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島崎藤村の生誕地として知られる馬籠宿は、全長600mの細い石畳の坂道には、宿場町の面影を残す軒の低い格子造りの民家が立ち並んでいます。<br /> そろそろ観光客も少なくなってきた宿場町をぶらぶらとゆっくり<br />散策して、今夜の宿泊地の妻籠に向かいました。

木曽路を歩く?

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2009/07/05 - 2009/07/07

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ミモザ

ミモザさん

島崎藤村の生誕地として知られる馬籠宿は、全長600mの細い石畳の坂道には、宿場町の面影を残す軒の低い格子造りの民家が立ち並んでいます。
 そろそろ観光客も少なくなってきた宿場町をぶらぶらとゆっくり
散策して、今夜の宿泊地の妻籠に向かいました。

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  • 傾斜がきつい車屋坂の下には民芸店が〜

    傾斜がきつい車屋坂の下には民芸店が〜

  • 一際目立つ水車小屋

    一際目立つ水車小屋

  • 水車小屋に併設された建物、生活の様子が展示されています。

    水車小屋に併設された建物、生活の様子が展示されています。

  • 町並みの道路は昭和41年頃までは未舗装の土路で、雨が降ると川のようになり歩きにくく大変でした。そのあとコンクリート舗装がされ所々に石畳が残る程度でした。<br /><br />平成元年からフィールド博物館事業の一環として2年かけて現在の馬籠宿の石畳ができあがりました。<br />

    町並みの道路は昭和41年頃までは未舗装の土路で、雨が降ると川のようになり歩きにくく大変でした。そのあとコンクリート舗装がされ所々に石畳が残る程度でした。

    平成元年からフィールド博物館事業の一環として2年かけて現在の馬籠宿の石畳ができあがりました。

  • 民芸茶房 「四方木屋」で~~■P_o(^-^o) COFFEE<br /> 島崎藤村が長男のために建てた家を開放した店。

    民芸茶房 「四方木屋」で~~■P_o(^-^o) COFFEE
     島崎藤村が長男のために建てた家を開放した店。

  • 店内は落ち着いていて、すてきな和紙の小物が売られていました。

    店内は落ち着いていて、すてきな和紙の小物が売られていました。

  • 外は蒸し暑かったのですが、心地よい風が入り休めました。私はわらびもちをいただきまました、きなこと黒蜜、粒小豆がかかっていて美味しかったです。

    外は蒸し暑かったのですが、心地よい風が入り休めました。私はわらびもちをいただきまました、きなこと黒蜜、粒小豆がかかっていて美味しかったです。

  • 島崎藤村の生家である馬籠本陣跡に建てられた文学館に入りました(500円)

    島崎藤村の生家である馬籠本陣跡に建てられた文学館に入りました(500円)

  • 記念館の黒い冠木門をくぐると、正面の白壁に藤村の言葉を記した朱塗りの扁額がかかっています。<br /> 「血につながるふるさと<br />  心につながるふるさと<br />  言葉につながるふるさと」

    記念館の黒い冠木門をくぐると、正面の白壁に藤村の言葉を記した朱塗りの扁額がかかっています。
     「血につながるふるさと
      心につながるふるさと
      言葉につながるふるさと」

  • 「夜明け前」の舞台にもなった生家は、明治28年の大火により焼失しているが、昭和18年(1943年)藤村の死去、埋葬にあたり、本陣跡の土地提供の発案があり、村人の協力もあって、昭和22年に藤村記念堂が唯一焼失を免れた本陣の隠居所に隣接して建てられている。

    「夜明け前」の舞台にもなった生家は、明治28年の大火により焼失しているが、昭和18年(1943年)藤村の死去、埋葬にあたり、本陣跡の土地提供の発案があり、村人の協力もあって、昭和22年に藤村記念堂が唯一焼失を免れた本陣の隠居所に隣接して建てられている。

  • 本陣隠居所<br /> 大火の際に焼け残った、旧本陣唯一の建築物、藤村の祖父母がくらしていた、少年時代藤村もこの2階で父から四書五経を学んだそうです。階下の物置は「ふるさとの部屋」ビデオコ−ナ−になっています。

    本陣隠居所
     大火の際に焼け残った、旧本陣唯一の建築物、藤村の祖父母がくらしていた、少年時代藤村もこの2階で父から四書五経を学んだそうです。階下の物置は「ふるさとの部屋」ビデオコ−ナ−になっています。

