2009/08/09 - 2009/08/16
163位(同エリア876件中)
のーたんさん
2009年8月。
私はオーストラリア・ノーザンテリトリー
アリススプリングス→ウルル間をレンタカーで走破する旅を計画。
添乗員同行やパッケージツアーでもなく、
ましてや友人や恋人と出掛かる旅でもない、
完全な自由・個人旅行。
私は2007年秋、
アメリカ西海岸・グランドサークルを巡るレンタカーの旅で、
10日間で4,000キロを走破した。
だが、ノーザンテリトリーはほぼ砂漠。
町なんてないし、ガソリンスタンドやモーテルもほとんどない。
考えるだけでアメリカより過酷になるのは必至。
しかしダイレクトに飛行機でウルルを目指すのは、
それはあまりにも有難みにかける。
1万年以上前、アボリジニの人々が発見したウルル。
当然彼らは砂漠を徒歩で進み発見したはず。
もちろん私は既にそこにウルルがあることを知っているが、
彼らと同じように、肉眼で陸路の遠く彼方に発見する感動を味わいたい。
そしてその大きさと偉大さを体感したいと思ったのです。
世界で数少ない複合世界遺産。
そんな未知なる旅行を記録としてまとめてみました。
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■旅の概略■
★利用したエアライン★
国際線→チャイナエアライン
国内線→カンタス航空
★利用したレンタカー会社★
エイビスレンタカー(アリススプリングス空港→エアーズロック空港に乗捨て)
ミッドサイズクラス(トヨタ・カローラ アセント)4日間
★スケジュール★
8月9日(日) 16:25発・成田→18:55着・台北(CI0101便)
22:55発・台北→翌10:05着・シドニー(CI0051便)
8月10日(月) シドニー観光。
メルキュールシドニー泊
8月11日(火) 09:50発・シドニー→12:45着・アリススプリングス(QF790便)
クラウンプラザ・アリススプリングス泊
8月12日(水) レンタカーでスチュアート・ハイウェイを使いキングスキャニオンへ移動
キングスキャニオンリゾート泊(ドミトリー)
8月13日(木) ラセター・ハイウェーでエアーズロックリゾートへ。
アウトバック・パイオニア泊(ドミトリー)
8月14日(金) ウルル−カタジュタ国立公園巡り
アウトバックパイオニア泊(ドミトリー)
8月15日(土) 13:25発・エアーズロック→16:45着・シドニー(QF729便)
21:55発・シドニー→翌05:25着・台北(CI0056便)
8月16日(日) 08:55発・台北→13:05着・成田(CI0100便)
★為替レート★
1AUD=81.5円(2009年8月9日)
1USD=97.5円(2009年8月9日)
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- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- チャイナエアライン
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■旅の準備編■
航空券は4月中旬に手配。
それは昨年、6月中旬には各方面の航空券がほぼ満席になってたからです。
お盆休みのハイシーズンは早め早めの手配が賢明のようです。
さて当初はジェットスターかキャセイパシフィックを検討してましたが、Yahoo!トラベルでチャイナエアライン、台北経由乗継便が62,800円で発見!(ETA申請込み)。
過去にチャイナエアラインを2回利用した経験で、コストパフォーマンスが抜群に良い点(他方、少々ネガティブな経歴も、このエアラインにはありますが…)、
特に機内食が美味しく、エンターテイメントが充実しているので、即決しました。
これで飛行機でビール飲み放題だ!(JQは別料金だしね)
ということで、諸費用込み72,680円でシドニー行きチケットをゲット!
7月発券分から燃油サーチャージが廃止になったので遠距離路線には更に有難い。
まだゴールデンウィーク前なのにお盆休みの旅行が決定したのでした。
【チャイナエアライン】
・http://www.china-airlines.co.jp/ -
続いてオーストラリア国内線の手配。
豪州はカンタス航空以外にもジェットスターをはじめ、格安航空会社が営業している。
ただエアーズロック空港に就航しているのはカンタスとその子会社、カンタスリンクのみ。(※2010年8月よりヴァージン・オーストラリア航空がシドニー便を運行開始)
アリススプリングス空港は格安系のタイガーエアウェイズが就航しているが(当時)、シドニー発着便はなし。よってカンタス航空がシドニーからレッドセンターへの唯一の空路となります。
しかし、だからといってすぐ航空券を予約できません。
それは先にレンタカーの確保が必要だからです。
特に私の場合、アリススプリングス空港からレンタルし、
エアーズロック空港で乗捨てるので、その予約が先決事項だからです。
両空港に営業所を置くのはハーツ、エイビス、スリフティ社。
ますスリフティに見積り。
すると4月中旬の段階で乗捨て条件では満車…。どんだけー。
次にエイビス。すると空車有りの回答。
しかも乗捨て料金無料&走行距離無制限。キター!!
