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会社から勤続25年のご褒美に特別休暇を頂いたので、9泊10日で家族一緒の夏休みヨーロッパ・ハイライトの旅行とした。<br /><br />ルネッサンスのすばらしい遺産の一通りを見る予定でフィレンツエとローマを選んだ。<br /><br />娘が小学校入学前のハワイ旅行から、中国、カナディアン・ロッキー&シアトル、今回のヨーロッパとほぼ5年毎にぱぶさんのふるさとめぐりと名打った旅行を続け、娘への海外旅行への一通りの導入もこれで終わりであろう。後は自分で羽ばたいて欲しい。

ヨーロッパ:1997年の家族で夏休み (1) フィレンツエ

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1997/08/03 - 1997/08/12

471位(同エリア3768件中)

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ぱぶ

ぱぶさん

会社から勤続25年のご褒美に特別休暇を頂いたので、9泊10日で家族一緒の夏休みヨーロッパ・ハイライトの旅行とした。

ルネッサンスのすばらしい遺産の一通りを見る予定でフィレンツエとローマを選んだ。

娘が小学校入学前のハワイ旅行から、中国、カナディアン・ロッキー&シアトル、今回のヨーロッパとほぼ5年毎にぱぶさんのふるさとめぐりと名打った旅行を続け、娘への海外旅行への一通りの導入もこれで終わりであろう。後は自分で羽ばたいて欲しい。

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  • パリからエール・フランスの小型ビジネス・ジェットに乗って1時間50分ほどの一っ飛びで、快晴の花の都フィレンツェ、ペレトラ空港(アメリゴ・ヴェスプッチ空港)に降り立った。<br /><br />空港からはタクシーでホテルに向かう。

    パリからエール・フランスの小型ビジネス・ジェットに乗って1時間50分ほどの一っ飛びで、快晴の花の都フィレンツェ、ペレトラ空港(アメリゴ・ヴェスプッチ空港)に降り立った。

    空港からはタクシーでホテルに向かう。

  • フィレンツェは2度目である。以前の訪問は出張の合間に立ち寄った、ほんのブリーフィング程度だった。<br /><br />今回も時間的にはやはり短いが、ルネッサンスの芸術ハイライトをカバーするべく、①から⑪の如くフィレンツエの街を散策した。

    フィレンツェは2度目である。以前の訪問は出張の合間に立ち寄った、ほんのブリーフィング程度だった。

    今回も時間的にはやはり短いが、ルネッサンスの芸術ハイライトをカバーするべく、①から⑪の如くフィレンツエの街を散策した。

  • チェックインの後、ラフなスタイルで街の散策に踏み出す。先ずは、ホテル近くのサンタ・クローチェ教会に入る。この教会は1385年に完成したフランチェスコ派の拠点としてカンビオの設計によるも、色大理石で装飾されたファサードは19世紀半のものと言う。<br /><br />教会前の広場は普段はベンチで憩う人と鳩くらいと極めて静かなものであるが、6月の中世サッカー試合の時はここがその会場として興奮の坩堝と化す。<br />

    チェックインの後、ラフなスタイルで街の散策に踏み出す。先ずは、ホテル近くのサンタ・クローチェ教会に入る。この教会は1385年に完成したフランチェスコ派の拠点としてカンビオの設計によるも、色大理石で装飾されたファサードは19世紀半のものと言う。

    教会前の広場は普段はベンチで憩う人と鳩くらいと極めて静かなものであるが、6月の中世サッカー試合の時はここがその会場として興奮の坩堝と化す。

  • 教会内部は140mx40mと奥行きが深く、多くの文化人がここに埋葬されている。ガリレオ・ガリレイ、ミケランジェロ、ダンテ、マキャベリ等合計では276もの墓碑がここにある。また、内部は3廊式で、いくつもの礼拝堂があり、ジオットのフレスコ画やドナテツロのレリーフ、チマブーエの作品等、数々の蒼々たる作品がある。(ミケランジェロの墓碑)

    教会内部は140mx40mと奥行きが深く、多くの文化人がここに埋葬されている。ガリレオ・ガリレイ、ミケランジェロ、ダンテ、マキャベリ等合計では276もの墓碑がここにある。また、内部は3廊式で、いくつもの礼拝堂があり、ジオットのフレスコ画やドナテツロのレリーフ、チマブーエの作品等、数々の蒼々たる作品がある。(ミケランジェロの墓碑)

