2009/06/25 - 2009/06/25
209位(同エリア327件中)
ニンシアさん
九州4日間の旅 1日目 -2
国東は、標高721mの両子山から放射線状に広がる周坊灘へ突き出した半島で、
『仏の里』といわれ 野ざらしの石仏や石塔があちこちに建っています。
国東で、平安後期建立の木造建築 『富貴寺』【国宝】の簡素な美しさに感動、
大迫力の石仏 『熊野磨崖仏』【重文】を見て感激しました。
(*^ー^)ノ(^ー^*)ノ
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国東半島にやってきました。
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『富貴寺(ふきじ)』の仁王門です。
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仁王像(阿形)
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仁王像(吽形)
・・・可愛い表情をしていました -
大木にふれてパワーを貰います
o(´▽`o)-8 -
参道の脇の石像や石仏たち
いちばん右に写っている塔は国東地方特有の
形式で『国東塔』と呼ばれています。
左の4つは柱上の塔身上に笠石、宝珠を置いた
『笠塔婆』と呼ばれる石像です。 -
富貴寺大堂は平安後期建立
総「かやの木」造り。九州最古の建築物で
屋根のカーブがとても美しい
【国宝】
(σ_σ)/ * * * -
感動・・・ (^人^)
富貴寺大堂内部の写真は 富貴寺さんに御許可を頂き パンフレットから載せています。
「かやの木」造りのお堂内部はとてもおごそかで大感動・・・
板敷のお堂に座して 流れてくる説明を聞きながら しばし かつての繁栄ぶりを想いました。
保護建築物に指定される前、お堂内は子供達の遊び場だったとのこと・・・
お堂の壁には三千仏が描かれているそうですが、壁画は剥離したり薄れたりして 残念・・・
壁画保存の為 雨の日は内部見学できません -
この写真もパンフレットから載せさせていただきました。
四天柱で区切られた内陣に安置されている
ご本尊『阿弥陀如来坐像』も「かやの木」造りです。
ふくよかな やさしいお顔をされています。 -
名残惜しい富貴寺に別れを告げます。
「きっとまた来るね」
「うん(吽) 頑張れよ」
と言っているみたいな仁王様に送られて
(T∇T)ノ~~(T-T)ノ~~ -
一度見たいと願っていた熊野磨崖仏を見に行きました。
写真の熊野権現の『下の鳥居』までは 自然歩道みたいな道を歩きます。 -
鳥居からは鬼が築いたという石段を上ります。
ふもとで無料の杖を借りて正解でした。
(*´ο`*)=3
・・・ 昔々 どうしても人を食いたい鬼がおって
紀州熊野から此処にお移りになっていた権現様に 人を食う許可を貰いに行った。
すると 「もしお前が一夜で神殿までの百段の石段を造ったら里の人間を食うてもよい。
しかしできなかった時は 私がお前を食うぞ」と言われ、鬼は人食いたさ一心で せっせと石段を積み上げた。
まさか出来まいと思っていた権現様は
鬼が九十九段目を築いたのを見た時
何とかしなければと一計を案じて鶏のなき真似をした。
それを聞いた鬼は、夜明けの鶏が鳴いたと勘違いし 慌てて逃げていったそうな。
それから 田染の人達は安心して暮らしせるようになったとさ・・・ -
・・・ やっと
熊野磨崖仏に着きました。 -
わが国屈指の大きさを誇る磨崖仏は
いずれも鎌倉時代初期以前の作。
......キョロ(゚.゚*)(*゚.゚)キョロ...... -
向かって左が
以前から見たいと思っていた
不動明王像
高さ8mの 大迫力!
どうやって彫ったんだろう?
不動明王なのに、やさしいお顔をされています -
向かって右が
大日如来像
高さ6.8m -
さらに石段は続いています。
上っていくと 熊野神社が祀られていました -
お社のうしろにも 石塔・石仏が祀ってあります
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熊野磨崖仏のふもとでさずかった
苦逃幸来鬼(くにさきおに)のお守りです。
珍しい鬼面形の「菱の実」は国東独特のもので 神秘的な力が有り、
幸福が来る鬼として、古来より国東地方で伝えられていたとのこと。
菱の実型のこのお守りを玄関の内側に掛けておくと
苦しみが逃げて 幸せが来るそうです。
国東は とても心休まる「仏の里」でした。
(^人^)(^人^)
今宵は、別府温泉に泊まります。
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