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トルクメニスタンに続きとても謎が多い国、タジキスタン。サマルカンドから約60Kmほどでパンジャケントという街にいけるため、国境越えすることにした。タジキスタンの東部は世界の屋根を構成するパミール高原がある。そして、国土の93%が山地であり、しかもその半分が3,000m以上という場所。<br /><br />タジク人が主要な民族であるが、山岳民族であることから、顔立ちが明らかに違う。しかも、眉毛をつなげるのは大人の証ということで、女性の眉毛が一本で書かれている。ウズベキスタンともトルクメニスタンともまた違った雰囲気を感じ、そして、山岳地帯の美しさが魅力的な国であった。<br /><br /><br />【全行程】<br />5月1日<br />関空⇒ソウル・仁川空港⇒タシケント<br /><br />5月2日<br />タシケント⇒ヌクス⇒ムイナク(アラル海・船の墓場)⇒ヌクス<br /><br />5月3日<br />ヌクス⇒ウズベキスタン・トルクメニスタン国境⇒クフナ・ウルゲンチ⇒ダシュホウズ⇒ウズベキスタン・トルクメニスタン国境⇒ヒヴァ<br /><br />5月4日<br />ヒヴァ⇒ウルゲンチ⇒タシケント⇒サマルカンド<br /><br />5月5日<br />サマルカンド⇒ウズベキスタン・タジキスタン国境⇒ペンジケント⇒ウズベキスタン・タジキスタン国境⇒タシケント⇒ソウルへ<br /><br />5月6日<br />ソウル⇒関空<br /><br />

ロバとラクダのシルクロード・中央アジア7 ~自然が美しいタジキスタン~

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2009/05/01 - 2009/05/06

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ゴリ

ゴリさん

トルクメニスタンに続きとても謎が多い国、タジキスタン。サマルカンドから約60Kmほどでパンジャケントという街にいけるため、国境越えすることにした。タジキスタンの東部は世界の屋根を構成するパミール高原がある。そして、国土の93%が山地であり、しかもその半分が3,000m以上という場所。

タジク人が主要な民族であるが、山岳民族であることから、顔立ちが明らかに違う。しかも、眉毛をつなげるのは大人の証ということで、女性の眉毛が一本で書かれている。ウズベキスタンともトルクメニスタンともまた違った雰囲気を感じ、そして、山岳地帯の美しさが魅力的な国であった。


【全行程】
5月1日
関空⇒ソウル・仁川空港⇒タシケント

5月2日
タシケント⇒ヌクス⇒ムイナク(アラル海・船の墓場)⇒ヌクス

5月3日
ヌクス⇒ウズベキスタン・トルクメニスタン国境⇒クフナ・ウルゲンチ⇒ダシュホウズ⇒ウズベキスタン・トルクメニスタン国境⇒ヒヴァ

5月4日
ヒヴァ⇒ウルゲンチ⇒タシケント⇒サマルカンド

5月5日
サマルカンド⇒ウズベキスタン・タジキスタン国境⇒ペンジケント⇒ウズベキスタン・タジキスタン国境⇒タシケント⇒ソウルへ

5月6日
ソウル⇒関空

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  • サマルカンドを出発して東へ向かう。<br />

    サマルカンドを出発して東へ向かう。

  • 牛がのんびりと道端で寝そべっている。<br />

    牛がのんびりと道端で寝そべっている。

  • 天気もいいし、おくには山も見えてきたし期待が膨らむ。<br />

    天気もいいし、おくには山も見えてきたし期待が膨らむ。

  • 右手には雪をかぶった山が見えてきた。<br />

    右手には雪をかぶった山が見えてきた。

  • とても美しい。<br />

    とても美しい。

  • 牛もいたりいい風景だ。<br />

    牛もいたりいい風景だ。

  • と思っていたら国境が見えてきた。サマルカンドから1時間弱で到着。<br /><br />

    と思っていたら国境が見えてきた。サマルカンドから1時間弱で到着。

  • このあたりはのどかなところで、地元の人と国境を警備する警察でも談笑していた。<br />

    このあたりはのどかなところで、地元の人と国境を警備する警察でも談笑していた。

  • ほんとに美しい!<br />

    ほんとに美しい!