  • こちらはガリレオ・ガリレイの墓碑。

    こちらはガリレオ・ガリレイの墓碑。

  • サンタ・クローチェの次にヴェッキオ宮殿に向かう。14世紀初頭のゴシック建築で、16世紀にコジモ1世が居城として、ヴァザーリに命じてルネッサンス様式に改装した。建物入り口には、街の紋章を持つフィレンツェの獅子の像が彫られており、前にはミケランジェロの「ダヴィデ」像(コピー)が立っている。

    サンタ・クローチェの次にヴェッキオ宮殿に向かう。14世紀初頭のゴシック建築で、16世紀にコジモ1世が居城として、ヴァザーリに命じてルネッサンス様式に改装した。建物入り口には、街の紋章を持つフィレンツェの獅子の像が彫られており、前にはミケランジェロの「ダヴィデ」像(コピー)が立っている。

  • フィレンツェ共和国の政庁がおかれ、入り口を入ったところの中庭にはヴェロッキオ作の「イルカを抱くキューピッドの像」(コピー)の載った噴水がある。

    フィレンツェ共和国の政庁がおかれ、入り口を入ったところの中庭にはヴェロッキオ作の「イルカを抱くキューピッドの像」(コピー)の載った噴水がある。

  • 2階の5百人広間の壁一面は華麗なるフレスコ画で飾られている。広間の二つの壁面は、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロによって大フレスコ画が描かれるはずだったが、下絵を残すのみの未完成に終わった。現在あるのはヴァザーリの「コジモ1世の戦い」である。

    2階の5百人広間の壁一面は華麗なるフレスコ画で飾られている。広間の二つの壁面は、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロによって大フレスコ画が描かれるはずだったが、下絵を残すのみの未完成に終わった。現在あるのはヴァザーリの「コジモ1世の戦い」である。

  • 建物はシニョーリア広場を見下ろす、94mの力強く優美な鐘楼を抱き、東南の角にはサトウルヌスの回廊が設けられ、ここからはサンタ・クローチェやミケランジェロの丘方面の見晴らしが良い。「謁見の間」、「百合の間」、「地図の間」等も一見に値する。

    建物はシニョーリア広場を見下ろす、94mの力強く優美な鐘楼を抱き、東南の角にはサトウルヌスの回廊が設けられ、ここからはサンタ・クローチェやミケランジェロの丘方面の見晴らしが良い。「謁見の間」、「百合の間」、「地図の間」等も一見に値する。

  • シニョーリヤ広場から小道を北に少し歩くと、フィレンツェの取って置きの中心地、花の聖母教会(サンタ・マリア大聖堂)に至る。この教会はフィレンツェの象徴となっているが、白と緑とピンク色大理石で装飾された優雅なイタリア的ゴシック建築である。

    シニョーリヤ広場から小道を北に少し歩くと、フィレンツェの取って置きの中心地、花の聖母教会(サンタ・マリア大聖堂)に至る。この教会はフィレンツェの象徴となっているが、白と緑とピンク色大理石で装飾された優雅なイタリア的ゴシック建築である。

  • ドウオ―モと呼ばれ、1296年から172年の歳月をかけて建設され、最大幅90m、奥行き153mで後部の八角形の内陣の上にブレネレスキ発案の巨大な赤円蓋(クーポラ)がその美しいカーブと見事な均整を持って載っており、高さ107mで遠くからもよく目立つ。

    ドウオ―モと呼ばれ、1296年から172年の歳月をかけて建設され、最大幅90m、奥行き153mで後部の八角形の内陣の上にブレネレスキ発案の巨大な赤円蓋(クーポラ)がその美しいカーブと見事な均整を持って載っており、高さ107mで遠くからもよく目立つ。

  • 回りには同じく、白と緑とピンクの大理石で造られた均整の取れた八角形の洗礼堂と三色の大理石による装飾で覆われた高さ85m、414段の階段でのぼれる、ジョットの鐘楼がある。

    回りには同じく、白と緑とピンクの大理石で造られた均整の取れた八角形の洗礼堂と三色の大理石による装飾で覆われた高さ85m、414段の階段でのぼれる、ジョットの鐘楼がある。

  • 前回、ぱぶさんはドームの463段の狭い階段を上り、すばらしい眺めを楽しんでいたので、今回はジョットの鐘楼にチャレンジした。途中で休みながら頂塔(ランタン)に達し、フィレンツェの花の都のすばらしい眺めを大いに楽しんだ。

    前回、ぱぶさんはドームの463段の狭い階段を上り、すばらしい眺めを楽しんでいたので、今回はジョットの鐘楼にチャレンジした。途中で休みながら頂塔(ランタン)に達し、フィレンツェの花の都のすばらしい眺めを大いに楽しんだ。

  • ジオットの鐘楼からの風景。 その1。<br /><br />花の聖母教会の赤いクーポラとフィレンツエの街。<br /><br />(この画像を拡大すると、クーポラ頂上の展望台にいる大勢の観光客がみえるよ!)

