ka05北アフリカ最大で最古のグランド・モスク in ケロアン

2009/04/09 - 2009/04/09

メディナの北東にある、茶褐色のレンガズ造りの城壁のような壁の上に、同じ色の搭・ミナレットが建つこのモスクは、640年にウクバ・イブン・ナーフィーによって建立された為、シディ・ウクバ・モスク（聖者ウクバのモスク）とも呼ばれている。

内部の四方を回廊が取り巻き、南西側に3段からなる31.5mのミナレットが建ち、その最下段は728年に建てられ、イスラム世界で最も古い建造物とのこと。

中庭を挟んでミナレットの反対側に礼拝堂が在り、イスラムで4番目に重要な聖堂の中心、ミフラーブがあるが、一般の人は外から覗くだけで内部に入る事は出来ない。

中庭は中央部分にやや傾斜し、その中心に雨水を集め、ろ過する装置がある。
その下が貯水層になっていて、ここにも水を確保する工夫が見られる。
日時計らしきものも在り、覗いてみたがなんだかさっぱり・・。

良く見ると周囲の回廊の柱の飾りはまちまちで、しかもローマ風。
ドゥッガや次に訪れるスベイトラのローマ遺跡から頂戴した物らしい。

ケロアン旅行マップ
http://www.geocities.jp/tshinyhp/tunisia/tunisiamap/kairouan/framekairouanmap.html

エリア ケロアン(チュニジア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）