  • 木曽には昔から「木曽五木」と呼ばれ、親しまれてきた木があります。 「ヒノキ」「サワラ」「ネズコ」「アスナロ」そして「コウヤマキ」の五木です。 江戸時代から尾張藩により「木一本・首一つ」と言われるほど木曽の木は昔から厳しく保護されて来ました。

    木曽には昔から「木曽五木」と呼ばれ、親しまれてきた木があります。 「ヒノキ」「サワラ」「ネズコ」「アスナロ」そして「コウヤマキ」の五木です。 江戸時代から尾張藩により「木一本・首一つ」と言われるほど木曽の木は昔から厳しく保護されて来ました。

  • 道路沿いには豊富な水が流れていました。

    道路沿いには豊富な水が流れていました。

  • 水が豊富に見えたのですが、昔はよく大火があったようで。

    水が豊富に見えたのですが、昔はよく大火があったようで。

  • 恵盛庵(そばや)の近くに駐車場があり、明日は車をここに置いて、ここから妻籠までの峠越えをしようという計画でしたが・・・

    恵盛庵(そばや)の近くに駐車場があり、明日は車をここに置いて、ここから妻籠までの峠越えをしようという計画でしたが・・・

  • 高札場<br /> 馬籠宿の坂道を登りきった、中山道の入り口付近に立っている。江戸時代にはこの場所で木曽代官から庶民にふれまわす高札が掲げられていた。

    高札場
     馬籠宿の坂道を登りきった、中山道の入り口付近に立っている。江戸時代にはこの場所で木曽代官から庶民にふれまわす高札が掲げられていた。

  • あけびのツルで作ったバックなどの土産物。見るだけ〜

    あけびのツルで作ったバックなどの土産物。見るだけ〜

  • 同じようなお店が並んでいますが、何気ない花に目がいきます。

    同じようなお店が並んでいますが、何気ない花に目がいきます。

  • 宿場町の旅籠ならではの郷愁が漂う、囲炉裏のある宿、但馬屋

    宿場町の旅籠ならではの郷愁が漂う、囲炉裏のある宿、但馬屋

  • 清水屋資料館<br /> 馬籠宿の宿役人を努めた清水屋原屋の旧宅。木造2階建てで街道で一際目を引く重厚な造りです。

    清水屋資料館
     馬籠宿の宿役人を努めた清水屋原屋の旧宅。木造2階建てで街道で一際目を引く重厚な造りです。

  • 土蔵<br /> 明治初期に建てられたいう米蔵を改造した喫茶店<br /> 

    土蔵
     明治初期に建てられたいう米蔵を改造した喫茶店
     

  • ちょっと小腹が空いたので、また五平餅をいただくことに。主人はおやきも買ってました。

    ちょっと小腹が空いたので、また五平餅をいただくことに。主人はおやきも買ってました。

  • 私は、やっぱり五平餅はこの小判型がいい!

    私は、やっぱり五平餅はこの小判型がいい!

  • 妻籠に到着、蘭川にかかる尾又橋。

    妻籠に到着、蘭川にかかる尾又橋。

  • 今夜の宿は、約200年の歴史をもつ中山道屈指の老舗「松代屋」さんに。<br /> そろそろお店も閉まるというので、荷物を置いて宿場町を見学します。

    今夜の宿は、約200年の歴史をもつ中山道屈指の老舗「松代屋」さんに。
     そろそろお店も閉まるというので、荷物を置いて宿場町を見学します。

  • 下嵯峨屋<br /> 当初、長屋であったものの1戸を昭和43年に解体復元したものです。

    下嵯峨屋
     当初、長屋であったものの1戸を昭和43年に解体復元したものです。

  • 徳川家康によって「宿駅」が定められ、江戸から42番目の宿場として整備された妻籠宿。自治体などの町並みの保存事業により、今も江戸時代の風情を残した家々が建ち並んでいます。30数年前に来たときも、この妻籠の旅籠で泊まりましたが、記憶がほとんどない^^;

    徳川家康によって「宿駅」が定められ、江戸から42番目の宿場として整備された妻籠宿。自治体などの町並みの保存事業により、今も江戸時代の風情を残した家々が建ち並んでいます。30数年前に来たときも、この妻籠の旅籠で泊まりましたが、記憶がほとんどない^^;

