2009/04/28 - 2009/05/06
38位(同エリア84件中)
ヨーコさん
トレドからコルドバに向かう道は、スペインの作家セルバンテスの「ドン・キホーテ」の舞台となったラ・マンチャ地方です。
乾いた赤土の大地がどこまでも広がり、丘の上に白い風車が並んでいるその風景は憧れていたスペインそのもの。
曇り空だったのが、本当に残念!
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トレドを離れるとすぐに広大な大地が広がります。
山というより丘の上に見えるプロペラは、風力発電用とのこと。風が強くて雨が少ないこの地方は風力発電が盛んだそうです。なんだか趣があって、風車への期待が高まりました。 -
スペインの高速は120キロ制限なのかしら。
道がまっすぐだから、120キロは安全なのでしょう。 -
トレドからコンスエグラは70キロ弱の道のりです。
この地点でコンスエグラまで20キロ。けっこう進んできています。 -
ラ・マンチャ地方とはマドリードの南に広がる平原で標高の高い地域のことで、マンチャはアラビア語で
「乾いた大地」を表すそうです。 -
ドンキホーテ&サンチョパンサの絵に、Rutas Turisticas(観光ルート)の文字、下にはEUの旗もあります。
この道を行くと風車があるよ、って意味かな。素敵。 -
コンスエグラ出口に到着でーす。
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遠くの丘に、風車が並んでいるのが見えてきました!
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コンスエグラの町に入ったようです。人口8千人ほどの小さな町です。
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Mollinosは風車の意味。Castilloは城。
風車の横に古城があるみたいです。
さすがヨーロッパ。 -
屋根の上にかわいい風見鶏がぁぁっ!
ギリギリ撮影。
ツアーバスからの写真撮影は一瞬たりとも気が抜けない・・・ -
街中を抜けて、丘を登っていきます。風車が近くなってきました。
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ヤギが放牧されていました。いきなり群れで現れたので、ビックリ。
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丘の上まで上がってきました。
すごい、風車がならんでる〜〜〜
ガイドブック通りの景色です。
コンスエグラの風車は丘の上に11基並んでいて、一番端に古城が建っています。 -
こうして近くまで来ると、思っていたより大きく感じました。
ドン・キホーテが巨人と間違えて突進したと言われるだけのことはあるかな? -
丘のいちばん端に立つ風車。
青空でないのが悔やまれます。 -
小さい花も咲いていました。
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カモミールみたいな可愛い花。岩の隙間からけなげに咲いています。
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ここでもアマポーラは咲いていました。
でも、ラ・マンチャ地方を抜けたあたりで全く見なくなりました。
こんなに赤くて綺麗な花が道端に咲いているのって、日本ではあまりないことなので、とても惹きつけられる花でした。 -
ドン・キホーテのルートって書いたこんなのが建てられていました!
さっきの観光ルートの看板とリンクしているのかな? -
丘の上からはコンスエグラの街が見渡せます。
って、ここにきて向こうに青空が!!!
チーキショー -
名残惜しい気分で風車とお別れしバスに乗り込み、出発です。
コンスエグラはサフランで有名な街で、風車のある丘のふもとにいる管理人のおじさんがたまに観光バスを車で追っかけてきてサフランを売ってくれると聞いていましたが、この日は来てくれませんでした。残念・・・
帰りがけに姿を見せて、手を振ってくれましたけど。
車窓から風車の姿を目に焼き付けます。 -
ああっ、今頃風車の上に青空が掛かってるっ!
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車窓から見えた最後の風車です。
ちゃんと古城まで入りました!
この時私は後ろを振り返って体をねじって撮影・・・
ツアーの人たちはきっと私のことを忙しい奴だと思っていたでしょう。 -
今日の目的地コルドバまでは、あと278キロ!