という訳でミッドサイズクラスを予約。概算で約480AUD。
しかもJMB会員は5%オフで400マイル加算!
基本的にノーザンテリトリーでのレンタルは「リモートエリア」という区分になり、
無料走行距離を超過すると1キロ当たり0.25AUD加算されるとのこと。
結果的に私は1,200キロ走行したので200AUDのサーチャージがあったのだが、これが免除。
しかも乗捨て料金も通常は400AUD発生するのだが免除。
なのでこの予約はかなりの好条件。
これでレンタカーを確保できました。 -
カンタス航空・国内線の予約。
カンタス国内線の予約は代理店よりも、
カンタスのサイトから、直接購入した方がお得。
やはりオーストラリアは格安航空会社が、
販売コストが低いネットで航空券を直販してるので、
フラッグキャリアであるカンタスも競争に勝つ為、
ネット上で格安で販売しているのだろう。
そんな訳で早速予約へ。
しかし注意点が一つ。
カンタス国内線のみの予約は、カンタス日本語サイトからは予約できず、オーストラリアの英語サイトでしか購入できない。
でも大丈夫。中学英語とクレジットカードがあれば問題なし!
私は一番安いディスカウントレート「Red e-Deal」で購入。
払戻し不可、JMBマイル加算不可ではあるものの
諸費用込みで往復、約530AUDで購入。
4月下旬の時点で飛行機とレンタカーを確保。
まだ3ヶ月以上前なのにもう旅ははじまってます。
【カンタス航空(日本)】
・http://www.qantas.com.au/qantas.co.jp/
【カンタス航空(オーストラリア)】
・http://www.qantas.com.au -
ホテルの手配編
比較的時間に余裕のあるホテル予約。
しかし今回訪れるエアーズロックリゾートと
キングスキャニオンリゾートはその土地の唯一の宿泊施設。
訪問時、南半球は冬で、
砂漠地帯であるレッドセンターは気温が低くベストシーズン。
それに日本人が多く旅行するシーズンでもあるので、ホテルも早め早めに予約しました。
まずこれから旅行を計画する人で知ってほしいこと、
それは両リゾートの宿泊費はかなり高いこと。
普通のツインでも一泊一室300AUDは当たり前。
下手すれば500AUD(約4万円)以上も。
一時期よりまだ円が強いとはいえ、かなりのハイプライス。
だか一方でドミトリーと呼ばれる相部屋もあります。
設備はかなり簡素ですが、一泊40AUD程度で宿泊可能。
私は一人旅なので、問答無用にドミトリーを選択。
ドミトリーの予約は一部の代理店でも可能ですし、
ボヤージズのオフィシャルサイト(英語)からでも
即時予約ができます。
ドミトリーは初体験。不安と楽しみが去来します。
その後、5月にHISバーゲンでシドニーのホテル、
そして7月下旬にアリススプリングスのホテルを予約。
これで旅のパーツは全て揃いました!
【ボヤージズ キングスキャニオン公式サイト】
・http://www.kingscanyonresort.com.au/
【ボヤージズ エアーズロック公式サイト】
・http://www.ayersrockresort.com.au/ -
いよいよ8月9日出発日。
7月下旬に免許試験場に行き国際免許の取得。
そして海外旅行保険の加入も済ませ、全て準備完了。
ちなみに出発時点で豪ドルは1ドルも両替せず。
持って行ったのはトラベレックスのキャッシュパスポート。
購入レートは1AUD約84円。
日本で現金を両替すると1AUD89円だったので、かなりお得。
3月に購入してれば60円台だったのにな…。
ただキャッシュパスポートは現地のATMで現金を引き出すので、その作業が一苦労。
ちなみに搭乗する飛行機は駐機中の747型機。 -
チャイナエアラインは格安航空券でも、
発券後であればサイト上で座席の事前指定が可能。
ちなみに行きの台北便で思わぬ幸運。
なんと、普段ビジネスユースのアッパーデッキが、
エコノミーにも開放されている!
