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2007年夏。仕事を始めて1年がたち、仕事を慣れるまで封印していた旅ごころがうずいてきた。もういいかな?と決断し、海の日三連休に前倒しした夏休みをくっつけてあこがれのフンザへ行くことに。<br /><br />出発に先立ち、フンザに関する本を二冊購入。藩王国時代のフンザに調査を行った歯科医師の冒険記、Allen E.Banik and Taylor, &amp;amp;quot;Hunza Land&amp;amp;quot;とフンザがモデルとなったといわれている宮本輝『草原の椅子』。両方とも持っていって飛行機の中で、そしてフンザでゆっくり読んできた。<br /><br />それでは、Hunza Landから冒頭の一節を。<br /><br />ここに紹介するフンザという国は、最近まで他の世界とまったく孤立していた、ヒマラヤ山中の不思議な小国である。フンザ国―人口わずかに2万5千人、中国と西パキスタンと国の境を接し、ソビエト・ロシアからわずか18マイルの距離にあり、1万フィートから1万9千フィートの聳えに立つ連峰に囲まれた、肥沃な谷間の小国。しかも過去2千年にわたってこの珍しい国民はほとんど完全といっていいくらい、外部の世界と縁を切って生活を続けてきたのだ。<br /><br />今ではこんな世界へわずか9日の休みで行けるようになった。それが果たして肥沃な谷間の小国をどう変えたのか。予定では16日にフンザin。モスク立てこもり事件、そして台風となんか悪いニュースが続いているけど、いざフンザへ!<br /><br />【参考本】<br />宮本輝「草原の椅子」<br />Allen E.Banik and Taylor &amp;amp;quot;Hunza Land&amp;amp;quot;<br /><br />【全日程】<br />■7/14 <br />*TG645 名古屋 10:30 ⇒バンコク 14:30<br />*TG505 バンコク 19:50 ⇒ラホール 22:30<br />□7/15 ラホール ⇒ラワールピンディ ⇒<br />□7/16 ⇒ギルギット ⇒フンザ<br />□7/17 フンザ<br />□7/18 フンザ<br />□7/19 フンザ<br />□7/20 フンザ ⇒タシュクルガン ⇒カシュガル<br />□7/21 <br />*CZ6802 カシュガル 22:45 ⇒ウルムチ 0:25<br />□7/22 <br />*CZ6911 ウルムチ 8:10 ⇒北京 11:45<br />*NH160 北京 14:15 ⇒関空 18:15

2007年夏 カラコルムハイウェイを突っ走れ! Vol.1:摂氏43℃の夜

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2007/07/14 - 2007/07/14

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シュンスケ

シュンスケさん

2007年夏。仕事を始めて1年がたち、仕事を慣れるまで封印していた旅ごころがうずいてきた。もういいかな?と決断し、海の日三連休に前倒しした夏休みをくっつけてあこがれのフンザへ行くことに。

出発に先立ち、フンザに関する本を二冊購入。藩王国時代のフンザに調査を行った歯科医師の冒険記、Allen E.Banik and Taylor, &amp;quot;Hunza Land&amp;quot;とフンザがモデルとなったといわれている宮本輝『草原の椅子』。両方とも持っていって飛行機の中で、そしてフンザでゆっくり読んできた。

それでは、Hunza Landから冒頭の一節を。

ここに紹介するフンザという国は、最近まで他の世界とまったく孤立していた、ヒマラヤ山中の不思議な小国である。フンザ国―人口わずかに2万5千人、中国と西パキスタンと国の境を接し、ソビエト・ロシアからわずか18マイルの距離にあり、1万フィートから1万9千フィートの聳えに立つ連峰に囲まれた、肥沃な谷間の小国。しかも過去2千年にわたってこの珍しい国民はほとんど完全といっていいくらい、外部の世界と縁を切って生活を続けてきたのだ。

今ではこんな世界へわずか9日の休みで行けるようになった。それが果たして肥沃な谷間の小国をどう変えたのか。予定では16日にフンザin。モスク立てこもり事件、そして台風となんか悪いニュースが続いているけど、いざフンザへ!

【参考本】
宮本輝「草原の椅子」
Allen E.Banik and Taylor &amp;quot;Hunza Land&amp;quot;

【全日程】
■7/14
*TG645 名古屋 10:30 ⇒バンコク 14:30
*TG505 バンコク 19:50 ⇒ラホール 22:30
□7/15 ラホール ⇒ラワールピンディ ⇒
□7/16 ⇒ギルギット ⇒フンザ
□7/17 フンザ
□7/18 フンザ
□7/19 フンザ
□7/20 フンザ ⇒タシュクルガン ⇒カシュガル
□7/21
*CZ6802 カシュガル 22:45 ⇒ウルムチ 0:25
□7/22
*CZ6911 ウルムチ 8:10 ⇒北京 11:45
*NH160 北京 14:15 ⇒関空 18:15

同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス タクシー
航空会社
タイ国際航空
  • 出発一時間前にセントレアに着き無事にチェックイン。いつもながら冷や冷や。TG645便は日本に近付いている台風の風をもろともせず無事に飛び立ち、5時間後にバンコクに到着。<br /><br />今回のバンコクは2002年以来5年ぶりだった。田んぼの中に点在するため池と、オレンジの屋根の家々、そして雨季の大地に果てしなく広がる深い緑。着陸間際に雲を抜けて見えてきたそんな懐かしい光景で、僕の心が旅モードに切り替わった。そういえば、2000年の4月に一年半の旅に出かけたときもこの光景を眺めて旅が始まった。あれから僕は7つ歳を重ね、おなかまわりも多少肉がついた。月日っていうのはこういう時に実感する。<br /><br />5時間のトランジットの間、タクシーに乗りカタコトの英語とカタコトのタイ語で30分かけて空港近くのマッサージ屋を見つけてもらう。やっぱりタイに来たらこれだよね!ということでこんな路地に到着。