  • 空も真っ青!と思っていたらトラブル発生。タジキスタンに入れるというガイドがきていたが、そのガイド、実はビザが必要ということが判明。係官にかけあうが結局、入ることができず、ガイドはタジキスタン側の英語のみのガイドとなった。それでも問題なかったのだが、このゴタゴタで30分もロスしてしまった。<br />

    空も真っ青!と思っていたらトラブル発生。タジキスタンに入れるというガイドがきていたが、そのガイド、実はビザが必要ということが判明。係官にかけあうが結局、入ることができず、ガイドはタジキスタン側の英語のみのガイドとなった。それでも問題なかったのだが、このゴタゴタで30分もロスしてしまった。

  • ウズベキスタン側で2回目の出国を行い、タジキスタン側にいくとガイドが待っていてくれていた。タジキスタン側は、とてもフレンドリーな感じで、なじみなのかガイドがいくとすぐに手続きしてくれた。国境越えは30分で終了。あっけない。<br /><br /><br />

    ウズベキスタン側で2回目の出国を行い、タジキスタン側にいくとガイドが待っていてくれていた。タジキスタン側は、とてもフレンドリーな感じで、なじみなのかガイドがいくとすぐに手続きしてくれた。国境越えは30分で終了。あっけない。


  • そして車に揺られパンジャケントに向かう。<br />

    そして車に揺られパンジャケントに向かう。

  • それにしても道の両側ともに景色がとても美しい。<br />

    それにしても道の両側ともに景色がとても美しい。

  • すごく揺れるので歪んでしまったが、花と雪山。<br />

    すごく揺れるので歪んでしまったが、花と雪山。

  • 景色に見入っているうちに街中に到着。国境からは30分ほど。<br />

    景色に見入っているうちに街中に到着。国境からは30分ほど。

  • 最初に来たのが最近できた博物館。<br />

    最初に来たのが最近できた博物館。

  • こんな名前の博物館。読めないが・・・。<br /><br />

    こんな名前の博物館。読めないが・・・。

  • 3ドル払えば撮影可能。これはパンジャケントで出土した壁画の模写。<br /><br />

    3ドル払えば撮影可能。これはパンジャケントで出土した壁画の模写。

  • この方、英語の先生だが、今はガイド。博物館のなかをひとつひとつ周り、丁寧に説明していただいた。大学で教えているとか。<br /><br />

    この方、英語の先生だが、今はガイド。博物館のなかをひとつひとつ周り、丁寧に説明していただいた。大学で教えているとか。

  • 興味を引かれるものもたくさんあった。<br />

    興味を引かれるものもたくさんあった。

  • サマルカンドもブハラもほんとはタジク人の文化遺産である。それが今ではウズベキスタンに属しているから、タジク人はあまりよく思っていないようだ。<br /><br />

