2009夏、ロシア旅行記(10/43)：6月6日(8)：モスクワ、赤の広場、聖ワシリー寺院、旧国立百貨店、リクーニンサーカス観劇

2009/06/05 - 2009/06/10

　赤の広場と聖ワシリー寺院等の見学の後、夜はオプショナルツアーのモスクワ・ニクーリン・サーカスを観劇しました。

エリア モスクワ(ロシア)

• 交通手段: 観光バス

赤の広場の先に眺める、国立歴史博物館の光景です。入場しませんでしたが、石器時代から19世紀までのロシアの歴史的資料が展示されているようです。収蔵品は30万点余りのようです。

国立歴史博物館の建物の側面と、その奥に見える尖塔です。クレムリンのニコルスカヤ塔です。

場所を変わって、ワシリー大聖堂です。今度は直近からの見学です。入場も出来ましたが、時間の都合で止めました。

ワシリー大聖堂前に建つ、ロシアの国民的英雄のミーニンとポジャルスキーの像です。1818年に建設され、スターリン時代の1930年にこの場所に移設されました。

1612年の動乱時代、当時のモスクワはポーランド軍によって占領されていました。ポーランドからモスクワを解放したのがこの二人です。ミーニンはニジニ・ノヴゴロドの市民で、多額の軍資金を集めて軍隊を組織しました。ポジャルスキー公はその軍隊の指揮者でした。モスクワがポーランドから解放されたのは、1612年12月のことでした。

この銅版プレートは1588年などの年代が記されています。ミーニンとポジャルスキーの像に関する説明ではなく、ワシリー大聖堂に関するものでしょうか。

ワシリー大聖堂とも、これでお別れです。『建築はほかにまったく例のないようなもの、神秘的な喜悦、ほとばしる歓喜、形と色彩の饗宴』を目指したようです。1555年に着工され、1560年に完成した寺院の建設費用は、カザンからの賠償金が充てられたようです。

旧・国立博物館に入場しての見学です。買い物の予定はありませんから、もっぱら写真撮影です。外は歴史的な建造物ですが、内部は近代インテリアで装飾してありました。

通路の光景です。高い天井に明り採りがあり、自然光が採り入れられていました。クリスチャン・ディオールの写真看板です。

通路の途中の広場には、かなり大きな噴水施設もありました。

階段を登って、上階からの通路の眺めです。宣伝用の横断幕の列がありました。

これで旧・国立百貨店の見学もお終いです。自由時間の後は、バスの駐車場に戻っての再集合でした。

駐車場に戻る途中での撮影です。普通の建物光景とは、少しイメージが違います。旧・国立百貨店の建物工事のため、覆いになった写真に置き換わっていたためです。

赤の広場ともこれでお終いです。『赤』には、元々ロシア語では『美しい』という意味があり、広場の名前は本来『美しい広場』だったようです。数々の歴史の証人となった広場です。

この日の夕食の一部です。ポテトフライト玉ねぎ料理、それに揚げ物です。私の場合、夜はお酒、ワインの摘みがあればOKです。

この日は最初にビールと、グラスワインを注文しました。ワインは赤にしました。

夕食の後に出掛けたのが、オプショナルツアーのモスクワ・ニクーリン・サーカス見学です。送り迎えのバスで、劇場に到着しました。劇場の正面玄関です。

賑わい始めていた、モスクワ・ニクーリン・サーカスの劇場のロビーです。

手で触ることが出来る位置に、熊さんが行儀よく座っていました。ただし、口輪だけは嵌められていました。フラッシュを焚いてはいけないようです。写真そのものも、いけなかったかも知れません。

トラの赤ちゃんを扱っていたサーカスの係りの方です。まだ若い女性の方でした。トラの赤ちゃんは眠たいのか、少し機嫌が悪そうでした。

聞き分けのいいオランウータンです。一緒に肩を組んで写真に収まっていました。

こちらは、先程紹介したトラの赤ちゃんです。トラの赤ちゃんの機嫌が悪かったためでしょうか、恐る恐る抱き抱えていました。

開演前のステージの光景です。開園後は撮影禁止でした。動物を使ったショーが多いので、フラッシュが良くないのでしょう。ブランコなどの縄が張り巡らしてありました。

同じく開演前のステージの光景です。こちらのステージは客席よりも低い中央部分にありました。馬や熊等のショーに使われました。

暗い中を見上げた天井光景です。ここから吊り下げられた綱を使って、ブランコ等のハラハラドキドキのショーなどが行われました。

開演前の劇場内の光景です。まずまずの客の入りだったようです。モスクワ・ニクーリン・サーカスは、モスクワで人気のサーカス劇団のようです。

開演直前の客席の光景です。中国旅行等の時にも、各地の雑技や民族舞踊を見学しています。

モスクワ・ニクーリン・サーカスを見学した後、2泊したホテルに戻って、自室の光景です。特別の不便はありませんでした。

洗面室も紹介しておきます。ちゃんと水もお湯も出ました。私の場合、これだけで十分です。アメニティも揃っていました。

バスタブも合わせて紹介します。私の場合、バスタブにお湯を貯めることはありませんから、お湯の出の確認だけです。