2009/03/09 - 2009/03/10
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harihariさん
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2日目。
数寄屋建築の名旅館、千歳楼に宿泊。
午前中に養老をあとにして桑名までやってきました。
東海道唯一の海路がある桑名。
名物の蛤も食べたし、半日の滞在のわりに結構堪能できました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 私鉄
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早朝。
旅恒例となった朝の散歩。 -
まだ静まりかえっていた旅館を抜け出して…
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明治初期に建てられた、玄関・2階大広間付近。
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敷地内の茶室。
弁殻と網代の壁に樹木の自然の形を活かした花頭窓。
形式よりも粋を追及してみたって感じ。 -
敷地の前を流れる小川。
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三又の花。咲き始め。
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養老町のマンホールは、やっぱり養老の滝。
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続日本記によると、霊亀二年(716年)、元正天皇が美濃国養老を訪れたとの記録が。
そのため、翌霊亀三年(717年)を養老元年と改めました。
由緒ある古い地名なんですね。 -
朝日が差し込む祠。
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とりあえず、適当に歩いてみよう。
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空気が澄んでて気持ちがいい。
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青空が気持ちいい。
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ヤマガラ発見。鳥を見るには、早朝の散歩がちょうどいい時間。
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養老年間創建の養老神社。
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豊かな水が滔々と流れて…
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急な石段を登ると…
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狭い境内と小振りのお社。
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境内には菊水泉という日本名水百選。
古くから水の豊富な土地柄であることが偲ばれます。 -
朝の散歩を終えて千歳楼に帰ってきて…
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少し見えにくいですが、この2階部分が宿泊している松の間です。
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朝日の差し込む廊下。
夜とは全然雰囲気が違います。 -
朝風呂のあと、朝食は「竹の間」で。
夕食、宿泊、朝食と僕たちだけで3部屋も使わせていただいたんです。 -
朝食。
美味しくて分量も丁度よい。 -
食後、館内の撮影。
洗面所の窓。 -
凝ったあしらいの柱。
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これって、噴水でも水飲み器でもなく、トイレの手洗いなんです。
実に面白い。 -
昨夜見学させてもらった2階の大広間。
陽が差し込んで、細部まで見られるようになります。 -
老舗には暖簾が似合う。
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チェックアウトの前に、一杯の珈琲で寛いで…
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松の間の前室の引き戸。
非常にスタイリッシュ。 -
できればもう一泊くらいしたいのですが…
名残惜しみつつもチェックアウト。 -
車で送ってもらって養老駅。
1913(大正3)年に建築されて、1919(大正8)年に改築された擬洋風の駅舎。 -
駅には「千歳」という千歳楼が経営している喫茶店があります。
大正昭和の面影を残す木製の扉。 -
写真を撮りながら電車の時間待ちをしていると、お店の奥さんが中に入れてくれました。
いろいろ話を聞かせてくれたりして、楽しかったです。 -
時間がきたので桑名行きのホームに移動。
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養老駅からの景色。
なんか、ほっとする光景ですね。 -
AM10:50 養老駅発の電車が到着。
終点桑名までは、鈍行でおよそ1時間。 -
桑名市のマンホールは、「東海道七里の渡し」のイラスト。
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お昼ごはんは、江戸時代より川魚料理を供している「丁子屋」。
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「昼はま膳セット」2,500円
僕は蛤しぐれ茶漬け。 -
奥さんは、蛤雑炊。
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そして焼き蛤。桑名に来たら、これ食べなきゃ。
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美味しいものを食べて、目的の場所に向かいます。
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桑名での観光の目的は、六華苑(旧諸戸清六邸)。
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入口から少し歩くと、すぐに洋館が現れます。
大正2年に完成した木造洋館。鹿鳴館を建築したジョサイア・コンドルの設計。
国指定重要文化財。 -
木造2階建てに、4階建ての円形の塔屋が付随しているのが特徴。
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車寄せ(ポーティコ)部分は、戦災被害の後の復元。
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和館部分。
さきほどの洋館とこの和館の両方が国の重要文化財。 -