速攻でサイト上から指定する。
そして空港でチェックイン。
座席番号11Aと、ボーイング747型機に搭乗するのに
あり得ない程、若い番号の搭乗券を手にする。
いよいよ搭乗。
機内の階段を登ると初のアッパーデッキが広がる。
ビジネスクラスだけあって広々。
エコノミーでは考えられない程、座席が自由自在に動く。
大変満足。これがシドニー便ならなー。
ちなみに機内食はエコノミー仕様。当たり前か。 -
CI0101便は定刻通り台湾桃園国際空港に到着。
シドニー便の出発まで4時間程待機。
暇なので制限区域外にある
バーガーキングを食べようと思い、
トランジットカウンターにいた職員に
「台湾に入国できますか?」と質問すると
「問題ない」とのこと。
早速入国カードを書き、台湾入国。
そしてバーガーキングへ。
するとカードが使えない!無念。
ちなみに到着ロビーの端にコンビニがあり、
地元価格販売しているのだが、ここもクレジット不可。残念。
ちなみに桃園空港はWi-Fiが無料で使えるので、
ノートパソコンを持参した人は一応、暇つぶしできます。
そんな感じで1時間半で出国。
シドニー便の出発を待ちます。 -
CI0051便、台北発シドニー行きはA330型機。
そして9時間を超える長距離路線。
とりあえず寝る準備を済ませて搭乗。
そしてエコノミー座席へ。
さっきまでビジネスを使っていただけあり、
エコノミーの窮屈さを、より強く感じる。
機内食を食べたら、すぐに就寝。
そして起きた時にはそこはオーストラリア上空。
いつの間にか初南半球。
朝食はなんとモスのライスバーガー。
しかしこれがマズい!どうしたチャイナエアライン!
降下時にオペラハウスを肉眼で確認。
シドニー沖を大きく旋回し、
定刻より約30分遅れて到着。
入国もなんなく終わり。検疫へ。
私は食品をいくつか持参したので申告カウンターへ。
係官が食品をチェックする。
「卵を含んだ製品があるか?」と聞かれ、
「わからない」と答えると係官が再びチェック。
しかし1分程度で終了。
意外とあっさりー。
さてさて、シドニーの旅行記は下記となります。
興味があればご覧ください。
↓ ↓ ↓
http://4travel.jp/traveler/mono6915/album/10368073/ -
翌日11日。
シドニー国際空港からスタート。
アリススプリングスを目指します。
国内線とはいえ、約3時間半のフライト。距離にして約3,000キロ。
やっぱ、ここは六大陸の一つ。スケールが違う。
飛行機は737型のナローボディ機。
残念ながら通路側の席で景色は見えず。
しかも飛行機はほぼ満員。
シドニー空港では誘導路を猛スピードで疾走し、そして離陸。
3時間半のフライトだけあって、国内線でも機内食の提供が。しかしサンドウィッチ一つ。味は至って普通。 -
定刻より20分早くアリススプリングス空港に到着!
シドニーの曇天とは打って変わって快晴。
しかも暑い。ジリジリと陽射しを感じる。
だけど湿度は低いので日本のような不快感はなし。
そしてなんといっても空が広い!
いよいよ今回のメイン、レッドセンターの旅がはじまります。
ちなみにアリススプリングス市内の旅行記は下記URLから。
興味があれば、ぜひご覧ください。
↓ ↓ ↓
http://4travel.jp/traveler/mono6915/album/10368105/ -
8月12日、午前9時50分。
本日モ晴天ナリ。
いよいよアリススプリングスからロングドライブの始まり。
本日はスチュアート・ハイウェイを南下、
Erldunda経由で460キロ先のキングスキャニオンを目指します。
事前の情報によると給油できる箇所は途中4ヵ所。
1800CCクラスのカローラなので平均燃費をリッター12キロと考えると最低1回の給油が必要だろう。
ちなみにスチュアートハイウェイは以前、
制限速度が無制限だったらしいが、
現在では最高速度が130キロに規制されてます。 -
11:05 アリススプリングスから127キロ地点。
地図やgoogle mapを見ると、
スチュアート・ハイウェイから
キングスキャニオンへの近道、
Ernest Giles Rdという道がある。
ちょうどここはその分岐点。
しかしこの道は未舗装路。
普通車での走行はスタックの危険性が高い。
またパンクの懸念もあるのでスピードも出せない。
一方、スチュアート・ハイウェイは平均速度100キロ以上で走行可能。
?急がば回れ?