    ジオットの鐘楼からの風景。 その1。

    花の聖母教会の赤いクーポラとフィレンツエの街。

    (この画像を拡大すると、クーポラ頂上の展望台にいる大勢の観光客がみえるよ!)

  • その2。<br /><br />美しい、サン・ジョヴァンニと呼ばれる八角形の洗礼堂、内部の天井いっぱいに描かれているビザンチン期のモザイク画「最後の審判」や天国の門と言われた扉絵の浮き彫り等も見る。

    その2。

    美しい、サン・ジョヴァンニと呼ばれる八角形の洗礼堂、内部の天井いっぱいに描かれているビザンチン期のモザイク画「最後の審判」や天国の門と言われた扉絵の浮き彫り等も見る。

  • その3。<br /><br />ジオットの鐘楼からのすばらしいフィレンツエの眺め。

    その3。

    ジオットの鐘楼からのすばらしいフィレンツエの眺め。

  • その後、ドウオ―モ裏手にある美術館でミケランジェロの「ピエタ」やカンビオの「聖母子像」、ロッビアの「聖歌隊席」、ブレネレスキのク―ポラの木製模型等見学した。

    その後、ドウオ―モ裏手にある美術館でミケランジェロの「ピエタ」やカンビオの「聖母子像」、ロッビアの「聖歌隊席」、ブレネレスキのク―ポラの木製模型等見学した。

  • ホテルへの帰りにミケランジェロ広場により、アルノ河を隔てたフィレンツェの眺望を楽しんだ。

    ホテルへの帰りにミケランジェロ広場により、アルノ河を隔てたフィレンツェの眺望を楽しんだ。

  • また暑い日でもあったので、途中ではバールのような店で喫茶や軽食を取り、フィレンツェがオリジナルと言われるゴージャスなアイスクリームを食べながら街全体が博物館と言われる石畳の道を散策した。

    また暑い日でもあったので、途中ではバールのような店で喫茶や軽食を取り、フィレンツェがオリジナルと言われるゴージャスなアイスクリームを食べながら街全体が博物館と言われる石畳の道を散策した。

  • 夜はフィレンツエ名物の大きなカツレツを「Bibo」と言うレストランで取った。

    夜はフィレンツエ名物の大きなカツレツを「Bibo」と言うレストランで取った。

  • フィレンツェ二日目は早朝よりホテルを後にする。サン・マルコ(修道院)美術館の開館と同時に入る。これは1階のギルランダイオ作の「最後の晩餐」である。

    フィレンツェ二日目は早朝よりホテルを後にする。サン・マルコ(修道院)美術館の開館と同時に入る。これは1階のギルランダイオ作の「最後の晩餐」である。

  • 2階階段を上がったところの壁に描かれているフラ・アンジェリコの「受胎告知」は必見である。特にmamasanがこの絵をお気に入りで、この壁画をバックに記念のスナップも撮る。

    2階階段を上がったところの壁に描かれているフラ・アンジェリコの「受胎告知」は必見である。特にmamasanがこの絵をお気に入りで、この壁画をバックに記念のスナップも撮る。

  • 聖アントニーノの回廊や2階の各僧房の壁絵(「キリスト伝」等)を見る。

    聖アントニーノの回廊や2階の各僧房の壁絵(「キリスト伝」等)を見る。

  • アッカデミア美術館もミケランジェロの「ダヴィデ」のオリジナル像、「パレストリーナのピエタ」他、4体の「奴隷像」、も大急ぎで見る。

    アッカデミア美術館もミケランジェロの「ダヴィデ」のオリジナル像、「パレストリーナのピエタ」他、4体の「奴隷像」、も大急ぎで見る。

  • 次に向かったのはメディチ家の菩提寺であるサン・ロレンツオ教会。ここにはメディチ家礼拝堂があり、「君主の礼拝堂」(プリンチピ礼拝堂)は17世紀初頭に作られ、床や壁面は大理石や高価な貴石をふんだんに使って埋め尽くされている。直径28mに及ぶ巨大ドームの内側天井画は19世紀に描かれたものだそうである。

    次に向かったのはメディチ家の菩提寺であるサン・ロレンツオ教会。ここにはメディチ家礼拝堂があり、「君主の礼拝堂」(プリンチピ礼拝堂)は17世紀初頭に作られ、床や壁面は大理石や高価な貴石をふんだんに使って埋め尽くされている。直径28mに及ぶ巨大ドームの内側天井画は19世紀に描かれたものだそうである。

