![(4 http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10371659/ の続きです。)<br /><br /><br /> 津軽海峡を渡り、いよいよ生まれて始めて北海道に上陸します。<br /><br /> 北海道はどんなところなのでしょうか?<br /><br /> 期待と不安が交錯(こうさく)します。<br /><br /> さあ、いよいよ上陸です。<br /><br /><br /> 第五ステージは函館です。<br /><br /> 幕が開きます。<br /><br /> スルスルスル〜〜 (←幕が開く音)](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/37/24/650x_10372447.jpg?updated_at=1336306596)
2009/07/21 - 2009/07/21
4033位(同エリア4334件中)
ライオンベラーさん
- ライオンベラーさんTOP
- 旅行記230冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 277,553アクセス
- フォロワー1人
(4 http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10371659/ の続きです。)
津軽海峡を渡り、いよいよ生まれて始めて北海道に上陸します。
北海道はどんなところなのでしょうか?
期待と不安が交錯(こうさく)します。
さあ、いよいよ上陸です。
第五ステージは函館です。
幕が開きます。
スルスルスル〜〜 (←幕が開く音)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 徒歩
PR
-
朝食の後、8時前に宿を発ちました。
今日は、いよいよ津軽海峡を渡る日です。
シャトルバスは8時に青森駅を出た後、このバス停を経由してフェリー乗り場に向かいます。
フェリー乗り場へは8時20分に到着します。 -
バス停に着きました。
写真は西向きです。
この先が青森駅で、フェリー乗り場はそのさらに先です。
バスはここを経由してから、写真の後方のどこかで回り込んで、前方のフェリー乗り場に向かいます。
この通りの右(北)が津軽湾の方向です。 -
8時を過ぎました。
もうすぐバスがやって来るはずです。
青森から函館に向かうフェリー会社は2つあって、1つは8時10分発で、もう1つは9時発です。
8時は早すぎるので、9時発の便に乗ることにしています。
バスはまだ来ません。
少し遅れているのでしょうか。 -
まだ来ません。
このままでは9時に間に合いません。
もう一度、時刻表を確かめてみました。
確かに8時過ぎにここに停まるはずです。
あ・・・!
土日祝日のみ・・・
今日は・・・月曜日です! -
あああああ!
大変だ!
こうなればもう、タクシーしかありません。
さあ、タクシーはタイミングよく拾(ひろ)えるでしょうか。
とにかく駅に向かうことにして、道を渡って早足で歩き始めました。
小雨が降っていましたが、道路際(ぎわ)を振り返りながら歩いていきます。
何台かとすれ違いましたが、こちら側で拾った方が早いと思って見送りました。 -
駅に近づくにつれて交通量も増してきました。
そろそろタクシーと出会えそうなのですが・・・
歩道にも人やら自転車やらが多くなってきました。
フェリーの出発時間は9時です。
もう、8時15分を回っています!
ああ、間に合うでしょうか?
あ、ようやく後ろからタクシーがやって来ました。
手を挙(あ)げました。 -
あ、通過してしまいました。
ああ、乗客が乗っていたようです。
このまま、駅まで行かなければ拾えないのでしょうか?
あ、また来ました。
ああ、今度も乗客が乗っています!
あ、来ました!