この道は選択せず、引き続き南下。 -
スチュアート・ハイウェイ。
意外と交通量は多い。
ツアーバス、キャンピングカー、トレーラー、普通車、4WD。
写真は250?レンズで撮影。
果てない砂漠の一本道。
そりゃ逃げ水も発生します。
日本では味わえない景色が続く。
ちなみに道路の端には時より動物の屍がある。
日中の運転なら大丈夫らしいが気をつけなくては。 -
11:45 アリススプリングスから192キロ、Erldunda着。
平均時速は95キロか。撮影しながらだから結構なペース。
ここはガソリンスタンドからレストラン、モテールまで
一通りの施設が揃ってる。
ここで給油。もちろんセルフ式。
油種さえ間違えなければ問題なし。
ちなみにリッター1.6AUD(2009年8月)。
日本だと同時期130円程度だったのでほぼ等価。
日本は税金高いしね。
9リッター程給油。再び満タンに。
【Erldundaウェブサイト】
・http://www.desertoaksresort.com/ -
12:05 Erldundaを出発。
ここからラセター・ハイウェーで進路を西に変えます。
ラセターHWはスチュアートHWに比べ
やや交通量は減ります。
携帯電話はErldundaでも圏外。
それもそのはず、レッドセンターではアリススプリングスと
ユララ以外は全て圏外。
【参考・携帯電話会社テルストラ社のエリアマップ】
・http://www.telstra.com.au/mobile/networks/coverage/ -
12:30 Erldundaから西に約50キロの地点。
キングスキャニオンとの、ほぼ中間地点。
単調な風景が続きます。
大きな目標物もないので流れる景色がゆっくり。
するとついついスピードが高めになってしまいます。
左の写真はラセターHW路面の写真。
若干路面が粗いのがわかります。
路面が粗いので高速走行になるとロードノイズが激しく、「ザー」「ゴー」っと響きます。曲を聴いても結構耳につく。
また道路の端はアスファルトが崩れてる部分もあるので、しっかり車線の中央を走らなくてはなりません。
しかもラセタHWはスチェアートHWより道幅が狭いので、かなり神経を使います。 -
13:05 Petermann着。アリススプリングスから298キロ。
ここはキングスキャニオンへと続く、Luritja Rdとの分岐点。
そのまま直進すると約140キロでユララ。
キングスキャニオンへは約165キロ。
比較的順調なペース。
ちょっと撮影しにエンジンを切り3分位して車に戻ると、
車内はもう「モワッ」っと暑く熱せられてしまう位、陽射しが強い。
これでも季節は一応、冬…。 -
13:40 Luritja RdをPetermannから51キロ進んだ地点。
ここにはちょっとしたレストエリアが。
といっても、ベンチしかありません・・・。
左の写真。シートベルト着用を促すサイン。
しっかり日本語の記載が。日本人が多いのでしょう。
しかし対向車を見ていると、ほとんど白人。
ちなみに豪には豪に従え。
豪州の道を走る時、オージー流の流儀があります。
これは私の人生のバイブル「水曜どうでしょう」が
オーストラリア縦断の際にも話してましたが、
「対向車には挨拶をする」というもの。
現にすれ違い様に手を上げたり、ピースをする人など。
頻度としては、する人の方が少ない。
けど自分が挨拶した際に無視されるとかなり切ないので、
もし挨拶されたら応じた方がお互い気持ちいいはず!
