古き佳きアメリカを尋ねて　Vol.2

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2009/06/24 - 2009/07/02

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#その他

miyabi-doさん

前２回のアメリカ旅行は、アメリカの航空会社だった。
　と言うことは、機内でのアルコール類は、ビールも、ワインも、基本的に１杯５ドル支払わないと飲めない。

　ところが大韓航空の場合、アルコール類は無料で、頼めばいくらでも持ってきてくれる。

　その上、機内食がいわゆる「チキンorビーフ」のチョイスではなく、夕食には"ビビンバ"が選べ、朝食はなんと海苔茶漬けが選べる。

　ビビンバは前々からあったが、海苔茶漬けは今回が初めてのこと。
　ビビンバは、電子レンジでチンしたご飯と、具材が入った器と、ワカメスープに、チューブ入りのコチュジャンと、ごま油が付いてくる。

　具材の器にご飯を移し、ワカメスープを少し加えながらよくかき混ぜ、最後にごま油を垂らしたら完成である。
　辛党のこちらとしては、コチュジャンを「コチュジャン　ハナ　ジュセヨ」(もう１つ下さい)と言って、手に入れた。

　機内では、窓側の席に座ったが、主翼の上なので視界は余りよくない。
　しかもA席なので、アメリカ大陸に近づいても、霧しか見えない。

　これがJ席なら、霧の切れ間から海岸線が見えた場合、その地形から今どの辺の上空を飛んでいるかが分かるという楽しみがある。

　隣の席に座ったのは、メキシコ生まれのアメリカ人で韓国在住者という、少しややこしい男性。ロスへは、久しぶりの里帰りだという。

機内では、もうひとつ良いことがあった。
　好みドンピシャのスチューワーデス(C.A.=キャビンアテンダント)が乗っていたことだ。

　体型は、小枝のように細い(服のサイズは、５号)のに、骨格がしっかりしている様が伺える。

　学生時代、スポーツをしていたからか、C.A.の仕事のせいなのか、体型に似合わない筋肉質の腕の持ち主で、その太さが気にならないほど全体像がいい。

　一目惚れするような女性を見て、心躍る体験は、ほぼ３年ぶりのこと・・。
　こちらが20代なら、きっとこれを機会に韓国語を勉強していたに違いない。

　そんな楽しいことがあったからか、長時間のフライトも苦にならず、am8:30にLAXに到着した。
　イミグレーションの行列も、前から５人目でスムーズに通関し、レンタカー会社のバスもすぐにやってきたし、順調な旅の始まりを予感させたが、トラブルは意外に早くやってきた・・・。