今度は空車です。 -
ああ、どうにか間に合いそうです。
フェリー乗り場までと告げました。
タクシーは一旦(いったん)左折してから大通りに出て走っていきます。
とても長い時間のように感じました。
ああ、ようやく到着しました。
運転士さんに礼をいって、大急ぎでターミナルの建物に向かいました。 -
すると・・・
あああ〜、ここはもうひとつの会社のフェリー乗り場で、9時発の乗り場は、今は別のところに移っていました。
張り紙で示してあるその乗り場は数100mほど離れていました。
小雨の中を傘を差して走りました。
どうやらあの建物のようです。(写真)
時刻は8時27分です。
ああ、何とか間に合いそうです。 -
ああ、ようやく着きました。
時刻は8時28分です。
本当にはらはらどきどきの連続でした。
でもまだフェリーは到着していません。
本当にここでしょうか。
少し不安になってきました。
券売所はここで、乗船券を買うことができました。
もう安心です。
最初に行った8時10分発の青函フェリーは、函館まで4時間かかり、運賃は1500円でした。
この津軽海峡フェリーは函館まで3時間40分で、運賃は2700円です。
9時発だから12時40分に函館に到着する予定です。
初めて渡る北海道です。
気持ちは次第に昂(たかぶ)ってきました。 -
やはり乗り場は、ここから少し離れていました。
乗り場までは専用バスがありました。
バスに乗りました。
何人かの人たちと一緒でした。
船が見えてきました。
あの船で函館に向かうようです。 -
だんだん船に近づいてきました。
-
さあ、乗り込みます。
-
かっこいい船です。
-
ひと通り、船内を見て回った後、甲板(かんぱん)に出てきました。
南向きです。 -
青森市街です。
昨夜訪れた物産館アスパムも見えます。
その少し右側が青森駅です。
昔は、そこから青函連絡船が出ていました。
ここからだとほとんど同じコースなので、当時の旅の風情が味わえそうです。 -
いよいよ出港しました。
この写真は45分後の9時45分の写真です。
もう、青森の陸地は見えません。
あと3時間の航海です。 -
左の甲板(かんぱん)に出ました。
こちらに竜飛岬(たっぴみさき)が見えるはずです。
竜飛岬は津軽半島の北端の岬で、竜が飛んでいるように見えるので、こう名づけられたようです。
うっすらと見える、あれがそうでしょうか。
まだ、津軽半島が見えているだけかも知れません。 -
1時間ほどして、もう一度来てみました。
ああ、見えました、竜飛岬です。
♪ごらんあれが竜飛岬、北のはずれと〜
見知らぬ人が指を指す〜
ここが津軽半島の北のはずれになります。
本州の北のはずれはこの船の右にある下北半島です。
♪息でくもる窓のガラス拭(ふ)いてみたけど〜
はるかに〜かすみ見えるだけ〜 -
ここから見える姿が竜に似ているということなのでしょうか?
そう思って見れば、竜が飛んでいるように見えるような気がします。
ということは、ここを通る漁船か連絡船から見て名づけられたということになります。
または、日本海側から見ると、もっとそれらしく見えるのでしょうか?
そのへんのところはよくわかりません。 -
こちら(東側)が、本州の北のはずれ、下北半島です。
-
下北半島の仏ヶ浦です。
その向こうが恐山(おそれざん)です。 -
仏ヶ浦です。
-
仏ヶ浦です。
-
下北半島を通過しています。
後、2時間ほどで北海道に着きます。 -
竜飛岬が遠ざかっていきます。
-
さあ、これから陸奥湾を出て津軽海峡を渡ります。
おお、流石(さすが)に外海です。
船が揺れ始めました。 -
さらに1時間半ほど進んで、12時半になりました。
あと10分ほどで函館に到着します。
ああ、あれが函館山のようです!
気持ちがときめいてきます。 -
ついに到着しました。
いよいよ上陸します。
生まれて初めての北海道です。
感動の瞬間です! -
あああああ、遂にやって来ました!
北海道です! -
上陸しました!
これは今、乗ってきた船です。 -
右側の船に乗ってきました。
-
函館山が見えます。
♪はぁ〜るばるやってきたぜ函館〜〜
逆〜〜巻く波を乗〜り越えて〜〜 -
函館山です。
これからあの山の方へ行きます。
ターミナルをゆっくり見て回っていたので、次のバスまで1時間ほど待つことになってしまいました。 -
ようやくバスが来ました。
車内でバスと市電乗り放題の2日間パスを買いました。
何と、真夏だというのに、道行く人のほとんどは長袖を着ています。
そういえば少し肌寒いような気がします。
時刻は2時になりました。 -
五稜郭(ごりょうかく)の近くでバスを降りました。
本当に道行く人たちは皆、長袖です。
上着を羽織っている人もいます。
今は1年間で最も気温の高い時期なのに驚きです。
ああ、北海道に来たんだなあと、思いました。 -
五稜郭は会津戦争の後、撤退した旧幕府軍が立てこもったところです。
是非、訪れてみたいのですが、とりあえずは函館駅に行ってみることにしました。
乗り放題のチケットを持っているので、少々乗り間違えても平気です。
