1 イルホルン　Illhorn 2,716M

2003/07/25 - 2003/07/25

シエールからバスでのアクセスとなるアニヴィエの谷には、魅力的なハイキングコースが多数ありますが、このコースは、シャンドランから2,468Mのルモアンツまでチェアリフトが引き上げてくれますので、たった５０分足らずの易しい登りで頂上ならではの大パノラマが得られます。
歩行に要する労力と得られる景観の対比では、私の少ない経験の中では、間違いなくナンバーワンに位置します。
北はローヌ谷から立ち上がるビーチホルン、南はヴァイスホルンからグランコンバンまでの高峰が迫力で立ち並びます。以下は全て頂上付近からのショットです。(2011/5/14改訂)

I did not start my blog with this mountain, Illhorn without a reason.
This is probably one of the most rewarding or efficient ascents throughout my career of hiking in Valais retrospectively even from now, though naturally very limited, in a sense that a panoramic summit view is obtainable only by an easy walk of some 50 minutes.
Bietschhorn in the north is overwhelmingly dominant showing its entire symmetric south face extending its ridge to the bottom of Rhone Valley (Discount may be required for somewhat exaggerated expression).
Series of high peaks in the south stretching from Weisshorn through Grand Combin are also unexpectedly close to our eyes.

As you see now, this blog is not for serious walkers at all, but rather for beginners, yet, tired of Baedeker's spots always populous with people from all over the world, and wishing for more peaceful places.
(Descriptions in English added on 14/5/2011)

エリア アニヴィエの谷(スイス)

アクセス：シエールからバスにてシャンドラン手前のリフト乗り場前で下車。リフトでルモワンツへ。

中央の冠雪の頂はバルムホルン

左からヴァイスホルン、チナールロートホルン、マッターホルン、ダン・ブランシュ

イルホルン頂上１０M手前。ここだけ足元に注意が必要です。

ローヌ谷、中央にはビーチホルン

左右にピークを持つ幅広の山、ヴィルトゥシュトゥルーベル

左からピーニュ・ダローラ、白いラ・セルパンティーヌ、王冠のようなグラン・コンバン

白いピークは、左からディアブルレとヴィルトゥホルン

イル湖、その向かいにシュヴァルツホルン。右端はロートホルン。

イル湖越しのバルムホルン

この旅行記へのコメント （4）

• RyuSie（りゅうじ）さん 2013/08/10 13:44:25

  初めまして！

  　RyuSie（りゅうじ）と申します。
  どうぞよろしく！
  
  　２０日から２年ぶり数度目のスイスに旅立ちます。
  今回はZinalに初めて行きますが、ここも訪れたいです。
  　また、月並みにZermattにも滞在するので、
  両方向からのアルプスの景観を楽しみたいです。
  
  　いぶれすさんのお名前は以前から拝見してましたが、
  スイスの旅行記、大変参考になります。
  　私はメタボなもので！？標高差のあまりない
  ハイキングコースを中心に歩いてますが、
  どうぞよろしくお願いします。
  
  RyuSie

  いぶれすさん からの返信 2013/08/14 19:14:58

  Zinal

  RyuSieさん
  
  書き込みありがとうございます。
  私も、随分以前からRyuSieさんのご投稿を各所のサイトで拝見しております。
  スイスから遠ざかって久しい私ですが、少しでもお役に立てる情報があると聞けば嬉しいです。
  
  ありがとうございました。
  
  

• 4nobuさん 2009/05/21 09:29:02

  珍しいイルホーンの記事

  はじめまして
  イルホーンに行く人は珍しいですね。
  まだ確定ではありませんが、今年のスイス計画ではオートルートの途中に再度イルホーン峠を越えて（ここからは初めてになる）グルーベンに行く可能性があります。
  もうひとつの候補では貴君のタイトル写真になっているアレッチ氷河を1泊で縦断するのもあるのですがこれも天気しだいで未定。
  

  いぶれすさん からの返信 2009/05/21 18:54:59

  オートルート

  4nobuさん　私の掲示板への初カキコありがとうございます。
  オートルートとはすごいでね。どのようなご計画でしょうか。まさか全コースを1回で踏破されるわけではないですよね。私は本しか持っていません。Ciceroneのです。
  オートルートの途中でイルホルンへ寄るメリットとしては、足下に広がるローヌ谷の景色くらいでしょうか。山々は、それまでに充分ご堪能される事でしょうから。
  トゥルトマンタールへは、かつて峠越えではなく、バスでグルーベンへ入り谷奥のSAC小屋まで往復したことはあります。
  又、オートルートの極一部であるユンゲンからアウクシュトボルト峠への途中のトゥヴェラまでの往復は、今年の計画に入っています。
  アレッチ氷河縦断もすごいですね。コンコルディア・ヒュッテ泊ですよね。まさにアルピニストの世界でしょうから格別でしょうね。