【水曜どうでしょう】
・http://www.htb.co.jp/suidou/index.html -
まもなくキングスキャニオンがあるワタルカ国立公園。
TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地となった場所。
結局、キングスキャニオンに着いたのは14:55。
総走行距離は460キロ。走行時間は約5時間。
平均時速は90キロ。休憩時間も含んでるのでかなりのペース。
さてキングスキャニオンの旅行記は別にまとめました。
詳しくは下記からご覧ください。
↓ ↓ ↓
http://4travel.jp/traveler/mono6915/album/10383962/ -
8月13日
11:25 キングスキャニオンを出発。
いよいよウルル−カタジュタ国立公園を目指します。
ホテルのあるエアーズロックリゾートまでは約300キロ。
キングスキャニオン・リムウォークを歩いた後の運転はさらに疲労がアップ。
ウルルのサンセットがあるので、気合で運転です!
ちなみにオーストラリアは日本と同じ左側通行。
しかも右ハンドルの車なので、不便を感じません。
右側通行の国と違い、逆走や帰国後の後遺症の心配がないので、助かります。 -
12:45 Petermann着。キングスキャニオンから160キロ。
一度の休憩もせず1時間20分で到着。
平均時速120キロ。たぶんこれが平均時速の限界。
これ以上のペースは厳しいです。
今後レッドセンターを走る人は
これを念頭にスケジュールを組んで頂けると幸いです。
ちなみにLuritja Rdは交通量がかなり少ない。
スチュアートHWの半分以下。
5分に1回対向車とすれ違えば多い方だと思います。
またPetermannから70キロ程度の区間は
カーブが多く、見通しが悪いです。
決して日本の高速のような走りやすい道ではありません。 -
13:10 マウントコーナー・ルックアウト到着。
Petermannから30キロの地点。
ここにはトイレにベンチ、テーブルがあります。
彼方のマウントコーナーを望みながらランチも取れます。
さて、こう単調な一人のドライブだと曲を聴くことが唯一の楽しみ。
私が借りたレンタカーはCDのみが装備しており、
携帯音楽プレーヤーは再生できません。
そんな時、重宝するのがFMトランスミッター。
プレーヤーの音声を電波に変換し車載ラジオで聴く機器。
これは日本の量販店でも2,000円前後で売られてます。
でも注意点が。日本と豪州はFMに使用している周波数が少し違うこと。
豪州は最低周波数が88MHz。
つまり88MHz以下の電波を飛ばす機器を持っていったらアウト!
充分にご注意ください。
まぁ一番良いのはCD持参! -
13:30 カーテンスプリングス着。
Petermannから約52キロの地点。
ユララへ向う最後のレストハウス。
ここはキャンプサイトをはじめ、モーテル、
レストラン、売店、ガソリンスタンドが完備。
私はちょっと遅めのランチを。
写真のサンドイッチを買う。
コンビーフとローストビーフのサンドイッチが7AUD。
350ミリ缶のコークが3.4AUD。ペットボトルは4AUD。
もうレッドセンターで値段を考えたら買物できません。
どうせ払うんですから。
なおここのレストランは15AUDから食べられるようです。
ちなみに、ここの売店はビールも売ってます。一本6AUD位。ここで買ってホテルの冷蔵庫で冷やして飲んでもいいと思う。 -
エミューがお出迎え。
飛べない鳥。
これでもオーストラリアの国鳥。 -
もう一枚、カーテンスプリングスの写真。
ここは移動中、大事な給油箇所。
私はキングスキャニオンで満タンにしてたので、
カーテンスプリングスの時点で半分以上ありましたが、
念の為給油と思いノズルを持ち上げると上がらない。
よ〜く見ると南京錠でノズルがロックされている!!
営業休止?それとも売切れ?
