2009/08/29 - 2009/09/05
110位(同エリア153件中)
ごろきちさん
一夜明けたワディ・ラムで見たものとは?!
砂漠は24時間さまざまな表情を見せる。
星で埋め尽くされた夜明け、徐々に赤く染まる空、日の出…
ボスが案内してくれた早朝探検の様子をご紹介。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- エミレーツ航空
PR
-
夜中、ぐうぐう眠っていると突然どこからかすごい声が聞こえてくる。
ギャイイイイイインッ!!ギャウッギャウッ!
日本じゃ聞いたことない鳴き声だが、あれはおそらく犬だ。
わんわん、なんてかわいいもんじゃない。すさまじい吠え方で野犬?が喧嘩している。
それが岩に反響してうるさい 笑
夜中4時前に起こされ、目を開けるとテントの天井の布越しに宝石の輝きを見た!一気に目が覚める。
「星!!!」外に出ると、紺碧の空が白く埋め尽くされるほどの星が煌々と輝いている!!しかも数が多すぎてどれが一等星かもわからないほど、一つ一つが光を主張している。
いつの間にか月は岩陰に潜んでいた。こんな星空を見させてくれた野犬に感謝!ばうわう。
残念ながら写真には撮れなかったが、そのあと少し寝て5時半に再び起床。夜明けが訪れていた。(5:31) -
視界は暗く、あたりはとても静寂につつまれている。
(いつの間にかわんころの喧嘩も終わった模様)
5:55
だんだん星が減っていく。そして向かいの山際が燃え始めた!いざ、朝日の見えるポイントへ移動!
キャンプ場のボスが先頭に立ち、ポイントまで案内してくれる。私たちのほかにNYから来たおじさんも一緒に参加。 -
6:00
5分経過しただけで赤い帯が広範囲に。
てくてくと見えない道を砂に埋もれながら歩いて行く。 -
6:02
ズームアップ。
だいぶ明るくなってきた。日の出ポイントはどこ??
・・・
目の前に砂の山が現れた〜
足が埋もれて全然先に進まない(TT)
なんとか砂の山のてっぺんに到着。。。
ここで座って日の出を待つ。 -
6:19
みんなで写真を撮りあい、日の出までワクワク★
ふと隣を見ると・・・
!!!!!!!!!
ボス、日の出まで二度寝する模様! -
6:28
到着してからだいぶ時間が経ちました。
あたりは相変わらず静か。
うっすら遠くから犬がてけてけ歩いてくるのが見えた・・・あれぞ野犬・・??3匹組でした。 -
6:30
日の出はもう少しかな〜??
・・・
今度はすごいクラクションが聞こえてきた!
びびびびびびびびびびびび〜〜〜
何事かと思えば、ラクダがひとりで歩いてるところを
四駆がクラクションでどかそうとしていたところでした。かわいそうに(TT) -
おぉ〜そろそろかな??
-
6:31
ついに!!岩の頭から日の出が出てきました〜〜
ぱちぱちぱち
これが初日の出だったらなんて縁起のいい正月だろう、と真っ先に考えた。。。 -
出てくる出てくる〜
砂漠に朝がやってくる〜 -
6:34
NYのおじさんと朝日
みんな感激です!!! -
と、思いきや!
ひとりぐうすか寝ているボス!!
朝陽に照らされても起きる気配がないっっ!!
ぐぅZzz -
私たちがいたところの後ろの岩が真っ赤っかに燃えだした〜〜
うひょ〜なんじゃこりゃ -
朝陽の当たるワディ・ラムの岩が個人的に一番きれいだと思います。
-
6:37
あっちゅーまに陽は昇りました。 -
っといきなり!
静かな砂漠に不釣り合いな人工的な電子音が!!
こんな砂漠の真っただ中でも携帯が通じてしまうヨルダン。。すごーい。
電話でやっと起きたのかな?と思いきや、
きっちりアラームをセットしていたボス!!
よいしょっと〜 -
日の出も見れて、満足、満足◎
と、上ってきた砂山を下りました。。
ってあれ・・ボス、どこへ行くんですか??? -
えええええええええええっっ!
