2006/01/03 - 2006/01/08
699位(同エリア1072件中)
ちゃおさん
共産中国の夜は大体どこも似たり寄ったりのもの。やや違うと言えば、上海の南京路位で、ここは銀座以上の派手派手しさと淫秘さがあった。
ここ大連の夜と言ったら、大連駅を中心とした一角で、駅前大広場の地下道を潜って出た辺りが夜の盛り場となっている。人口が多いだけに賑やかであるが、共産国だけあって健全だ。
1月の満州。日が暮れると急激に気温が下がり、外気も肌寒くなる。街頭ではあちこちで、マントウとかトウモロコシをふかしている湯気が立ち上っている。大きな掛け声。お客の掛け合い。元気な中国人の何年経っても変わらない姿。
一人で夜遊びするような場所もなく、スイスホテルのあるビルの地階に降りて、中華の食事をし、今晩のホテル、これは市の中心の中山広場を通った反対側にあるのだが、「北方大飯店に帰館する。
共産国家でも路上に乞食がいる。過去何回か中国旅行しているが、この大連に於いて初めて見た光景。夜の底冷えのする石畳の路上に、乞食が数組、中には家族連れもいるようだが、少しばかりの衝撃を覚えた。
共産中国とは言え、これから段々と自由主義国家の仲間入り、何から何まで国家の管理、統制ではなく、この様な乞食も出来る社会に変わってきたんだなあ、と少しばかりの感動も覚え、帰館したのだった。
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