まぁ私は問題なかったので特にアクションは起こしませんでしたが、これがもし売切れで、自分の車もガソリンがなかったら一大事です。
できる時に満タンにする。これがレッドセンターの鉄則かも。
ちなみに、ここの値段はリッター1.73AUD(2009年8月)。
さてユララまであと84キロ。
果たしてウルルはいつ姿を現すかのでしょうか。 -
14:40 カーテンスプリングスから56キロ。
ウルルは50キロ手前で一瞬姿を現します。
「あれ!?今のは?!」と思ってると、
途切れ途切れに全体像が現れてきます。
50キロ手前でも、想像より大きく感じます。
さてエアーズロックリゾートまで残り28キロ。
ここには細々とした駐車スペースがあります。
といってもウルルが見れる訳ではありません。
しかし駐車スペースの先に小高い丘が。
映画「世界の中心で、」のラストシーン、大沢たかおと柴咲コウが登ったような丘があります。
実際映画に使われた場所はアリススプリングスにあるようですが、私も大沢たかおになった気分で登る。
ちなみにハエについて。
私が訪れた8月は冬。
ハエは夏がピークのようで冬は比較的少ないらしく、
現に思ってた以上に少ないと感じました。
同時に集られた数は最大で5〜10匹程度。
どこからともなく寄ってきて、顔を中心に飛んでます。
私は口に入ることはありませんでしたが、やはり気になります。
フライネットもスーパーで売ってますが、私は使いませんでした。 -
丘を登りきると圧倒される景色。
ウルルとカタジュタを同時に望む。
ここは穴場スポット。
リゾート内や国立公園だと、
両方同時に望める場所が無いと思われるので、
ここの眺望は非常に貴重。 -
直線距離で約25キロ。
圧倒的な存在感を放ちます。 -
15時30分 アウトバックパイオニアにチェックイン。
キングスキャニオンから約4時間。
さすがに運転は疲れた。
レセプション前に車を止めて、難なくチェックイン。
エアーズロックリゾート内には複数ホテルがありますが、どれも割高。
一人旅で一泊2万円以上もとても払えません。
しかし!このホテルは一泊44AUDと格安の部屋があり、その部屋の写真がこの一枚。
この写真の左側にも2段ベットがある。つまり4人部屋。
設備なんてご覧の通り何もありません。本当に寝るだけの場所。
外扉を開けたら、こんな室内が広がっているので、虫も大量に入室。
トイレ&シャワーは近くに専用施設があるので、そこで済ますことになります。
(ちなみに室内にコンセントはあるので、電子機器の充電は可能)
さて、ここで2泊するんですが、まだ他のルームメイトはチェックインしていない模様。果たしてどこの人なんだろう。。。 -
アウトバックパイオニア内には展望台があります。
小高い丘を登ると、この景色。
ウルルが目前に迫ります。
私の宿泊棟から歩いて3分の距離なので、
夜はまたここで星を見ようと考える。 -
17:30 ウルルに到着。
リゾートからウルルまでは約20キロ。
交通量は結構多いですが、流れは良いので、あっという間。
途中、国立公園のゲートがあり、ここで入園料を払う仕組み。
(ここでウルル登山の可否も確認できます)
ウルルが迫ってくるのに比例して、テンションも上がります。 -
この日は登山可能で、ご覧の通り登山客がいます。
但し日没まであと30分なので、この時間から登ることはできません。
とりあえずウルル様に触れて、パワーを充電。
さてこの写真とは関係ないですが、ホテルのルームメイトについて。
私がホテルに戻ると2人の中国人女子留学生がいました。
そしてもう1人はドイツ人男性。この方は50代で、隣の部屋に家族がおり、お父さんだけ、この部屋に泊まらされた感じ。
ドイツには長い長い夏休みがあるようで、家族揃っての旅行らしい。
日本人は中国人よりドイツ人と馬が合うようで、片言の英語で会話しました。 -
18:20 サンセットポイント
日没直後の写真。
サンセットポイントには、たくさんの観光客がいます。
みんな思い思いに刻々と表情を変えるウルルに見入ってました。
少しでもいい位置から見ようと、レンタカーの屋根に上る。
すると、ほんの少し、ウルルも違って見えてきた。 -
隣の観光客。
きっとこの家族も一生の思い出になってるはず。
それぐらい、ウルルの日没は神々しく感じる。
ありがたい。 -
20:00 アウトバックパイオニア パイオニアBBQ
ここのレストランはステーキが名物(?)。
肉を買うのも混雑で10分以上かかる。
買った肉は隣の鉄板で自分で焼き上げる。
サラダやパンは食べ放題のシステム。
正直、美味しいかったかと聞かれると微妙なところ。
ただ雰囲気は賑やかで、面白い。
参考までに当時の価格は概ね25AUD。
(写真はフィレステーキで25.7AUD)
追加でカンガルー、クロコダイル、エミューも食べられる。 -
昨晩は移動で疲れたので早めに就寝と思いきや、
