2008/12/07 - 2008/12/11
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エトランゼさん
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ニュルンベルクから今度はビュルツブルクにやってきました。
ここは長崎で長く暮らした医師シーボルトの誕生の地であり、ノーベル賞を受賞したレントゲンが学んだ地でもあって日本にはなじみが深い街だそうです。今までとはまた違った街の雰囲気を味わえそうで楽しみです。
さらにここはフランケンワイン生産の中心地でもあります。車窓からもブドウ畑が広がっているのが見えました。
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- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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ビュルツブルク中央駅
駅舎は近代的なものでした。駅の後ろにはブドウ畑が延々と広がっていてさすがワインの産地だとわかります。 -
ここは観光地でロマンチック街道の入り口です。観光客が大勢利用する駅なのにエスカレーターもエレベーターもないのには驚きました。この階段の横にあるベルトに荷物を乗せて一緒に歩いて階段を上り下りするのです。大きなスーツケースを持つ旅行者は大変です。
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駅から近いホテルに4泊しました。トラムもバスも通っている賑やかなメーンストリートもすぐ前です。どこに出掛けるにも便利です。
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ホテルに落ち着いた後、街に出ました。まずマルクト広場です。クリスマス市で賑わっていますがそれは後日ゆっくり見ることにします。
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聖マリア礼拝堂
1377年から1480年にわたって建てられた後期ゴシックのホール式教会建築。入り口の両側にリーメンシュナイダー作のアダムとイブの像が見えますか。 -
聖マリア礼拝堂内部
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ファルケンハウス
マルクト広場にある18世紀に建てられたロココ建築。ビュルツブルクでもっとも美しい市民の邸宅だと言われています。 -
ノイミュンスター教会
11世紀に建てられたロマネスク様式の建物で、赤い砂岩の正面と丸屋根は18世紀に改築されたそうです。 -
ノイミュンスター教会は聖キリアンのために建てられた教会です。この地で殉教した聖人キリアンは今なお愛されているようです。
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アウグスティナー教会
教会内陣はゴシック、長堂はバロック様式で建てられています。 -
市庁舎
12世紀に建てられた塔の部分が一番古く、その後増築され市庁舎は拡大されていきました。 -
そろそろ街に灯りがともり始めました。この通りの先には聖キリアン大聖堂が見えますが、そちらは明日にでも行くことにして、今日は反対側の旧マイン橋へ行って見ます。
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旧マイン橋
1473年から1543年に建てられた橋には12人の聖人の像が並んでいます。 -
橋の上にはもちろん聖人キリアンの像もあります。この橋からマリーエンベルク要塞が美しく見渡せ、多くの人が記念写真を撮っていました。
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シュティフト・ハウク教会。
次の日の朝一番に行ってみたのがこの教会です。ホテルの窓からよく見えるので気になっていたのです。17世紀に建てられたフランケン地方初の大きなバロック様式の教会です。 -
シュティフト・ハウク教会内部。
白で統一されてとてもきれいです。 -
ユリウスシュピタール
16世紀に創設された施養院。現在は病院、老人ホームそしてワイナリーという組み合わせの財団法人になっています。 -
ユリウスシュピタールの中に入ってみると、とても立派な建物と庭が続いています。ここは病院なのか老人ホームなのかシーンとしています。
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こちらはユリウスシュピタールを創設したユリウス・エヒター・フォン・メスペルプルン領主司教の像。
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レジデンス(世界文化遺産)
18世紀半ばに建てられた領主大司教の居城。
大きな建物ですが見学者が少ないのか周りに誰もいなくて、どこから入るのかわからなくて探しました。 -
さすが宮殿、建物の細部にまで凝っています。
入場すると手荷物はすべて(カメラも貴重品も)ロッカーに預けるように言われましたが後から来た団体客は荷物を持ったままで入場していきました。??
中は撮影禁止です。階段の間の天井画には圧倒されました。 -
レジデンスに隣接する宮廷庭園。
誰もいない静かな庭園をゆっくり散策してきました。 -
聖キリアン大聖堂
11世紀に建てられたロマネスク様式の教会。 -
聖キリアン大聖堂を反対側から見ると違う建物のように見えます。1040年に建築が始まり、その後時代と共に移り変わる芸術様式の影響を受けているからでしょう。
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聖キリアン大聖堂内部
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アルター・クラーネン
1770年に作られた古いクレーンで昔は船の荷揚げに使われていました。 -
クレーンが活躍していた頃の説明はドイツ語なので読めませんが、絵を見ても当時の様子が伺われます。
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クレーンの上にあがる石の階段。素敵な道に見えたのですが、この時は夕暮れであたりに人がいなかったので上がっていくのをやめました。クレーンの隣はワインハウスです。
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クレーンのある川沿いは旧マイン橋もマリーエンベルク要塞も見渡せるいい散策道です。そして反対側を見るとブドウ畑の斜面が広がっています。
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かわいい建物のワインハウス
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クリスマス飾りされたおしゃれな路地。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 前日光さん 2009/06/06 01:29:04
- ヴュルツブルグの街
- こんばんは〜
エトランゼさん、これからは、お若い方かもしれない?という気をつかわなくてもいいのでしょうか?(失礼いたしました(^_-))
さて、このヴュルツブルグは、我が家を建てたとき、広島の義理の姉が、広島在住の画家の方が描いたという「ビュルツブルグの広場」らしき水彩画を送ってくれました。
全体的に紫色の色調の素敵な絵です。
それ以来、ヴュルツブルグの街が、私の中で勝手に美しい妄想を描くようになってしまいました。
相当にすばらしい街なのでは?と年々妄想の規模が広がりつつあります。
そして、このエトランゼさんの旅行記によって、それは現実になりました。
優美な教会やステンドグラス、火ともし頃の街角、堪能させていただきました。
前日光
- エトランゼさん からの返信 2009/06/06 21:07:44
- RE: ヴュルツブルグの街
> エトランゼさん、これからは、お若い方かもしれない?という気をつかわなくてもいいのでしょうか?(失礼いたしました(^_-))
私も前日光さんはお若い方だと思っておりました。
でも何となく気の合う方だと(一方的に)思っていたのはやはり同年代だったからなんですね。
これからも気の置けない書き込みをさせていただきますね。
ヴュルツブルクについては以前に何かで読んで以来、ずっと行きたいと思っていたので、昨年ドイツのクリスマス市にいこうと決めたとき、一番に候補地に入れました。
ヨーロッパの町は古いものが大事に残されていて、その景観には圧倒されますね。
ドイツは大戦で壊滅状態になったにもかかわらず、見事に古い町並みが甦っています。日本ではなかなかこうはなりませんね。
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