長良川・鵜飼いを見に行ってきました。

2009/09/12 - 2009/09/13

転勤族の友人が昨年から岐阜勤務になり、ぜひ遊びに来てくれというので、鵜飼いを見に行きました。
感動しました。

エリア 岐阜市(岐阜)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス

４０数年生きてきて、鵜飼いを見たという人に会ったことがありません。（会った事はあるかもしれませんが、話を聞いたことが無い）
友人が岐阜に転勤になり、ぜひ見に来いというので行ってみました。

屋形船のように料理つきで１艘貸しきりで無いと見れないのかと思っていましたが、乗り合いの観覧船もありました。
大人１人￥３３００

東京から名古屋まで行き、名古屋から電車で２０分で岐阜です。意外に簡単。岐阜駅から長良川まで、乗り合いバスもあります。

観光地のお約束。

観覧船は小さな屋形船でトイレつき。土曜日で混んでいると言う話でしたが、私の乗った船は空いていました。乗り合いなので、料理などは無く、各自持参。乗船場所の近くでお弁当やお酒を買って、持ち込んでいました。

出発してしばらくして、船が停まり、鵜飼いの船を待つのですが、その間、歌に合わせて踊りを踊るお姉さんたちの船が行ったり来たりします。
私『鵜飼いガールズ、盛り上げてくれるねえ。』
隣に座っていた女性「本当に鵜飼いガールズと言うんですか？」
私『知りません。』

花火も上がって、盛り上がります。
（５発くらい・・・・・）

鵜飼いガールズ、またやってきて盛り上げます。

そして、いよいよ鵜飼いの船が下流からやってきます。
以前見た友人の話では「川の反対の岸のほうを、スーッと通って行って、アレレッ？！で終わりだった。」と言うので、鵜が川にもぐったりするのは見れないのかなぁ・・・・と思っていたのですが・・・・・

すごく近くで停まってくれました。

鵜がもぐっているところ、魚をくわえて上がってきたところ。その魚を取り合いするところまで見れました。篝火が暑く感じました。

船に鵜を引っ張りあげて「オエッ」とさせているところ。

鵜飼いが始まる前に観覧船の船頭さんから鵜飼いの歴史などの説明がありました。
1,300年の歴史があること。鵜匠は国家公務員で宮内庁職員であること。男だけが継ぐ事ができて、一子相伝であること。
驚きました。

また、鵜が船に上げられて「オエッ」とやられているところ。
首に紐つけられて、無理やり魚取らされて、なんかかわいそうな感じなのですが、船頭さんの説明では「鵜はとても大事に飼われていて、自然界の鵜は寿命が５〜６年くらいだが、鵜飼いの鵜は１０年以上生きて、最高は２５年生きた鵜もいる。」と言うことで、人間と共存しているのが感じられました。

単独での漁が終わったあとは６艘ある船が並んで、再度下流から上流へと進んでいき、おしまいです。土曜日はお客さんが多いので、平日は１回で終わりのところ、休憩の後、もう１回あるそうです。

鵜飼いの船が６艘縦列で進んで行くところ。

鵜飼い終了。
乗船から下船まで、約７０分でした。
旅行会社のツアーや旅館の手配の貸切だと２時間くらいで料理やお酒付きもあるようですが、乗り合いで十分です。
特に今回は運が良く、貸切の船よりも近くで見ることができました。
大満足です。

友人の話では
「チャップリンも２度見に来た。」そうです。
何が良かったかと聞かれても答えに困りますが、本当に感動しました。
みなさんも、ぜひ見に行ってください。
土・日は混むそうなので観覧船の予約をしたほうが良いようです。
乗り合い船も電話で予約できます。

おまけ、岐阜城。
現在のは鉄筋製の昔の設計図から再現された、お城ですが天守閣からの眺めがすごく良くて
『なるほど、天下を取りたくなるよなぁ』と、思いました。

岐阜城天守閣から見た長良川（前夜、鵜飼いを見たあたり）