ドミトリーはレストランに近いので、
ライブ演奏の音が聞こえて眠れない。
仕方ないので、ノートパソコンでDVD鑑賞。
ちなみにインターネットは有料で、しかも高かったので断念。
8月14日、ウルル2日目。
早起きして、サンライズを見に行く。
真っ暗の中、最小限の目覚ましで起きる。
同じ部屋の人はまだ寝てた。
レンタカーで移動するが、寒い。
日の出鑑賞のため、交通量は比較的多い。
鑑賞エリアは人でいっぱい。 -
7時45分 サンセットポイント
サンセットポイントからの写真。
当然、観光客は少なめで穴場ですが、
写真を撮ると逆光になるのが難点。
改めて清々しい気持ちになり、充電完了。 -
8時15分 アウトバックパイオニア
朝食は併設のレストランで食べられますが、
もう物価が高すぎるので、我慢。
せっかくの旅行ですが、日本のカップ麺で済まします。
お湯はキッチンで沸かせるので、特に不便はありません。 -
9時15分 エアーズロックリゾート内のスーパー
リゾート内は小さな町が形成されていて、
スーパー、レストラン、郵便局、コンビニ、ガソリンスタンドなど、必要最低限の施設が揃ってます。
スーパーは広く、商品も多い。
日本でいうスーパーとコンビニの中間の品揃え。
きっとリゾートの従業員もここで買物をするんだろう。
もちろん雑貨類もあるので、キャンパーにも困らない。 -
オーストラリアの物価は全般的に高めだが、
レッドセンターなどの内陸部は更に高い印象がある。
コーラ1缶1.79AUD=150円
ティムタム1袋2.65AUD=225円
ティムタムはオーストラリアで有名なお菓子。
味はシンプルなのに、値段と比例していない。
この前、バンコクで買った時は100円弱だったし、
コーラも1缶40円程度だったので、
東南アジアの人がオーストラリア行ったら、
卒倒するんでしょうね。 -
10時00分 ウルル登山口前
リゾートからウルルに向かう途中に、
公園の入口ゲートがあり、
そこで登山情報が発表されています。
当日ゲート通過時の表示は「不可」。
8月は冬なので、登山可能確率は高めなのですが、
それでも絶対では無いようです。
登山不可の場合はご覧の通り、登山口がクローズされています。 -
当日の登山不可理由は強風。
強風以外にも気温、天候、気圧、雷などの自然現象、
アボリジニの祭事がある場合も登山不可となるようです。 -
シドニー行きの飛行機は午後出発なので、
午前中に登山口が開いていないと、
1泊の人は登山可能性はかなり低いでしょう。
当日は登山口に50人程度の観光客がいましたが、
皆さんは仕方なく待っているような状態でした。
登山不可理由は強風とのことでしたが、
地表はほとんど風を感じていなかったので、
少し待てば、状況が変わると思い、しばらく待機。
すると公園のレンジャーが無線で、何か話をしている。
見守っていると、ゲートを開けて、看板も取り外している。 -
登山口が開いたので、観光客が集まってきました。
ウルルは神聖な場所。
原住民からすると信仰の対象。
ウルルはそのような聖地ですが、
当時(2009年)入山が禁止になるとの報道があったため、
失礼ながら、登らさせて頂きました。 -
10時10分 登山開始
最初から激しい傾斜が待ってます。
20代とはいえ、サラリーマンからするとしんどい。
あっという間に息が荒くなります。 -
登山から5分。
登り始めると今度は鎖エリアに突入。
傾斜がきついので写真撮るのも命がけ。 -
登山から10分。
しばらくは鎖エリアが続きます。
息があがって本当に辛い。
飲料水を1500ml用意しましたが、
どんどん無くなって行きます。
この時点で私の前に、人はいません。
先頭で登っています。 -
登山から20分。
たまらず休憩。
途中に平坦な場所があるので、
そこで休憩できます。
日本人のツアー客と出くわす。
午後の飛行機で帰るらしく、
登れるところまで登るらしい。
そしてツアー客の一人(女性)が
マラソンのように、僕も抜いてゆく。
見た感じ10代だったので、
その体力が羨ましく感じた。 -
登山から25分。
ようやく鎖エリアから脱出。
すると私を抜いていった日本人が戻ってきた。
もう戻らなくてはいけない時間らしい。
また私が先頭になる。 -
登山から30分。
ある程度、登ると傾斜は緩やかになりますが、
アップダウンが出てきます。
当然岩なので、足が捕られやすく、負担が大きい。
また写真のように、
登山道を外れると、崖があるので、注意が必要。 -
登山から30分。
登山路には白いペンキで書かれているので、
道に迷うことはありません。
また乾燥しているので、汗はあまりかかず、
快適に登れます。 -
登山から45分。
休憩も少し入れて、もくもくと歩き45分。
グループの場合は1時間弱位でしょうか。
ゴールに何か物が置いてある。 -
ゴールにある方向盤?
