2002/11/01 - 2009/11/07
139位(同エリア260件中)
ゴリさん
劉備最期の地である白帝城を後にして、長江沿いを歩く。蜀に入るには険しい山か川を行くしかなかった。そして川沿いの断崖絶壁をくりぬいて桟道を作ったというわけだ。桟道を歩いていると、長江下りの船の乗客が驚いている、そして手を振ってくれる。危ない箇所もあったものの、雄大な長江を見ながら歩く桟道は最高であった。
三国志遺跡
http://www.oct.zaq.ne.jp/afdlr005/page134.html
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白帝城の裏側を出ると、瞿塘峡が見える。下のほうに見える橋を目指す。
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どこまで歩けるかな。
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橋を渡りきり、白帝城方面を見る。小高い山になっているのがわかる。
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表示板があるってことは、人は結構歩いているのか!?
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長江が近くになってきた。
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長江の流れアップ。
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瞿塘峡のてっぺんをアップ。
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石かなにかを切り出しているのか?
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こんな桟道なら歩きやすいな。
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飛船が見えた。
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しばらく歩くと風箱峡と書かれた場所があった。ここは少し開けている。ここを過ぎてから道がとても狭くなってきた。
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少し緊張気味に歩く。
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でも、振り返ると、とてもいい景色があったりする。
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急な角度だ。
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川までいけそうな感じ。
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ふと上を見ると岩が見えた。
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天気もいいし、とても気持ちがいい!
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小さい運搬船か?
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雄大だが、それにしても色が茶色すぎる。
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11月というのに、この辺からもう汗だく。
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真ん中のとんがった部分が、瞿塘峡でも一番高い部分だ。
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だいぶ歩いたぞ。
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向こう岸には人家も見える。
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目標としていた信号台に到着。このあたりは川幅が狭いので、この信号台で船の行き来をコントロールするのだ。
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信号台にあった看板。
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まだ余力があったのでもう少し歩くことにする。
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この建物、不気味やな〜と思って横切ると、確かに不気味やった。中には何もない。
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対岸に集落が見えるが、あれが大渓だ。大渓から5000余年前の新石器時代の文物が大量出土したらしい。「大渓文化」とまで命名されており、重要な文化遺跡とのことだ。
白帝城を出発してここまで2時間30分。満足したので、ここで休憩して引き返すことにした。まだまだ道はあったので、このまま下流までいけそうな感じだった。 -
休憩中、いくつもの船が通り過ぎる。手を振っていると、乗客も気付いたのか、かなり驚いたゼスチャーをして、手をふってくる。和む。
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もうかなり満足です。最後に一枚。
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引き返し信号台のところで看板を見ていると、上からおっちゃんが手を振っている。こっちへ来いと言っているので、ずうずうしくも信号台に入らせてもらった。
中はハエだらけだが、気にしない。熱いお湯を出してくれて飲めという。この2人は対岸の大渓から船でやってきて、信号台を見張っているそうな。日本から持ってきたタバコをあげるととても喜んでいた。
最初は下流の街の巫山まで歩いて行こうと思っていたが、危険かもしれないと思ってやめていた。でも、おっちゃんいわく、信号台から巫山までは歩いて3時間でいけるよと言っていた。歩きたい気もするが、途中道がなくなっていればしゃれにならないので、やめといてよかったかも。
とにかく信号台のなかでおっちゃんたちと会えて、疲れもふっとんだ。 -
白帝城を目指して引き返す。左手の崖のところに、小さく信号台が写っている。
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夕暮れどきの瞿塘峡。崖が高いので、かなり暗くなってきた。
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雄大なる長江!を見ながら歩きたいのだが、途中は道幅が30cm程度しかないところもあって、かなり危険。なので下ばかり見て歩かないと危ないのだ。こんなとこで長江に落ちたら、どのぐらいの間、発見されないのだろうか・・・。
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だいぶ帰ってきた。振り返ると夕陽に照らされとても綺麗な瞿塘峡があった。
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あの高い山の向こうまで歩いたと思うと、よくがんばったものだ。
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瞿塘峡はほんとに美しい。三峡ダムができて、水位があがり、今では景色が変わっていると思うと残念だ。
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白帝城はもうすぐそこだ。
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白帝城から橋を渡ったところに、赤甲楼という展望台があるのだ。
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白帝城に到着!
往復で約20Km、約6時間かかった。でも、歩いて本当によかった、渓谷美を噛みしめながら歩くことができた。残念なことに三峡ダムができてしまったから、この蜀の桟道も沈んでしまったのだ。あ〜もったいない。また、歩きたい〜。 -
夕陽に映える白帝廟の門。
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門から名残惜しむように瞿塘峡方面を見る。
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白帝城も今では小島になっているとか。こんな上流の場所の水位をあげてしまう三峡ダムはおそろしや。
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白帝城と瞿塘峡を堪能し、奉節のホテルに向かう。夕陽がとても綺麗だ。
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