2007/03/25 - 2007/03/25
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ナオさん
京都の醍醐寺三宝院の庭には藤戸石という名石があります。これは謡曲「藤戸」にまつわる石で、豊臣秀吉が聚楽第から運ばせたそうですが、その昔は藤戸の地、今の倉敷市にあったものです。今回、この石を見てみたいという仲間が13名、倉敷から醍醐寺へ藤戸石を尋ねました。それともう一箇所、岡山県出身の重森三玲が作った昭和の枯山水の庭のある東福寺も訪れました。藤戸石のある醍醐寺三宝院の庭の写真撮影は許されませんでしたが、醍醐寺では櫻も咲き始めており、護摩焚きの写真を撮ることができました。続いて訪れた東福寺では、本山方丈八相の斬新な庭を目にし、みんな感心することしきりでした。
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真言宗醍醐派の総本山である醍醐寺は、真言密教の中心的寺院です。何度も火災にあい荒廃していたのを、再建したのは豊臣秀吉だそうで、慶長3年秀吉は<醍醐の花見>をここでし、その時、三宝院の庭を自ら基本設計したのだそうです。歴代の武将に引き継がれ、天下の名石といわれた藤戸石も、この時聚楽第から醍醐寺に移されたのです。私達は、藤戸石の元あった倉敷市から、この石をたずねてきました。3月下旬で、醍醐寺のしだれ桜が迎えてくれました。
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醍醐寺三宝院の国宝の唐門です。三宝院の勅使門で桃山時代のものです。
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私たちが三宝院に着いた時、ちょうど護摩焚きに向かう行列が出てきました。
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醍醐寺三宝院は当山派修験の本山です。私たちが三宝院に着いた時、ちょうど護摩焚きに向かう行列が出てきました。
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醍醐寺不動堂前の護摩道場では、当山派修験道の柴燈(さいとう)護摩が焚かれます。
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醍醐寺は当山派修験道の本山です。柴燈護摩が焚かれ、世界平和など様々な祈願が行われているのだそうです。
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醍醐寺不動堂前の護摩道場では、私たちが訪れた時、柴燈護摩が焚かれていました。
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醍醐寺金堂横のしだれ桜です。醍醐寺にはしだれ桜がたくさんあり、私たちが訪れた3月下旬、もう見ごろでした。なかにはかなりの巨木もあり、樹齢が気になりました。
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国宝の醍醐寺金堂です。ここに安置されている御本尊は薬師如来座像です。
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醍醐寺五重塔も国宝です。醍醐天皇の菩提を弔うために建てられたそうです。醍醐寺では三宝院、伽藍、霊宝館のそれぞれで、拝観料¥600がいるのですが、二箇所¥1000、三箇所¥1500の通し切符もあります。霊宝館では、春季特別展が行われていました。
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醍醐寺を後にした私たちは、一度JR六地蔵駅まで帰り、今度は東福寺に向かいました。
東福寺駅からぶらぶらと歩きました。通天橋から東福寺が見えました。ここは秋には紅葉の名所となる所です。
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東福寺の多宝塔のところには、「歴史的風土特別保存地区」と書かれた石柱が建っていました。
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臨済宗東福寺派の大本山の東福寺は大きなお寺です。寺の名前は奈良の東大寺と興福寺にあやかつてつけられたのだそうです。
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東福寺方丈の庭は、昭和14年重森三玲の作った昭和の枯山水で、本山方丈八相の庭としてよく知られています。ここは東庭で、石柱でもって北斗七星をあらわしており、とても斬新です。
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重森三玲の造った東福寺方丈内苑八相庭園です。重森三玲は岡山県出身で、日本美術学校で日本画を学び、その後いけばな、茶道を研究、独学で枯山水庭園を造るようになったそうです。
ここは南庭(前庭)で、巨石で蓬莱、瀛洲、壺梁、方丈の四仙島と、砂紋で八海の荒海をあらわしているのだそうです。
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東福寺方丈の南庭(前庭)の西側です。重森三玲の造った方丈八相庭園で、苔地で五山を表現しています。
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東福寺方丈の西庭です。重森三玲の造った方丈八相庭園で、サツキを刈り込み、井田市松を表現しています。
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東福寺方丈の北庭です。重森三玲の造った枯山水庭園ですが、敷石を利用した市松模様はとてもモダンです。私は重森三玲の庭の斬新さに驚く一方で、計算しつくされた禅寺の庭園を見た気がしました。今回の醍醐寺と東福寺の庭園観賞の旅は稔り多いものでした。
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