2009/06/01 - 2009/06/13
4位(同エリア39件中)
風 魔さん
キール港にて(ドイツ)
6月11日朝6時、最後の寄港地キール港へ到着する。昨日は、ストックホルムを出港し、バルト海を北から南へ航海した終日のクルージングでした。
キール港では、船上より眺めた教会の尖塔を目指し、雨のなか古いレンガ造りの街並みの市街地を歩いて散策する。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- ヒッチハイク
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
キール港は、かって北ドイツの主要な軍港でした。
第二次大戦中は、ドイツ海軍のUボートの基地があり、おもに北大西洋の英米間の輸送船団攻撃のため、ここを出撃して行きました。 -
6月11日朝6時、強い雨の中最後の寄港地・キール港(ドイツ)へ入港する。
北ドイツのキールの街は、クルージングの旅でなければ日本人のツアー客は、ほとんど立ち寄らないところです。
4トラベルのキール旅行記は、わずか8編です。 -
朝早く入港歓迎の船が、強い雨の中放水を始める。 -
入港時は朝早い時間帯のため、歓迎の放水の光景を見物する観客もいないので、寂しい感じのうえ船首デッキ上の観客は私ただ一人でした.
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歓迎の放水は、晴れていれば虹も出てもっと見応えがあるのに・・・
-
港内には、タグボートが待機しています。 -
埠頭には、本船と同じホーランド・アメリカライン所属のロッテルダム号が停泊していました。 -
外観の塗装、船型は本船とほぼ同じです。
船体の上部は白色で、下部は濃紺の配色です。 -
放水した船が、港内に戻って行く。
-
本船は、ロッテルダム号のとなりに接岸した。 -
港内には、ドイツ海軍の軍艦が接岸中。 -
この客船は、ポルトガル船籍の princess Daphne号(15,833トン)です。
(クラシック・インターナショナル・クルーズ社所属) -
また港内には、1隻の白い客船が停泊してました。
-
Daphne号は2009年2月に日本へクルーズ客船として寄港し、横浜 ⇒ 大阪・天保山港へ入港しました。 -
本船の接岸を準備中。
-
キール港の造船所。 -
ロッテルダム号のうしろ姿。
この客船は1997年に就航し、総トン数で2万7千トンほど、本船より一回り小さい船体です。
< 船の仕様概要 >
総トン数 全長 乗客定員
ユーロダム号 86,700トン 285m 2,104人
ロッテルダム号 59,652 237 1,316 -
デッキ・9のプール越しに、キール市街の教会の尖塔を望む。 -
大きな2本煙突をつけた、チョロQのような小さな船が港内を横切る。 -
船上から見た、雨にけむる教会の尖塔。 -
ベッドの上の鳥のタオル・アート。 -
朝食のフレンチトーストは、生クリームとメープルシロップをつけて食べました。 -
雨にけむる、港の風景。 -
本船(手前)と、ロッテルダム号。 -
雨のなか、下船して港から歩いて街中へ行く。
船旅のよいところは、自分の足と目で寄港地を廻り、未知の世界を体験できることです。
ほとんどの寄港地では、街の中心地まで徒歩30分から1時間ほどの距離でした。
港に面した街の目標物(教会の尖塔など)を、船上から確認してアバウトに歩いて行く。 -
建物の空き地に、女神のブロンズ像がありました。 -
英国のバーバリー商品の取扱い店。 -
雨に濡れた石畳をさらに歩いて街中へ。
-
ショーウィンドに帽子が飾られた専門店。 -
歩道には、大きな犬のブロンズ像が置いてありました。 -
街灯のある街角の風景。
石畳とレンガ造りの落ち着いた色の建物は、周囲の街並みの景観にマッチしています。 -
小さな広場にある、木陰の食料品の店。
屋台のようなプレハブ店舗とはいえ、デザイン、カラーリング、商品の陳列などスッキリして見えます。 -
果物店では、陽気な主人がバナナを手に持ち、カメラに向けてポーズをとる。
写真のモデル、ありがとうの気持ちをあらわす。
… Danke schoen … -
アルター・マルクト(街の中心地)にある聖ニコラス教会。 -
クマのプーさんの大きな縫いぐるみが、店頭にある子供服の店。 -
緑の木のある街角の風景。 -
雨にぬれた石畳のある街並みの風景。 -
駐車料金不要の路上のドイツ車。
日本では、あまり見かけないタイプのアウディ車。 -
自動車王国のドイツでは、珍しい日本製のスズキの4駆車。 -
ボンネットとサイドにデザインされた小さなベンツ車。 -
緑の木々の間から、教会の尖塔が見える。 -
ショーウィンドのディスプレイの作業中。 -
オシャレな婦人洋品の店。 -
日本でも、おなじみのH&Mの店。 -
街並みに雨が降る。 -
路上のハンバーガーの屋台。 -
街角の本屋さん。 -
この広場からは、港方面が見える。 -
ロータリーの中の公園のまわりを、赤いトラムが走る。 -
バルト海沿岸の北欧、ドイツの国はプロテスタント(新教・ルター派)のキリスト教信仰のため、教会の建物のつくりはほとんど同じです。
訪問した北欧諸都市では、「ドイツ教会」と呼ばれるこのようなつくりの建造物をよく見かけました。 -
聖ニコラス教会の時計の針は、12時過ぎを指していました。 -
重層なレンガ造りの聖二コラス教会の入口。 -
