イベリア半島・駆け足横断６（シントラ）

2008/04/28 - 2008/04/29

明日はシントラに行く、と書いたまま１年がたちました。
最近、消してしまったと思ったシントラの写真が見つかったので、
やっと続きを再開できました。

シントラで訪れた場所が、一番、心に残ったので、
アップできてよかったです。

ところで、ポルトガルやスペインで、数回タクシーを使いましが、
いつもあらかじめ確認しておいた方向とは逆方向に走り出して、
遠くから回りこむような形で目的地に着くのは、
一方通行が多いからでしょうか？
それとも単にボラれたのでしょうか？

運転手に訊ねたかったのですが、正しい道を知っているわけではないし、
もちろん言葉もわからないし、、、

それが今回の旅で、一番、気になったところでした。

エリア シントラ(ポルトガル)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

シントラへの列車は
リスボンのダウンタウンの
少し離れた駅から出ています

そこの切符売り場で
駅員さんお薦めの
１日乗車券を12ﾕｰﾛで購入

直行はないので

monte adrvaで乗り換える

車窓には荒廃した街の景色
それがだんだんと垢抜けてくる

シントラが近いのか？

はい、次の駅がそうでした

タイルが使ってある

可愛いホームです

シントラの駅前から出ているバスに乗り

まず、K氏お薦めのロカ岬へ

ところが

バスはずんずん山を登っていく

その道のりの長いこと長いこと

ロカ岬って、、、海だよね、、、
その問いに答える連れはおらず

不安になるも
観光客の姿もちらほらあるので
まず間違いはないと確信

峠を越えると

海が見えてきた！

ガイドブックどおりに
岬には小さな事務所があって
そこでユーラシア最西端に来たという
証明書を発行してくれるらしい
15ﾕｰﾛくらいだったかな

むろん私は
そんな無駄遣いはできず

自分で証明することに

ユーラシア人ではないためか

ああ最西端に来た
という感動はなかった

でも
観光地っぽいケバケバしさがなくて
なんだか癒される場所でした

ところで
私は海よりも
陸側に目が行って
花ばかり撮ってました

ここに群生するのは
松葉牡丹らしいです

イラストとまったく同じ

これが花の成人なら

赤ちゃんと

中年と

老人でしょうか

岬のカフェでちょっと一服

リスボンのパン屋で買ったお菓子を添えて

うーん
スイーツにはずれなし
ポルトガル

ここには２匹の看板犬がいましたが

ずっと寝てました

ときどき場所を変えては

また寝る犬たち

リラ～ックス

バスは１時間に１本くらいしかないので
ロカ岬の観光は計画的にネ

私は無計画で
３時間ほどいることになりました

バスで来た道を帰る

シントラの駅周辺はすごい渋滞で
追突事故も起きてました

そういえば
今回の旅行で
計４回くらいの事故を見ました

短気な民族なんですかね

駅前に戻り
434のバスに乗り換え

いくつかのポイントがある
観光ルートを回ります

ただ
予備知識がないので

どこを見物するかは
近くに行ってから
決めることにしました

バス代は１日乗車券のおかげで
心配しなくてすみますが

それぞれの入場料が
バカにならないお値段でして

「シントラ国立宮殿」は

なんだか興味がわかずパス

「ムーア人の城跡」の前で
ある直感のもとに下車

チケット売り場

入り口に数匹の猫がいました

おじゃまします

おう！

この石と
土と
苔と
名もなき小さな花の色が
混然一体となって
とてつもなく美しい

ゴミ箱のある風景

入り口は登山道の入り口みたいで
森の奥へ入っていく感じ

遠くに
さっきパスした
シントラ国立宮殿が見えます

ここはうっそうとした林に囲まれています

観光地っぽいのはここまで

やっと城壁が見えてきました

城壁の外側は断崖です
この石段を上って行くと
左右の先に砦があります

私は派手な方より

高い方を選びました
頂上から思わずヤッホー

すごく広大な景色だったのに
そこで撮ったムービーを
全て消してしまいました、、、
ToT

途中
ペナ宮殿が見えました


なんか、、

ラブホみたい

この城跡の素晴らしさは
私のヘボ写真では伝えられませんが

まず
昔の姿をそのままに
観光客用に
ロープとか手すりとか
いっさい施してないところがいいです

通路の幅は狭く
壁は低く
風が吹いているので
けっこう危険です

ここには
想像力をかきたてる
色んなアイテムがありました

なんかワクワクしませんか？

そう

ここは

セーブポイント!



(はい、バカです)

豪奢さはないけれども
気高く
厳(おごそ)かな
場所でした

ペナ宮殿はパス

何しろムーア人の城跡から
見た姿が滑稽だったので、

まだ街は渋滞してます
シントラ駅の周辺には興味が持てず
ちょっとウィンドウショッピングをして
帰途につきました

帰りの列車では
親切な駅員さんが
乗り換えの情報を教えてくれて
無事、ロッシオへ到着

今夜の食事です
いつものサンドイッチは
裏切りませんが

冒険した揚げ物とスープは
アウトでした

スイーツにハズレなし
ポルトガル

さて、帰国日です

お土産を買いに街に繰り出す

銅製品が安いというので
何か買いたかったのですが
惹かれる物が見つからず

アズレージョも
気に入ったものは
アンティークでやたら高い

生活雑貨の店で
石のバードバス
欲しかったけど
持って帰れる重さではなかった、

缶詰専門店を発見

色々、取り混ぜて買いました

おいしかったです

最後のランチはレストランで

メニューは魚料理が多い

イワシの塩焼きを注文する

２匹も来る

１匹で飽きる

そこまで魚好きではないし

よく見ると簡素な食事です
10.75ﾕｰﾛ

リスボン空港までタクシー
7.2 ﾕｰﾛ

エールフランスの軽食

トマトとモッツァレラチーズのサラダ
おいしい！

夕食にはカマンベールが、、、

デザートのエッグタルトがまた、、、

ウマイぞエールフランス

遅れたけどね

到着が遅くて成田で夕食
いつものようにうどんで締める

ただいまー！

「旅の総括」あります。

「イベリア半島・駆け足横断７（旅の総括）」に続く
https://4travel.jp/travelogue/10344684