ちなみにトップで登頂したので、
誰もまわりにいないので、
ウルルを一人で満喫。
ちなみに当日は曇ってて、
カタジュタは見えませんでしたが、
晴れていると見えるらしい。 -
普段、ウルルの全景を見てると気づかないですが、
ウルルには植物が生育しています。
この日は時間があったので、
ウルル山頂で昼寝することに。
音楽を聴きながらの昼寝は気持ちいい。
周りでも休んでいる観光客がいる。 -
ウルル山頂 12時10分
1時間、昼寝する。
冬でも紫外線が強いので、
日焼け止めを塗った方が良いでしょう。
登頂は観光客で賑わってました。 -
ウルル下山中 12時30分
鎖エリアまで戻ってきました。
日本のお盆休み中のため、
日本人観光客と結構すれ違うが、
欧米人の方が多い印象。 -
カタジュタが見えてきました。
直線距離で30キロ。 -
ウルル麓に到着 13時00分
鎖エリアを下山するのも結構つらい。
一歩間違えたら、滑落する勢いなので、
注意深く降りる必要があります。
下山も50分程度かかりました。 -
ウルル周辺をウォーキング。
近くで見ると表情があるように見える。
ハエは冬だったので比較的少なめで、
数匹集っている状態が続く。
不思議なもので走って逃げ切っても、
また別のハエに襲われる。
その繰り返しです。 -
ウルルは浸食されやすく、
こんなところもあります。
またウルルは原住民の聖地なので、
所々、撮影禁止箇所があります。 -
ウルル表面の拡大。
赤土に模様のような浸食痕があります。 -
ウルル登山口とは反対側。
ムティジュル・マギースプリング。
ここは砂漠でも1年中、水がある場所。
よーく見るとウルルに降った雨が
岩肌を伝い流れ込んでくるのがわかる。
さてこの時点で時刻は14時20分。
明日の今頃はウルルを出発する時間のため、
急いでカタジュタに向かいます。
ウルルからカタジュタまでは約50キロの道のり。
日本の感覚だとかなり遠く感じますが、
道はほど高速道路と同じなので、
昼間ですと30分位で移動できます。 -
15:20 カタジュタに到着。
ウルルからカタジュタまでは車で約50キロ。
お互いが大きな存在なので、見た目では近く感じるが、
実際には遠く離れています。
東海道線で例えると東京駅−藤沢駅間とほぼ同じ(笑)
ただ道路は日中、時速100キロ程度で走れるので、
そんなに遠く感じることはありません。 -
15:50 カタジュタウォーク
カタジュタはビジターセンターなどの施設は一切なし。
ある意味、ハイカーは放置された状態で楽しめる。
要所要所に水タンクが設置されているので、
最悪、水分は補給できるが、持参した方が無難。
またタンクの水は硬水なので日本人には馴染まない。 -
荒涼とした風景は地球と感じさせません。
ウルルとはまた別の印象を感じさせます。
風の谷までは起伏の激しく、
体力を使いますが、8月であれば、
気温・湿度などのコンディションは
悪くないので、不快さは感じません。 -
ひたすら歩く。
周囲に観光客、
ツアーグループがいるので、
賑やかな雰囲気。 -
歩道は整備されているものの、
赤土がむき出しの状態。
意外とアップダウンもあるので、
動きやすい靴じゃないと厳しいと思う。
さて、もうすぐハイライト、風の谷。 -
来た道を振り返って撮影。
カタジュタの中を歩いてきたのがわかる。 -
16:15 風の谷に到着。
撮影ポイントから写真を撮る。
みんな写真を撮ったり、
景色を楽しんでいる。
ウルルとは違った景色です。 -
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