  • ここの「新聖具室」はミケランジェロ設計(1521-24)でシンプルな小さな霊廟。壁面に設けられたニッチや付け柱、窓、円蓋などは計算されたバランスと明快さを持って配置され、墓碑が一体となっている。ウルビーノ公ロレンツオの像には「思索」、ネムール公ジュリアーノの像には「行動」の題名をミケランジェロ自身が与え、棺の上にはそれぞれ「黄昏と曙」、「昼と夜」と題された4体の擬人像が横たわっている。ここにフィレンツェ大理石芸術の粋が見られる。

    ここの「新聖具室」はミケランジェロ設計(1521-24)でシンプルな小さな霊廟。壁面に設けられたニッチや付け柱、窓、円蓋などは計算されたバランスと明快さを持って配置され、墓碑が一体となっている。ウルビーノ公ロレンツオの像には「思索」、ネムール公ジュリアーノの像には「行動」の題名をミケランジェロ自身が与え、棺の上にはそれぞれ「黄昏と曙」、「昼と夜」と題された4体の擬人像が横たわっている。ここにフィレンツェ大理石芸術の粋が見られる。

  • 次に、いよいよフィレンツェのハイライト、ウフイッツイ美術館に行く。晴天で暑い昼時間に入り口から並ぶ列は長く、建物に沿ってアルノ河近くまで続く。結局2時間弱まって、入れる。

    次に、いよいよフィレンツェのハイライト、ウフイッツイ美術館に行く。晴天で暑い昼時間に入り口から並ぶ列は長く、建物に沿ってアルノ河近くまで続く。結局2時間弱まって、入れる。

  • 階段を上って3階に進み、第1室ギリシャ時代から第2室チマブーエの「荘厳の聖母」、ジオットの「玉座の聖母子」と言った13−14世紀のトスカーナ絵画、・・・と続き、第10室―14室にはボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」がある。うーん、まさに春爛漫なルネッサンスの絵画がここにはある!

    階段を上って3階に進み、第1室ギリシャ時代から第2室チマブーエの「荘厳の聖母」、ジオットの「玉座の聖母子」と言った13−14世紀のトスカーナ絵画、・・・と続き、第10室―14室にはボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」がある。うーん、まさに春爛漫なルネッサンスの絵画がここにはある!

  • もちろん、ミケランジェロの「聖家族」(トンド・ドーニ)、ラファエロの「ひわの聖母」、ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」もダ・ヴィンチの「受胎告知」、パルミジャーノの「首長の聖母」、八角形の部屋であるトリブーナ(第14室=メディチのコレクション)にあるブロンツィーノの「エレオノーラ・ディ・トレドの肖像」と言ったキラキラ星のごとき、傑作の数々。<br /><br />また、第1から第3までの回廊にならぶ数々の彫刻、それから天井絵もすばらしい、装飾である。2時間半程度であったろうか、くらくらしながら、ウフイッツイ美術館を後にした。

    もちろん、ミケランジェロの「聖家族」(トンド・ドーニ)、ラファエロの「ひわの聖母」、ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」もダ・ヴィンチの「受胎告知」、パルミジャーノの「首長の聖母」、八角形の部屋であるトリブーナ(第14室=メディチのコレクション)にあるブロンツィーノの「エレオノーラ・ディ・トレドの肖像」と言ったキラキラ星のごとき、傑作の数々。

    また、第1から第3までの回廊にならぶ数々の彫刻、それから天井絵もすばらしい、装飾である。2時間半程度であったろうか、くらくらしながら、ウフイッツイ美術館を後にした。

  • それから、一休みする間もなく、次の目的地、ピッティ宮へと向かう。<br /><br />ここではパラティーナ美術館と裏のボーボリ庭園が必見である。美術館にはティツィアーノとラファエロの名作が多い。ぱぶさんは前回感銘を受け、再会を期していたアポロの間にあるティツイアーノの「マグダラのマリア」の絵の前で再会記念スナップを撮ってもらう。<br /><br />ラファエロの絵では「ヴェールの女」、「大公の聖母」、「小椅子の聖母」も必見であろう。さらにプロメテウスの間にあるフィリッポ・リッピの「聖母子像」もすばらしい。

    それから、一休みする間もなく、次の目的地、ピッティ宮へと向かう。

    ここではパラティーナ美術館と裏のボーボリ庭園が必見である。美術館にはティツィアーノとラファエロの名作が多い。ぱぶさんは前回感銘を受け、再会を期していたアポロの間にあるティツイアーノの「マグダラのマリア」の絵の前で再会記念スナップを撮ってもらう。