  • 下嵯峨屋の石屋根、江戸時代の典型的な庶民の民家だそうです。

    下嵯峨屋の石屋根、江戸時代の典型的な庶民の民家だそうです。

  • そこに人が住み、生活しながら続いてきたのが、妻籠宿の保存運動。最初に保存事業が行われた寺下地区は、妻籠宿の原点ともいうべき町並みです。

    そこに人が住み、生活しながら続いてきたのが、妻籠宿の保存運動。最初に保存事業が行われた寺下地区は、妻籠宿の原点ともいうべき町並みです。

  • 店先にはそれぞれ趣向を凝らした花飾りが〜

    店先にはそれぞれ趣向を凝らした花飾りが〜

  • お店が閉店する時間になると、観光客もほとんどいなく宿場町には静寂が戻ります。

    お店が閉店する時間になると、観光客もほとんどいなく宿場町には静寂が戻ります。

  • 延命地蔵(汗かき地蔵)<br /> 文化10年、光徳寺住職、中外和尚が、地蔵尊像の浮かび上がっている岩を蘭川から運んできて安置したものです。

    延命地蔵(汗かき地蔵)
     文化10年、光徳寺住職、中外和尚が、地蔵尊像の浮かび上がっている岩を蘭川から運んできて安置したものです。

  • 石仏「寒山拾得」像<br /> 安政の大地震にて倒れたものを、地震後の石垣の工事で、手ごろな石材として根石にしていたのではないかと言う事らしいのですが、1984年の長野県西部地震でまた石垣が崩れ、その中から石像は発見されました。この双体像は他に類例がなく、妻籠宿では「道祖神像」として延命地蔵の横に祀られてきました。<br />寒山は経巻を・・・拾得はホウキをそれぞれ持っています。いつの時代のものか、誰が何の為に刻んだのかは、はっきりとしていません。

    石仏「寒山拾得」像
     安政の大地震にて倒れたものを、地震後の石垣の工事で、手ごろな石材として根石にしていたのではないかと言う事らしいのですが、1984年の長野県西部地震でまた石垣が崩れ、その中から石像は発見されました。この双体像は他に類例がなく、妻籠宿では「道祖神像」として延命地蔵の横に祀られてきました。
    寒山は経巻を・・・拾得はホウキをそれぞれ持っています。いつの時代のものか、誰が何の為に刻んだのかは、はっきりとしていません。

  • サワラとヒノキ造りのお風呂に入り、温かいもてなしで夕食をいただきました。鯉の甘露煮や川魚、山菜など素朴なものです。

    サワラとヒノキ造りのお風呂に入り、温かいもてなしで夕食をいただきました。鯉の甘露煮や川魚、山菜など素朴なものです。

  • 私達が泊まった2階の部屋、夕食後少し散歩に出ました。

    私達が泊まった2階の部屋、夕食後少し散歩に出ました。

  • 私のデジカメでは、上手く夜景が撮れません。人もいない静かな宿場町に、数人の三脚を持ったアマチュアカメラマンが現れて、盛んに撮っていました。<br /> 明日のお天気はどうでしょうか?心配です。

    私のデジカメでは、上手く夜景が撮れません。人もいない静かな宿場町に、数人の三脚を持ったアマチュアカメラマンが現れて、盛んに撮っていました。
     明日のお天気はどうでしょうか?心配です。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • morino296さん 2009/07/11 08:12:00
    五平餅は小判型が
    ミモザさん

    おはようございます。

    馬籠、妻籠は、まだ行ったことがありませんが、
    静かで雰囲気がいいですね。

    私のイメージでは、もっと観光客で溢れているように思っていたのですが、
    夏休み前だからなのでしょうか、随分と空いているのでしょうか?

    こうした町並みを好んで写真を撮られる方もいらっしゃいますね。

    ところで、五平餅は、私も、小判型がいいですね。

    さて、翌日の空模様は?
    続きを楽しみにしています。

    morino296

    ミモザ

    ミモザさん からの返信 2009/07/11 22:20:46
    RE: 五平餅は小判型が
    morino 296さん、(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪
     
    いつもありがとうございます。
    妻籠・馬籠はもうかなり昔に行ったので、記憶がまばらで、数年前に
    行った奈良井宿が良かったので、でも同じようでした。

    時期にもよるのでしょうか?あまり混んではいませんでした。

    > こうした町並みを好んで写真を撮られる方もいらっしゃいますね。
    そうなんですね、中高年の男性のカメラマンが多くて、朝も5時くらいに
    外で話し声がするので、見てみると合羽を着たカメラマンがもう
    来ていました。ちょっと驚きでした。

    > ところで、五平餅は、私も、小判型がいいですね。
    そうでしょう〜やっぱり小判型ですよね(o^-^o)

    翌日からの大雨で、ハイキングは残念ながらできませんでした^^;

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