聖人の肖像画。 -
教会の中では、ミサが行われていました。 -
色合いの綺麗なステンドグラスの窓。 -
このような光景は、人を厳粛な気持ちにさせます。 -
静かな教会の内部。 -
教会のまえの聖人の彫刻像。 -
教会の聖人の彫刻像。
たぶんモーゼ像と思われますが… -
教会の時計。 -
雨の中、港寄りの道を歩いて船まで戻る。 -
港に出たら、本船が見えてきました。 -
港の柵の向こうのユーロダム号。
各寄港地では、本船の接岸した埠頭が柵で完全に覆われて、警備員が完全にガードしており出入国の警備は厳重でした。 -
地元の親子連れが、乳母車をひく。 -
港の待合室兼入国管理事務所。 -
ランチのお供は、スリム・ボトルのバドワイザー・ビール。 -
ランチでは、ドイツらしくハンバーガーとフライドポテトを頂きます。
ハンバーガーは、ハンブルクで労働者の人気料理になるなど、ヨーロッパで独自の発展を遂げましたが、今ではアメリカの国民食ともいえるものになりました。 -
ソーセージに、ミートパイをはさんだもの。 -
デザートの甘いアップル・タルト。 -
アイスクリームとプリン。 -
船内のコンコースの絵画の前で、記念撮影。
この同行の姉とはお互いの考え方の違いから、航海中ささいなことでケンカばかりしていました。
(他のツアー客からはよく夫婦に間違えられましたが、問いかけにいちいち回答するのも面倒になりましたので、苗字の違いを説明した) -
絵画のライトアップなど、よく工夫してあります。
船内通路には、所どころ壁面にこのような電話機が設置されており、広い船内から船室に戻るには、5~6分ほどかかるので、時どき連絡のため利用しました。
(船内シアターでのイベント情報、各種アクティビティ、パフォーマンスなどの情報交換) -
デサートのフルーツ。
皿の果物の盛り付けも美味しそう … -
船内レストランの窓から。
食事中港の近くの路上では、パトカーと人びとの行進、サイレンの音などでなにか騒がしい様子でした。 -
雨の中大勢の地元の人びとが、デモ行進していました。
しかしデモの目的は、わかりませんでした。 -
やがてデモ隊は、ここで解散した。
-
雨にけむる港内には、軍艦が1隻移動中でした。 -
船室のモニターテレビで、船首方向を見る。
間もなく、出港の準備です。 -
本船は17時に出港し、コペンハーゲン港を目指して最後の航海につく。 -
軍艦は、なおも移動をつづける。 -
キール港、出港の風景。
はじめて訪れた、思い出のキールの街よ ー「さようなら」ー
Auf Wiedersehen ! -
レストランの窓辺にて、移り行く景色を眺める。 -
6月12日朝7時、コペンハーゲン港へ入港する。
思えば本船は、10日まえの6月2日・晴れた日にこの巨大なガントリー・クレーン(通称:キリン…高さおよそ100m)の横を通過して出港した。 -
倉庫のある岸壁に接岸する。 -
6月12日、本船はバルト海沿岸の国・6ヵ国を周遊して、10日ぶりにコペンハーゲンへ帰港した。
<バルト海 クルージングの全航程 >
6/2 コペンハーゲン出港 (デンマーク)
/3 バルデミュンデ (ドイツ)
/4 ( 終日クルージング )
/5 タリン (エストニア)
/6?7 サンクトぺテルブルク (ロシア) 2泊
/8 ヘルシンキ (フィンランド)
/9 ストックホルム (スウェーデン)
/10 ( 終日クルージング )
/11 キール (ドイツ)
/12 コペンハーゲン帰港 (デンマーク) -
キール港より、行動をともにしたロッテルダム号。 -
となりの岸壁には、ロッテルダム号が着岸する。 -
レストランの窓越しに、街並みを見る。 -
上陸して、入国手続きを待つ船客。
-
バスは、雨の中コペンハーゲン市内を空港へ向けて移動中です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kaz-ykさん 2009/07/23 20:56:06
- 暫くです
- 風 魔さん 今晩は
小生のブログにお越し願い投票も頂き有難う御座いました。
バルト三国クルーズ懐かしく拝見しました。
やはり船は、いいですね。
私達は、2006年に「コンステレーション」で、ドーバーより向かいました。
ホーランドのお船は、お部屋が他の船に比し、一周り大きいの様ですね。
本来今秋ホーランドの船で、パナマ運河へ向かうべく計画していました。
関西よりは、羽田、成田経由の往復で、時間と体力の無駄に我慢出来ず
断念しました。
綺麗な写真と詳細ご説明感謝します。
- 風 魔さん からの返信 2009/07/24 00:37:05
- RE: ご訪問ありがとうございます!
- kaz-ykさん
こんばんは!
私の旅行記への、ご訪問ならびに投票ありがとうございました。
クルージングの旅から帰り、記憶の薄れない内にと、1ヵ月で15冊の旅行記を仕上げました。私の旅行記は詳しすぎるとう云う声もありますが、4トラの皆様に知る限りの情報を提供しようと思いますので、コメントが長文となってしまいます。… 反省
kaz-yzさんは、相変わらずクルージングの旅に行っておりますね。
私はいろんなルートの旅行記を拝見して、次の旅行の参考にさせていただいております。クルージングの旅は、一度ハマるとその良さが印象に残りまた次回もと計画します。
またの訪問と情報交換を!
by風 魔
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