2009/07/20 - 2009/07/20
80位(同エリア327件中)
ころっつさん
舞鶴の地名は、戦国時代に築かれた「田辺城」が鶴が舞うような姿であったことから名付けられた別名「舞鶴城」と呼ばれたことに由来するもの。
かつては2つの市に分かれていたことからもわかるように、もともとの舞鶴である西舞鶴は城下町、東舞鶴は明治時代に海軍の鎮守府が置かれて以降急速に発展した軍事都市という2つの違う顔を持っています。
自宅から1時間半ほどで行けるところで、これまでほとんど訪れたことがないところ…ということで、最近まちづくりにも力が入れられている舞鶴のまちを旅しました。
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
土・休日1,000円キャンペーンの恩恵を受け、舞鶴若狭道・東舞鶴インターまで一気に。
国道27号に出て、東舞鶴市街地とは反対方向、少し東の山間の閑静な地にある「金剛院」というお寺に行きました。入山料は200円也。 -
関西花の寺第3番札所でもある金剛院は、平安時代前期の創建と伝わる古刹。寺門をくぐるとキキョウが咲いていました。
-
寺門をくぐり、木々が生い茂る道を歩いて5分程。国の重要文化財にも指定されている三重塔・金剛院塔婆が建っています。
-
本堂に登っていく階段の手前に手水場があります。ちょっと不似合いな感じですが、かわいいネコの手拭が掛けてありました。
-
この石段を登って行くと、本堂があります。
この寺の木々は紅葉が多いので、錦秋の頃には季節の色に染まり、多くの観光客でにぎわうようです。 -
この寺の周辺は京都府の歴史的自然環境保全地域にも指定されているように、自然豊かな山林が本堂の背後に広がっています。ぜひ真紅に染まる頃にまた訪ねてみたいお寺です。
-
昼食は東舞鶴市街地・大門七条交差点近くにある生簀のある活魚料理店・卑弥呼でとります。
事前にネットで調べたところ、クチコミがなかなか良かったので選びました。でもなぜ、活魚なのに卑弥呼という名前なのか…は不明。 -
季節のメニューであった岩カキをまずは注文。
レモンをかけて味わうとプリプリの食感!1人前=1つで950円也! -
同行者が注文したのは、ウニ・イクラ・タイなどがのっている海鮮丼。
-
私はランチメニューを注文。
確か1,200円程だったと思います…。休日でも平日と同じようなオトクなメニューもあり、美味しくいただきました。欲をいえば、店員さんがもう少し愛想良く対応してくれたら最高だったのに…。 -
ランチを終えて空腹も満たされたので、国道27号沿いにある市役所に隣接する「赤れんがの倉庫群」を散策します。
-
ちょっと手入れが手ぬかり?な緑のクマさんと古くからの港町の郷愁的なたたずまいを持つ赤れんが倉庫群。
-
東舞鶴は古くからの城下町である西舞鶴とは歴史を異にして発展してきたまち。
明治時代に日本海岸に面する天然の良港であることから海軍の鎮守府が開基されて発展した軍港都市です。海軍が倉庫や造船所として築いた洋風のレンガ造りの建物が立ち並んでいます。 -
-
赤れんが倉庫群の一部の建物は、現在博物館や市政記念館などに活用されています。
また近くには軍港の名残として海上自衛隊の基地があり、護衛艦や艦艇が停泊している桟橋もあります。 -
舞鶴では地元でフィルムコミッションが設立されており、こうした倉庫群が映画撮影などを通じてまちの活性化にも活用されています。
-
旧海軍の鉄砲倉庫として使われていた建物は、無料で入館できる市政記念館となっています。その玄関前には懐かしい赤ポストが建っています。
-
市政記念館の内部に展示してあった機関車。かつて東舞鶴から中舞鶴方面に延びていた国鉄の支線で活躍していた機関車で貨物列車をけん引するものだったようです。
-
市政記念館の内部から窓越しに隣接して立ち並ぶほかの赤れんが倉庫が見えます。
-
東西市街地のほぼ中央部にある五老ケ岳の山頂まで車で行くことができます。ここには舞鶴市街地と舞鶴湾を眼下に望む展望台・五老スカイタワーがそびえ立っています。
-
タワーは有料(料金200円)で、この日は小雨で霞んで眺望がきかないので、登らずにイカリのオブジェがある展望広場から眺めることにしました。
-
五老ケ岳公園の展望広場からの景色。天然の良港である舞鶴湾の入り組んだ海岸線を一望できます。
-
東舞鶴から城下町の西舞鶴へ。
戦国時代に丹後を治めた細川幽斎・忠興親子が築いた「田辺城」の本丸跡は現在舞鶴公園として整備されています。 -
城門は1992年に復元されたもので、2階は「舞鶴市田辺城資料館」となっており城の歴史を知ることができる資料が展示されています。
-
城門をくぐると中は公園となっています。また城門の北側には二層の櫓も復元されています。
-
西舞鶴の旧市街地にはかつての城下町の面影を残す古い町家も点在しています。
-
市街地を流れる高野川。河口近くの川沿いには廻船業で栄えた商業港の面影を伝える土蔵倉庫群が並んでいます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- なつ0905さん 2010/12/25 19:50:37
- ご無沙汰で〜す。
- ころっつさま
こんばんは。そしてメリークリスマス♪
出来上がりました第3弾!年内に間に合いましたよぉーーー(^^)。
そしてころっつさんの舞鶴の旅行記を再度よーく読んだら・・・え、ころっつさんと同じお店で同じメニューをオーダーしてましたぁ(^^)。奇遇ですねぇ。
それから赤れんが倉庫群の写真。綺麗ですねぇ〜。いつも思っていますが、ころっつさんのお写真はほんと、綺麗ですね!今日、坂の上の雲の再放送を見ていたら東郷さんのところでころっつさんが撮られたのと同じアングルの赤れんが倉庫の場面が出ていましたよ。私も赤れんが倉庫群、しっかり見たかったなぁ〜。
そんなこんなで今年もあとわずか。来年も交流どうそよろしくお願いいたしま〜す!
- ころっつさん からの返信 2011/01/03 01:42:44
- RE: ご無沙汰で〜す。
- なつ0905さま、お返事遅くなってもうしわけありません。
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願います。メリークリスマスどころか、年も明けてしまい申し訳ありません。
少しバタバタしており、4トラを一週間ばかり見ていませんでした。
公約どおり、第3弾の旅記、年内に間に合ってよかったですね♪
早速読ませていただきましたよ。
卑弥呼行かれたんですね〜。あそこでは岩ガキが美味しかったのをおぼえています。でももっとオススメの「いさみ寿司」ですか…行ったことがないので、今度舞鶴に行った時はその店に行ってみます!
写真、お褒めいただきありがとうございます。
でもなかなかいいアングルの写真を撮れずにいつも苦労しています。
舞鶴は、なつさんの言われるようにかつての鎮守府の中でも一番小さいまちで、そして衰退の激しい街かもしれません。北近畿で随一の人口と繁栄を誇ったのも過去のことで、福知山にその地位を奪われているようです。多くの地方都市と同じように商店街が元気ないように見えます。
次はなつさんのように、次は鎮守府の名残がある自衛隊の艦船を見学してみたいと思います。
こちらこそ、今年も交流いただきますようよろしくお願いします!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
舞鶴(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
27