2009/05/27 - 2009/06/07
5711位(同エリア6773件中)
京野菜さん
昨年に引続き、ヨーロッパに行ってきました。昨年はイタリアには行きましたが、ヴェネチアを訪問しただけだったので、今年はローマ、ナポリ、フィレンツェ、ミラノと、他の有名な観光地をしっかりと見てきました。ついでに、スイスのツェルマット(マッターホルン)にも行ってきました。今回はその第二回目、ローマ編(その2)です。
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【本日の日程/3日目】
ボルケーゼ美術館
フォロ・ロマーノ
コロッセオ
真実の口広場
レストラン・トゥディーニ(ディナー)
※写真はホテルの朝食。昨日よりも少なめです。 -
ジョリッティ通りからマッジョーレ門通りに出て、トラムの乗り場を探します。トラム5番か14番がテルミニ駅まで行きます。
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乗り場が少し遠そうだったので、テルミニ駅までバスで行くことにしました。路線番号は調べていなかったのですが、「TERMINI」と表示されたバスが次々とやってきたので、適当に乗りました。
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チンクエ・チェント広場にある、トラムバス・オープンのチケット売り場です。
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今日のディナーは「Alan1.net」という代理店を通して予約したので、プリントアウトしたバウチャーをチケットに交換するため、共和国広場近くの「マイ・バス・イタリー」という会社に向かいます。
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ナツィオナーレ通りにある売店です。何と、朝日新聞と日経新聞を売っていました。物珍しさもあって、朝日新聞を買ってしまいました。3ユーロほどしました。日経新聞はもっと高かったです。本日最大の無駄遣いです。
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バスで一旦チンクエ・チェント広場に戻り、910番バスに乗ってボルゲーゼ美術館にやってきました。11時入館の予約をしていたのですが、チケットを30分前までに受け取らなければならないので、早いですが1時間くらい前には到着するようにしました。
予約は「地球の歩き方」を参考にして、自分でしました(ネット予約)。 -
ボルゲーゼ美術館です。入館までだいぶ時間があるので、建物前のベンチに座って待ちました。
この美術館、当初は訪問予定はなかったのですが、イタリア出発直前の「世界ふしぎ発見!」を見て、訪問することにしました。結果は、大正解でした。大理石の作品はどれも素晴らしかったです。人間の身体やシーツなどの柔らかい対象を、大理石でよく表現できるものだと、感激しました。 -
ボルゲーゼ美術館を12時半くらいに出ました。帰りはボルゲーゼ美術館を背に、公園内の遊歩道をまっすぐ歩いて行き、通りに出ました。バス停があったので、手元にあったバスの路線図(ATACのサイトのものを予めプリントアウトしておきました)を参照しましたが、「TIBURTINA」と表示されたバスを見かけたので、これに乗って終点まで行き、地下鉄のB線に乗り換えることにしました。
ローマの地下鉄は、昨日乗ったA線は落書きが全くありませんでしたが、B線は落書きだらけでした。
※写真はティブルティーナ駅前 -
地下鉄B線をいったんテルミニ駅で降り、駅2階のセルフサービス式のレストランで昼食を取りました。
その後、再びB線に乗り、コロッセオにやってきました。コロッセオは地下鉄の駅を降りてすぐのところにあります。しかしまずは、フォノ・ロマーノから見学する予定にしていたので、駅からしばらく歩きました。
ローマ・パスは市内の博物館など、2ヶ所無料で入館できるので、ここで初めてローマ・パスを使いました。 -
フォノ・ロマーノです。
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フォノ・ロマーノを出て、コロッセオに向かいました。実際に行ってみると、建物の巨大さに圧倒されてしまいました。とても2000年前の建築物だとは思えません。
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コロッセオの内部です。
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コロッセオを出て、裏手にあるトラム乗り場から3番バスに乗りました(3番トラムは運休中)。バスはチルコ・マッシモ(Circo Massimo)で降り、チルコ・マッシモ(古代の戦車競技場)の北側の道路を走るバスに乗って、真実の口広場に向かいました。一区間だけの乗車だったので、来たバスに適当に乗りました。
※写真は真実の口広場をヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂方面に向かう途中にある、カンピドーリオ広場 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂近くのバス停からバスでテルミニ駅に向かいました。レストランの予約時間(20時)まで時間があるので、駅のベンチに腰かけて1時間ほど待ちました。
レストランは一人35ユーロのコース料理を予約しておきました。代理店のレビューを見ると賛否両論あり、あまり気にしていなかったのですが、実際行ってみるとがっかりさせられました。
まず、ドアのところに備え付けられたテーブルに案内されました。最初、「何か変な感じだな」と感じて、たとえば椅子の一つは道路に向かって垂直に設置されていて、通行人と目が合うようで、何か嫌でした。
メニューは以下のとおりです。
・海の幸の前菜とローマ風ブルスケッタ
・本アサリのスパゲッティ
・手長エビのグリル
・ミックスサラダ
・フルーツシャーベットまたはケーキまたはアイスクリーム
・コーヒーまたはカプチーノ
・食後酒
前菜はよかったのですが、スパゲティは何だか油っこく、手長エビのグリルは食べるところがほとんどありませんでした。その後のフルーツシャーベットはよかったのですが、エスプレッソは御猪口(おちょこ)みたいな本当に小さなカップに入れたものが出てきて、食後酒はウォッカのような奇妙なものが出てきました。当然、おなかが一杯になることはありませんでした。
この店の料理は日本人向けにアレンジしてあるとのことですが、ローマが初めての私でも?と思いました。また、店内も日本人が多く、何だか落ち着かなかったです。 -
【本日の日程/4日目】
アッピア街道(アルケオ・バス)
カラカラ浴場
サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
(Trenitalia / InterCity-Plus)
Roma Termini 18:27 → Napoli Centrale 20:36
