2009/05/02 - 2009/05/02
99位(同エリア136件中)
しろくろさん
5月2日、サマルカンドに近いタジキスタン・ペンジケント遺跡に日帰り小旅行してきました。
ちなみにサマルカンドはもともとタジク領だったそう。
去年まではビザなし突撃入国(要ワイロ)が可能だったらしいが現状はどうやら難しい模様。
なので日本でのビザ取得を含め、手配は旅行会社JICさんに依頼しました。http://www.jic-web.co.jp/
2日は雨との予報を裏付けるかのように1日夜中は雷雨となり、祈りながら眠りにつく。雨はよろしくない。動きにくいし、湿気で頭が爆発するけん。祈りの甲斐あって翌朝はすっきりと快晴!今回の私は無敵の晴れ女。
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レギスタン広場そばの国立文化歴史博物館の裏から、国境の町JARTEPA行きのマルシルートカ(273番)が頻発している。
前日の下見で声を掛けてきたオッチャンが9時発の自分の車に乗れ、と勝手に私の名を予約帳に書き込んでいた。4,500スムだという。
しかし10時までに国境に着かねばならぬというのに9時発では間に合わないので、オッチャンの予約を反故にし8時に乗り場に行って3,000スムで乗せてくれる車を発見。2,000でいけると聞いていたけどまあいいか。
ところが出発間際に昨日のオッチャンに見つかってしまった。彼はこの乗り場の元締めなのか頑固に「ネエチャン4,500やで!」と言ってくるが私が首を振るので諦めた様子。 -
JARTEPAには9時前に到着。意外と早かった。
車を降りるとすぐに立派な国境事務所があり、肩から銃を下げた兵士達の姿に緊張感が高まる。
税関申告書を新たに1枚書いて、空路入国したときに返されたものと合わせて2枚提出。タジク人2名に申告書の代筆を頼まれた。他に人がいるのになぜ外人の私に?現地人に見えたのかしら♪
パスポートにハンコを押されたらウズ側の出国は何の問題もなく終了。
9時55分、いよいよタジク側入国。
とぼとぼと歩いていくとただの「小屋」がある。その横でガイドさんと合流。国境事務所たる小屋の貧相さにあっけにとられている内にガイドさんがサクサクと手続きしてしまい、ビザの上にスタンプが押され、めでたく入国。(税関申告書は1枚でいいみたい。)
このタジク側の職員がやたらフレンドリーで緊張感ゼロ過ぎて笑えた。
初めての陸路国境越え、多少の「事件」を期待していたもののあっけないくらいスムーズだった。人によっては所持金検査されるみたいですね。
ソ連製の年季入った車が走り出すと、道端で色とりどりの野花たちが歓迎してくれた。 -
優しい親戚のおじさん、といった風貌のガイドNiyozkulさんと、フランス系でめちゃくちゃ優しい運転手マルセイとはすぐに打ち解けた。タジキスタンいい感じ。
舗装なんてされてない凸凹な土の道路を、ジェットコースターさながらに揺られつつ走る。Niyozkulさんも例に漏れず「道路が悪くって・・・」を連発していた。
8世紀頃ペルシャ系民族ソグド人の町であったペンジケント遺跡に到着。 -
ペンジケントに行った人から「ただの土くれだった」という感想を聞いたが、本当にここが遺跡です、という説明なしではただの土くれと穴ぽこにしか見えない。でもよーく見ると、確かに人為的に作られたものの痕跡が見られる。
やはりここは昔の人が文明を築いた場所なのだ。もぐらの集合住宅ではないのだ。 -
この町のかつての姿を想像してみる。
一瞬、賑やかなバザールで人々の笑いさざめく声が聞こえる気がした。 -
一応貴重な遺跡だというのに、ちびっこは遊ぶし野良牛もいる。この放置状態は一体。
日本だったら考えられへんよー -
拝火教神殿の跡。
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まさかペンジケントがこんなにメルヘンな場所とは、そして年甲斐もなくお花畑で写真を撮られるとは思わんかった。
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遺跡の入り口近くにある小さな博物館は、当時の生活用品など展示され意外と見ごたえあります。
この日はとても暑かったので、伝統の粘土で作られた建物内部はひんやりと涼しく。。。 -
館内はこんな感じで、現在はエルミタージュ美術館所蔵の壁画の複製もあります。