かつて、諸戸氏が住居としていた家屋。
良質の建材と職人の技術を結集した日本家屋。 -
一の間。いわゆる客人をお迎えするのに使用する部屋。
本床、付書院のある本格的な書院造り。 -
引き手はかなり技巧を凝らした細工。
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庭園に面した側の廊下。
古い手製のガラスが嵌められていたり。 -
釘隠しにも菊と桐。これは、どのような客人でも対応できるようにとの心配り。
なかなか考えられてますね。 -
付書院から庭を望んで。
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洋館玄関のステンドグラス。
これ自体は古いものではありませんが、雰囲気は出てます。 -
玄関タイルは、戦災を免れた当時のもの。
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次は洋館内部の見学と行きましょうか。
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思いのほかシンプルなデザインのマントルピース。
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一方で、各部屋のシャンデリアは、全部異なる鏝絵で装飾されていて、かなり凝っています。
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こんなデザインとか。
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一階バルコニーは、玄関と同じタイルの模様。
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円塔部分の内部はこんな風になっています。
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円形に合うように弧を描くガラスは、当時は国内の技術では不可能だったため、海外から取り寄せたとのこと。
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なかなかいいデザインの手すり。
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2階バルコニーには、燦々と陽光が差し込まれていて。
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番蔵棟。
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土蔵造りの細長い廊下を歩いて…
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こちらは高須御殿。旧高須藩の御殿を移築したものだとか。
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これもお洒落な釘隠し。
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離れ屋。床柱は赤松を使用。昭和13年に上棟した建物。
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波型の欄間は変わっています。
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襖、障子は現在修復中だとのことで、開放感溢れるこんな感じでした。
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全てを見て回るのに約2時間。最後にお茶をいただいて帰ります。
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東京以外の地方に唯一残るジョサイア・コンドルの作品として、是非たくさんの人に見てもらいたいものです。
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旧諸戸邸を出ると、揖斐川がすぐ目の前に現れます。
ここが、ちょうど長良川と合流する地点。そして少し先には木曽川。
ここを訪れたかった理由は、かつての宝暦治水や明治時代に行われた三川分離の大改修の遺構をこの目で見たかったこと。
先人の艱難辛苦の上に、現在の全てが成り立っているのだと。 -
天明八年の常夜灯。
まだ東海道が現役だった頃、旅人はこの明かりを目指したのでしょうか。 -
海事の神様、住吉神社。
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七里の渡しから陸地に上がると、この鳥居が迎えます。
伊勢の国の入口。伊勢神宮の一の鳥居。 -
左側が現在も残る旧桑名城の石垣です。
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桑名宿の脇本陣跡に建つ料亭「山月」。
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本陣跡に建つ老舗料亭「船津屋」。
泉鏡花の小説、「歌行燈」に登場する「湊屋」のモデルになっている料亭。 -
かつての街道、東海道。
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こちらは歌行燈という老舗のうどん屋さん。こちらも、小説に登場しています。
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宝永元年(1704年)創業の「とらや老舗」。創業300年以上を誇る桑名の名物店。
あの赤福よりも数年早く操業したというのですから、その歴史には驚かされます。 -
屋根の上にはトラの置物が乗っていて。
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名物、とらや饅頭をお土産に購入。
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1925(大正14年)年築の旧四日市銀行桑名支店。
現在は石取会館。 -
古いレンガ積みの倉庫。何だったのかは不明。
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PM 6:00過ぎ
桑名一番街という商店街にある「エンシュヤ」。
今日の晩御飯は軽くここで。 -
僕は「ちゃあしゅうめん」750円
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奥さんは「五目らーめん」750円
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店内の様子。
あっさりしていて、美味しかったです。いわゆるラーメン屋さんの「ラーメン」ではなく、食堂のラーメンって感じ。 -
PM7:00
近鉄桑名駅から特急に乗って大阪へ。
西国三十三ヵ所谷汲山華厳寺の秘仏御開帳〜数寄屋建築の名旅館・千歳楼(養老)に宿泊〜桑名の歴史観光の1泊2日の旅でした。
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