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途中、休憩に立ち寄ったのがここ。
帰国してから知ったのですが、ドン・キホーテの作者セルバンテスが定宿にしていた旅籠を改装した店だそうで、Venta del Quijote=キホーテ亭という名前のドライブインです。
すごく素敵なところだなと思っていましたが、そんな場所だったなんて! -
車道に面してドン・キホーテが立っています。
風車を見上げているのかな? -
店の入り口。白い壁に青い窓やドアは、これから訪れるアンダルシアの町と同じ雰囲気でした。
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入口すぐにスーベニアショップがあります。これがすごく素敵なものがたくさんあって、テンションあがっちゃって・・・
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サフランの瓶詰もここでゲットしました。1個4ユーロだったかな。安いと思います。
何より素敵だったのはやはりドン・キホーテグッズ!
とにかく色々な種類があって迷っちゃったけど、結局私はセルバンテスの文字の刻印の入った本の上にドンキホーテとサンチョが乗っている置物をゲット。
クオリティが高いわりに安かったし、ここのほかではどこにも売ってなかったので大満足です。 -
入口を抜けると中庭があります。ドン・キホーテ関連の行事がここで行われているようです。
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中庭のつきあたりが昔セルバンテスが泊まっていた旅籠だったようですが、今は素敵なバールになっていて
お客さんがたくさんいました。
ドン・キホーテの像も。
ここまでの旅でたくさん出会ったドン・キホーテも、
考えたらここが最後だったようです。
もうすぐラ・マンチャ地方も終わり。 -
壁にもドン・キホーテのタイルがたくさん貼ってありました。
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これもドン・キホーテ。
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こちらは物語になっている大きなタイル。
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多分地元の家族と思われる人が犬を連れてきていました。この女の子がとっても可愛くて、スペイン語で色々私に話しかけてくれるんだけど・・・
もっと勉強してくれば良かった。 -
本当に可愛い子で、私のカメラで自分を撮ってみたいな事を言ってポーズをとってくれました。しっかりカメラ目線!
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ここでようやく青空が戻ってきました。
スペインの空はこうでなくちゃ! -
この店の向かいにも、かわいいお土産物屋さんがありましたが、ちょっと覗いただけで時間切れ。
残念だー
ちなみにこの建物にもあるドンキホーテ&サンチョパンサの黒い影絵?みたいなののシールが、今回のスーベニアショップにも売っていました。確か1ユーロ。
他にも風車の形もあって、たくさん買っちゃった!
ツアーの人が「あそこにあったよ!」って教えてくれたので、買うことができました。 -
教会と鐘もありました。
これでラ・マンチャ地方とも本当にお別れして、
アンダルシア地方に向かいます。 -
クエンカへ行く分かれ道。
クエンカは世界遺産にもなっている城塞都市。断崖絶壁の上の「宙づりの家」が有名です。いつか訪れたいですね。その時はパラドールに泊まりたい! -
遠くにあの二人の姿が!
またね〜 -
またウシ!今度は大アップで撮影成功!!
この間「世界ふしぎ発見」でこのウシのことがクイズの問題になっていました。
これはシェリー酒のメーカー「オズボーン社」の看板で、以前はこれに社名が入っていたそうです。
スペインは景観保護で看板が規制されているそうですが、これに関しては「すでに景色の一部になっている」との見解で今も社名を消して全国に93か所あるとか。社名を消してもこの会社のものだとスペイン人なら誰でもわかるので、宣伝効果もあると番組の中でその会社の人が話していました。 -
アルマグロはラ・マンチャ地方の一番南にある旧都。現在使われているものとしてはヨーロッパ最古の野天劇場があります。
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遠くに火力発電の風車が見えます。
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こちらはとってもかわいい風車。道沿いにあったので、レストランかお店かな?
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このおじさんは・・・
フラメンコギター弾きなのかな? -
またウシー!
何度見つけても嬉しい〜 -
アンダルシア自治州に入りました!州都はセビーリャ。
Provinciaは県の意味なので、ハエン県ですね。
いよいよここからがスペインのエッセンスが凝縮されているというアンダルシア地方です!
→その?へ続きます
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