10年ぶりのトルコ

2009/07/01 - 2009/07/04

モスクワ経由でトルコのイスタンブールに向かいました。
トルコ訪問は10年ぶりになります。わずか3日間の滞在でしたので、駆け足の旅となりました。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 レンタカー
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

7/1午後1時　モスクワからトルコのイスタンブールに到着しました。　トルコ入国後　空港バスでイスタンブール市内のアクサライでトラムに乗り換えました。トルコは1999年9月に訪れて以来、10年ぶりなのですが、まず降り立った空港がきれいだし両替したリラからはゼロが消えていてすっきりしているし、何より物価高に驚きました。しかし、トラムにのって、アクサライからバザールのあるベヤズイット、ブルーモスクのある旧市街随一の観光地のスルタンアフメットとトラムが進むにつれて懐かしい景色が目の前に広がってきました。10年前にトルコを旅行した際は、このスルタンアフメット近辺を根城にして、カッパドキアに行ったり、ギリシャやブルガリアへと小旅行に出かけました。一つ先のギュルハネでトラムを下車し、今回3泊することにしたOlimpiyatというホテルに向かいました。

ホテルの室内は必要最低限といった感じですが、青を基調としていて清潔感がありました。
Wifiは無料と聞いていたので、早速WEPキーを教えてもらい接続を試みましたが、所持している
em-oneでは、認証は通るのですが、WPA-PSK(TKIP）方式？で暗号化されているのでポートが開いてくれないようでした。室内での快適ネットライフを楽しもうと思ったのですが、断念せざるをえない感じでした。

午後3時　ホテルを出て、トプカプ宮殿へ向かいました。10年前は工事をしているところが多く、ハレムのほとんどや第4庭園のテラスなんかも塞がれていたような記憶があり、じっくりと観光したというイメージがありませんでした。今回は時間の許す限りハレムや財宝庫、有名なテラスからの眺めを思う存分楽しみました。

ゲートを出て外の公園を宮殿の外周に沿って進み、入り口とほぼ反対側に行くとオープンテラスのカフェがあったので、チャイを注文しました。
そのカフェからもボスフォラス海峡がよく見渡せました。

午後5時　公園を出るとすぐ脇にアヤソフィアがあり、公園を挟んで反対側にはブルーモスクがありました。
このあたりは前回も何度か訪れていたのですが、ブルーモスクの前に着いたら、コーランが鳴り響いてきました。
ちょうど礼拝の時間帯だったようなので、モスク内には入らず外の広場の前でしばらくコーランを聞いていました。

スルタンアフメットからトラムに乗り、新市街にかかるガラタ橋のたもとのエミノミュで下車し、歩いてガラタ橋を渡りました。
ガラタ橋を渡り切ると長い坂道があり、登り切ったところにガラタ塔がありました。
塔自体はビル10階程度だと思うのですが、丘の上に建っているので、海側を見渡すと20階建のビルの屋上にいるような感じです。
新市街から旧市街、金角湾の奥の方まで見渡せました。新市街の高層化した建物よりも旧市街とマルマラ海を望む方角のほうがイスタンブールらしいと思いました。

7月2日　午前5時　起床後ホテルを出てアタテュルク空港へ向かいました。この日はイズミールまで飛行機で行き、空港でレンタカーを借りてイズミールの東80キロにあるエフェスという古代都市の遺跡に向かうことにしました。
当初は、イズミールから車をチャーターでもしようかと思ったのですが、事前に調べた限りでは、8時間のチャーターとガイド付きでも２００ユーロ以下というのはありませんでした。
そこで思い付いたのがレンタカーでした。トルコで日本人がレンタカーを借りられるのかどうかも当初は疑問だったのですが、ネットで調べると結構利用されているし、国際運転免許もカバーしているようで、問題はないようでした。
但し、トルコはミッション車が当たり前で、AT車はレンタカーではあまり扱っていないとの情報を得たので、なんとかAT車をイズミール空港からピックできないかレンタカー会社のサイトを調べまくりました。
AT限定免許ではないので一応ミッション車も運転はできるのですが、正直教習所以来運転をした事は皆無で、知らない土地でしかも左ハンドル車のミッションは避けたいという思いがありました。
H社やB社など有名どころもイズミール空港でのATオプションはなく、確認した限りではAvisでオプションのリクエストに応えてくれました。やはり料金も３割増くらいですが、事故を起こす危険性を考えると背に腹は替えられないというところでしょうか。
しかし、よくある手違いというか、リクエストが通っていなくて最終的にミッション車が割り当てられているなんて事も想定しつつ、イズミール空港到着後にカウンターで契約し、ピックアップ場まで行き、実車を確認するまで、本当にAT車なのか？という疑いは、目の前に車がやってくるまでは、晴れませんでした。
結果はちゃんとしたAT車でした。
午前10時　イズミール空港を出発しエフェス方面へ向かいました。
エフェスまでの道のりは事前にGoogleMapを使って確認していましたし、途中の順路なんかも「何号線から何号線へ」というふうにメモしておいたので、ほぼ間違えることなくまっすぐエフェスまで向かう事が出来ました。
大体、途中の標識に「エフェスまで何キロ」とか「セルチュク（エフェス近くの町）まで何キロ」と常に出ていたので、間違うことはないかもしれません…