2009/05/11 - 2009/05/12
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harihariさん
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西国三十三ヵ所第28番札所、成相寺の秘仏御開帳に合わせて、宮津に行ってきました。
宮津といえば、前から行きたかった宮津カトリック教会。宮津の一の宮、籠(この)神社。そして、数寄屋建築の名旅館・茶六別館。
まず一日目は宮津市内観光です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急
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AM9:10 大阪発の特急「北近畿」に乗車。
車内で軽くおにぎりを食べて、1時間もするとこんなのどかな車窓の風景。
一面に、田植えの終わった水田が広がっています。 -
福知山線と並行する竹田川。
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飽きることなく車窓を眺めて…
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AM10:40頃、福知山駅に到着。
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ここで「北近畿」から「はしだて」に乗り換え。
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福知山駅から約30分、宮津駅に到着。
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宮津駅。
平日の昼間、誰もいません。 -
宮津のマンホールは、天の橋立のデザイン。そりゃそうだ。
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室町時代、丹後の国を支配していたのが一色氏。
その一族の一色義清が自刃させられたのが、この場所だと言い伝えられています。
その後、細川氏がこの地を支配することになりました。 -
しばらくウロウロしてみましたが、どうにも昼食を食べれそうなお店が見当たらなかったので、市役所に引き売りにきていたパン屋さんでパンを購入。
これがまた、美味しいパンでした。 -
和貴宮神社。
パンを食べる場所はここに決定。 -
創建は室町中期。
誰もいない長閑な境内で、狛犬を眺めながらのランチ。 -
拝殿に飾られた弁慶と義経の絵馬。江戸時代に奉納されたもの。
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拝殿・本殿は江戸後期の再建。
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朱い鳥居と、木漏れ日に光る緑の苔。
日本の色。 -
腹ごしらえも済んだので、いよいよ目的の場所へ。
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宮津カトリック教会(聖ヨハネ天主堂)。
明治29年(1896年)建築。 -
外壁は、昭和2年の丹後大震災で落ちてしまったため、その後の補修。
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円形のステンドグラスと、それを取り巻くアーチ状の装飾。
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ロマネスク様式の扉の両側はイオニア式の円柱。
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現存の木造教会建築としては、日本で2番目に古いもの。〈一番は長崎の大浦天主堂〉
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ただし、今でも礼拝が行われている現役の礼拝堂としては国内最古です。
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側面から。こちらの外壁・屋根も昭和時代の補修。
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玄関部分。ここで靴を脱ぎます。
ここから扉を開けて中に入りますが、ここから先は撮影禁止。
内部について少し説明を。
床は板張りと畳敷きで構成。天井はアーキボルト。色鮮やかなステンドグラスは1896年の創建当初のものだとか。入口付近には木造の螺旋階段があって…
とにかく圧巻の一言。 -
礼拝堂の裏入口から。
宮津の人になくてはならない存在なので、これからも大事に保存活用できればいいですね。 -
緑の葉、紅い実、青い空。
ただそれだけなんですけどね。きれいですね。 -
宮津の町並みを歩いて。
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今林家住宅。未公開ですが、国登録有形文化財です。
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どの角を曲がっても、このような景観が連なって…
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ひときわ古くて大きな家屋がありました。
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約300年にわたり、伝統の醤油を造り続けている袋屋。
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店舗の中は広く、販売コーナーの他、桶蔵や作業場が昔のままに残されています。
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太い梁の黒ずんだ色に歴史を感じたり。
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この辺りの町並みは、ひときわ古い民家が集中しているようで…
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今日2つ目の目的、三上家住宅に到着。
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三上家住宅。