今せっかく降りてきたのにまたこれ上るんですか(TΔT)
ボス、裸足だし歩くの速い・・待ってくれ〜
(左端の白いのがボス) -
改めて後ろを振り返る。
風紋と赤い岩。
なんて素敵なんだ! -
ぎょ〜
写真を撮ってる間にもどんどんボスが小さくなっていく〜〜
いったいどこへ連れてかれるんだ?! -
ボスにとってここは庭でしかないんだな〜
ぐんぐん先へ進むボス。
・・・ってそれどこへつながってるの?! -
砂から石がごろごろしている足場の悪い道に変わり、
ビーサンをはいていたNYのおじさんはここでギブアップ。
岩を登っててくてく・・
昨日四駆で走ってみた景色を歩いて改めて眺める。 -
と、ここで壁画発見!
またラクダだ!
ボスはあまり英語を話さなかったけど
写真ポイントを案内してくれていたのだった! -
ラクダのほかに人の手形のような壁画も。
-
その壁画、どこにあるかというとこの写真のボスの左足が乗っかっている方の岩!
いつのまにやらボスがカメラを1台借りきって
私たちをバシャバシャ撮って笑い転げている!!
よっぽどデジカメが気に入ったらしい 笑 -
壁画と岩
-
デジカメで写真を撮りまくり、大満足のボス。
すっかりカメラの扱いを独自にマスターし、
私たちにここに立て、こういうポーズをしろ、と
注文までつけてきて完全に専属カメラマンになってます笑 -
早朝でもラクダとベドウィンはいます
-
・・・いきなりボスが石を拾い始めた。
赤土の中に黒っぽい石を見つけ、なにやら包丁を研ぐみたいに削り出して・・・・
「え。何するの?!・・・ええええええええええええ」
削った石から出てきた赤土の粉を、突然私たちの顔に塗り出した!!!おおおおおおおいっっっ!!
何これ?!悪いいたずら?!と思っていると、
「これはベドウィンメイクだ!!」と。
まぶたに塗り、ほっぺた全体に塗り、おまけになぜか顎にまで!
どんだけありえない罰ゲームでしょうか。
最後ボスは爆笑してました。。。てかこの姿でキャンプ場まで戻るの?!(XX) -
さすがに私たちの顔写真は載せられませんが、
相当すごい顔でここからまた歩き続けます・・
ボスカメラマンにあれこれ言われ、写真を撮られて
すでに7:40!! -
私たちの顔をみて腹を抱えて笑うボス。
しどいよ〜しどいしどい!!
それにしてもボスのカメラの腕はなかなかで、
あれこれアングルに悩んだり光の具合を読んだりしていた。
「写真とは、光を読むこと」と前に読んだことがある。
こうして大自然の中を毎日生きている人にとって、太陽や月、星の光を体が自発的に読み取ることは当たり前のようだった。
人間は大昔からこうして自然を頼りに生きていて、自然に溶け込んで生きてきたんだろうな、とボスをみて思った。
ピュアな笑い方だったなあ。 -
だんだん暑くなってきました。。。
キャンプ場どこだー??
眠気もやってきて、足も歩きにくいし
自分がひどいベドウィンメイク顔ってこと忘れちゃうよ -
改めて、広い!!!!!!
歩いても歩いてもキャンプ場は見えず、
ひたすら同じようなところ歩いてる気がしたけど
ちゃんとキャンプ場へ戻ってきてました。
ここに1か月もいれば地理が身に付くのだろーか?! -
やっとキャンプ場近くまで戻ってきました。
おっと〜
遠くからラクダがやってくるぞ〜! -
やっぱラクダかわいいな〜
「ラクダ乗るかい?」ってわざわざこんな顔の我らに声かけにきてくれたのでした。
もう目の前がキャンプ場だから、乗らないよ〜 -
8:00!
ようやくキャンプ場に戻ってきました。
・・・出発したの5:30だったよね?!
早朝からかなり歩き回って、数時間で充実しすぎだよっっ!!
それもこれもやさしいボスのおかげ★
「メイクは水で流せば落ちるから安心しなさい」と言われたけどメイク落とし使わなきゃ落ちなかったぜっ
でも記念に砂漠の石たくさんくれたよ。 -
戻ってから顔を洗い、朝ごはんを食べるころには
ものすごーーーーーーーーい暑くて暑くてとても日向にはいられないほど。
ジリジリ太陽が燃えて砂漠の一日が始まろうとしていました。
私たちは朝ごはんのあと、支度をしてワディ・ラムやキャンプ場のみなさんとお別れ。
内容が濃すぎてお別れするのが惜しいけど、
きっとまたここ来るだろうな、と思った。
そしてワディ・ラムを10時に出発。
砂漠でキャンプの次は〜〜
紅海に潜るぞ〜!というわけでアカバへ南下しまーす!!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ごろきちさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37