英国ドライブ2004　　その3　エジンバラ　　

2004/08/11 - 2004/08/22

今回ドライブ旅行を思い立ったのはエジンバラに行きたかったから。ミリタリー・タトゥーが目的です。チケットは取れなかったけど、当日券に賭ける！
できればエジンバラへは列車で行きたかったんだけれど、車の方が何かと便利なので、全行程車になりました。
お陰でちょっと寄り道が出来て(主に買い物）楽しかったです。



その１：ロンドン、オックスフォード　http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10376111/　
その２：湖水地方　http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10376131/
その３：エジンバラ　http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10376147/
その４：ハロゲート、ヨーク　http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10376161/

エリア エジンバラ(イギリス)

ドライブ2日目。
リンデスハウの朝ごはん。夫は英国風朝ごはん、私はキッパーにしました。
キッパーはボリューム少な目で美味しかった。

今日は国境(?)を越えてスコットランドに入り、一気にエジンバラまで行く予定。
曇ってるのか晴れてるのか「よー分からん」天気のなか出発。

山に入って行きます。

周辺に羊毛工場の看板と古戦場跡の看板が目につくようになってきました。スコットランドが近いようです。

景色の良いところでちょっと休憩。
寒いです。8月なのに12度。

スコットランドとの国境線には面白い村がありました。村の通り全部にイングランド国旗(ユニオンジャックじゃなくてね）がぶら下がってて、何だか国境最前線って感じの所。
お昼を食べた食堂では東洋人が珍しいらしく、私はパンダになった気分でした。

スコットランドの道路はイングランドより走りやすい気がする。

途中の街でプリングルの工場発見。アウトレットで安く沢山買いこめて幸せ。

エジンバラに到着。

ホテルは非常に分かり辛いところにある。
案内文はまるで英語のテストかパズルのよう。
「○○で右折すると△△通り。そこから3つ目のラウンドアバウトは逆回りになっているので、その2番目の道へ入ると半月形の路地。そこから....。」てな感じ。

で、無事にテストにパスしてホテル・チャニングスに到着！

部屋は狭いけど、立地も良くないけど、料金は高級。
5軒分くらいのアパートを全部つなげたような作りで、内部も複雑。

ネットで好評価だったんだよねー。
サービスは悪くないと思います。
窓の外の景色はこんなカンジ。

エジンバラの新市街側の外れにあるので、旧市街まではてくてく歩いていきます。

雨は降ったりやんだり。幸い、ほとんど濡れずに済んでるのがすごい。

本日の夕食はココ。親戚のオススメ、「petit paris」です。カジュアルなフレンチレストラン。

前菜、メイン、デザートの3点コースを注文。
夫はパテの前菜に魚がメイン。
私はスコティッシュ・スモーク・サーモンが前菜でメインはウサギのシチュー。

デザートは2人ともクレームブリュレ。何人前？
ハウスワインのエチケットはこの店。本当にハウスワイン。
ぜーんぶとても美味しく、とても量が多い。
ごちそうさまでした。

外に出ると、やっと日が暮れて来ていた。

おっ！ブルーインパルス！(違うよね）。

花火も！ナンダ何だ！

ミリタリータトゥが始まったようで、もれてくるパイプの音を聞きながらホテルへてくてく（長いなー）歩いて帰りました。

ドライブ3日目。チャニングスの朝食はトラディショナルな英国スタイル。
これだけで軽く1000kcalは超えてると思う。どすこい。

今日は（も）早起きして、旧市街にあるタトゥーのbox officeへ行って並ぶ予定。運が良ければ当日券をgetできるかも。

ホテルの前は公園。だけど、会員(町内会かな）以外立ち入り禁止。こういう「仲間内だけ」って感じがとても英国的。

雨の中、細い路地を通り抜け、延々と歩いて行くと、既に長い行列が。開店まで2時間近くあるのに、もうダメだと分かる長蛇の列。
それでも、待ってみたけれど、ダメでした。
ただ、待っている間に配られたチラシによると、本日12時からプリンセス公園の特設ステージでミニ・タトゥーが開催されるそうな。無料で自由席。コリャー行かねば。

場所を確認するためプリンセス大通りへ。

因みに、このプリンセスは王子様が大勢（princes）居るのであって、お姫様（princess)お一人ではありません。プリンス並みのお金持ちが沢山居たんでしょうね、この通り沿いに。

花時計。50周年記念ですね。何が？

さて、時間に少々遅れて会場に到着。
堪能いたしました。
ミニでも見れて良かった。

会場にはキルトの人が多数。
この方の雨具、なかなか素敵です。
キルトの時にはこのような合羽を着るのですなー。
初めて見たよ。

ステージ前はすぐ椅子席になっているので、全員で合奏する時には指揮者はこんな客席の外れに下りてきてくれます。制服の赤がまぶしい！

出待ちですかね。
キルトって本当にアクセサリーが多い。
とてもユニークで素敵な民族衣装ですね。

最後はお馴染みの「スコティッシュ・ブレーブ」を演奏し、客席が歌って踊って大拍手で終了。

タトゥ終了後はそのままエジンバラ城へ向かって丘を登って行きました。
振り返ると新市街が、その向こうに海が見えます(海だよな？）。

お城へやってきましたが、毎夜開かれるタトゥの為に大混雑。中へ入るのは次の機会にします。

入口から見えるところにも客席が作ってありました。
あー、この席から、お城の塔の上に立って独奏するのを見たかったのになー。

エジンバラ城からホリルー宮殿まで続く道がハイストリート。

大型観光バスから観光客がどんどん降りてきてました。
みんなタトゥーの券持ってるんだろうなー。うらやましいなー。

横道も面白そう。

チーズ専門店。ちょっとカワイイ。

歩き疲れたので一旦ホテルに帰った。土砂降りの中歩いたりしたので、かなり疲れてる。
風呂に入って温まったら、今度はもう歩くのは嫌になったので、車で港まで行ってみた。
王室所有の船(ブリタニア号だっけ？）が係留されているので、中を見たかったのだけれど夫がイマイチ興味なさそうで却下。

結局ホリルー宮殿へ。

ココは女王が使うお城なので見学は不可だったはず。

裏へ回ると広い公園になっていた。

歩くのはもう嫌なので、くるっと一回りしたらそのままハイストリートをエジンバラ城方向へ。

この道、歩くと大変だと思う。

JENNERSの中です。このデパートは中も外も素敵な建物。撮影禁止なのに撮っちゃった。
営業時間が曜日によって変わるので注意です。

買い物もしたし、ミニだけどタトゥーも見たのでもう良いかなー。ホテルへ帰ろう。

ミニタトゥーで精力使い果たしたのね、きっと。
晩御飯はホテルのレストランへ行きました。
これが！美味しい！大正解！
このホテル、立地悪い〜、不満不満と思っていたのが、この食事で帳消し。
前菜盛り合わせは2人で分けて、デザートは無し1.5点の変形コース。ポテトとラタトゥユを添えて(添え物とは思えないボリュームにビッククリ）。
夫はフィレステーキ、私はラムのサラダ仕立てにしました。
このラム！眼が覚めるほど旨いぞぉ〜。
昔、トルコで臭い羊肉を連日食べさせられて以来、「もう一生分の羊は食べたので、2度と要らない」と思ってました。
が、夫がウェールズのラムは美味しいから試してみろと強く勧めるので注文してみたところ、コレがぜーんぜん臭くない。これは、これは。
まだ一生分は食べてなかったんだなー。

ハウスワイン。このレストランの名前がエチケットになってます。
いやー、美味しかった。ごちそうさま。