引率の先生に頼んで、「一緒に連れてって・・」と言いたかったが、怪しい人間に見られて大騒ぎになる可能性もあるので、かろうじて我慢した。

 モーテルのカウンター周辺に必ずある、周囲の観光案内チラシによると、この先で交差する125号線沿いに、ヒストリック・ダウンタウンが保存されている町があるという。

 今回の旅のテーマにも合っているし、走ったことがない道なので気になるし、一応観ておこうかとハンドルを切った。
 町の名前は、SANTA PAULA。
 65マイルで走っていたフリーウエイを降りて、制限速度35マイルの町中へ入って行くと、古い駅舎とかつての暮らしを壁にペインティングした絵が点在していた。

 この壁絵は、この先の町でも次々に見つかるので、その度に車を停めては、写真を撮る習慣がついてしまった。
 町のメインストリートを歩いて見ると、時間を止めたような洋品店や床屋、カフェや雑貨屋が、「よくぞ潰れずに残ってきたものだ・・」という感じで並んでいた。

 この通りなら、1960年代の映画のロケ地になりそうなくらい、タイム・スリップしたような錯覚さえ湧いてきた。
 125号線を引き返し、101号線を北へ。
 明日の午前中は、サンタバーバラ市内を散策する予定なので、その手前でモーテルを捜すことにした。

 カープリンテリアという小さな海辺の町に、モーテル6を発見。
 am5:00過ぎから起きているので、今日も早めにチェックインして、身体を休めることにした。
 早起きしたせいか、フリーウエイに乗ると、単調な運転が眠気を誘う・・。
 事故は起こしたくないので、明るい内にモーテルへ。

 カープリンテリアのモーテル6には、アメリカ車旅初の液晶テレビが付いていた。
 チャンネル数もやたら多く、スポーツ専門チャンネルのESPNをはじめ、映画専門チャンネルもHBOも1と2が出来ていて、他にも映画はTNTやAMCなど、凄い数がそろっていた。

 しかし、英会話の読解能力に欠けるため、専門用語の多い『BONE』は観ていてもチンプンカンプンで、やはり『フォレスト・ガンプ』など、昔観たことがある普通の映画が良いようだ。

 餞別に戴いたカップ酒を飲んでみた。
 異国の旅の空の下で飲む日本酒の、旨いのなんのって・・。
 珍しくぐっすり熟睡し、起きてみたらam9:36。

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー
航空会社
大韓航空

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