中国から画家を招いて描かせていたという壁画から、当時の風俗が窺い知れて面白い。ただし顔が中華風。インド人商人が来てゲームをしている絵もあり諸国の人々が行き交う「シルクロード」の通過点だったことが実感できます。 -
遺跡を堪能した後はバザール散策。実はこっちの方が楽しみだったりして。
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ペルシャ系の血を引くせいかな?顔が濃い人が多いような気がする。
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ベビー用品の店で。
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ここのナンは、サマルカンドのもののようにピカピカツルツルしていない分素朴で美味しそう。
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八百屋さん。
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カッテージチーズとスメタナの中間のような、伝統的な乳製品を売るおばちゃん。たらいにテンコ盛りのを少し味見させてもらおうとすると、袋にたくさん詰めてくださいました。胃腸によいらしく濃厚で酸味が強い。
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乾物と美女。
店主のおじいさんは昔日本に行ったことがあるそうで、私が日本人だと知ると大喜び。お豆だのナッツだのといろいろ試食させてくれた。 -
写真を撮らせてもらうと嬉しそうにはにかんでいた美しすぎる花嫁さん。どうかどうか、幸せになってね。
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バザール前の通りに洋服屋さんが多く、女性の可愛い民族衣装(丈の長いワンピース)が欲しくなった。でも日本では派手過ぎてちょっと浮いちゃうかな。
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ガイドさん宅の中庭で語らうおっさん数人。日本人は働きすぎと言われるけど、ここの人たちは何で生計を立てているのか謎なほど昼間からくつろいでいるなぁ、と思う。
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2時過ぎ、奥様の手料理で遅めの昼食。
メニュゥは大好きなラグマンと、香ばしい焼きたてナン、ほくほくのじゃがいもと甘いたまねぎと鶏肉の炒め煮。シンプル塩味が引き出す驚きの旨み。
食堂のごはんよりもやっぱりおふくろの味が一番美味しい。 -
へんてこな野菜、"Revoj"というらしい。
根元が赤くて繊維質な茎を、塩につけて食べるとワインに合うとのことで・・・ -
タジク産赤ワインのお供に食べてみました。
酸味と渋みが合うといえばそうなのか。うーん、オトナの味やね。
イケメン運転手マルセイにじゃんじゃん呑まされ、真っ赤になってしまった。こんなんで国境通過できるんかーーー。 -
私が貰ったミネラルウォーターを忘れたのに気付くとわざわざ自宅に引き返してくれた、親切なガイドのNiyozkulさんとガソリンスタンドで。
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両脇に真っ赤なひなげし(ポピー)の咲き乱れる草原を眺めつつ、土煙を上げながらウズベキスタン国境まで走る。
(※こうやって咲いてるひなげしは阿片が採れる「けし」とは別物です)
花が好きなのです、と言ったら、大の男二人が幾度も車を停めては色とりどりの野花を摘んでこの上なく素敵な花束を作ってくれた。
そんなことしてくれたら別れが辛いよ。
この国で過ごしたのはたった数時間なのに、とても楽しくて、最後は少ししょっぱい味がした。
今度パミール高原越えに来たときはお願いしますね、という約束と、ガイドさんが用意してくれたウズ税関申告書2枚とたくさんのお土産と花束を持って、国境を越えた。
帰りも出入国は簡単で所持金検査もない。ただ係官が暇らしくおしゃべりに付き合わされる。夕方はサマルカンド行きマルシルートカの本数が少なく3,000スムで民間人の車に乗せてもらった。
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