    サマルカンドもブハラもほんとはタジク人の文化遺産である。それが今ではウズベキスタンに属しているから、タジク人はあまりよく思っていないようだ。

  • 石器やら絵画、そして民俗的な資料、そして動物の剥製など、なんでも置いてある。歴史及び民俗博物館とったところか。<br /><br />

    石器やら絵画、そして民俗的な資料、そして動物の剥製など、なんでも置いてある。歴史及び民俗博物館とったところか。

  • 真ん中に書かれているのは国旗だ。<br />

    真ん中に書かれているのは国旗だ。

  • そして最後は大統領。<br />

    そして最後は大統領。

  • 博物館の周りは整備されている。出口で物売りのおばちゃんたちがすごく、バッチを買って逃げるように外に出た。<br /><br /><br />

    博物館の周りは整備されている。出口で物売りのおばちゃんたちがすごく、バッチを買って逃げるように外に出た。


  • そしてソグド人の古代遺跡に向かう。<br />

    そしてソグド人の古代遺跡に向かう。

  • 街の南の台地にあるので車は上っていく。<br />

    街の南の台地にあるので車は上っていく。

  • 到着。観光地化されていないのがいい。欧米人ツアーの大型バスが1台あった。<br /><br /><br />

    到着。観光地化されていないのがいい。欧米人ツアーの大型バスが1台あった。


  • 遺跡へ出発。<br />

    遺跡へ出発。

  • 看板もだいぶ疲れている。<br />

    看板もだいぶ疲れている。

  • タシケントからサマルカンドの途中でよく見た赤い花がここでも咲いている。<br />

    タシケントからサマルカンドの途中でよく見た赤い花がここでも咲いている。

  • 小山を上ればこんな風景が広がっている。<br />

    小山を上ればこんな風景が広がっている。

  • 足元に気をつけながら歩く。<br />

    足元に気をつけながら歩く。

  • 景色を楽しみながら遺跡を散策。<br />

    景色を楽しみながら遺跡を散策。

  • これらの山はザラフシャン山脈で、パミール高原はもっと奥にある。<br />

    これらの山はザラフシャン山脈で、パミール高原はもっと奥にある。

  • このスペースでイベントをやっていたようだ。<br />

    このスペースでイベントをやっていたようだ。

  • さらに奥に進む。<br />

    さらに奥に進む。

  • 向こうに門が見えた。8世紀にアラブの来襲があり、住民が街を放棄したようだが、そのままの形で残っているのだ。<br /><br />

    向こうに門が見えた。8世紀にアラブの来襲があり、住民が街を放棄したようだが、そのままの形で残っているのだ。

  • 門のアップ。綺麗な形で残っている。<br />

    門のアップ。綺麗な形で残っている。

  • さらに進むと素晴らしい景色が広がっている。<br />

    さらに進むと素晴らしい景色が広がっている。

  • 山の形といい稜線といい色合いといいなんともいえない。<br />

    山の形といい稜線といい色合いといいなんともいえない。

  • 右を見るとこんな遺跡もある。これは家の跡か?<br />

    右を見るとこんな遺跡もある。これは家の跡か?

  • 遺跡の一番端までいくと、パンジャケントの街が一望できる。

    遺跡の一番端までいくと、パンジャケントの街が一望できる。

  • 遠くをみるとこっちにも雪をかぶった山がある。<br />

    遠くをみるとこっちにも雪をかぶった山がある。

  • 川もあって美しい街だ。<br />

    川もあって美しい街だ。

  • 右下に写っているカップルもサマルカンドから日帰り観光らしい。この後、写真を撮ってくれといわれたときに少し会話する。<br /><br />

    右下に写っているカップルもサマルカンドから日帰り観光らしい。この後、写真を撮ってくれといわれたときに少し会話する。

  • ガイドの教授先生、このあと講義があるとかで、遺跡めぐりも終わり。弟子の人も一緒に来ていた。この弟子は日本語を勉強中のようだ。<br /><br />

    ガイドの教授先生、このあと講義があるとかで、遺跡めぐりも終わり。弟子の人も一緒に来ていた。この弟子は日本語を勉強中のようだ。

  • これは南側のザラフシャン山脈。<br />

    これは南側のザラフシャン山脈。

  • この道は昔はメインストリートだったのだろうか。比較的大きな道だった。<br />

    この道は昔はメインストリートだったのだろうか。比較的大きな道だった。

  • できれば1日かけてゆっくりと散策したいような場所だ。<br />

    できれば1日かけてゆっくりと散策したいような場所だ。

  • 次は街に戻り昼食。ここでガイドの教授先生とお別れ。<br />

    次は街に戻り昼食。ここでガイドの教授先生とお別れ。

  • この肉はおいしかった。<br />

    この肉はおいしかった。

  • これはスープ。ウズベキスタンとは違う味付けのように感じた。<br /><br />

    これはスープ。ウズベキスタンとは違う味付けのように感じた。

  • 食事を終わらせ向かったのがマーケット。地元の人がたくさん来ている。<br /><br />

    食事を終わらせ向かったのがマーケット。地元の人がたくさん来ている。

  • これは綿花の油のようだ。<br />

    これは綿花の油のようだ。

  • 日用品や食料が安い値段で売られている。日本人が珍しいのか、じろじろと見られる。どこから来たのか?と聞く人もいた。<br /><br />

    日用品や食料が安い値段で売られている。日本人が珍しいのか、じろじろと見られる。どこから来たのか?と聞く人もいた。

  • マーケットの外ではいくつかの店がある。<br />

    マーケットの外ではいくつかの店がある。

  • 店の看板。何を書いているんだか・・・。<br />

    店の看板。何を書いているんだか・・・。

  • そろそろ時間なので、タジキスタンへのショートトリップも終わりだ。首都のドゥシャンベにも次回は行ってみたいものだ。パンジャケントから車で山を越えて7時間かかるらしい。<br /><br /><br />