※写真は朝のマッジョーレ門広場 -
本日のメインはアッピア街道です。当初はサン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂から218番バスに乗って、ドミネ・クォ・ヴァディス教会近くまで行き、そこからチェチーリア・メッテラの墓の先まで歩き、660番バスで戻ってこようと考えていましたが、あまり歩きたくなかったのでアルケオ・バス(オープンデッキ形式のバス)に乗ることにしました。
「本日の日程/3日目」で紹介した専用ブースでチケットを買おうとしましたが、シャッターが閉まっていました。どうしようかと思いましたが、テルミニ駅を背にチンクエ・チェント広場の右手にあるチケット売り場でアルケオ・バスのチケットを売っていたので、ひと安心しました。
バス停にはすでに行列ができていて、列の後ろの方だったので良い席には座れませんでした。なので、写真はありません。アルケオ・バスは乗り降り自由なのですが、サン・セバスティアーノ聖堂で数人下車したほかは、乗降車とも全くありませんでした。
アルケオ・バスを降りたあと、カラカラ浴場に行くため、地下鉄のB線に乗りました。 -
地下鉄をチルコ・マッシモで降り、カラカラ浴場まで歩きました。
ローマ・パスの無料入場の2ヶ所目は、ここで使いました。 -
こんなものが1800年前に完成していたとは、驚きです。
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タイルも立派です。
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当時のカラカラ浴場の様子です。何だかスーパー銭湯みたいな感じですね。
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こちらも立派なタイルです。
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カラカラ浴場を出てチルコ・マッシモ駅まで戻り、3番バスに乗ってサン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂を目指します。
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サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂に到着しました。バス内では停留所の案内がないので、事前にグーグルの衛星写真やストリート・ビューで地理を把握しておき、「ここかなあ」と思ったところでバスを降りました。
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立派なエントランスです。
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サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂の内部です。
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これから地下鉄A線に乗ってテルミニ駅に戻ります。地下鉄の駅はこの城壁を抜けた先にあります。
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昨日と同じ所で昼食を取り、18時27分発のナポリに向かう列車にはまだ時間があるので、再びアルケオ・バスに乗ることにしました。
14時過ぎから待っていましたが、なかなかバスは来ません。「たしか30分おきの運転だから、そのうち来るだろう」と思って待ちましたが、それでも来ません。ふと上のアルケオ・バスの案内(写真)を見ると、午前は8:30、9:00、9:30、10:00、午後は15:00、15:30、16:00、16:30の一日8便の運転時間が書いてありました。どおりで午前中に乗ったアルケオ・バス(たしか9:30発)のほとんどの乗客は途中下車しなかったわけだと、ようやく納得できました。 -
「来た!来た!」と思っていたら、目の前を素通りして行きました。それでも待っていましたが、バスはやってきませんでした。
私たちの他にもアルケオ・バスを待っていた人がいましたが、みんなだんだんといなくなってしまいました。そして、この写真の左側にあるチケット売り場(写っていませんが)では、アルケオ・バスの看板を片づけてしまいました。
ここで初めて、イタリア人のいい加減さを知ることになるのでした(笑)。 -
時間は16時前で、列車の発車までまだ時間があるので、カヴール通り沿いにサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂まで歩きました。たぶん、この裏手に入口があると思うのですが、回って行くのが面倒だったので、ベンチに腰かけてしばらくここで過ごしました。
この後、ホテルに荷物を取りに戻り、インターシティ・プラス(ICp)という列車でナポリに向かいました。これは日本からネットで予約をしておきました。ICpの切符は前日0時までに予約・購入すると20%割引になるという「アミーカ(Amica)」という料金で購入できます。予約完了後に表示される画面をプリントアウトして、それを持ってチケットレスで乗車することも可能ですが、やはりちゃんとした切符でないと何となく不安だったので、今回は駅の自動券売機で予約した切符を発券する形式(「セルフ・サービス」という形式)を選択しました。
ローマ・ナポリ間はユーロスター・イタリア・アルタベロチタ(AV)が一番早いのですが、料金が高いです。ICpの1等よりもAVの2等のほうが高い設定になっています。つまり、
AVの1等>AVの2等>ICpの1等>ICpの2等
の順に高くなっています。具体的な料金は、
51.30ユーロ>39.90ユーロ>25.50ユーロ>19.50ユーロ
です。時間はAVが1時間20分、ICpが2時間10分ということで、どちらでもよいと思ったのでICpを選択しました。また、荷物があるので1等に乗りました。今回乗車したICpには1等車は2両連結してあり、1両はオープン・サロン形式、1両はコンパートメント形式になっていました。本当はオープン・サロン形式のほうがよかったのですが、コンパートメント形式の車両が割り当てられました。荷物(キャリーケース)は個室内の網棚に載せました。
ナポリには20時半過ぎに到着しましたが、日はまだ暮れていませんでした。ナポリは危険な街だということなので、駅からホテルまで警戒しながら歩きましたが(といっても駅を出るとホテルは見えていましたが)、一番ショックだったのは信号のない横断歩道を渡らなければならなかったことです。ナポリでは3泊したので、そのうち慣れてきましたが、さすがに初日は恐怖を覚えました(笑)。
怖いと感じた事柄を順に並べると、
信号のない横断歩道を渡ること
>
スリなどの治安の悪さ
>>>>>>>>>>>>>>
新型インフルエンザ
です(笑)。
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