    ラファエロの絵では「ヴェールの女」、「大公の聖母」、「小椅子の聖母」も必見であろう。さらにプロメテウスの間にあるフィリッポ・リッピの「聖母子像」もすばらしい。

  • エレオノーラ・ディ・トレドの注文でトリボロ等によって16世紀半ばに設計され17世紀にようやく完成した総面積4万5000平米の広大なイタリア式庭園がボーボリ庭園である。「円形劇場」と名付けられた緩やかな上り斜面を上がってゆくと「ネプチューンの噴水」のある池に至る。

    エレオノーラ・ディ・トレドの注文でトリボロ等によって16世紀半ばに設計され17世紀にようやく完成した総面積4万5000平米の広大なイタリア式庭園がボーボリ庭園である。「円形劇場」と名付けられた緩やかな上り斜面を上がってゆくと「ネプチューンの噴水」のある池に至る。

  • このボーボリ庭園の左手にはベルヴェデーレ要塞があり、ここから見るフィレンツェもまたすばらしい!

    このボーボリ庭園の左手にはベルヴェデーレ要塞があり、ここから見るフィレンツェもまたすばらしい!

  • ホテルに戻る前に、ベッキオ橋をわたり、この橋の上のショップやアルノ川の景色を眺める。また、河岸の文具店で、フィレンツエの街のちょっとした景色を版画にした小作品2点も買った。(思い出と部屋の装飾に良いもので、家で楽しんでいる。)

    ホテルに戻る前に、ベッキオ橋をわたり、この橋の上のショップやアルノ川の景色を眺める。また、河岸の文具店で、フィレンツエの街のちょっとした景色を版画にした小作品2点も買った。(思い出と部屋の装飾に良いもので、家で楽しんでいる。)

  • 今日一日は文字通りフィレンツェを歩きとおしであった。夕食はホテルのコンシェルジーに教えられ、予約を入れていたリストランテ「Mamma Gina」で取った。

    今日一日は文字通りフィレンツェを歩きとおしであった。夕食はホテルのコンシェルジーに教えられ、予約を入れていたリストランテ「Mamma Gina」で取った。

  • 翌朝、フィレンツエ中央駅からIC特急でローマに向かう。

    翌朝、フィレンツエ中央駅からIC特急でローマに向かう。

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  • menchiさん 2014/07/22 22:20:14
    受胎告知!
    ぱぶさん、初めまして、menchiと言います。
    ポンペイの旅行記に投票して下さいまして、ありがとうございます。 

    サンマルコ寺院のフラ・アンジェリコの受胎告知の前での写真、羨ましいです。
    2011年には、修道院の内部は撮影が禁止になっていました。

    本当に、劇的な現れ方をしますよね、受胎告知。
    フィレンツェで一番感動的と言っても言い過ぎではないくらいでした。

    menchi


    ぱぶ

    ぱぶさん からの返信 2014/07/22 23:34:26
    RE: 受胎告知!/カキコのコンタクト有難うございました。
    menchiさん:

    カキコのコンタクト有難うございました。menchiさんのプロフィールを見ますと、イタリア大好きな様で、ぱぶさんも同じです。ぱぶさんは会社勤めの頃、お得意さんがミラノにあり、こちらには会社の出張ですが、10回以上訪問し、皆さんに良くして頂き益々大好きになりました。menchiさんの旅行記にある、ポンペイもこのお得意さんがご案内してくれ、アマルフィー海岸、ナポリも含め素敵な旅行も体験しました。<この様な関係だったので、イタリアのお得意さんが見えられた時には工場での打ち合わせの後、1日を取って博多、二日市温泉(大宰府)、天草、熊本等九州各地をご案内しました。>

    プロフィールによりますと、娘さんがフィレンツエに留学なさっていたとか、また、お母さんと一緒でフィレンツエ他も旅行なさったそうで、本当に良い思い出に残る孝行旅行をさいましたね!

    ぱぶさんはヨーロッパに会社の出張を中心に20回位い行きました。この様なことでヨーロッパ大好きで、自分でも家族を伴いローマ、フィレンツエ、イスタンブール、パリも旅行し、娘にもルネッサンス芸術や博物館等イントロしました。当時はまだ、名品を背景に写真も撮れたので、ミー・ハーなぱぶさんは折々記念の撮影もしました。受胎告知の作品は妻が大変気に入り、記念に撮影したものです。ローマのスペイン階段では娘がどこかからアイスクリームを調達してなめていたのにはびっくりしました!これも今は禁止ですね。

    今後ともよろしくお願いいたします。 ぱぶさんより

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