    そろそろ時間なので、タジキスタンへのショートトリップも終わりだ。首都のドゥシャンベにも次回は行ってみたいものだ。パンジャケントから車で山を越えて7時間かかるらしい。


  • 国境までいく間、日本語を勉強している人と片言の日本語で会話する。とても熱心そうだが、日本語はまだまだ。日本語ガイドがタジキスタンにいないのが問題だと言っていたので、是非とも頑張って欲しい。ジャーナリストからガイドに転向したようだ。<br /><br />タジキスタン側の国境はすぐに通過。そして、ウズベキスタンへ3回目の入国でスタンプが3つになった。国境通過はわずか30分。タジキスタンはまた行ってみたい国のひとつとなった。<br />

    国境までいく間、日本語を勉強している人と片言の日本語で会話する。とても熱心そうだが、日本語はまだまだ。日本語ガイドがタジキスタンにいないのが問題だと言っていたので、是非とも頑張って欲しい。ジャーナリストからガイドに転向したようだ。

    タジキスタン側の国境はすぐに通過。そして、ウズベキスタンへ3回目の入国でスタンプが3つになった。国境通過はわずか30分。タジキスタンはまた行ってみたい国のひとつとなった。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • スーポンドイツさん 2009/05/18 09:23:42
    追伸
    国境付近のお写真、よく撮られましたねぇ。
    貴重です!
    大昔、ソ連の空港やベルリン国境で銃を向けられながら通過した記憶があって、とてもカメラを出す勇気がありませんでした。
  • スーポンドイツさん 2009/05/18 09:06:00
    これがペンジケント♪
    ゴリさん、こんにちは
    赤いポピーがたくさん咲いていますね〜♪
    ほんとはこの時期に行きたかったのです。

    まだ雪を戴いた山々の神々しさ・・澄み切った空気を感じます。
    実は私はまわりの景色にすっかり圧倒されてしまって・・(~_~;)
    ゴリさんのお写真で門や家の形をはっきりと見せていただき、再確認できて嬉しいです。
    ガイドさんは同じ方だった気がします。英語しか話されませんでしたが・・あのワゴンはよく揺れましたね〜。車の中から、正面に見えた三つの高峰や街の景色をうまく写せませんでした。
    素晴らしいお天気でしたから、半日ではもったいないでしたね。
    すーぽん

    ゴリ

    ゴリさん からの返信 2009/05/18 10:03:12
    RE: これがペンジケント♪
    すーぽんさん、こんにちは!
    書き込みありがとうございます。
    新型インフルエンザの影響で、午前中は自宅待機になっております・・・。

    それはさておき、赤い花はなんだろう?と思っていたのですが、すーぽんさんの旅行記を見てポピーとわかりました。花はまったく疎いもので・・。確かに花が咲く季節はいいですね。周りの景色とよくマッチしていて、美しかったです。

    それとガイドさんですが、すーぽんさんの旅行記を見て、この人!って思いました。あまりガイドさんがいないのでしょうね。しかも英語が喋れる人というのは貴重なのでしょう。博物館についても、すーぽんさんの旅行記を見て、初めて名前を知ったという感じですし、中のことを詳細に紹介されていましたので、改めて勉強になりました。

    国境での写真ですが、実はドキドキでした。ライフルを持った人もたくさんいますし。実はタジキスタンからウズベキスタンへの入国のとき、警備員に声をかけられてしまいました。写真撮っただろ?のようなことを言ってましたが、言葉がわからなかったので、わかりませんって言うとそのままスルーでした。ただ、空港内で写真を撮ってはダメといいながら、みんなパシパシ撮ってましたので、旧ソ連時代の名残だけど、みんなそれほど厳格に適用してないようにも思います。そろそろ、体制が変わっていけばいいんでしょうね。

    次に行く機会があれば、ペンジケントから7時間かけて首都のドシャンベに行ってみたいです。

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