函館駅の方へ向かう市電に乗りました。
無事に駅へ行けそうです。 -
函館駅に着きました。
写真は北向きです。
この裏一帯が函館港です。
フェリー乗り場もこの方向になります。
この左に”函館朝市”があります。 -
函館朝市です。
駅舎(しゃ)はこの右側です。 -
この建物の中は、このような海鮮丼(かいせんどんぶり)の食堂が並んでいます。
その中の1軒に入りました。
時刻は3時でした。 -
”三種丼、かごめこんぶの味噌汁と小鉢(こばち)つき”を注文しました。
1580円でした。
写真の丼は左から、うに、いくら、ホタテです。
手前の小鉢はイカ刺しです。
味噌汁もこんぶがとろける食感で、大大満足でした。 -
その後、ホテルにチェックインしました。
建物は古くて、部屋もこのように狭いところでしたが、1泊2500円なので満足でした。
小雨でしたが、傘も貸してもらえました。 -
乗り放題の市電に乗って、街を散策しました。
時刻は6時になろうとしています。 -
西波止場です。
-
西波止場を見ている銅像がありました。
この人は・・・ -
新島襄(じょう)です。
新島は1864年、21歳のとき、大志を抱いてここ函館からアメリカに密航しました。
そして帰国後、京都の同志社英学校を創設しました。
同志社英学校は大隈重信の東京専門学校、福澤諭吉の慶應義塾とともに、日本三大私学と称されているようです。
この人の奥さんは、会津戦争のときあの鶴ヶ城にこもって、幕府方として官軍と戦っていたそうです。 -
21歳の若者が、ここ函館に潜伏(せんぷく)して大志を抱きながら出港の機会をうかがっていたということは、実にドラマチックな話です。
なぜ、この場面が映画化されないのか不思議です。
やはり密航というのが教育上、よくないのでしょうか? -
カモメです。
-
博物館などはどこももう閉まっていましたが、ここ北方民族資料館はまだ開いていました。
さっそく入ってみました。
アイヌに関する資料が展示してありました。
北の大自然と一体化した暮らしは、とても興味深いものでした。
残念ながら撮影は禁止でした。
見終わって館を出ると6時40分でした。 -
函館といえば夜景です。
その夜景を見るために日程を調節して、ここは日帰りではなくて1泊にしました。
しかし今日は小雨がぱらついていて、函館山は雲の中です。
これでは夜景を見ることはできません。
でも、ロープウェイは動いていました。
せっかく来たので登るだけでも登ってみることににました。 -
八幡坂です。
函館山の麓(ふもと)には、このような坂がいくつかあります。
正面が函館港です。
こちらが北になります。
ロープウェイ乗り場はこの右後ろの方角(南東)です。 -
あれあれ、風が強くなって雲が降りてきました。
どうやらロープウェイは止まってしまったようです。
函館まで来て、しかも宿泊までして、夜景が見れない・・・しかもロープウェイにも乗れないとなると、もうがっかりです。
ふつうのがっかりではなくて、がっかりがっかりがっかりがっかり・・・ぐらい残念です。 -
函館山の山頂はまったく見えません。
-
だいぶ日が暮れてきました。
こちらは街の方(北)です。
正面の建物は元町カトリック教会です。 -
教会の向こうに函館の街並みが見えます。
-
こちらはハリストス正教会です。
南向きです。
後ろは函館山です。 -
ハリストス正教会です。
時刻は7時20分になろうとしています。 -
相変わらず強い風が吹いています。
ロープウェイは止まったままです。
あ、動き出しました!
ロープウェイが動いています!
でもこんな風の中で大丈夫なのでしょうか?
とにかく乗り場に行ってみましょう! -
ロープウェイ乗り場にやってきました。
風がビュー、ビューと吹いていますが、ローウェイは動いています。
正直言って、不安でした。
もちろん、いろいろな裏付けのもとに運行を決めているんだとは思いますが、それでも不安でした。
ゴンドラは125人乗り・・・
えええ!? 125人?
こ、これはすごいことです。 -
しかも3分で山頂に到着するということです。
ええ? まさか・・・
ここにこんなすごいロープウェイがあるとはまったく知りませんでした。
さらに運行間隔は10分!
ということは毎日毎日たくさんの人がこの山に登り続けているということになります。
本当に凄(すご)いことです。
こんな大きなロープウェイは、昔、スイスのツェルマットで乗ったぐらいで、後はまったく記憶がありません。 -
さあ、いよいよ出発です。
山頂の光も薄っすらと見えています。
もしかして、夜景も見れるかも知れません。
動き始めました!
(「6 函館にて」http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10375233/ に続く)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
函館(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
61