2008/01/01 - 2008/01/03
492位(同エリア896件中)
松村博司さん
天草・島原の乱の戦後の史跡です。
明徳寺。
天領となった天草の統治とキリシタンの改宗が目的だったそうです。
当時の禁圧の証である石段に刻まれた十字は、今はもうモルタルに阻まれ見ることができませんでした。
さあ、次の目的地は禁圧から解放へ!
車で移動すること1時間弱。
小さな漁港。
そこに建つ天主堂。
禁教時代、激しいキリシタン狩りと弾圧の中でも、その意志を守り通した人々はかつて教会があった場所に再び天主堂を作りました。
漁港のほとんどの住人が信者であり日曜のミサには畳敷きのこの場所に集まるといわれます。
それが港町にある教会、崎津天主堂です。
挫折禁止(松村博司の貧乏旅日記)
「有明の周辺で明けおめを叫ぶ旅」
http://bonkuraii.blog56.fc2.com/blog-category-48.html
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
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スコールに遭い、車に戻ってきた私たちですが、雨はいきなりやんでしまいました^^;
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折りたたみ傘を2本、車に常備し持ち出していたので濡れることはなかったのですがすごい勢いでした><
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そして3分ほどで到着。
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歩いていける距離でしたからね。
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ついでついでと言いながらなかなか最初の目的に到着しなかった今回の旅。
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明徳寺にやっとこさ到着です。
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先ほどの殉教公園と目と鼻の先。
ここは天草・島原の乱の後、キリシタン改宗の目的でたてられたお寺です。 -
ここのお寺、山門へつづく階段に十字が刻まれていると言うことで有名なお寺です。
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その十字を踏まないと入れないと言うことで、当時の禁圧がどれほどすごかったのかわかりますが・・・
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どこをどう探しても十字は見つかりません。
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モルタルで補強していてよくわからないとの事でしたが実際に見てみると、これは補強ではないですね〜^^;
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あくまでも現地に行って感じた個人的な感想ですので根拠もなければ、話を聞いたわけでもないのですが・・・
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戦前ならともかく戦後には平等、宗教の自由を国の方針としてきた日本にある宗教法人がまさか他宗教の最も重要な宗教的象徴を足に踏むという行為はやはり許されないのではないでしょうか。
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何カ所かモルタルが割れてはがれているところがあったのですが、見ると石段の上に塗り固められたモルタルは3〜4cmに及んでいました。
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これでは十字を見ることはできませんね。
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しかし、正直これは非常に残念だなと思います。
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日本の不の歴史としてきちんと後世に残せていればと思います。
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この階段に人が入れないように封鎖して・・・ねぇ?
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五七桐がでかでかと門に貼り付けてありました。
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で、サクッと次の場所へ向かいましょう。
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どえらい細い道ですが上り下りがそれぞれ一通なので安心して走れます。
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雨上がり。
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そしてここで新しいことをスタート。
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現在デジカメはLUMIXのFX100を使用しています。
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しかし、落下して調子が悪くなったと思っていた前に使用していたFX01も問題なく使用できました。
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てな訳で、私も写真は撮るのですが古いFX01をトド君に渡して撮ってもらおうということになったのです。
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これから次の目的地までは1時間ちょっとのドライブになります。
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しかし・・・めまぐるしく変わる天気だな^^;
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まあ、晴れるのはいいことです。
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雨上がりはチリやほこりも一緒に一緒に洗い流してくれるので風景も色が深くなって気持ちいいですしね。
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写真は山の中。
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でも実は私たち、海岸沿いを南下中。
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下島を時計回りに回っています。
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と言いつつ、道が整備されている国道226号線を通っているので半ば中央突破に近いのですが。
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いつの間にかまた雲が増えてきましたね〜^^;
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何なんでしょうか、今日の天気は;;
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また雨?
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振り向けば青空なんですがね〜。
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さあ、目的地の看板も見えてきました。
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目的地まであと少しです!
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相変わらず雨はぱらぱら降っています。
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そして相変わらずの青空w
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もう、わけわからん><
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一町田川を渡っていよいよ海へ出ます。
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2008年の1月、扉絵に使った写真に写っていた湾の端っこ辺りになります。
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早浦でいいのかな?
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何かの地図で瀬戸となっているのを見たのですが、ここで改めて地図を見るとこの地域の瀬戸って上島と下島の間に流れている細い川というか運河というか、海峡というか・・・そこのことをいうみたいです。
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私はいったい何で見たんでしょうかね〜^^;
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P115から始まるファイル名の写真がトド君撮影のFX01なのですが、やっぱりなんだかピントが甘いですね。
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落としてレンズ部分の角を打ったのがまずかったよな・・・
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この写真とか・・・なんだかボヤ〜としてる><
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そんなことを言っているうちに目的地周辺です。
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見えました!
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大江天主堂は後から行きます、まずは崎津天主堂から。
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で、観光駐車場を発見。
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写真には写っていませんがどえらい狭いですが、周辺に何カ所か似たような観光駐車場が点在していました。
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ここまでの道のりはこんな感じ。
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いかにも港町と言った風情です。
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で見えてきました。
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崎津天主堂です。
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クリスマスの飾り付けがそのまま?
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それともそのまま新年を祝うために装飾をそのままにしているのですかね?
このあたりのシステムが、正月は正月、クリスマスはクリスマスとして過ごしてきた私にはちとわかりにくいです^^; -
実はこの教会、1569年に建てられました。
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しかし、その後の禁教令で取り壊されることに。
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再び建てられたのは維新後の明治16年。
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現在建っているのは昭和9年に改築した物です。
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この天主堂の特徴は漁村に忽然と建っているその風景。
この風景に惚れてここまで来たのですがもう一つの特徴に中が畳敷きになっている全国でも珍しい作りとなっています。 -
この日、残念ながら中を見ることができませんでしたが、とりさえず私たちは高台の上にチャペルがあるというのでそこに行ってみることにしました。
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この天主堂を遠目から、風景の一部として見てみたかったので。
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途中境内を抜け・・・
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で、金刀比羅宮発見。
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ん〜階段・・・
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日頃の鍛錬の成果を見せてやる!
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てな訳で一気に登ってきました。
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トド君が追いつくまでの間、のんびり風景を見ながら休憩。
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追いついたら休む間を与えずに再出発w
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鬼? 自らの不摂生を呪うがいいw
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そして頂上到着です。
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本当に港の中に教会がある・・・
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穏やかな風景ですね。
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向きを変え、外海を見ると大荒れでした^^;
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2008年1月の扉絵に使った写真の原板です。
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苦労して登ってきた甲斐がありました。
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ボタンを押すと鐘が鳴るようです。
が、男二人でそれはやりたくありません^^; -
少しの間休憩して、さあ来た道を下りましょう!
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ってこんなものを発見しました。
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写真の一番奥にレガシィが写っているのわかります?
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車に戻り、場所を変えて撮影です。
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本当は対岸から撮りたかったのですが時間がないのであきらめることにしました。
ちなみに本家ブログ、2009年5月のタイトル画像がここから撮影した写真を使っています。 -
それでは次は大江天主堂へ向けて出発です。
つづく〜
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