    出発一時間前にセントレアに着き無事にチェックイン。いつもながら冷や冷や。TG645便は日本に近付いている台風の風をもろともせず無事に飛び立ち、5時間後にバンコクに到着。

    今回のバンコクは2002年以来5年ぶりだった。田んぼの中に点在するため池と、オレンジの屋根の家々、そして雨季の大地に果てしなく広がる深い緑。着陸間際に雲を抜けて見えてきたそんな懐かしい光景で、僕の心が旅モードに切り替わった。そういえば、2000年の4月に一年半の旅に出かけたときもこの光景を眺めて旅が始まった。あれから僕は7つ歳を重ね、おなかまわりも多少肉がついた。月日っていうのはこういう時に実感する。

    5時間のトランジットの間、タクシーに乗りカタコトの英語とカタコトのタイ語で30分かけて空港近くのマッサージ屋を見つけてもらう。やっぱりタイに来たらこれだよね!ということでこんな路地に到着。

  • タクシードライバーいわく、空港の近くでは一番うまいマッサージおばちゃん。確かにすごく気持ちよかった。おばちゃん、ピンボケでごめんね。

    タクシードライバーいわく、空港の近くでは一番うまいマッサージおばちゃん。確かにすごく気持ちよかった。おばちゃん、ピンボケでごめんね。

  • 一時間半のマッサージの後は、屋台で夕食。久しぶりに鶏肉の蒸しごはん、カオマンガイを食べる。前にタイにいた時よく食べた味と変わらない、そして20バーツという値段がまた懐かしい。<br /><br />日本のタイ料理やさんでも食べるけど、やっぱりこの暑い中汗かきながら食べるのがいいよね。

    一時間半のマッサージの後は、屋台で夕食。久しぶりに鶏肉の蒸しごはん、カオマンガイを食べる。前にタイにいた時よく食べた味と変わらない、そして20バーツという値段がまた懐かしい。

    日本のタイ料理やさんでも食べるけど、やっぱりこの暑い中汗かきながら食べるのがいいよね。

  • ラホール行きのフライト時間が迫ってきたので、バイタクを捕まえて空港に戻る。バイタクも懐かしいなあ。

    ラホール行きのフライト時間が迫ってきたので、バイタクを捕まえて空港に戻る。バイタクも懐かしいなあ。

  • バンコクの新空港、スワンナプーム空港。これアルファベットで書くと&quot;suvarnabhumi&quot;。うーむ、この&quot;r&quot;と最後の&quot;i&quot;は読まないのか。絶対アルファベットだけでは発音できない…

    バンコクの新空港、スワンナプーム空港。これアルファベットで書くと"suvarnabhumi"。うーむ、この"r"と最後の"i"は読まないのか。絶対アルファベットだけでは発音できない…

  • バンコクからラホールへ向かう機内はほぼ9割がパキスタン人。<br /><br />機内で隣に座ったのは、上品な感じのパキスタン人の女性だった。大学院の研究室にパキスタン人の男性に嫁いだ日本人女性はいたが、パキスタン人の女性と話すのは初めてかもしれない。聞けば、カラチで数学を教えている高校の教師で、家族とプーケットへバカンスに行った帰りだという。「カラチへ戻る前に故郷のラホールに寄るの」何で一人でラホールへ、との僕の問いにそう微笑んで答えた彼女の英語は訛りがほとんどなく、そしてスカーフをまとわない笑顔はみとれるほど美しかった。<br /><br />現地時間22時30分、ようやくラホールに到着。イミグレを過ぎ外に出た瞬間、僕の眼鏡が真っ白に曇った。まるで蒸し風呂、いやサウナか。暑いとは聞いていたけれどこれまでとは思わなかった。どれでもいいからタクシーを捕まえてホテルへ向かいベッドに倒れこむ。時差の関係で計26時間、長い一日だった。ホテルの外気計を見ると、23時30分現在43℃。28年の人生史上最も暑い夜だった。<br /><br />写真撮るの忘れたので、翌朝の写真ですんません。

    バンコクからラホールへ向かう機内はほぼ9割がパキスタン人。

    機内で隣に座ったのは、上品な感じのパキスタン人の女性だった。大学院の研究室にパキスタン人の男性に嫁いだ日本人女性はいたが、パキスタン人の女性と話すのは初めてかもしれない。聞けば、カラチで数学を教えている高校の教師で、家族とプーケットへバカンスに行った帰りだという。「カラチへ戻る前に故郷のラホールに寄るの」何で一人でラホールへ、との僕の問いにそう微笑んで答えた彼女の英語は訛りがほとんどなく、そしてスカーフをまとわない笑顔はみとれるほど美しかった。

    現地時間22時30分、ようやくラホールに到着。イミグレを過ぎ外に出た瞬間、僕の眼鏡が真っ白に曇った。まるで蒸し風呂、いやサウナか。暑いとは聞いていたけれどこれまでとは思わなかった。どれでもいいからタクシーを捕まえてホテルへ向かいベッドに倒れこむ。時差の関係で計26時間、長い一日だった。ホテルの外気計を見ると、23時30分現在43℃。28年の人生史上最も暑い夜だった。

    写真撮るの忘れたので、翌朝の写真ですんません。

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