一番古い棟は、1783年に造営。江戸末期にかけての8棟が国の重要文化財に指定。 -
江戸後期造営の新座敷。大阪土の赤い壁が洒落ています。
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非常にきれいな意匠。
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酒造業、廻船業、糸問屋業で成功をおさめた三上家ですが、宮津という土地柄でしょうか。どことなく優雅で繊細な佇まいを感じさせる造りだと思います。
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釘隠し。蘭。
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違い棚も端正な雰囲気。
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見事に描かれた引き手の彩色には驚き。
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こちらは、菊と桐をグラフィカルに模った引き手。
どのような客人にも対応できるようにとの心づかいでしょうか。 -
1838年、幕府巡見使を迎える際に、本陣としての形を整えるために作られた武家屋敷としての玄関です。
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釘隠し。葵。
幕府への心配りでしょうか。 -
迎賓のための表門。通常は使用することがありません。
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釘隠し。花菱。
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新座敷から庭を横目に、廊下を歩いて。
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湯殿の隣にある控えから見た庭の景観。
この湯殿は造営以来、幕府巡見使、西園寺公望、有栖川宮熾仁親王、小松宮彰仁親王の4人しか使っていないということです。
コストパフォーマンス的には、大変なことになっているわけですが… -
水屋から茶室を望んで。
もしかして新緑のこの季節、訪れるには最高の時期かもしれません。 -
茶室。
天井は桜。カリンの木を磨き上げた床柱が印象を残します。 -
茶室から庭を見て。
日本人の心を揺さぶる空間です。 -
廊下を少し戻って。
1000平方メートルもの広大な敷地なので、迷子になりそうです。 -
庭座敷。メインの客間です。
さすがに、キリリとした雰囲気。 -
飾り欄間は波間に踊る鯉。
鯉の目には玉眼が嵌められています。 -
有栖川宮熾仁親王の直筆、「慶雲館」の扁額。
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釘隠し。桃。
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釘隠し。宝づくし。
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京都府指定名勝「三上家庭園」。
宮津藩御用庭師、江戸金の作庭。 -
微かに残された杉戸絵の形跡だけでも、かつての華やかさを窺い知ることができそうです。
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仏間を仕切る笹の飾り欄間。
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釘隠し。笹。
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縁側に映る樹木の影。
縁側のある家っていいなぁ。 -
こちらの庭園は、座視観賞式といって、座敷に座った視線で楽しむように造営されているようです。
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それにしても、平日とはいえ、この広い屋敷をほぼ独占で観覧できています。
そして静かなのが何より心地いい。 -
上がり框や土間には、かつての生活道具が展示されていたり。
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おくどさん。
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土間は吹き抜け構造。太い梁のはるか上には煙出しも。
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屋根瓦の梅鉢紋は、三上家の家紋。
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酒造業を営んでいたので、釜場や麹室がそのまま残されています。
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麹室。
断熱や換気の仕組みなど、かなり合理的に考えられていて感心しました。 -
土間の全景。
隅から隅まで、時にはスタッフの方にガイドしてもらいながら、2時間はゆうに過ごさせていただきました。
かなり楽しめる場所です。 -
三上家住宅を出るころには、すっかり陽も傾いてしまって…
見知らぬ土地の散策は、時間を忘れるぐらい最高に面白い。 -
宿に向かう前に、訪れたい場所がもう一か所。
国登録有形文化財で、現役の病院、佐藤医院。
大正15年竣工。 -
玄関は、トスカナ式オーダーのポーティコ。
窓のアーチやハーフティンバーの破風など、かなり面白みのある洋館です。
ただし、現役の病院なので立ち入りはここまで。 -
もう一度、宮津カトリック教会の脇道を通過して…
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何やらいい雰囲気の建物があるな...と思ったら。
宮津聖アンデレ教会。
先ほどの宮津カトリック教会と比べると、素朴ながらも味わい深い建物。
こういう発見があるから面白い。 -
国道178号線を越えると、すぐに宮津湾。
目の前には丹後半島と天の橋立。
歩き疲れたし、そろそろ宿に向かおうかな…
宮津〜天の橋立:茶六別館に泊まる 一日目<その2>に続く。
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